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(財)電力中央研究所

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気体・液体・固体の状態変化の基本理論を解明(2007/6/6)
 電力中央研究所は、京都大学大学院 工学研究科 化学工学専攻 宮原 稔 教授と共同で、物質におけるナノメートルサイズの空隙において、物質の沸点(液体から気体)や融点(固体から液体)や昇華点(固体から気体)が、通常知られている温度と著しく異なることを発見した上で、この現象を熱力学で説明することに成功した。
 本成果は、将来ナノテクノロジーが進歩し、ナノメートルサイズの部品を用いる際に、部品同士の間に生じる空隙で、部品を取り巻く周辺の物質が、通常とは異なる沸点・融点・昇華点で相転移し、ナノメートルサイズの部品への機能障害を防ぐのに役立つものである。さらに今後、単原子分子より複雑な分子について、同様の熱力学方程式を導き出す際に、本成果が基礎理論になる。
 また、ナノメートルサイズの空隙の沸点・融点・昇華点は、通常の状態とは著しく異なることから、この特異性を利用した新たなナノメートルサイズの装置の開発などにブレイクスルーをもたらす可能性がある。

液化ジメチルエーテルを用いた下水汚泥の脱水に成功(2007/5/16)
 電力中央研究所では、新しく液化ジメチルエーテル(DME:化学式CH3OCH3)を用いる脱水技術を開発し、今般この技術を利用して、廃棄物として大量に排出される「下水汚泥」の脱水が可能であることを確かめた。
 また、本技術を用いれば、従来の高温にして蒸発・脱水する方法に比べて、大幅に所要エネルギーを低減できると同時に、固形分から臭い成分を分離でき、かつ分離した排水の処理も効率化できるなど、さまざまな副次的なメリットまでも生じることを明らかにした。
 下水汚泥は、固形分はかなりの発熱量を有しているものの含水率が非常に高く、またその水分が除去し難い特性を有している。このため、水分を効率よく脱水するさまざまな技術開発が進められているが、汚泥中の水を除去するには、現状では高温で蒸発させる方法を用いるしかなかった。