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細胞用の“X線CT”技術を確立(2007/3/12)
 生きたままの細胞を3次元で成分解析できる「単一細胞分光トモグラフィ技術」を、香川大学工学部助教授の石丸伊知郎の研究グループが開発した。この技術では、高い解像度と感度を持つ分光技術により、細胞の分光断層像を取得することができる。更に、細胞を回転させながら位相差像を観察し、コンピュータにより3次元位相差像を構築することにも成功している。これらの技術により、細胞内の小器官やたんぱく質、脂質などの成分分布を、立体的かつ経時的に高解像で観察できる。つまり、“X線CT(コンピュータ断層撮影法)”技術の様な、細胞の3次元イメージング手法を確立した。
 これらの技術を使い、香川大学医学部消化器・神経内科学教授栗山茂樹氏、香川大学農学部応用生物科学科教授竹川薫氏らと行った共同研究では、細胞膜表面に分布する糖タンパク質のみを蛍光染色した細胞の分光断層像を取得できた。また、乳ガン細胞内部の成分分布を無標識で3次元の位相差像として観察できた。高解像度で細胞の形態や成分変化を解析できるので、薬剤の評価システムや疾患診断システムへの応用に期待できる。