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おくすり110番(医薬情報)

おくすり110番(医薬情報)のホームページへ
添付文書改訂/使用上の注意 ダビガトランエテキシラートメタンスルホン酸塩(プラザキサ)(2011/8/12)
.【医薬品名】ダビガトランエテキシラートメタンスルホン酸塩(プラザキサ)

【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。

[警告]の項を新たに設け、
「本剤の投与により消化管出血等の出血による死亡例が認められている。本剤の使用にあたっては、出血の危険性を考慮し、本剤の投与の適否を慎重に判断すること。
本剤による出血リスクを正確に評価できる指標は確立されておらず、本剤の抗凝固作用を中和する薬剤はないため、本剤投与中は、血液凝固に関する検査値のみならず、出血や貧血等の徴候を十分に観察すること。これらの徴候が認められた場合には、直ちに適切な処置を行うこと。」
を追記し、[用法・用量に関連する使用上の注意]の項を

「(1) 以下の患者では、ダビガトランの血中濃度が上昇するおそれがあるため、本剤1回110mg1日2回投与を考慮し、慎重に投与すること。
・中等度の腎障害(クレアチニンクリアランス30-50mL/min)のある患者
・P-糖蛋白阻害剤(経口剤)を併用している患者
(2) 以下のような出血の危険性が高いと判断される患者では、本剤1 回110mg1日2回投与を考慮し、慎重に投与すること。
・70 歳以上の患者
・消化管出血の既往を有する患者」

と改め、[慎重投与]の項に
「P-糖蛋白阻害剤(経口剤)を併用している患者」
を追記し、[重要な基本的注意]の本剤投与中の出血に関する記載を

「本剤の使用にあたっては、患者の状態(腎機能、高齢者、消化管出血の既往等)による出血の危険性を考慮し、本剤の投与の適否を慎重に判断すること。」

「本剤による出血リスクを正確に評価できる指標は確立されていないため、本剤投与中は、血液凝固に関する検査値のみならず、出血や貧血等の徴候を十分に観察すること。これらの徴候が認められた場合には、直ちに投与の中止や止血など適切な処置を行うこと。特に
「慎重投与」の項に掲げられた患者には注意すること。
本剤投与中の出血はどの部位にも発現する可能性があることに留意し、ヘモグロビン、ヘマトクリット、血圧の低下あるいは血尿などの出血の徴候に注意すること。特に消化管出血には注意が必要であり、吐血、血便などの症状が認められた場合は投与を中止すること。」

と改め、

「本剤は主に腎臓を介して排泄されるため、腎障害のある患者では、本剤の血中濃度が上昇し、出血の危険性が増大するおそれがある。本剤を投与する前に、必ず腎機能を確認すること。また、本剤投与中は適宜、腎機能検査を行い、腎機能の悪化が認められた場合には、投与の中止や減量を考慮すること。」
「患者には出血しやすくなることを説明し、鼻出血、歯肉出血、皮下出血、血尿、血便等の異常な出血が認められた場合には、直ちに医師に連絡するよう指導すること。」

を追記し、[副作用]の[重大な副作用]の項の出血に関する記載を

「出血(消化管出血、頭蓋内出血等):消化管出血、頭蓋内出血等の出血があらわれることがあるので、観察を十分行い、このような症状があらわれた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。」

と改める。

〈参考〉医薬関係者に対して速やかに適正使用情報を提供すること。
http://www.okusuri110.com/cgi-bin/sk_disp.cgi?sk110812&01

ハイパー薬事典に、新薬の抗血栓薬(経口FXa阻害薬)「リクシアナ錠」を登録(2011/8/10)
成分(一般名) : エドキサバン トシル酸塩水和物
製品例 : リクシアナ錠15mg~30mg ・・その他(ジェネリック) & 薬価
区分 : 血液凝固阻止剤/Fxa阻害薬/経口FXa阻害剤

血液を固まりにくくするお薬です。膝や股関節の手術のあとの静脈血栓や肺塞栓の予防に用います。

【臨床試験】
既存の類似薬のエノキサパリン注射薬(クレキサン皮下注)と、静脈血栓塞栓症の予防効果を比較する臨床試験がおこなわれています。参加した人は、膝関節全置換術を終了した594人、投与期間は11~14日間です。この間にどのくらいの人が静脈血栓塞栓症を起こすのかを調べます。

その結果、この薬を飲んでいたグループの静脈血栓塞栓症の発現率は、7.4%(22人/299人)。エノキサパリン注射薬のグループでは、13.9%(41人/295人)でした。この薬の発現率のほうが明らかに低く、エノキサパリン注射薬に優るとも劣らない予防効果が確認できたわけです。

なお、静脈血栓塞栓症と判定された人の大部分は、静脈造影検査で足に見つかる自覚症状のない軽微なものです。命にかかわるような重篤な肺塞栓症を起こした人は一人もいませんでした。肺塞栓症の血栓発生源の多くは足のヒラメ静脈とされるので、足の静脈血栓の低減は臨床的に意義のあるものと考えられています。
特徴 国内初となる飲み薬のFxa阻害薬です。効能面からは、広く抗血栓薬の部類に入り、さらに抗凝固薬もしくは抗凝血薬、または血液凝固阻止薬などと細分類されます。なお、同類の注射薬としては、クレキサン皮下注とアリクストラ皮下注が発売済みです。
飲み薬なので、毎日の注射のわずらわしさがなく、患者さんの負担が軽減されます。内用の類似薬としてはワーファリンがありますが、ワーファリンよりも効果発現が速く、頻回な検査が不要です。さらに、経済的利点として、既存の注射剤のFxa阻害薬に比べ、1日薬価が約3分の1におさえられるのです。このようなメリットから、術後血栓予防の第一選択薬として有望視されています。
効能拡大のための臨床試験が進められています。予定されている適応は「心房細動に伴う血栓塞栓症の予防」および「深部静脈血栓症、肺塞栓症患者における静脈血栓塞栓症の二次予防」です。
http://www.okusuri110.com/cgi-bin/dwm_se_disp.cgi?3339002

添付文書改訂/医薬品医療機器情報提供(PMDA)(2011/8/9)
モダフィニル(モディオダール)、
ドキソルビシン塩酸塩(非リポソーム製剤)(ドキソルビシン塩酸塩[注])、
サリドマイド(サレド)、
芍薬甘草湯(芍薬甘草湯エキス顆粒)、
インフルエンザHAワクチン(インフルエンザHAワクチン)、
エスモロール塩酸塩(ブレビブロック[注])、
ボセンタン水和物(トラクリア)、
クロミフェンクエン酸塩(クロミッド)、
メトトレキサート(リウマトレックス、メソトレキセート)、
アジスロマイシン水和物(錠剤250mg、錠剤600mg、小児用カプセル剤、小児用細粒剤、注射剤)(ジスロマック)、
アジスロマイシン水和物(成人用ドライシロップ剤)(ジスロマックSR)、
クラリスロマイシン(クラリス、クラリシッド)、
ランソプラゾール・アモキシシリン水和物・クラリスロマイシン(ランサップ)、
オフロキサシン(経口剤)(タリビッド)、
レボフロキサシン水和物(経口剤)(低用量製剤)((クラビット))、
レボフロキサシン水和物(経口剤)(高用量製剤)(クラビット)、レボフロキサシン水和物(注射剤)(クラビット[注])、
マラビロク(シーエルセントリ)、
スルファメトキサゾール・トリメトプリム(バクタ、バクトラミン)、
エプタコグアルファ(活性型)(遺伝子組換え)(ノボセブン)、
芍薬甘草湯(一般用医薬品)(該当各製品)
http://www.info.pmda.go.jp/kaitei/kaitei2011.html
http://www.okusuri110.com/skaitei/sk110809_index.html

ハイパー薬事典に、新薬の糖尿病治療薬(速効型インスリン分泌促進薬/食後過血糖改善薬配合剤)「グルベス配合錠」を登録(2011/8/5)
血糖値を下げるお薬です。糖尿病の治療に用います。

【臨床試験】
配合成分のミチグリニドとボグリボースの併用効果を確かめる臨床試験がおこなわれています。対象となる人は、ボグリボースの単独療法で血糖コントロールが不十分な2型糖尿の患者さん385人です。1つのグループはそのままボグリボース(1回0.2mg)だけを飲み続け、もう1つのグループはミチグリニド(1回10mg)を追加併用し、3ヶ月後のHbA1c(長期平均血糖値の指標)を比較します。

その結果、単独療法としてボグリボースだけを続けた人達のHbA1cは平均0.02低下(平均7.18→7.16)、併用療法としてボグリボースとミチグリニドの両方を飲んでいた人達では0.64低下(平均7.12→6.48)しました。単独療法ではほとんどHbA1cの変化がなく高いままだったのに対し、併用療法では明らかに低下し良好な血糖コントロールが達成できたわけです。

特徴
作用が違う速効型インスリン分泌促進薬とαグルコシダーゼ阻害薬を組み合わせた2型糖尿病治療薬です。これらの併用効果により、食後高血糖とHbA1c(長期平均血糖値の指標)のいっそうの改善が見込めます。食後高血糖は、心血管系合併症の独立した危険因子とされ、その是正は臨床的にも有益です。
原則として、第一選択薬とはしません。まずは、単剤での治療を優先するようにします。処方対象となるのは、1剤で効果不十分な場合、あるいは2剤以上の多剤併用をすでにおこなっている場合などです。
配合剤ですので、2剤による併用療法が1錠で済みます。以前のように別々に飲み分ける必要がなく、飲むのが楽です。

詳細は下記
http://www.okusuri110.com/cgi-bin/dwm_se_disp.cgi?3969102

ハイパー薬事典に、新薬のパーキンソン病治療薬(非麦角系選択的ドパミンD2受容体作動薬)「ミラペックスLA錠」を登録(2011/8/1)
パーキンソン病のお薬です。ふるえやこわばりを改善し、体の動作をよくします。また、レストレスレッグス症候群にも用います。

【臨床試験】
比較的軽いパーキンソン病の患者さん523人を3つのグループに分け、この薬の速放錠(ビ・シフロール)と徐放錠(ミラペックスLA)、それとプラセボ(似せ薬)の効果を比較する臨床試験がおこなわれています。プラセボを上回る効果があるのか、また速放錠と徐放錠に効果の違いがないのかを調べるのが目的です。効果の判定は、日常生活の動作や運動能力を各項目ごとに5段階(正常0点~重症4点)で点数化し、その合計点で比較します。点数が低ければ軽症、高いほど重症を意味します。

8ヶ月後の試験結果は、この薬を飲んでいた人達の平均点数が約20点(服用前30点)、プラセボを飲んでいた人達が25点でした。この薬を飲んでいた人達ほうが明らかに点数が低くなり、病状が軽くなることが証明できたわけです。また、速放錠と徐放錠に点数の差がなく、同じ効果があることが確かめられました。別の重い患者さんを対象とした臨床試験でも、同様の結果が得られており、早期・進行期を問わず、この薬の有効性が証明されています。

特徴
ドパミン作動性のパーキンソン病治療薬です。レボドパほど劇的ではありませんが、安定した効果が得られ、運動合併症状がおさえられる点がメリットです。このため、とくに高齢でない限り、早期の比較的軽い症状には、まずこの系統が処方されるものです。また、レボドパ製剤との併用により、病状の安定化がはかれ、レボドパの減量も可能です。
動作や運動能力を改善するだけでなく、パーキンソン病に伴う気分障害(抑うつや意欲低下)にも有効との報告があります。
ドパミン作動薬のうち非麦角系に分類されます(非麦角系選択的ドパミンD2受容体作動薬)。非麦角系は、麦角系でよく見られる吐き気などの消化器症状が比較的少なく、心臓弁膜症を起こすこともまずありません。一方で、眠気や傾眠の副作用が目立ち、重大な副作用として突発的睡眠が報告されています。この点は十分な注意が必要です。
眠気の副作用が多いものの、同類薬のタリペキソール(ドミン)に比べれば少ないとされます。ドパミンD1受容体親和性がより低いためと考えられます。
従来の速放錠ビ・シフロールにくわえ、徐放錠のミラペックスLAが発売されました。ミラペックスLAは、1日1回の服用で済む便利な製剤です。徐放性なので血中濃度が持続し、1日を通し安定した効果が得られます。
レストレスレッグス症候群に対する適応が新たに加わりました(速放錠のみ)。欧米では第一選択薬として広く用いられているようです。今後、日本でも処方される機会が増えてくることでしょう。

詳細は下記
http://www.okusuri110.com/cgi-bin/dwm_se_disp.cgi?1169012

ハイパー薬事典に、新薬のアルツハイマー型認知症治療薬(コリンエステラ-ゼ阻害薬)「イクセロンパッチ、リバスタッチパッチ」を登録(2011/7/21)
認知症を軽くするお薬です。アルツハイマー型認知症の治療に用います。

【臨床試験】
比較的軽いアルツハイマー型認知症の患者さん533人を2つのグループに分け、この薬と、プラセボ(似せ薬)の効果を比較する臨床試験がおこなわれています。本当に、プラセボを上回る効果があるのかを確かめるのが目的です。効果の判定は、6ヶ月後の認知機能と全般的臨床症状の2つの評価でおこないます。認知機能は、患者さんと面接して、記憶や思考力などを多面的にチェックするもので、高得点(70点)ほど重い症状です。後者の全般的臨床症状は、日常生活や精神症状を含めた病状の変化を付き添いの方の評価をくわえ7段階で判定します。こちらは、点数が低いほど改善、高いほど悪化を意味します。

6ヶ月後の認知機能の試験結果は、この薬を使用していた人達の平均点数が25.1点(使用前25.0点)、プラセボの人達が26.1点(使用前24.8点)でした。わずかですが、この薬を使用した人のほうが点数の変化が少なく、多少なりとも病状がおさえられることが証明できたわけです。一方、実生活にそくした全般的臨床症状は、この薬で4.2、プラセボで4.4とほとんど変わらず、残念ながら有効性を確かめることができませんでした。目にみえて大幅に改善することはなく、決して万能な特効薬ではないのです。ちなみに、全般的臨床症状においては、介護サービスが、この薬を上回るほどのよい影響をおよぼす可能性が示されています。
特徴 コリンエステラ-ゼ阻害薬に分類される3番目のアルツハイマー病治療薬です。薬剤が皮膚から吸収される経皮吸収型製剤になります。同類の貼り薬としては国内初。従来の飲み薬にくわえ、貼り薬という新たな選択肢が増えたことになります。とくに、飲み込みがうまくできない高齢の人に有益です。
有効成分が皮膚からゆっくり吸収され、血中濃度が長時間一定に保たれます。血中濃度の急激な上昇がおさえられるので、飲み薬で多くみられる消化器症状(吐き気や嘔吐)の軽減が期待できます。なお、経口剤としての開発も試みられましたが、消化器症状の副作用のため断念された経緯があります。
1日1回貼るだけですので、服薬管理にあたる家族や介護者の負担が軽くなりそうです。薬の使用状況も一目で確認できます。さらに、食事時間と関係なく使用できること、重大な副作用の発現時には剥がせば直ちに中断できること、飲み合わせの心配が少ない点などもメリットです。一方で、貼った部位に発赤やかゆみなどの皮膚症状があらわれやすく、また服用開始から有効維持用量に到達するまで約3カ月を要するなどの問題点もあります。
認知症の進行度が中程度までなら20~30%くらいの有効率が期待され、その症状を数カ月~1年ほど前の状態まで回復できる可能性があります。ただし、劇的な改善はまず望めませんし、対症療法薬ですので 病気そのものの進行を遅らせることもできません。薬を中止すれば、使用しなかったときと同じレベルまで急速に悪化するおそれがあります。

詳細は下記
http://www.okusuri110.com/cgi-bin/dwm_se_disp.cgi?1190700

警告のある薬のタルセバ(膵癌に対する効能拡大にともなう改定)を更新(2011/7/14)
製品例: タルセバ
成分名: エルロチニブ

【警告】

本剤は、緊急時に十分に対応できる医療施設において、がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、添付文書を参照して、適切と判断される症例についてのみ投与すること。適応患者の選択にあたっては、本剤及び併用薬剤の添付文書を参照して十分に注意すること。また、治療開始に先立ち、患者又はその家族に本剤の有効性及び危険性(特に、間質性肺疾患の初期症状、服用中の注意事項、死亡に至った症例があること等に関する情報)、非小細胞肺癌、膵癌の治療法等について十分に説明し、同意を得てから投与すること。

本剤の投与により間質性肺疾患があらわれることがあるので、初期症状(息切れ、呼吸困難、咳嗽、発熱等)の確認及び胸部X線検査の実施等、観察を十分に行うこと。異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。また、国内臨床試験において、間質性肺疾患により死亡に至った症例があることから、治療初期は入院又はそれに準ずる管理の下で、間質性肺疾患等の重篤な副作用発現に関する観察を十分に行うこと。

膵癌を対象とした本剤とゲムシタビンとの併用療法の国内臨床試験における間質性肺疾患の発現率(8.5%)は、海外第III相試験(3.5%)や、非小細胞肺癌を対象とした本剤単独療法の国内臨床試験(4.9%)及び特定使用成績調査(全例調査)(4.5%)と比べて高いこと等から、膵癌に使用する場合には、【臨床成績】の項の国内臨床試験における対象患者を参照して、本剤の有効性及び危険性を十分に理解した上で、投与の可否を慎重に判断するとともに、以下の点も注意すること。

(1)本剤投与開始前に、胸部CT検査及び問診を実施し、間質性肺疾患の合併又は既往歴がないことを確認した上で、投与の可否を慎重に判断すること。
(2)本剤投与開始後は、胸部CT検査及び胸部X線検査をそれぞれ定期的に実施し、肺の異常所見の有無を十分に観察すること。
http://www.okusuri110.com/kinki/keikoku/keikoku_db/keikoku4291016.html

おもな薬の危険度/抗てんかん薬のデパケンを更新(2011/6/29)
製品例: デパケン
成分名: バルプロ酸

【妊婦禁忌】
 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人(投与しないことを原則とするが、特に必要とする場合には慎重に投与すること)

【妊婦・産婦・授乳婦等への投与】
 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。〔二分脊椎児を出産した母親の中に、本剤の成分を妊娠初期に投与された例が対照群より多いとの疫学的調査報告があり、また、本剤の成分を投与された母親に、心室中隔欠損等の心奇形や多指症、口蓋裂、尿道下裂等の外表奇形、その他の奇形を有する児を出産したとの報告がある。また、特有の顔貌(前頭部突出、両眼離開、鼻根偏平、浅く長い人中溝、薄い口唇等)を有する児を出産したとする報告がみられる。〕

 妊娠中にやむを得ず本剤を投与する場合には、可能な限り単剤投与することが望ましい。〔他の抗てんかん剤(特にカルバマゼピン)と併用して投与された患者の中に、奇形を有する児を出産した例が本剤単独投与群と比較して多いとの疫学的調査報告がある。〕

 妊娠中の投与により、新生児に肝障害、低フィブリノーゲン血症等があらわれることがある。

 妊娠中の投与により、新生児に低血糖、退薬症候(神経過敏、過緊張、痙攣、嘔吐)があらわれるとの報告がある。

 動物実験(マウス)で、本剤が葉酸代謝を阻害し、新生児の先天性奇形に関与する可能性があるとの報告がある。

 授乳婦に投与する場合には授乳を避けさせること。〔ヒト母乳中へ移行することがある。〕

【重要な基本的注意】
 本剤で催奇形性が認められているため、妊娠する可能性のある婦人に使用する場合には、本剤による催奇形性について十分に説明し、本剤の使用が適切であるか慎重に判断すること。
http://www.okusuri110.com/kinki/ninpukin/ninpukin_db/nkin1139004.html

禁忌薬と警告 併用禁忌のイムラン、アザニンを更新(2011/6/21)
製品例: イムラン、アザニン
成分名: アザチオプリン

【併用禁忌】
生ワクチン:乾燥弱毒生麻しんワクチン、乾燥弱毒生風しんワクチン、経口生ポリオワクチン、乾燥BCG 等
【臨床症状・措置方法】
免疫抑制下で生ワクチンを接種すると発症するおそれがある。
【機序・危険因子】
免疫抑制下で生ワクチンを接種すると増殖し、病原性を表す可能性がある。

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【併用禁忌】
フェブキソスタット(フェブリク)
【臨床症状・措置方法】
骨髄抑制等の副作用を増強する可能性がある。
【機序・危険因子】
本剤の代謝物6-メルカプトプリン(6-MP)の代謝酵素であるキサンチンオキシダーゼが阻害されることにより、6-MPの血中濃度が上昇することがアロプリノールで知られている。フェブキソスタットもキサンチンオキシダーゼ阻害作用をもつことから、同様の可能性がある。
http://www.okusuri110.com/kinki/heiyokin/heiyokin_db/hkin3999005.html

禁忌薬と警告 警告のある薬のイムラン、アザニンを更新(2011/6/21)
製品例: イムラン、アザニン
成分名: アザチオプリン

【警告】

臓器移植における本剤の投与は、免疫抑制療法及び移植患者の管理に精通している医師又はその指導のもとで行うこと。


治療抵抗性のリウマチ性疾患に本剤を投与する場合には、緊急時に十分対応できる医療施設において、本剤についての十分な知識と治療抵抗性のリウマチ性疾患治療の経験を持つ医師のもとで行うこと。
http://www.okusuri110.com/kinki/keikoku/keikoku_db/keikoku3999005.html

ハイパー薬事典に、新薬のアルツハイマー型認知症治療薬(NMDA受容体拮抗薬)「メマリー錠」を登録(2011/6/8)
成分(一般名) : メマンチン塩酸塩
製品例 : メマリー錠5mg~10mg~20mg ・・その他(ジェネリック) & 薬価 区分 : 他の中枢神経系用薬/NMDA受容体拮抗薬/NMDA受容体拮抗 アルツハイマー型認知症治療剤

認知症を軽くするお薬です。アルツハイマー型認知症の治療に用います。

【薬理】


アルツハイマー型認知症の病因の一つとして、グルタミン酸神経系の機能異常があげられます。興奮性の神経伝達物質であるグルタミン酸濃度が異常に上昇し、グルタミン酸受容体のサブタイプであるNMDA受容体チャネルが過剰に活性化、神経細胞に障害をもたらしてしまうのです。さらに、無用な電気シグナルが持続的に発生し、記憶を形成する神経伝達シグナルを隠してしまうことも、記憶障害の要因です。

メマンチン(この薬)は、そのNMDA受容体を選択的に拮抗し、過剰なグルタミン酸による神経障害を防ぎます。そして、記憶をじゃまする持続的電気シグナルを減少させることで、記憶の定着を助けます。このような作用メカニズムから、NMDA(N-メチル-D-アスパラギン酸)受容体拮抗薬と呼ばれています。


【臨床試験】


重めのアルツハイマー型認知症の患者さん432人を2つのグループに分け、この薬と、プラセボ(似せ薬)の効果を比較する臨床試験がおこなわれています。本当に、プラセボを上回る効果があるのかを確かめるのが目的です。効果の判定は、6ヶ月後の認知機能と全般的臨床症状の2つの評価でおこないます。認知機能は、患者さんと面接して、記憶や思考力などを多面的にチェックするもので、正常を100点とします。後者の全般的臨床症状は、日常生活や精神症状を含めた病状の変化を付き添いの方の評価をくわえ7段階で判定します。こちらは、点数が低いほど改善、高いほど悪化を意味します。

6ヶ月後の認知機能の試験結果は、この薬を飲んでいた人達の平均点数が約71点(服用前72点)、プラセボを飲んでいた人達が65点(服用前70点)でした。この薬を飲んでいた人達のほうが、点数の変化が少なく、病状がある程度おさえられることが証明できたわけです。一方、実生活にそくした全般的臨床症状は、この薬で4.5、プラセボで4.6とほとんど変わらず、残念ながら有効性を確かめることができませんでした。ちなみに、全般的臨床症状においては、デイケア・デイサービスが、この薬を上回るほどのよい影響をおよぼす可能性が示されています。
http://www.okusuri110.com/cgi-bin/dwm_se_disp.cgi?1190018

ハイパー薬事典に、新薬の2型糖尿病治療薬(チアゾリジン系薬/スルホニルウレア系薬配合剤)「ソニアス配合錠」を登録(2011/6/7)
成分(一般名) : ピオグリタゾン塩酸塩/グリメピリド
製品例 : ソニアス配合錠LD~HD ・・その他(ジェネリック) & 薬価
区分 : 糖尿病用剤/配合剤/チアゾリジン系薬/スルホニルウレア系薬配合剤(2型糖尿病治療剤)

血糖値を下げるお薬です。糖尿病の治療に用います。

作用
血液中の糖分「血糖」は、膵臓から分泌されるインスリン・ホルモンで調節されています。糖尿病は、このインスリンの量が不足したり働きが悪くなることで血糖値が上がってしまう病気です。そのまま放置すると、手足のしびれ(神経障害)、目の病気(網膜症)、腎臓病(腎症)などいろいろな合併症を引き起こします。

このお薬には、2種類の血糖降下薬が配合されています。1つは、チアゾリジン系のピオグリタゾン(アクトス)。「インスリン抵抗性改善薬」とも呼ばれ、筋肉や脂肪組織、あるいは肝臓でのインスリンに対する感受性を高める作用をもつ薬剤です。そして、膵臓からのインスリン分泌を増やすことなく、肝臓における糖産生を抑制し、また末梢組織における糖利用を促進することで血糖を低下させます(膵外作用)。

もう1つの有効成分は、スルホニル尿素系(SU薬)のグリメピリド(アマリール)です。こちらは、膵臓に働きかけインスリンの分泌を増やすことで、血糖値を下げます。これら2成分がいっしょに作用することで、より確実な治療効果が発揮されるのです。適応となるのは2型糖尿病(インスリン非依存型糖尿病)で、1種類の薬剤では効果不十分な場合です。日々の血糖値を適切に保つことは、将来起こるかもしれないさまざまな合併症の予防につながります。

詳細は下記
http://www.okusuri110.com/cgi-bin/dwm_se_disp.cgi?3969101

妊娠とくすり おもな薬の危険度/女性ホルモン薬にノルレボを、骨・カルシウム代謝薬にエディロールを、糖尿病治療薬にシュアポストを追加(2011/6/1)
製品例: ノルレボ
成分名: レボノルゲストレル

【妊婦禁忌】
妊婦
【妊婦・産婦・授乳婦等への投与】

妊婦には投与しないこと。〔妊娠初期・中期に投与した場合には、女性胎児の外性器の男性化又は男性胎児の女性化が起こることがある。〕

本剤の成分は乳汁中に移行するので、本剤の投与後24時間は授乳を避けるよう指導すること。
http://www.okusuri110.com/kinki/ninpukin/ninpukin_db/nkin254900A.html

妊娠とくすり おもな薬の危険度/、骨・カルシウム代謝薬にエディロールを追加(2011/6/1)
製品例: エディロール
成分名: エルデカルシトール

【妊婦禁忌】
妊婦、妊娠している可能性のある婦人又は授乳婦
【妊婦・産婦・授乳婦等への投与】

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないこと。妊娠する可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。本剤投与中に妊娠が認められた場合には、直ちに本剤の投与を中止すること。〔ラットでは胎児の骨格異常及び出生児の腎臓の変化が0.125μg/kg/日(暴露量は臨床推奨用量での暴露量の6.8倍相当)で、出生児の外形異常(四肢、手根の異常)が0.5μg/kg/日(27.0倍相当)で認められている。ウサギでは外形異常(頭蓋裂、口蓋裂、矮小児)が0.3μg/kg/日で認められている。〕

授乳中の婦人には投与しないこと。〔動物実験(ラット)で、乳汁中へ移行することが報告されている。ラット出生前及び出生後の発生並びに母体の機能に関する試験において、出生児の腎臓の変化等が認められている。〕

本剤の投与中止後の適切な避妊期間は明らかではない。
http://www.okusuri110.com/kinki/ninpukin/ninpukin_db/nkin3112006.html

妊娠とくすり おもな薬の危険度/糖尿病治療薬にシュアポストを追加 。(2011/6/1)
製品例: シュアポスト
成分名: レパグリニド

【妊婦禁忌】
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人
【妊婦・産婦・授乳婦等への投与】

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないこと。〔妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。また、胎児の器官形成期に投与されたラット及びウサギでは胎児に致死作用及び骨格異常・骨格変異の発現頻度の増加がみられ、更に妊娠末期及び授乳期に投与されたラットでは出生児に四肢骨の異常が認められている。〕

授乳中の婦人に投与することを避け、やむを得ず投与する場合には授乳を中止させること。〔ラットで乳汁中への移行が認められている。〕
http://www.okusuri110.com/kinki/ninpukin/ninpukin_db/nkin3969013.html

併用禁忌 イトリゾールを更新(2011/5/31)
製品例: イトリゾール
成分名: イトラコナゾール

【併用禁忌】
オーラップ(ピモジド)、ベプリコール(ベプリジル)、キニジン
【臨床症状・措置方法】
これらの薬剤の血中濃度上昇により、QT延長が発現する可能性がある。
【機序・危険因子】
本剤のCYP3A4に対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。

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【併用禁忌】
ハルシオン(トリアゾラム)
【臨床症状・措置方法】
トリアゾラムの血中濃度上昇、作用の増強、作用時間の延長があらわれることがある。
【機序・危険因子】
本剤のCYP3A4に対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。

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【併用禁忌】
リポバス(シンバスタチン)
【臨床症状・措置方法】
シンバスタチンの血中濃度上昇により、横紋筋融解症があらわれやすくなる。
【機序・危険因子】
本剤のCYP3A4に対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。

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【併用禁忌】
カルブロック(アゼルニジピン)、レザルタス(アゼルニジピン)、バイミカード(ニソルジピン)
【臨床症状・措置方法】
アゼルニジピンの血中濃度を上昇させることがある。
【機序・危険因子】
本剤のCYP3A4に対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。

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【併用禁忌】
クリアミン(エルゴタミン)、ジヒデルゴット(ジヒドロエルゴタミン)
【臨床症状・措置方法】
これらの薬剤の血中濃度上昇により、血管攣縮等の副作用が発現するおそれがある。
【機序・危険因子】
本剤のCYP3A4に対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。

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【併用禁忌】
レビトラ(バルデナフィル)
【臨床症状・措置方法】
バルデナフィルのAUCが増加しCmaxが上昇するとの報告がある。
【機序・危険因子】
本剤のCYP3A4に対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。

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【併用禁忌】
セララ(エプレレノン)
【臨床症状・措置方法】
エプレレノンの血中濃度を上昇させるおそれがある。
【機序・危険因子】
本剤のCYP3A4に対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。

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【併用禁忌】
ロナセン(ブロナンセリン)
【臨床症状・措置方法】
ブロナンセリンの血中濃度が上昇し、作用が増強するおそれがある。
【機序・危険因子】
本剤のCYP3A4に対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。

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【併用禁忌】
レバチオ(シルデナフィル)
【臨床症状・措置方法】
シルデナフィルの血中濃度を上昇させるおそれがある(シルデナフィルとリトナビルとの併用により、シルデナフィルのCmax及びAUCがそれぞれ3.9倍及び10.5倍に増加したとの報告がある)。
【機序・危険因子】
本剤のCYP3A4に対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。

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【併用禁忌】
アドシルカ(タダラフィル)
【臨床症状・措置方法】
タダラフィルの血中濃度を上昇させるおそれがある(タダラフィルとケトコナゾールの併用により、タダラフィルのAUC及びCmaxがそれぞれ312%及び22%増加したとの報告がある)。
【機序・危険因子】
本剤のCYP3A4に対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。

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【併用禁忌】
ラジレス(アリスキレン)
【臨床症状・措置方法】
イトラコナゾールカプセルの併用投与(空腹時)により、アリスキレンのCmax及びAUCがそれぞれ約5.8倍及び約6.5倍に上昇したとの報告がある。
【機序・危険因子】
アリスキレンのP糖蛋白(Pgp)を介した排出が本剤により抑制されると考えられる。

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【併用禁忌】
プラザキサ(ダビガトラン)
【臨床症状・措置方法】
ダビガトランの血中濃度が上昇し、出血の危険性が増大することがある。
【機序・危険因子】
ダビガトランのP糖蛋白(Pgp)を介した輸送が本剤により阻害され、抗凝固作用が増強すると考えられる。

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【備考】
本剤は肝チトクロームP450 3A4(CYP3A4)と親和性を有するため、CYP3A4で代謝される薬剤の代謝を阻害し、血中濃度を上昇させる可能性がある。他の薬剤との相互作用はすべての薬剤との組み合わせについて検討されているわけではないので、他剤による治療中に新たに本剤を併用したり、本剤による治療中に新たに他の薬剤を併用する場合には、患者の状態を十分観察し、慎重に投与すること。なお、パルス療法中の患者において休薬期間中に新たに他の薬剤を併用する場合にも、患者の状態を十分に観察し、慎重に投与すること。
http://www.okusuri110.com/kinki/heiyokin/heiyokin_db/hkin6290004.html

併用禁忌にプラザキサを追加(2011/5/31)
製品例: プラザキサ
成分名: ダビガトラン

【併用禁忌】
P-糖蛋白阻害剤(経口剤):イトリゾール(イトラコナゾール(経口剤))
【臨床症状・措置方法】
併用によりダビガトランの血中濃度が上昇し、出血の危険性が増大することがあるので、併用しないこと。
【機序・危険因子】
本剤による抗凝固作用が増強することがある。
http://www.okusuri110.com/kinki/heiyokin/heiyokin_db/hkin3339001.html

併用禁忌にフェブリクを追加(2011/5/31)
製品例: フェブリク
成分名: フェブキソスタット

【併用禁忌】
● ロイケリン(メルカプトプリン水和物)
● イムラン、アザニン(アザチオプリン)
【臨床症状・措置方法】
骨髄抑制等の副作用を増強する可能性がある。
【機序・危険因子】
アザチオプリンの代謝物メルカプトプリンの代謝酵素であるキサンチンオキシダーゼの阻害により、メルカプトプリンの血中濃度が上昇することがアロプリノール(類薬)で知られている。本剤もキサンチンオキシダーゼ阻害作用をもつことから、同様の可能性がある。
http://www.okusuri110.com/kinki/heiyokin/heiyokin_db/hkin3949003.html

禁忌薬と警告 併用禁忌のケテックを更新。(2011/4/28)
製品例: ケテック
成分名: テリスロマイシン

【併用禁忌】
オーラップ(ピモジド)
【臨床症状・措置方法】
マクロライド系抗菌剤とピモジドの併用において、ピモジドの血中濃度が上昇する。ピモジドの血中濃度を上昇させ、QT延長及び心室頻拍、心室細動及びTorsades de pointesなどの不整脈があらわれると考えられる。
【機序・危険因子】
本剤はこれらの薬剤の主たる代謝酵素(CYP3A4)を阻害する。

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【併用禁忌】
アセナリン、リサモール(シサプリド)(国内承認整理済)
【臨床症状・措置方法】
併用試験において、シサプリドの血中濃度が上昇しQTが延長した。QT延長及び心室頻拍、心室細動及びTorsades de pointesなどの不整脈があらわれるおそれがある。
【機序・危険因子】
本剤はこれらの薬剤の主たる代謝酵素(CYP3A4)を阻害する。

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【併用禁忌】
アドシルカ(タダラフィル)
【臨床症状・措置方法】
併用により、タダラフィルの血中濃度が上昇するおそれがある。
【機序・危険因子】
本剤はこれらの薬剤の主たる代謝酵素(CYP3A4)を阻害する。
http://www.okusuri110.com/kinki/heiyokin/heiyokin_db/hkin6149005.html
http://www.atol-com.co.jp/mp/di/pdf/03_11/all/all.pdf#search='ケテック'

添付文書改訂/厚労省 使用上の注意 11/04/20(2011/4/20)
01 フルダラビンリン酸エステル(フルダラ)、
02 ミリプラチン水和物(ミリプラ[注])、
03 オロパタジン塩酸塩(経口剤)(アレロック)、
04 ケトチフェンフマル酸塩(経口剤)(ザジテン)、
05 ヨード化ケシ油脂肪酸エチルエステル(ミリプラ用懸濁用液)(ミリプラ用懸濁用液)、
06 アルプラゾラム(コンスタン)、
07 プラミペキソール塩酸塩水和物(ビ・シフロール)、
08 アリスキレンフマル酸塩(ラジレス)、
09 インフリキシマブ(遺伝子組換え)(レミケード[注])、
10 ペメトレキセドナトリウム水和物(アリムタ[注])、
11 ミカファンギンナトリウム(ファンガード[注])、
12 ダルナビルエタノール付加物(300mg)(プリジスタ)、
13 ダルナビルエタノール付加物(400mg)(プリジスタナイーブ)、
14 リバビリン(錠剤)(レベトール、コペガス)、
15 ペグインターフェロンアルファ-2a(遺伝子組換え)(ペガシス[注])、
16 ペグインターフェロンアルファ-2b(遺伝子組換え)(ペグイントロン[注])、
17 ケトチフェンフマル酸塩(経口剤)(一般用医薬品)

※詳細は下記URLをご覧ください。
http://www.okusuri110.com/skaitei/sk110420_index.html

新薬の骨粗鬆症治療薬(活性型ビタミンD3製剤)「エディロール カプセル」を登録(2011/4/12)
成分(一般名) : エルデカルシトール
製品例 : エディロールカプセル0.5μg~0.75μg ・・その他(ジェネリック) & 薬価
区分 : ビタミンA,D剤/合成ビタミンD/骨粗鬆症治療剤(活性型ビタミンD3製剤)

ビタミンDを補うお薬です。カルシウムの吸収を助け、骨を丈夫にします。骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の治療に用います。

作用

【働き】
ビタミンDは「骨のビタミン」ともいわれ、骨や歯の発育に重要な役割をしています。ビタミンDが不足したり、その代謝に異常を生じると、骨の性状が悪くなり、痛みを感じたり、骨折しやすくなります。

このお薬は、活性型ビタミンD3の誘導体です。活性型なので、少量で効率的に作用します。おもに、高齢の人の骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の治療に用いられます。骨が丈夫になることで、腰痛などの痛みが改善し、骨折の予防にもつながります。

【薬理】
小腸や副甲状腺、あるいは骨にあるビタミンD受容体に結合して作用を発揮します。その働きかけにより腸からカルシウムがたくさん吸収されるようになり、また骨代謝回転を抑制することにより、骨密度を高め骨強度を増強します。

【臨床試験】
骨粗鬆症の患者さん1054人を2つのグループに分け、この薬と従来品のアルファカルシドール(アルファロール、ワンアルファ)の効果を比較する臨床試験がおこなわれています。はたして どちらが骨折予防効果が高いのかを確かめるのが目的です。

3年間飲み続けた結果、椎体骨折を起こしてしまった人の割合は、この薬を飲んでいた人達で13.4%、アルファカルシドールを飲んでいた人達で17.5%でした。また、前腕骨骨折についても1.1%対3.6%と、この薬を飲んでいた人達のほうが、骨折発生頻度が少ないことが分かりました。
特徴 活性型ビタミンD3製剤です。この系統は、骨粗鬆症の基礎薬として古くから多用されてきました。それほど強力ではありませんが、骨密度増加や骨折予防効果もある程度は期待できます。
同系の骨に対する作用を強めた薬剤です。すなわち、カルシウムの吸収を高めるだけでなく、骨そのものの代謝を改善し骨密度を増加させます。これら2つの作用により、旧来の同類薬をしのぐ骨折抑制効果を発揮します。

効能 骨粗鬆症
用法 通常、成人はエルデカルシトールとして1日1回0.75μgを経口服用する。ただし、症状により適宜1日1回0.5μgに減量する。

※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。

副作用 副作用は少ないほうです。ただ、薬が効きすぎて、血液中のカルシウム分が増えすぎてしまうことがあります(高カルシウム血症)。はっきりした自覚症状がないことが多いので、定期的に検査を受けるようにしてください。そうすれば心配いりません。高カルシウム血症が続くと、腎臓の働きが悪くなったり、腎結石や尿管結石の原因にもなりかねません。

【重い副作用】 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください
高カルシウム血症..だるい、いらいら感、かゆみ、食欲不振、吐き気、口の渇き、お腹がはる、腹痛、頭痛、めまい、脱力、筋肉痛、筋力低下。
急性腎不全..だるい、吐き気、むくみ、尿の濁り、血尿、尿が少ない・出ない。
腎結石、尿路結石..排尿時の痛み、下腹部・横腹・腰・背中の激しい痛み、尿の濁り、血尿。

【副作用】
尿中・血中カルシウム増加
http://www.okusuri110.com/cgi-bin/dwm_se_disp.cgi?3112006

新薬の血液凝固阻止薬(直接トロンビン阻害薬)「プラザキサ カプセル」を登録(2011/4/8)
成分(一般名) : ダビガトラン エテキシラート メタンスルホン酸塩
製品例 : プラザキサカプセル75mg~110mg ・・その他(ジェネリック) & 薬価
区分 : 血液凝固阻止剤/トロンビン阻害剤/直接トロンビン阻害剤

血管内で血液が固まるのを防ぐお薬です。おもに、心原性脳塞栓症の予防に用います。

作用

【働き】
血管内で血液が固まり、血流を止めてしまう状態を“血栓”といいます。また、血栓が流れ、その先の血管を塞いでしまうのが“塞栓”です。心筋梗塞や脳卒中(脳梗塞)がその代表です。血管が詰まってしまうので、その先の組織が障害を受け機能を失ってしまいます。

このお薬は「血液凝固阻止薬」です。血管内で血液が固まるのを防ぐ強い作用があります。そのため、塞栓の予防薬として有用です。とくに、脳卒中のうち、ある種の不整脈(心房細動)により心臓に血塊ができ、それが脳の血管に流れて詰まってしまう“心原性脳塞栓症”に効果が高いことが分かっています。

【薬理】
血液を固める重要な役目をするのがトロンビンという酵素の一種です。このお薬は、そのトロンビンの働きをじゃますることで、血液を固まりにくくし、血栓ができるのを防ぎます。このような作用から直接トロンビン阻害薬と呼ばれています。

【臨床試験】
心房細動(非弁膜性)をもつ患者さん18113人(うち日本人326人)を対象に、従来の標準薬のワルファリン(ワーファリン)と効果を比較する大規模臨床試験がおこなわれています。ワルファリンに劣らない脳卒中の予防効果があるのかを確かめるのが目的です。その結果、脳卒中または全身性塞栓症を起こしてしまった人は、この薬を飲んでいた人達で2.3%(133人/6076人)、ワルファリンを飲んでいた人達で3.3%(198人/6022人)でした。この薬を飲んでいた人達のほうが、脳卒中または全身性塞栓症を起こす割合が30%以上少なく、ワルファリンにまさる効果が確認できたわけです。また、出血の副作用もワルファリンより少ないことが示されました。
特徴 直接トロンビン阻害薬と呼ばれる新しいタイプの抗凝固薬です。古くから、心原性脳塞栓症の予防薬として用いられてきたワルファリン(ワーファリン)とは、作用メカニズムが違います。ワルファリンよりも高い有効性を示し、また効きすぎによる出血リスクも低減しています。
ワルファリンのように、こまめに血液凝固能を検査したり、用量調節に神経をそそぐ必要がありません。食物との相互作用の心配がなく、薬物間相互作用も比較的少ないです。今後、心房細動に起因する心原性脳塞栓症の予防薬として広く用いられることでしょう。

効能 非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症抑制
用法 通常、成人はダビガトランエテキシラートとして1回150mg(75mgカプセルを2カプセル)を1日2回経口服用する。なお、必要に応じて、ダビガトランエテキシラートとして1回110mg(110mgカプセルを1カプセル)を1日2回服用へ減量すること。

※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。

副作用 出血したり、血が止まりにくくなることがあります。もしも、出血がみられたら、すぐに受診してください。たとえば、歯ぐきの出血、鼻血、皮下出血、血尿などです。重症化することはまれですが、消化管出血や脳出血など重い出血を起こす危険性がないとはいえません。

【重い副作用】 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください
重い出血(消化管出血、肺出血、脳出血、眼底出血)..歯ぐき出血、鼻血、血痰、皮下出血(血豆・青あざ)、血尿、吐血、血便(赤~黒い便)、息苦しい、頭痛、めまい、しびれ、うまく話せない。

【その他】
消化不良、吐き気、下痢、腹痛
鼻血、皮下出血(血豆・青あざ)、血尿
http://www.okusuri110.com/cgi-bin/dwm_se_disp.cgi?3339001

警告のある薬にPL(アセトアミノフェン配合薬)を追加(2011/3/31)
製品例: PL
成分名: 複合感冒薬

【警告】

本剤中のアセトアミノフェンにより重篤な肝障害が発現するおそれがあるので注意すること。

本剤とアセトアミノフェンを含む他の薬剤(一般用医薬品を含む)との併用により、アセトアミノフェンの過量投与による重篤な肝障害が発現するおそれがあることから、これらの薬剤との併用を避けること。
http://www.okusuri110.com/kinki/keikoku/keikoku_db/keikoku1180107.html

警告のある薬にアンヒバ(アセトアミノフェン坐剤)を追加(2011/3/30)
製品例: アンヒバ
成分名: アセトアミノフェン(坐)

【警告】
本剤により重篤な肝障害が発現するおそれがあるので注意すること。

本剤とアセトアミノフェンを含む他の薬剤(一般用医薬品を含む)との併用により、アセトアミノフェンの過量投与による重篤な肝障害が発現するおそれがあることから、これらの薬剤との併用を避けること。
http://www.okusuri110.com/kinki/keikoku/keikoku_db/keikoku1141700.html

新薬のアルツハイマー型認知症治療薬(アセチルコリンエステラーゼ阻害薬)「レミニール錠」を登録(2011/3/29)
成分(一般名) : ガランタミン臭化水素酸塩
製品例 : レミニール錠4mg~8mg~12mg、レミニールOD錠4mg~8mg~12mg、レミニール内用液4mg/mL ・・その他(ジェネリック) & 薬価
区分 : 他の中枢神経系用薬/アセチルコリンエステラーゼ阻害薬/アルツハイマー型認知症治療剤

概説 認知症を軽くするお薬です。アルツハイマー型認知症の治療に用います。
作用
【働き】
アルツハイマー病になると、脳内のアセチルコリンという神経伝達物質が不足し、記憶や思考に関係する神経の働きが悪くなってきます。そのため、物忘れがひどくなり、思考力や判断力が低下してきます。比較的ゆっくり進行しますが、さらに悪化すると仕事や日常生活にも大きな支障がでてくるものです。

このお薬は、アルツハイマー病に有効な抗認知症薬です。おもな作用は、アセチルコリンを分解するアセチルコリンエステラーゼという酵素の働きを妨害し、脳内のアセチルコリンを増やすことです。さらに、アセチルコリン受容体のアロステリック部位に結合して神経の働きを高めます。これらの2つの作用により、アルツハイマー型認知症の諸症状を改善します。

【臨床試験】
国内でおこなわれたプラセボ(似せ薬)と比較する二重盲検比較試験の成績には、かなりバラツキがあるようです。ある試験(JPN-5)では、認知機能を評価するため、軽度~中等度のアルツハイマー病の患者さん580人について認知機能のテストをしたところ、プラセボ(似せ薬)を上回る一定の効果が示されました。

一方、全般的な改善具合をみてみると、症状が改善(「やや改善」以上)した人の割合は、実薬(この薬)を飲んでいた人達で約23%(16mg/日:51人/191人、24mg/日:37人/192人、)、プラセボ(似せ薬)を飲んでいた人達も同じく23%(43人/191人)でした。残念ながら、この試験における全般臨床評価については有効性が確認できなかったわけです。また、目にみえて大幅に改善する人はほとんどいませんでした。決して万能な特効薬ではありません。

副作用 副作用で一番多いのは消化器症状です。吐き気や嘔吐、食欲不振、下痢、腹痛などを起こしやすいです。重い副作用は少ないですが、まれに脈拍が異常に遅くなるなど心臓に異常があらわれることがあります。もともと心臓病のある人はとくに注意が必要です。ご家族や介護にあたる人は、下記のような症状をふまえ、患者さんの様子を注意深く見守るようにしましょう。

【重い副作用】
..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください
徐脈、心ブロック、QT延長、失神..脈が遅い、動悸、息苦しい、めまい、ふらつき、気を失う。
肝臓の重い症状..だるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が褐色。

詳細は下記
http://www.okusuri110.com/cgi-bin/dwm_se_disp.cgi?1190019

警告のある薬のリウマトレックスを更新(2011/2/28)
製品例: リウマトレックス
成分名: メトトレキサート

【警告】

本剤の投与において、感染症、肺障害、血液障害等の重篤な副作用により、致命的な経過をたどることがあるので、緊急時に十分に措置できる医療施設及び本剤についての十分な知識とリウマチ治療の経験をもつ医師が使用すること。


間質性肺炎、肺線維症等の肺障害が発現し、致命的な経過をたどることがあるので、原則として、呼吸器に精通した医師と連携して使用すること。


本剤の投与に際しては、患者に対して本剤の危険性や本剤の投与が長期間にわたることを十分説明した後、患者が理解したことを確認したうえで投与を開始すること。


本剤の投与に際しては、副作用の発現の可能性について患者に十分理解させ、下記の症状が認められた場合には直ちに連絡するよう注意を与えること。発熱、咳嗽・呼吸困難等の呼吸器症状、口内炎、けん怠感。


使用が長期間にわたると副作用が強くあらわれ、遷延性に推移することがあるので、投与は慎重に行うこと。


腎機能が低下している場合には副作用が強くあらわれることがあるため、本剤投与開始前及び投与中は腎機能検査を行うなど、患者の状態を十分観察すること。
http://www.okusuri110.com/kinki/keikoku/keikoku_db/keikoku3999016.html

警告のある薬のエンドキサンを更新。(2011/2/28)
製品例: エンドキサン
成分名: シクロホスファミド

【警告】

本剤とペントスタチンを併用しないこと。〔外国においてシクロホスファミドとペントスタチンとの併用により、心毒性が発現し死亡した症例が報告されている〕


本剤を含むがん化学療法は、緊急時に十分対応できる医療施設において、がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本療法が適切と判断される症例についてのみ実施すること。適応患者の選択にあたっては、各併用薬剤の添付文書を参照して十分注意すること。また、治療開始に先立ち、患者又はその家族に有効性及び危険性を十分説明し、同意を得てから投与すること。


治療抵抗性のリウマチ性疾患に本剤を投与する場合には、緊急時に十分対応できる医療施設において、本剤についての十分な知識と治療抵抗性のリウマチ性疾患治療の経験を持つ医師のもとで行うこと。
http://www.okusuri110.com/kinki/keikoku/keikoku_db/keikoku4211002.html

併用禁忌のレイアタッツ(セイヨウオトギリソウ含有食品)を更新(2011/2/24)
製品例: レイアタッツ
成分名: アタザナビル

【併用禁忌】
アプテシン、リファジン、リマクタン等(リファンピシン)

【臨床症状・措置方法】
本剤の血中濃度が低下し、本剤の効果が減弱するおそれがある。

【機序・危険因子】
リファンピシンがCYP3A4を誘導することによる。
----------------------------------------------

【併用禁忌】
カンプト注、トポテシン注(イリノテカン塩酸塩水和物)

【臨床症状・措置方法】
塩酸イリノテカンの副作用を増強することがある。

【機序・危険因子】
本剤のUGT阻害によりイリノテカンの代謝が抑制されるおそれがある。
----------------------------------------------

【併用禁忌】
ドルミカム(ミダゾラム)、ハルシオン等(トリアゾラム)

【臨床症状・措置方法】
これらの薬剤の代謝が抑制され、重篤な又は生命に危険を及ぼすような事象(持続的又は過度の鎮静、呼吸抑制等)が起こる可能性がある。

【機序・危険因子】
CYP3A4に対する競合による。
----------------------------------------------

【併用禁忌】
ベプリコール(ベプリジル塩酸塩水和物)

【臨床症状・措置方法】
重篤な又は生命に危険を及ぼすような事象が起こる可能性がある。

【機序・危険因子】
CYP3A4に対する競合による。
----------------------------------------------

【併用禁忌】
● カフェルゴット、クリアミン(エルゴタミン酒石酸塩)、
● ジヒデルゴット(ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩)、
● エルゴメトリンF(エルゴメトリンマレイン酸)、
● メテルギン等(メチルエルゴメトリンマレイン酸塩)、

【臨床症状・措置方法】
これらの薬剤の代謝が抑制され、重篤な又は生命に危険を及ぼすような事象(末梢血管収縮、四肢の虚血等を特徴とする急性の毒性作用)が起こる可能性がある。

【機序・危険因子】
CYP3A4に対する競合による。
----------------------------------------------

【併用禁忌】
● アセナリン等(シサプリド)、
● オーラップ(ピモジド)、

【臨床症状・措置方法】
これらの薬剤の代謝が抑制され、重篤な又は生命に危険を及ぼすような事象(不整脈等)が起こる可能性がある。

【機序・危険因子】
CYP3A4に対する競合による。
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【併用禁忌】
リポバス等(シンバスタチン)、ロバスタチン(国内未発売)

【臨床症状・措置方法】
これらの薬剤の代謝が抑制され、重篤な又は生命に危険を及ぼすような事象(横紋筋融解症を含むミオパシー等)が起こる可能性がある。

【機序・危険因子】
CYP3A4に対する競合による。
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【併用禁忌】
クリキシバン(インジナビル硫酸塩エタノール付加物)

【臨床症状・措置方法】
本剤とインジナビルともに非抱合型高ビリルビン血症が関連している。現在、この併用に関する試験は行われていないので、インジナビルとの併用は推奨されない。

【機序・危険因子】
CYP3A4に対する競合による。
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【併用禁忌】
レビトラ(バルデナフィル塩酸塩水和物)

【臨床症状・措置方法】
本剤との併用に関する試験は行われていないが、バルデナフィルの血中濃度が上昇し、有害事象(低血圧、視覚障害、持続勃起症、失神等)の発現が増加するおそれがある。

【機序・危険因子】
CYP3A4に対する競合による。
----------------------------------------------

【併用禁忌】
ロナセン(ブロナンセリン)

【臨床症状・措置方法】
本剤によりブロナンセリンの血中濃度が上昇し、作用が増強するおそれがある。

【機序・危険因子】
CYP3A4に対する競合による。
---------------------------------------------

【併用禁忌】
プロトンポンプ阻害剤:オメプラール、オメプラゾン(オメプラゾール)、タケプロン(ランソプラゾール)、パリエット(ラベプラゾール)

【臨床症状・措置方法】
本剤とこれら薬剤の併用により、血中濃度が低下し、本剤の効果が減弱するおそれがある。

【機序・危険因子】
本剤の溶解性がpHに依存することから、胃酸分泌抑制により本剤の吸収が抑制されるおそれがある。
----------------------------------------------

【併用禁忌】
セイヨウオトギリソウ(St. John’s Wort:セント・ジョーンズ・ワート)含有食品

【臨床症状・措置方法】
本剤の代謝が促進され血中濃度が低下するおそれがあるので、本剤投与時はセイヨウオトギリソウ含有食品を摂取しないよう注意すること。

【機序・危険因子】
セイヨウオトギリソウにより誘導された肝薬物代謝酵素(チトクロームP450)が本剤の代謝を促進し、クリアランスを上昇させるためと考えられている。
http://www.okusuri110.com/kinki/heiyokin/heiyokin_db/hkin6250023.html

病気禁忌の肝障害(胆道閉塞)にクエストランを追加。(2011/2/24)
製品例: クエストラン
成分名: コレスチラミン

1. 完全な胆道の閉塞により胆汁が腸管に排泄されない患者〔本剤は、腸管内で胆汁酸と結合してその糞中排泄量を増大させることにより、コレステロールを低下させる薬剤であるため効果がない。〕

2. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
http://www.okusuri110.com/kinki/shipeikin/shipeikin_db/skin2189009.html
http://www.okusuri110.com/kinki/shipeikin/shipeikin_07.html

「がんの薬/がんの痛みの薬」を更新(ワンデュロパッチの追加等)。(2011/2/5)
http://www.okusuri110.com/cgi-bin/biyokibetu_disp.cgi?24&24-15

警告のある薬にサムスカを追加(2011/1/31)
製品例: サムスカ
成分名: トルバプタン

【警告】
本剤投与時は、急激な血清ナトリウム濃度の上昇により橋中心髄鞘崩壊症を来すおそれがあること及び急激な利尿により脱水症状があらわれるおそれがあることから、入院下で投与を開始又は再開すること。また、特に投与開始日又は再開日には血清ナトリウム濃度を頻回に測定すること。
http://www.okusuri110.com/kinki/keikoku/keikoku_db/keikoku2139011.html

病気禁忌の腎障害にザイザルを追加(2011/1/31)
製品例: ザイザル
成分名: レボセチリジン

【禁忌】

本剤の成分又はピペラジン誘導体(セチリジン、ヒドロキシジンを含む)に対し過敏症の既往歴のある患者

重度の腎障害(クレアチニンクリアランス10mL/min未満)のある患者〔高い血中濃度が持続するおそれがある。〕
http://www.okusuri110.com/kinki/shipeikin/shipeikin_db/skin4490028.html

病気禁忌の腎障害にインヴェガを追加(2011/1/31)
製品例: インヴェガ
成分名: パリペリドン

昏睡状態の患者〔昏睡状態を悪化させるおそれがある。〕

バルビツール酸誘導体等の中枢神経抑制剤の強い影響下にある患者〔中枢神経抑制作用が増強されることがある。〕

アドレナリンを投与中の患者

本剤の成分及びリスペリドンに対し過敏症の既往歴のある患者

中等度から重度の腎機能障害患者(クレアチニン・クリアランス50mL/分未満)〔本剤の排泄が遅延し血中濃度が上昇するおそれがある。〕
http://www.okusuri110.com/kinki/shipeikin/shipeikin_db/skin1179053.html

病気禁忌の腎障害にサムスカを追加(2011/1/31)
製品例: サムスカ
成分名: トルバプタン

【禁忌】

本剤の成分又は類似化合物(モザバプタン塩酸塩等)に対し過敏症の既往歴のある患者

無尿の患者〔本剤の効果が期待できない。〕

口渇を感じない又は水分摂取が困難な患者〔循環血漿量の減少により脱水のおそれがある。〕

高ナトリウム血症の患者〔本剤の水利尿作用により高ナトリウム血症が増悪するおそれがある。〕

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人
http://www.okusuri110.com/kinki/shipeikin/shipeikin_db/skin2139011.html

併用禁忌のルボックス、デプロメールを更新(2011/1/17)
製品例: ルボックス、デプロメール
成分名: フルボキサミン

【併用禁忌】
モノアミン酸化酵素阻害剤〔選択的B型モノアミン酸化酵素阻害剤(セレギリン塩酸塩)を含む〕
● エフピー(セレギリン塩酸塩)
【臨床症状・措置方法】
両薬剤の作用が増強されることがあるので、モノアミン酸化酵素阻害剤の中止後、本剤を投与する場合は、2週間以上の間隔をあけること。また、本剤投与後モノアミン酸化酵素阻害剤に切り替える場合は、少なくとも1週間以上の間隔をあけること。なお、本剤の類薬とモノアミン酸化酵素阻害剤との併用によりセロトニン症候群があらわれたとの報告がある。
【機序・危険因子】
発現機序は不明。

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【併用禁忌】
メレリル(チオリダジン)、オーラップ(ピモジド)
【臨床症状・措置方法】
これらの薬剤の血中濃度が上昇又は半減期が延長することにより、QT延長、心室性不整脈(torsades de pointesを含む)等の心血管系の副作用が発現するおそれがある。
【機序・危険因子】
本剤は、肝臓で酸化的に代謝されるこれらの薬剤の代謝を阻害し、血中濃度を上昇させると考えられる。

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【併用禁忌】
テルネリン(チザニジン塩酸塩)
【臨床症状・措置方法】
チザニジンの血中濃度が上昇又は半減期が延長することにより、著しい血圧低下等の副作用が発現するおそれがある。
【機序・危険因子】
本剤は、肝臓で酸化的に代謝されるこれらの薬剤の代謝を阻害し、血中濃度を上昇させると考えられる。

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【併用禁忌】
ロゼレム(ラメルテオン)
【臨床症状・措置方法】
ラメルテオンの最高血中濃度、AUCが顕著に上昇するとの報告があり、併用により同剤の作用が強くあらわれるおそれがある。
【機序・危険因子】
本剤は、肝臓で酸化的に代謝されるこれらの薬剤の代謝を阻害し、血中濃度を上昇させると考えられる。
http://www.okusuri110.com/kinki/heiyokin/heiyokin_db/hkin1179039.html

警告のある薬にイナビルを追加(2011/1/15)
製品例: イナビル
成分名: ラニナミビル

【警告】
本剤の使用にあたっては、本剤の必要性を慎重に検討すること。
本剤の予防投与における有効性及び安全性は確立していない。
http://www.okusuri110.com/kinki/keikoku/keikoku_db/keikoku6250703.html

新薬の非定型抗精神病薬(SDA)「インヴェガ錠」を登録(2011/1/12)
成分(一般名) : パリペリドン
製品例 : インヴェガ錠3mg~6mg~9mg ・・その他(ジェネリック) & 薬価
区分 : 神経系用剤(含む別用途)/非定型抗精神病薬(SDA)/抗精神病剤

概説 心の不具合を調整し、気持ちをおだやかにするお薬です。心の病気の治療に用います。

作用

【働き-1】
気持ちの高ぶりや不安感をしずめるほか、停滞した心身の活動を改善する作用があります。そのような作用から、統合失調症にかぎらず、強い不安感や緊張感、抑うつ、そう状態などいろいろな精神症状に応用することがあります。

【働き-2】
心の病気の一つ「統合失調症」は、脳の情報伝達系の調子が悪くなる病気です。現実を正しく認識できなくなったり、思考や感情のコントロールが上手にできなくなります。幻聴や幻視、妄想を生じることも多いです。

このお薬は、そのような脳内の情報伝達系の混乱を改善します。おもな作用は、ドーパミンとセロトニンという2つの神経伝達物質をおさえることです。2つをおさえることで、統合失調症の陽性症状(幻覚、妄想、興奮)と陰性症状(無感情、意欲低下、自閉)の両方によい効果を発揮します。

統合失調症は それほどめずらしくなく、100人に1人くらいかかる一般的な病気です。特別視することはありません。この薬をはじめ、よい薬がいろいろとあります。薬物療法を中心に きちんと治療を続ければ、普通の社会生活が送れます。

【薬理】
脳内のドパミン2(D2)受容体を遮断することで、ドーパミン神経系の機能亢進により起こる陽性症状をおさえます。また、セロトニン2(5-HT2)受容体を遮断することで、ドーパミン神経系の働きがよくなり、陰性症状が改善します。このような作用メカニズムからから、セロトニン・ドーパミン拮抗薬(SDA:Serotonin-Dopamine Antagonist)とか5-HT2/D2拮抗薬などと呼ばれています。

特徴
抗セロトニン作用と抗ドーパミン作用をあわせもつ新しいタイプの非定型抗精神病薬(第2世代抗精神病薬)です。抗ドーパミン作用を主とする旧来の定型抗精神病薬に比べ、錐体外路系副作用が軽減され、また陽性症状に加え陰性症状に対してもよい効果が期待できます。
有効成分のパリペリドンは、繁用されているリスペリドン(リスパダール)の活性代謝物になります。同系のなかでは、とくに陽性症状に対し素早く強力な作用を示します。副作用は全体的に少ないものの、他の同類薬と比べ、高プロラクチン血症(生理不順、乳汁分泌)の発現がやや多いようです。
インヴェガ錠は、放出制御システムを応用した製剤で、長時間作用が持続するのが特徴です。1日1回、朝食後に飲めば、24時間にわたり安定した効果が得られます。
http://www.okusuri110.com/cgi-bin/dwm_se_disp.cgi?1179053

添付文書改訂(2011/1/11)
サンリズム等 全18件の「使用上の注意」の改訂を指示
サンリズムによる重大な副作用など

【1】ピルシカイニド塩酸塩水和物(経口剤)(サンリズム)、
【2】ピルシカイニド塩酸塩水和物(注射剤)(サンリズム[注])、
【3】シクロスポリン(経口剤、注射剤)(サンディミュン、ネオーラル)、
【4】イマチニブメシル酸塩(グリベック)、ニロチニブ塩酸塩水和物(タシグナ)、
【5】スニチニブリンゴ酸塩(スーテント)、
【6】ミアンセリン塩酸塩(テトラミド)、
【7】トリクロルメチアジド(フルイトラン)、ヒドロクロロチアジド(ダイクロトライド)、ベンチルヒドロクロロチアジド(ベハイド)、インダパミド(ナトリックス)、ベンチルヒドロクロロチアジド・レセルピン・カルバゾクロム(ベハイドRA)、メチクラン(アレステン)、
【8】メフルシド(バイカロン)、トリパミド(ノルモナール)、
【9】ロサルタンカリウム・ヒドロクロロチアジド(プレミネント)、
【10】アガルシダーゼアルファ(遺伝子組換え)(リプレガル[注])、
【11】シタグリプチンリン酸塩水和物(グラクティブ、ジャヌビア)、
【12】テモゾロミド(テモダール)、
【13】ミリプラチン水和物(ミリプラ[注])、
【14】エンテカビル水和物(バラクルード)、
【15】乾燥細胞培養日本脳炎ワクチン(ジェービックV)、
【16】ペルフルブタン(ソナゾイド[注])、
【17】ヨード化ケシ油脂肪酸エチルエステル(ミリプラ用懸濁用液)(ミリプラ用懸濁用液)、
【18】レミフェンタニル塩酸塩(アルチバ[注])

薬品ごとの詳細は下記のURL
http://www.info.pmda.go.jp/kaitei/kaitei2010.html
http://www.okusuri110.com/skaitei/sk110111_index.html

新薬の血小板増加薬(トロンボポエチン受容体作動薬)「レボレード錠」を登録(2010/12/28)
成分(一般名) : エルトロンボパグ オラミン
製品例 : レボレード錠12.5mg~25mg ・・その他(ジェネリック) & 薬価
区分 : 他の代謝性医薬/その他/経口血小板増加薬/トロンボポエチン受容体作動薬

概説 血小板を増やすお薬です。特発性血小板減少性紫斑病の治療に用います。

作用

【働き】

血小板が減る病気のひとつに「特発性血小板減少性紫斑病(ITP)」があります。難病に指定され、その原因はよく分かっていませんが、近年、自己免疫疾患と理解されるようになりました。自己抗体により血小板が破壊され、また産生が抑制されるため、血小板が不足してしまうのです。また、胃のなかのピロリ菌も、この病気に深くかかわっていることが知られています。

血小板は、血液を固め出血を止める大事な役割をしています。血小板の数がおおよそ5万/μL以下になると出血症状が出始めます。おもな症状は皮下出血で、皮膚にあらわれる紫斑(青あざ)や点状出血(血まめ)が特徴的です。さらに低下すると、脳出血や消化管出血など、重大な出血を起こす危険性も出てきます。

このお薬は、そのような特発性血小板減少性紫斑病に用いる血小板増加薬です。血小板が増加すれば、出血症状も改善します。別名をトロンボポエチン受容体作動薬と呼ばれるように、血小板の生成を促進するトロンボポエチンの受容体に作用することで、血小板を増やします。処方の対象となるのは、血小板数や臨床症状からみて出血リスクが高く、また他の治療で十分な効果が得られない場合です。

【薬理】

血小板は、骨髄前駆細胞から巨核球の分化・増殖を経て形成されます。この過程に関与しているのがトロンボポエチン(TPO)という造血因子です。この薬は、トロンボポエチンの受容体に働きかけますが、受容体に直接結合するのではなく、受容体膜貫通領域と特異的に相互作用することにより、トロンボポエチンと同様の信号を細胞内に送ります。この信号により、細胞内の伝達経路(JAK-STAT、MAPK)が活性化し、巨核球の増殖と分化が促進、最終的に血小板数の増加をもたらすことになります。このような作用メカニズムから「トロンボポエチン受容体作動薬」と呼ばれています。

【臨床試験】

治療歴があり血小板数3万/μL以下の197人について、プラセボ(にせ薬)を対照とした二重盲検比較試験がおこなわれています。プラセボを飲んでいた人(62人)のグループは、血小板数中央値が3万を超えずほとんど変化しませんでした。一方、この薬を飲んでいた人(135人)は、服用後すぐに血小板が増え始め、2週以降の中央値は6万前後で推移しました。また、重大な出血症状の発現頻度は、プラセボのグループに比べ65%低くなりました。この薬により、血小板数が増加するとともに、出血リスクが低下することが証明されたわけです。
http://www.okusuri110.com/cgi-bin/dwm_se_disp.cgi?3999028

新薬のドライアイ治療薬(P2Y2受容体作動薬)「ジクアス点眼液」を登録(2010/12/21)
成分(一般名) : ジクアホソル ナトリウム
製品例 : ジクアス点眼液3% ・・その他(ジェネリック) & 薬価
区分 : 眼科用剤/その他/ドライアイ治療剤

概説 涙の状態をよくし、目の乾燥を防ぐ目薬です。ドライアイの治療に用います。

作用 涙は、目の乾燥を防ぎ、細菌やホコリから目を守る役目をしています。涙が減ると、目が乾いてゴロゴロしたり、目を開けているのがつらくなったりします。このような状態が眼球乾燥症候群、いわゆるドライアイです。ひどくなると、実際に目の表面が傷つき、角膜炎を引き起こすこともあります。

ドライアイの要因には、涙の量的不足にくわえ、涙の質もかかわります。涙液は、三層になって目をおおっています。一番外側の油分の「油層」、中間の水分の「涙液層」、内側の粘液成分の「ムチン層」。この三層構造のバランスの乱れも、ドライアイの原因になるのです。

この目薬は、ドライアイ治療薬です。結膜に作用して、涙を構成している水分やムチンの分泌を増やし、涙液を量的・質的に改善します。涙の状態がよくなると、ドライアイにともなう諸症状が改善しますし、角膜炎の治癒にもつながるわけです。一般的なドライアイに繁用するほか、シェーグレン症候群の眼症状にも用います。
特徴 ムチン・水分分泌促進作用をもつドライアイ治療薬で、世界に先がけての発売です。その作用メカニズムからP2Y2受容体作動薬と呼ばれています。結膜などにあるP2Y2受容体に作用し、細胞内のカルシウム濃度を上昇させることにより、水分やムチンの分泌を促進するわけです。今後、ヒアルロン酸(ヒアレイン)や人工涙液(マイティア、ソフトサンティア)とならび、主要なドライアイ治療薬として処方される機会が増えてくることでしょう。
注意
【診察で】
今までに、薬で過敏症状やアレルギーを起こしたことのある人は医師に伝えてください。
使っている薬を医師に教えてください。また、コンタクトレンズを使用している人も、話しておきましょう。

【使用にあたり】
症状により、用法用量が違います。点眼方法や点眼回数は、説明書に従ってください。ふつうは、1日6回、1滴を点眼します。
1滴点眼したあと、ゆっくりと目を閉じ、まばたきをしないで1分間ほど目を閉じていてください。
特別な指示がなければ1滴で十分です。うまく命中しなかったときだけ、もう1滴さすようにすればよいでしょう。
点眼のとき、容器の先端が直接目に触れないように注意しましょう。薬液汚染防止のためです。
点眼液が目の回りに付いたり、目からあふれ出たときは、すぐ拭き取るようにしてください。そのままだと、かぶれの原因になります。
他の点眼薬と併用しているときは、5分間以上の間隔をあけて点眼してください。
ソフトコンタクトレンズをしている場合は、レンズをはずして点眼し、15分以上経過してから再装用してください。防腐剤のベンザルコニウムによるレンズの変色を防ぐためです。
http://www.okusuri110.com/cgi-bin/dwm_se_disp.cgi?1319758

新薬の水利尿薬(非ペプチド性バソプレシンV2-受容体拮抗薬)「サムスカ錠」を登録(2010/12/15)
成分(一般名) : トルバプタン
製品例 : サムスカ錠15mg ・・その他(ジェネリック) & 薬価
区分 : 利尿剤/その他/非ペプチド性バソプレシンV2-受容体拮抗剤

概説 水分を排出するお薬です。心不全における浮腫(むくみ)の治療に用います。

作用

【働き】


心臓の働きが悪くなり、ポンプ機能が低下すると、血液や水分の循環が悪くなり、浮腫(体液貯留)を生じます。体重が増加し、足首が異常にむくんだり、肺に水がたまり呼吸が苦しくなることもあります。

このお薬は、そのような“うっ血性心不全”に用いる特殊な利尿薬です。尿量を増やし、体の余分な水分だけをとり除きます。その結果、体重がもどり、むくみも取れて、心臓の負担が軽くなります。単独ではなく、一般的な利尿薬で効果不十分な場合に追加併用します。


【薬理】


この利尿作用は、バソプレシンという抗利尿ホルモンの働きを抑制すことにもとづきます。バソプレシンの役目は、腎臓の集合管にあるV2受容体と結合し、尿中から血中への水の再吸収を促進することで体液を保持することです。

この薬の有効成分トルバプタンは、そのバソプレシンのV2受容体への結合を阻害し、腎集合管における水再吸収を減少させます。その結果、ナトリウムなどの電解質排泄に直接の影響を与えずに、水分だけを排出させことになのです。このような作用メカニズムから、バソプレシンV2受容体拮抗薬と呼ばれています。
http://www.okusuri110.com/cgi-bin/dwm_se_disp.cgi?2139011

新薬の月経困難症治療薬(黄体ホルモン・卵胞ホルモン混合薬)「ヤーズ配合錠」を登録(2010/11/9)
成分(一般名) : ドロスピレノン・エチニルエストラジオール
製品例 : ヤーズ配合錠 ・・その他(ジェネリック) & 薬価
区分 : 混合ホルモン/卵胞ホルモン,黄体ホルモン混合剤/経口黄体ホルモン・卵胞ホルモン混合月経困難症治療剤

概説 生理を軽くするお薬です。月経困難症に用います。

作用

【働き】
月経困難症は、月経にともなう耐え難い症状のことです。いわゆる生理痛をはじめ、腰痛や頭痛、吐き気、いらいら、憂うつ感 などを生じ、人によっては仕事や日常生活に支障がでてきます。ときに、子宮内膜症など器質的病変が隠れていることもあります。

このお薬は女性ホルモンの配合薬です。女性ホルモンの体内分泌をなだらかにし、卵巣や子宮を休ませる働きをします。そして、生理が軽くなり、子宮の収縮もやわらぐので、つらい生理痛がおさまります。このような作用から子宮内膜症をふくめ月経困難症の治療に用いられます。

【薬理】
有効成分は少量の女性ホルモンで、これが脳下垂体に働きかけ、性腺刺激ホルモンの分泌を抑制します(負のフィードバッグ)。その結果、排卵がおさえられ生理が軽くなります。また、生理痛は月経血を排出させるための子宮収縮などにより起こりますが、このとき過剰産生される発痛物質(プロスタグランジン)を抑えることにもなります。
特徴 いわゆる低用量ピルです。ごく少量の卵胞ホルモン薬と黄体ホルモン薬が配合されています。卵胞ホルモンのエチニルエストラジオールの含有量は国内最低の0.02mg。低用量化により、副作用の軽減と休薬期間の短縮がはかれます(7日→4日)。休薬期間が短いと、ホルモン消退時の諸症状、たとえば腹痛や頭痛の軽減につながるわけです。
黄体ホルモンとして採用されているのが、国内初のドロスピレノン。こちらは、第3世代の新規黄体ホルモン薬です。男性ホルモン様作用がほとんどなく、また弱い利尿作用を持ち合わせているのが特徴です(抗アンドロゲン作用、抗アルドステロン作用)。このため、ニキビやむくみに対する副効用が期待できます。
周期的に服用を続けているあいだ、排卵や月経がおさえられますので、当面妊娠の予定のない人、あるいは希望しない人に向く治療法です。「偽妊娠療法」とも呼ばれ、妊娠しているときと同じような状態になります。正式な適応症は月経困難症で、これには子宮内膜症に伴うものも含まれます。なお、欧米では経口避妊薬として、あるいは月経前不快気分障害や尋常性ざ瘡(ニキビ)の治療薬としても認められています(日本では未承認で適応外)。

注意
【診察で】
血栓症など持病のある人は医師に伝えてください。また、服用中の薬を医師に教えてください。
妊娠中もしくはその可能性のある人は、医師に伝えておきましょう。妊娠していないことを確認したうえで使用する必要があります。
手術の予定があるときは、早めに医師と相談してください。
注意事項や副作用について十分説明を受けてください。薬の性質をよく理解し、納得のうえで治療にあたりましょう。

【注意する人】
卵胞ホルモンによって悪化する乳がんや子宮がんがある場合は、服用を避けなければなりません。もし異常な性器出血があるのなら、がんでないことを確認してからにします。乳がんの既往歴または家族歴がある人は、使用にあたり 乳がんの検査を頻繁におこなうなど細心の注意が必要です。

ピルには、血栓を作りやすくする性質があります。このため、血栓性の病気のある人、また血栓を起こすリスクの高い人は飲めないことになっています。たとえば、血栓性静脈炎や肺塞栓症があれば服用禁止です。手術で長期間安静を要する人も、早めに中止しなければなりません。さらに、35歳以上で1日15本以上タバコを吸う人も禁止されています。

腎臓の働きが悪く、カリウムの排泄が遅れがちな人は、使用できないことがあります。この薬にはカリウム分を増やす性質があるためです。服用するさいは、定期的に血液中のカリウム濃度を測定するなど慎重に用いるようにします。急性腎不全をふくめ、重い腎臓病がある場合は服用禁止です。

適さないケース..乳がん、子宮がん、血栓性静脈炎、肺塞栓症、脳梗塞、狭心症、心筋梗塞、糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症、前兆をともなう片頭痛、重い高血圧症、脂質代謝異常、重い肝臓病、重い腎臓病、長期間安静状態(手術前4週以内、術後2週以内、産後4週以内)、35歳以上で1日15本以上タバコを吸う人、妊娠中、授乳中、骨成長が終了していない可能性がある若い人など。
注意が必要なケース..子宮筋腫、乳がん既往・家族歴、乳房結節、40歳以上、タバコを吸う人、片頭痛、肥満、糖尿病、高血圧、心臓病、肝臓病、腎臓病、てんかんのある人など。

【飲み合わせ・食べ合わせ】
低用量ピルは、有効成分をぎりぎりまで少なくし、必要最少量で治療効果を発揮しています。このため、飲み合わせによる作用の減弱にとくに気をつけなければなりません。カゼや歯科治療をふくめ病院にかかるときは、ピルを使用していることを必ず伝えてください。

次にあげる薬剤や健康食品と併用すると、この薬の避妊効果が低下したり、不正出血を起こすおそれがあります。併用のさいは、他の避妊法を追加したほうが確実です。たとえば、結核の薬のリファンピシン(リファジン、リマクタン)、てんかんの薬のフェノバルビタール(フェノバール)やフェニトイン(ヒダントール、アレビアチン)、カルバマゼピン(テグレトール)、各種抗生物質、抗エイズウイルス薬、健康食品のセイヨウオトギリソウ( セント・ジョーンズ・ワート)などに注意が必要です。
逆に、作用増強をもたらす薬剤として、抗真菌薬のフルコナゾール(ジフルカン)やボリコナゾール(ブイフェンド)、解熱鎮痛薬のアセトアミノフェンなどがあります。
併用薬の作用が弱くなってしまう飲み合わせも考えられます。たとえば、各種血糖降下薬、子宮内膜症治療薬のブセレリン(スプレキュア)、抗てんかん薬ラモトリギン(ラミクタール)、解熱鎮痛薬のアセトアミノフェン、鎮痛薬のモルヒネ(MSコンチン)などと併用した場合、これらの作用が弱まる可能性があります。
一方、併用薬の作用が増強する飲み合わせとしては、プレドニゾロン(プレドニン)など各種副腎皮質ホルモン、三環系抗うつ薬、パーキンソン病治療薬のセレギリン(エフピー)、免疫抑制薬のシクロスポリン(サンディミュン、ネオーラル)、喘息治療薬のテオフィリン(テオドール)、胃炎・胃潰瘍治療薬のオメプラゾール(オメプラール、オメプラゾン)などがあげられます。
カリウム薬をはじめ、カリウム濃度を上昇させる利尿薬や降圧薬と併用するときは、血液中のカリウム分の増えすぎに注意が必要です。たとえば、カリウム保持性降圧利尿薬のスピロノラクトン(アルダクトン)やエプレレノン(セララ)、汎用降圧薬のACE阻害薬(カプトリル、レニベース、テノーミン等)やARB(ブロプレス、ディオバン等)などと飲み合わせるときです。

【使用にあたり】
決められた服薬スケジュールを守ってください。飲み始めは、原則として月経第1日目です。それより遅れた場合、妊娠のリスクを考慮し、飲みはじめの最初の1週間はホルモン剤以外の避妊法を用いる必要があります。飲む時間は、毎日同じにしてください。
1シートが28錠で、赤色の実薬24錠と白色のプラセボ(似せ薬)4錠から成ります。実薬から順番に28日間連続服用し1周期とします。終わりの4日間はプラセボで、休薬期間に当たるわけです。通常、このときに軽い生理(消退出血)がみられます。出血が終わっているか続いているかにかかわらず、翌29日目からか次の周期の服用を開始してください。
飲み始めの不正出血(予定外の出血)や吐き気は、徐々になくなることが多いものです。出血量が異常に多かったり、不正出血が続く場合、あるいは逆に生理(消退出血)がまったくこない場合は、早めに受診し医師と相談してください。
飲み忘れのないよう十分注意しましょう。数日飲まないでいると、不正出血を起こしやすくなります。また、妊娠のリスクが高まります。
もしも飲み忘れて、翌日までに気づいた場合は、直ちに飲み忘れたぶんを服用し、その日の錠剤も通常どおりに飲んでください。2日以上忘れた場合は、前日分の1錠を気付いた時点で飲み、当日分の1錠も定時に服用してください。
万一、血栓症の症状があらわれたら、すぐに受診してください(初期症状は副作用の項参照)。血栓症のリスク要因として、体を動かせない状態、脱水、喫煙、急激な血圧変動などがあげられます。

【検査】
治療に先立ち、服薬に問題ないか各種の検査でチェックします。病歴調査をはじめ、血圧測定や乳房・腹部検査、臨床検査などをおこないます。さらに続けているあいだは、6ヵ月毎に定期検診を受ける必要があります。
子宮・卵巣を中心とした骨盤内臓器の検査を1年に1回以上おこないます。子宮頸部の細胞診については1年に1回実施することが望ましいです。
乳がんの自己検診の方法を教えてもらい、こまめにチェックしましょう。とくに、家族歴または乳房に結節のある人は要注意です。

【妊娠・授乳】
妊娠中、もしくはその可能性のある人は 使用できません。そのため、治療を開始する前に、問診や内診、基礎体温の測定、妊娠検査などにより、妊娠していないことを確認しておく必要があります。
生理(消退出血)が2周期連続して来なかった場合、念のため 妊娠していないことを検査で確かめます。もし、妊娠が分かったら、服薬を中止しなければなりません。
妊娠を希望する場合は、服薬を中止すれば、まもなく自然な排卵と生理がもどってきます。その後、通常どおりの妊娠、出産が可能です。
授乳中は控えてください。この薬により、母乳の量的質的低下が起こる可能性があるためです。また、母乳中へ移行し、赤ちゃんに悪い作用をもたらすおそれがあります。

【食生活】
たとえば長時間飛行など、体を動かせない状態が長く続くと、血栓症のリスクが少し高まるかもしれません。水分を多くとり、できるだけ体(足)を動かすようにしましょう。
できたらタバコは控えましょう。タバコは血栓症の危険性を増やします。
http://www.okusuri110.com/cgi-bin/dwm_se_disp.cgi?2482011

【医薬品名】ラモセトロン塩酸塩(経口剤2.5μg、5μg)(イリボー)(2010/10/26)
【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。

[重要な基本的注意]の項の便秘、硬便に関する記載を

「虚血性大腸炎や重篤な便秘が発現するおそれがあるので、腹痛、血便、便秘、硬便が認められた場合には、医師等に連絡するよう患者に指導すること。」

と改め、[副作用]の「重大な副作用」の項の虚血性大腸炎に関する記載を

「虚血性大腸炎:
虚血性大腸炎があらわれることがあるので、腹痛、血便等虚血性大腸炎が疑われる症状があらわれた場合には、本剤の投与を中止するなど適切な処置を行うこと。」

と改める。
http://www.okusuri110.com/cgi-bin/sk_disp.cgi?sk101026&04

【医薬品名】イミダフェナシン(ウリトス、ステーブラ)(2010/10/26)
【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。

[副作用]の「重大な副作用」の項に

「尿閉:
尿閉があらわれることがあるので、観察を十分に行い、症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。」

を追記する。
http://www.okusuri110.com/cgi-bin/sk_disp.cgi?sk101026&05

.【医薬品名】イットリウム(90Y)イブリツモマブチウキセタン(遺伝子組換え)[注](ゼヴァリンイットリウム(90Y))インジウム(111In)イブリツモマブチウキセタン(遺伝子組換え)[注](ゼヴァリンインジウム(111In))(2010/10/26)
【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。

[副作用]の「重大な副作用」の項に

「感染症:
敗血症、肺炎等の重篤な感染症があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。」

を追記する。
http://www.okusuri110.com/cgi-bin/sk_disp.cgi?sk101026&06

.【医薬品名】荊芥連翹湯(荊芥連翹湯)二朮湯(二朮湯)(2010/10/26)
【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。

[副作用]の「重大な副作用」の項に

「間質性肺炎:
発熱、咳嗽、呼吸困難、肺音の異常等があらわれた場合には、本剤の投与を中止し、速やかに胸部X線、胸部CT等の検査を実施するとともに副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。」

を追記する。
http://www.okusuri110.com/cgi-bin/sk_disp.cgi?sk101026&01

【医薬品名】竜胆瀉肝湯(竜胆瀉肝湯)(2010/10/26)
【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。

[副作用]の「重大な副作用」の項に

「肝機能障害、黄疸:
AST(GOT)、ALT(GPT)、Al-P、γ-GTP等の著しい上昇を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。」

を追記する。
http://www.okusuri110.com/cgi-bin/sk_disp.cgi?sk101026&02

【医薬品名】アリスキレンフマル酸塩(ラジレス)(2010/10/26)
【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。

[禁忌]の項の「シクロスポリンを投与中の患者」の記載を

「イトラコナゾール、シクロスポリンを投与中の患者」

と改め、[相互作用]の「併用禁忌」の項に

「イトラコナゾール」

を追記する。
http://www.okusuri110.com/cgi-bin/sk_disp.cgi?sk101026&03

【医薬品名】ソラフェニブトシル酸塩(ネクサバール)(2010/10/26)
【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。

[副作用]の「重大な副作用」の項の消化管穿孔に関する記載を

「消化管穿孔、消化管潰瘍:
消化管穿孔、消化管潰瘍があらわれることがあり、消化管穿孔により死亡に至る例が報告されているので、消化管穿孔、消化管潰瘍が疑われた場合には、本剤の投与を中止するなど、適切な処置を行うこと。」

と改め、

「ショック、アナフィラキシー様症状:
ショック、アナフィラキシー様症状(呼吸困難、血管浮腫、発疹、血圧低下等)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、本剤の投与を中止し、適切な処置を行うこと。」
「横紋筋融解症:
横紋筋融解症があらわれることがあるので、観察を十分に行い、筋肉痛、脱力感、CK(CPK)上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇等が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。また、横紋筋融解症による急性腎不全の発症に注意すること。」

を追記する。
http://www.okusuri110.com/cgi-bin/sk_disp.cgi?sk101026&07

【医薬品名】バンコマイシン塩酸塩(眼科用剤)(バンコマイシン眼軟膏)(2010/10/26)
【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。

[副作用]の「重大な副作用」の項に

「角膜障害:
びらん等の角膜上皮障害が発現することがあるので、観察を十分に行い、症状があらわれた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。」

を追記する。
http://www.okusuri110.com/cgi-bin/sk_disp.cgi?sk101026&08

【医薬品名】イトラコナゾール(イトリゾール)(2010/10/26)
【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。

[禁忌]の項の他剤を投与中の患者に関する記載を

「ピモジド、キニジン、ベプリジル、トリアゾラム、シンバスタチン、アゼルニジピン、ニソルジピン、エルゴタミン、ジヒドロエルゴタミン、バルデナフィル、エプレレノン、ブロナンセリン、シルデナフィル(レバチオ)、タダラフィル(アドシルカ)、アリスキレンを投与中の患者」

と改め、[相互作用]の「併用禁忌」の項に

「アリスキレン」

を追記する。
http://www.okusuri110.com/cgi-bin/sk_disp.cgi?sk101026&09

【医薬品名】荊芥連翹湯(荊芥連翹湯(一般用医薬品))二朮湯(二朮湯(一般用医薬品))(2010/10/26)
【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。

[相談すること]の項に

「次の場合は、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師又は薬剤師に相談すること
服用後、次の症状があらわれた場合
まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けること。
間質性肺炎:せきを伴い、息切れ、呼吸困難、発熱等があらわれる。」

を追記する。
http://www.okusuri110.com/cgi-bin/sk_disp.cgi?sk101026&10

.【医薬品名】竜胆瀉肝湯(竜胆瀉肝湯(一般用医薬品))(2010/10/26)
【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。

[相談すること]の項に

「次の場合は、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師又は薬剤師に相談すること
服用後、次の症状があらわれた場合
まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けること。
肝機能障害:全身のだるさ、黄疸(皮ふや白目が黄色くなる)等があらわれる。」

を追記する。
http://www.okusuri110.com/cgi-bin/sk_disp.cgi?sk101026&11

添付文書改訂/イトラコナゾール(イトリゾール)..◇改訂項目:禁忌、併用禁忌(2010/10/26)
【医薬品名】イトラコナゾール(イトリゾール)

【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。

[禁忌]の項の他剤を投与中の患者に関する記載を

「ピモジド、キニジン、ベプリジル、トリアゾラム、シンバスタチン、アゼルニジピン、ニソルジピン、エルゴタミン、ジヒドロエルゴタミン、バルデナフィル、エプレレノン、ブロナンセリン、シルデナフィル(レバチオ)、タダラフィル(アドシルカ)、アリスキレンを投与中の患者」

と改め、[相互作用]の「併用禁忌」の項に

「アリスキレン」

を追記する。
http://www.okusuri110.com/cgi-bin/sk_disp.cgi?sk101026&09

添付文書改訂/荊芥連翹湯(荊芥連翹湯(一般用医薬品))、二朮湯(二朮湯(一般用医薬品))..◇改訂項目:相談すること(2010/10/26)
.【医薬品名】荊芥連翹湯(荊芥連翹湯(一般用医薬品))
         二朮湯(二朮湯(一般用医薬品))

【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。

[相談すること]の項に

「次の場合は、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師又は薬剤師に相談すること
服用後、次の症状があらわれた場合
まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けること。
間質性肺炎:せきを伴い、息切れ、呼吸困難、発熱等があらわれる。」

を追記する。
http://www.okusuri110.com/cgi-bin/sk_disp.cgi?sk101026&10

添付文書改訂/竜胆瀉肝湯(竜胆瀉肝湯(一般用医薬品))..◇改訂項目:相談すること(2010/10/26)
【医薬品名】竜胆瀉肝湯(竜胆瀉肝湯(一般用医薬品))

【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。

[相談すること]の項に

「次の場合は、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師又は薬剤師に相談すること
服用後、次の症状があらわれた場合
まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けること。
肝機能障害:全身のだるさ、黄疸(皮ふや白目が黄色くなる)等があらわれる。」

を追記する。
http://www.okusuri110.com/cgi-bin/sk_disp.cgi?sk101026&11

新薬の骨粗鬆症治療薬(SERM)「ビビアント錠」を登録しました。(2010/10/15)
成分(一般名) : バゼドキシフェン酢酸塩
製品例 : ビビアント錠20mg ・・その他(ジェネリック) & 薬価
区分 : 他の代謝性医薬/骨粗鬆症治療薬(SERM)/骨粗鬆症治療剤

概説 骨を丈夫にするお薬です。骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の治療に用います。

作用

【働き】

骨粗鬆症は、骨の代謝が悪くなり、骨がもろくなる病気です。腰痛や背骨の痛みをともなうほか、高齢の人では骨折をしやすくなります。女性に多いのは、女性ホルモンの減少にともなう「閉経後骨粗鬆症」のためです。

このお薬は、女性ホルモンの卵胞ホルモン(エストロゲン)と同様に作用して、骨のカルシウム分が血液に溶け出すのを防ぎます(骨吸収抑制作用)。その結果、骨の密度が増加し骨が丈夫になってきます。骨折の予防にもつながります。

【薬理】

骨のエストロゲン受容体に結合後、骨代謝回転に関与するサイトカインを介して骨吸収抑制作用を発揮します。作用の仕方は女性ホルモンと同じで、骨を溶かす破骨細胞の寿命を縮め その働きを抑制することによります。

【臨床試験】

海外での大規模骨折介入試験で、骨粗鬆症にともなう脊椎圧迫骨折を半分くらいに減らせることが示されています。その他の骨折、たとえば大腿骨頸部骨折や手関節周囲骨折などについては、骨折の危険性が高い重症例において高い予防効果が得られています。
特徴 SERMという新しいタイプの骨粗鬆症治療薬です。同類のラロキシフェン(エビスタ)は、女性の閉経後骨粗鬆症に第一選択されることが多くなりました。ただし、のぼせや発汗など更年期症状のある人には向きません。その症状をさらに悪化させるおそれがあるためです。
骨やコレステロール代謝に対しエストロゲン様作用を示す一方、乳房や子宮のエストロゲン受容体では反対の作用を示します。このような特性から、選択的エストロゲン受容体調整薬(SERM:Selective Estrogen Receptor Modulater)と呼ばれています。
背骨以外の手足の骨折予防効果については、類似薬のラロキシフェン(エビスタ)をしのぐ有効性が示されています。
乳房に対し抗エストロゲン作用を示すので、副効用として 乳がんの予防効果が期待できます。ラロキシフェン(エビスタ)においては、エストロゲン受容体陽性の乳がん発生を1/10に抑制したという報告があります。

注意
【診察で】
血栓症など持病や、アレルギーのある人は医師に伝えておきましょう。
服用中の薬を医師に教えてください。
手術の予定があるときは、早めに医師に報告しておきましょう。
副作用や注意点についてよく説明を受けておきましょう。

【注意する人】

血栓の病気のある人は使用できないことがあります。また、手術後などで長期に体を動かせない状態にある人や、のぼせや発汗など更年期症状の強い人は控えるようにします。

適さないケース..静脈血栓塞栓症(深部静脈血栓症、肺塞栓症、網膜静脈血栓症など)、長期不動状態(術後回復期、長期安静期など)、抗リン脂質抗体症候群、妊娠中。
注意が必要なケース..腎臓病、肝臓病、更年期障害のある人など。

【使用にあたり】
指示どおりに正しくお飲みください。ふつう、1日1回1錠だけ飲みます。
手術などで長期に体を動かせない状態に入る場合、その3日くらい前までに服用を休止する必要があります。

【食生活】
たとえば長時間飛行など、体を動かせない状態が続くと、血栓症のリスクが少し高まるかもしれません。水分を多くとり、できるだけ体、ことに足をこまめに動かすようにしてください。
バランスのよい食事を心がけましょう。とくに、カルシウム分やビタミンD、ビタミンKが大切です。カルシウムは乳製品や小魚に、ビタミンDはウナギやイワシ、レバーなどに多いです。ビタミンKは、納豆をはじめ、ホウレン草やブロッコリーなど野菜類にたくさん含まれます。
適度な運動も、骨量を増やし骨を丈夫にします。日光浴をかねた散歩やウォーキングが、その第一歩です。

【備考】


女性の閉経後骨粗鬆症には、バゼドキシフェン(この薬)のほか、同様の作用をもつ女性ホルモン薬が広く処方されています。また、骨粗鬆症の基礎薬として、活性型ビタミンD製剤も有用です。骨折のリスクが高い重度の骨粗鬆症には、ビスホスホネート系薬剤を用いるようにします。
http://www.okusuri110.com/cgi-bin/dwm_se_disp.cgi?3999027

新薬の肺動脈性肺高血圧症治療薬(エンドセリン受容体拮抗薬)「ヴォリブリス錠」を登録(2010/10/8)
成分(一般名) : アンブリセンタン
製品例 : ヴォリブリス錠2.5mg ・・その他(ジェネリック) & 薬価
区分 : 他の循環器官用薬/その他/エンドセリン受容体拮抗薬

概説 肺動脈性肺高血圧症のお薬です。

作用

【働き】
肺動脈性肺高血圧症は、肺の血管の血圧(肺動脈圧)が高くなる病気です。肺動脈末梢の血管の通り道が狭くなり、血液が流れにくくなっています。そのため、動悸や息切れ、むくみ、ひどい疲労などを伴い、日常生活にも支障がでてきます。進行すると心不全を引き起こし、予後も好ましくありません。

このお薬は、そのような症状を改善する肺高血圧症治療薬です。血管を収縮させるエンドセリンという体内物質の働きをじゃまする作用があります。そして、肺の血管が広がり血流が改善、肺動脈の血圧も下がります。結果的に、息苦しさや疲労といったつらい症状がやわらぎ、運動耐容能の改善につながります。また、病気の進行を遅らせ、より長生きできると期待できます。

【薬理】
エンドセリンは、血管の収縮と拡張の調整役をしています。ところが、病的な血管では、過度な血管収縮や細胞増殖をもたらし、心臓や肺に悪影響をおよぼします。このエンドセリンが作用する受容体には、エンドセリンA受容体とエンドセリンB受容体の2つのタイプがあることが知られ、なかでもA受容体は肺動脈性肺高血圧症の病態により深く関与していると考えられています。

アンブリセンタン(この薬の有効成分)は、肺血管に存在するエンドセリンA受容体を選択的に阻害することで、エンドセリン上昇にともなう血管収縮や細胞増殖・肥大化などの有害作用を抑制します。その結果、肺動脈圧や肺血管抵抗が低下し、肺動脈性肺高血圧症にともなう種々の臨床症状が改善するのです。
特徴 プロピオン酸系の「エンドセリン受容体拮抗薬」です。とりわけエンドセリンA受容体を選択的に強く阻害するので、「選択的エンドセリンA受容体拮抗薬」と細分類することができます(類薬のボセンタンは非選択的)。肺動脈性肺高血圧症に適応する新しいタイプの治療薬です。
類似薬のボセンタン(トラクリア)に比べて、肝機能障害を起こすリスクが低く、ボセンタンで禁忌の中等度の肝障害においても慎重投与で使用可能です。
服用回数が1日1回で済み、また飲み合わせによる相互作用が少ないことも利点です。ボセンタンの適応は重症例(クラスIII~IV)に限りますが、こちらは特にしばりがなく、多剤併用療法を含め より広範に処方できます。

注意
【診察で】
持病のある人は医師に伝えておきましょう。
服用中の薬を医師に教えてください。
妊娠中もしくはその可能性のある人、また授乳中の人は医師に伝えてださい。妊娠中は使用できません。

【注意する人】
肝臓の悪い人は使用できないことがあります。治療前に肝機能検査をおこない、その適否を判断しなければなりません。妊娠中は禁止です。

適さないケース..重い肝臓病のある人、妊娠中。
注意が必要なケース..肝機能値の悪い人、肝臓病、重い腎臓病、重い貧血、肺静脈閉塞性疾患のある人、高齢の人など。

【飲み合わせ・食べ合わせ】
免疫抑制薬のシクロスポリン(サンディミュン、ネオーラル)と飲み合わせると、この薬の血中濃度が上昇する可能性があります。併用するのなら、1日1回5mgを上限とします。

【使用にあたり】
病状や体質、また治療方針によって飲み方が違います。決められた飲み方を守りましょう。ふつは1日1回5mg(2錠)です。

【検査】
副作用をチェックするため、定期的に検査を受ける必要があります。とくに肝機能検査と血液検査が重要です。女性では、必要に応じて妊娠検査をおこないます。

【妊娠・授乳】
服用中は、確実な方法で避妊しなければなりません。避妊薬だけでは不確実なので、必ずパートナーはコンドームを着用するようにしてください。それでも、妊娠の可能性がでてきたなら、直ちに医師に連絡してください。

効能 肺動脈性肺高血圧症
http://www.okusuri110.com/cgi-bin/dwm_se_disp.cgi?2190031

禁忌薬と警告 ジフルカンを更新(2010/8/26)
製品例: ジフルカン
成分名: フルコナゾール

【併用禁忌】
ハルシオン(トリアゾラム)
【臨床症状・措置方法】
トリアゾラムの代謝遅滞による血中濃度の上昇、作用の増強及び作用時間延長の報告がある。
【機序・危険因子】
本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるチトクロームP450 3A4を阻害するので、併用によりこれらの薬剤の血中濃度が上昇することがある。

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【併用禁忌】
● クリアミン(エルゴタミン)
● ジヒデルゴット(ジヒドロエルゴタミン)
【臨床症状・措置方法】
アゾール系抗真菌剤等のCYP 3A4を阻害する薬剤とエルゴタミンとの併用により、エルゴタミンの血中濃度が上昇し、血管攣縮等の副作用を起こすおそれがある。
【機序・危険因子】
本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるチトクロームP450 3A4を阻害するので、併用によりこれらの薬剤の血中濃度が上昇することがある。

---------------------------------------------------------
【併用禁忌】

● 硫酸キニジン(キニジン)
● オーラップ(ピモジド)
【臨床症状・措置方法】
これらの薬剤の血中濃度が上昇することにより、QT延長、torsades de pointesを発現するおそれがある。
【機序・危険因子】
本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるチトクロームP450 3A4を阻害するので、併用によりこれらの薬剤の血中濃度が上昇することがある。
http://www.okusuri110.com/kinki/heiyokin/heiyokin_db/hkin6290002.html

禁忌薬と警告 カルシウム拮抗薬とグレープフルーツジュース(2010/8/26)
製品例: グレープフルーツジュース(1)
成分名: グレープフルーツジュース(原因成分不明)

【併用禁忌】
カルシウム拮抗薬-1:ノルバスク、アムロジン、カデュエット(アムロジピン)、ユニシア(アムロジピン)
【臨床症状・措置方法】
本剤(カルシウム拮抗薬)の降圧作用が増強されるおそれがある。同時服用をしないように注意すること。
【機序・危険因子】
グレープフルーツに含まれる成分が本剤の代謝を阻害し、本剤の血中濃度が上昇する可能性が考えられる。

---------------------------------------------------------

【併用禁忌】
カルシウム拮抗薬-2:カルブロック、レザルタス(アゼルニジピン)
【臨床症状・措置方法】
本剤(カルシウム拮抗薬)の血中濃度が上昇することが報告されている。降圧作用が増強されるおそれがあることから、本剤の服用中はグレープフルーツジュースを飲用しないよう注意すること。
【機序・危険因子】
グレープフルーツジュースに含まれる成分がCYP3A4による本剤の代謝を阻害し、クリアランスを低下させるためと考えられる。

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【併用禁忌】
カルシウム拮抗薬-3:バイミカード(ニソルジピン)
【臨床症状・措置方法】
本剤(カルシウム拮抗薬)の血中濃度が上昇し、作用が増強されることがある。患者の状態を注意深く観察し、過度の血圧低下等の症状が認められた場合、本剤を減量するなど適切な処置を行う。なお、グレープフルーツジュースを常飲している場合、飲用中止4日目から投与することが望ましい。
【機序・危険因子】
グレープフルーツジュースに含まれる成分が本剤の代謝酵素(CYP3A4)を阻害し、初回通過効果を減弱させるためと考えられる。

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【併用注意】
カルシウム拮抗薬-4:アダラート(ニフェジピン)、バイロテンシン(ニトレンジピン)、ランデル(エホニジピン)、スプレンジール(フェロジピン)、ワソラン(ベラパミル)
【臨床症状・措置方法】
本剤(カルシウム拮抗薬)の血中濃度が上昇し、作用が増強されることがある(おそれがある)。患者の状態を注意深く観察し、過度の血圧低下等の症状が認められた場合、本剤を減量するなど適切な処置を行う。またグレープフルーツジュースとの同時服用をしないように注意する。
【機序・危険因子】
● アダラート:発現機序の詳細は不明であるが、グレープフルーツジュースに含まれる成分が本剤の肝代謝(チトクロームP-450酵素系)反応を抑制し、クリアランスを低下させるためと考えられている。
● バイロテンシン:発現機序の詳細は不明であるが、グレープフルーツジュースに含まれる成分が本剤の肝代謝酵素(チトクロームP450)を抑制し、クリアランスを低下させるためと考えられている。
● スプレンジール:グレープフルーツジュースに含まれる成分が本剤の小腸での代謝(チトクロームP450)を抑制し、クリアランスを低下させるためと考えられている(フェロジピン)。
● ワソラン:グレープフルーツジュースに含まれる成分のチトクロームP450(CYP3A4)の阻害作用により、本剤の血中濃度を上昇させる。

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【併用注意】
カルシウム拮抗薬-5:ペルジピン(ニカルジピン)、ニバジール(ニルバジピン)、カルスロット(マニジピン)、ヒポカ(バルニジピン)、コニール(ベニジピン)、シナロング(シルニジピン)、サプレスタ(アラニジピン)
【臨床症状・措置方法】
本剤(カルシウム拮抗薬)の作用が増強されるおそれがある(血中濃度が上昇することが報告されている)。
【機序・危険因子】
● グレープフルーツジュースが肝の薬物代謝酵素P450を抑制し、本剤の血中濃度が上昇すると考えられている
● グレープフルーツ中の成分が、本剤の肝薬物代謝酵素であるCYP3A4を阻害することが考えられている)。

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【備考】
CYP3A4により代謝される薬物で、生体内利用率の低い薬物は、グレープフルーツジュースの影響を受けやすいと考えられている。
http://www.okusuri110.com/kinki/heiyokin/heiyokin_db/hkin2171014fg.html

●おもな薬の危険度/抗がん剤およびとくに注意を要する薬の例にレブラミドを追加(2010/8/19)
製品例: レブラミド
成分名: レナリドミド

【妊婦禁忌】
妊婦又は妊娠している可能性のある女性患者
【妊婦・産婦・授乳婦等への投与】

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないこと。〔カニクイザルでの生殖発生毒性試験では、妊娠中にレナリドミドを投与された母動物の胎児に奇形が認められた。レナリドミドはヒトで催奇形性を有する可能性がある。〕


授乳中の婦人には投与しないことが望ましいが、やむを得ず投与する場合には授乳を中止させること。〔安全性が確立していない。〕
【警告(妊婦関連)】
(1)本剤の胎児への曝露を避けるため、本剤の使用については、適正管理手順(以下、「本手順」)が定められているので、関係企業、医師、薬剤師等の医療関係者、患者やその家族等の全ての関係者が本手順を遵守すること。
(2)本剤はヒトにおいて催奇形性を有する可能性があるため、妊婦又は妊娠している可能性のある女性患者には決して投与しないこと。
(3)妊娠する可能性のある女性患者に投与する場合は、投与開始前に妊娠検査を行い、陰性であることを確認した上で投与を開始すること。また、投与開始予定4週間前から投与終了4週間後まで、性交渉を行う場合はパートナーと共に極めて有効な避妊法の実施を徹底(男性は必ずコンドームを着用)させ、避妊を遵守していることを十分に確認するとともに定期的に妊娠検査を行うこと。なお、本剤の投与期間中に妊娠が疑われる場合には、直ちに本剤の投与を中止し、医師等に連絡するよう患者を指導すること。
(4)本剤は精液中へ移行することから投与終了4週間後まで、性交渉を行う場合は極めて有効な避妊法の実施を徹底(男性患者は必ずコンドームを着用)させ、避妊を遵守していることを十分に確認すること。また、この期間中は妊婦との性交渉は行わせないこと。
(5)本剤の投与は、緊急時に十分対応できる医療施設において、造血器悪性腫瘍の治療に対して十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本剤の投与が適切と判断される患者のみに行うこと。また、治療開始に先立ち、患者又はその家族等に有効性及び危険性(胎児への曝露の危険性を含む)を十分に説明し、文書で同意を得てから投与を開始すること。
【重要な基本的注意(妊婦関連)】
(1)本剤はヒトにおいて催奇形性を有する可能性があることから、妊娠する可能性のある女性患者に本剤を投与する場合は、本剤投与開始4週間前及び本剤投与開始3日前から投与開始直前までに妊娠検査を実施し、妊娠していないことを確認後に投与を開始すること。また、治療中は本剤の毎処方時、本剤の投与終了の際は本剤投与終了時及び本剤投与終了4週間後に妊娠検査を実施すること。
(2)本剤投与開始から投与中止4週間後までは、献血、精子・精液の提供をさせないこと。

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<注意> ● 一般の方は、別メニュー「妊娠とくすり/はじめに」をまず読みになってください。もし、妊娠に気づかず禁忌薬を服用されていたとしても、必ずしも危険性が高いわけではありません。ご自分だけで判断せず担当の医師もしくは薬剤師にご相談になってください。
● 添付文書の妊婦関連事項は、処方のさいの判断基準です。偶発的な服用後の対応を示すものではありません。「妊娠とくすり/薬危険度評価基準/添付文書」を参考ください。
● 代表的な製品例だけをあげています。同一製剤の後発品等も対象となります。
● 参考・引用:各社添付文書等。
http://www.okusuri110.com/kinki/ninpukin/ninpukin_db/nkin4291024.html

おもな薬の危険度/糖尿病治療薬にメタクトを追加(2010/8/19)
製品例: メタクト
成分名: ピオグリタゾン・メトホルミン

【妊婦禁忌】
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人
【妊婦・産婦・授乳婦等への投与】

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないこと。〔ピオグリタゾンについては、ラット器官形成期投与試験では、40mg/kg以上の群で胚・胎児死亡率の高値、出生児の生存率の低値が、ウサギ器官形成期投与試験では、160mg/kg群で親動物の死亡又は流産がそれぞれ1例、胚・胎児死亡率の高値がみられた。また、メトホルミンでは、動物試験で催奇形作用が報告されており、また妊婦は乳酸アシドーシスを起こしやすい。〕


授乳中の婦人に投与することを避け、やむを得ず投与する場合は授乳を中止させること。〔ピオグリタゾンでは、ラットで乳汁中への移行が報告されている。〕

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<注意> ● 一般の方は、別メニュー「妊娠とくすり/はじめに」をまず読みになってください。もし、妊娠に気づかず禁忌薬を服用されていたとしても、必ずしも危険性が高いわけではありません。ご自分だけで判断せず担当の医師もしくは薬剤師にご相談になってください。
● 添付文書の妊婦関連事項は、処方のさいの判断基準です。偶発的な服用後の対応を示すものではありません。「妊娠とくすり/薬危険度評価基準/添付文書」を参考ください。
● 代表的な製品例だけをあげています。同一製剤の後発品等も対象となります。
● 参考・引用:各社添付文書等。
http://www.okusuri110.com/kinki/ninpukin/ninpukin_db/nkin3969100.html

「がんの薬/多発性骨髄腫」を追記(サレド、レブラミド、レナデックス等)。(2010/8/13)
▼アルキル化薬
※アルケラン(L-PAM)、エンドキサン(CPA)

アルキル化薬は、多発性骨髄腫に有効な主要な抗がん薬です。なかでも、メルファランを有効成分とするアルケランと、ステロイドのプレドニゾロン(プレドニン)といっしょに飲むMP療法が代表的です。さらに、エンドキサンや植物アルカロイドのオンコビン注射(VCR)を追加する多剤併用療法も試みられます。また、自家末梢血幹細胞移植においては、その前処置としてアルケランを含む大量化学療法がおこなわれます。

▼免疫調節薬
※サレド、レブラミド

免疫調節薬あるいは血管新生阻害薬と呼ばれる新しい系統で、今までの抗がん薬とは作用が違います。免疫の働きを調節するとともに、腫瘍細胞の増殖を抑制したり、腫瘍につながる血管がつくられるのを邪魔したりします。そのような複合的な作用により、骨髄腫細胞を減少させ病気の進行をおさえるのです。

世界的に、ステロイドのデキサメタゾン(DXM)との併用療法が広くおこなわれ、高い治療成績をあげています。原則、MP療法など標準的な治療が無効または治療後に再発した場合に用いますが、海外では第一選択薬とすることも多いようです。重い副作用として、血栓・塞栓症や骨髄抑制にともなう血液障害、感染症などに注意が必要です。なお、サレドはかつて国内外で大きな被害をもたらしたサリドマイドそのものであり、またレブラミドはその誘導体であることを忘れてはいけません。強い催奇形性をもつことから、厳格な安全管理手順が求められます。


▼ステロイド
※プレドニン, プレドニゾロン(PSL)、デカドロン, レナデックス(DXM)

ステロイドは、多発性骨髄腫をはじめ、いろいろな血液がんに古くから使用されています。このうち、レナデックスはデキサメタゾン(DXM)を4mg含有する高用量製剤で、多発性骨髄腫の専門薬として新たに承認されました。ステロイドの血液がんに対する作用機序はよく分かっていませんが、大量投与により造血器腫瘍細胞の増殖抑制効果(アポトーシス誘導)を発揮します。

大量デキサメタゾン療法などとして単独で用いるほか、上記アルキル化薬や免疫調節薬と併用することが多いです。前記したMP療法のほか、オンコビン注射(VCR)とアドリアシン注射(DXR、ADM、ADR)、それとデキサメタゾン(DXM)を組み合わせたVAD療法などがよく知られています。数日(4日)の服薬と一定期間の休薬を繰り返す間欠投与となります。飲み間違えや、飲み忘れがないように十分注意しましょう。
http://www.okusuri110.com/cgi-bin/biyokibetu_disp.cgi?23&23-13

新薬の多発性骨髄腫治療薬(サリドマイド誘導体、免疫調節薬)「レブラミド カプセル」を登録(2010/8/11)
レブラミド カプセル
成分(一般名) : レナリドミド水和物
製品例 : レブラミドカプセル5mg ・・その他(ジェネリック) & 薬価
区分 : その他の腫瘍用薬/他の抗悪性腫瘍剤/抗造血器悪性腫瘍剤

多発性骨髄腫を治療するお薬です。
作用 多発性骨髄腫は、骨髄中の形質細胞が悪性化する腫瘍性の病気で、血液がんの1種です。進行は比較的遅いほうですが、しだいに血液の性状が悪くなり、貧血や高カルシウム血症、骨の痛み、腎不全などを併発し、余後は好ましくありません。

このお薬は、多発性骨髄腫を適応とする抗悪性腫瘍薬です。腫瘍組織の血管新生を阻害する作用をはじめ、腫瘍細胞の増殖を抑制するいろいろな作用を持ち合わせています。効き方には個人差がありますが、より長生きできる可能性があります。
特徴 サリドマイド(サレド)に続く、同誘導体の多発性骨髄腫治療薬です。抗悪性腫瘍薬としては、新しい部類(免疫調節薬、血管新生阻害薬)に入り、他のがん領域においても臨床試験がすすめられています。
ステロイド薬のデキサメタゾン(レナデックス)との併用療法で、生存期間の延長が認められています。 サリドマイドで効果不十分な患者さんにも一定の効果が期待できます。
サリドマイド同様の強い催奇形性をもつものと考えられています。そのため、使用にさいしては厳格な安全管理手順が求められます。妊娠中の女性は絶対に使用禁止です。

注意
【診察で】
妊娠中もしくはその可能性のある人、また授乳中の人は申し出てください。
持病のある人は医師に伝えておきましょう。
服用中の薬を医師に教えてください。
注意事項や副作用について十分説明を受けてください。薬の性質をよく理解し、同意のうえで使用しましょう。

【注意する人】
妊婦中、またその可能性のある女性は使用できません。
腎臓病や骨髄抑制のある人、深部静脈血栓症のリスクのある人は、副作用の発現に注意するなど慎重に用いる必要があります。

【飲み合わせ・食べ合わせ】

ジゴキシン(ジゴシン)など心臓の薬のジギタリス製剤の血中濃度を上昇させる可能性があります。併用のさいは注意が必要です。

【使用にあたり】
1日1回、決められた数のカプセルを飲んでください。通常は5カプセル(25mg)ですが、腎臓の悪い人は少な目になることがあります。また、副作用の出方によっては減量が必要です。
飲む時間は医師の指示どおりとしますが、脂肪分の多い食事の前後は避けたほうがよいかもしれません。高脂肪食の影響を受け、薬の吸収が悪くなるおそれがあるためです。
カプセルを開けたり、噛み砕いたりしないで、多めの水でそのまま飲み込んでください。
3週間毎日飲み続けたあと、1週間ほど飲むのをやめて休薬期間とします。この4週間を1サイクルとして服薬を繰り返します。
併用薬のデキサメタゾン(レナデックス)の飲み方も変則的です。当初は4日おきに服薬と休薬を繰り返すことになると思います。飲み間違えや、飲み忘れがないように十分注意しましょう。
妊娠する可能性のある女性は、指示された方法で確実に避妊してください。もし、妊娠が疑われるのなら、直ちに医師に連絡してください。
厳重に薬を管理してください。家族など別の人が誤って使用しないよう、保管場所は分けておいたほうがよいでしょう。とくに子供のいる家庭では、薬のしまい忘れにも要注意です。空のシートは捨てないで、次回の通院時に持参し、服用状況を報告しましょう。また、中止後にあまった薬は、医療機関に返してください。
http://www.okusuri110.com/cgi-bin/dwm_se_disp.cgi?4291024

添付文書改訂  改訂項目:その他の注意(2010/8/10)
【医薬品名】
フルボキサミンマレイン酸塩(ルボックス、デプロメール)

【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。

[その他の注意]の項に

「主に50歳以上を対象に実施された海外の疫学調査において、選択的セロトニン再取り込み阻害剤及び三環系抗うつ剤を含む抗うつ剤を投与された患者で、骨折のリスクが上昇したとの報告がある。」
「海外で実施された臨床試験において、他の選択的セロトニン再取り込み阻害剤が精子特性を変化させ、受精率に影響を与える可能性が報告されている。」

を追記する。
http://www.okusuri110.com/cgi-bin/sk_disp.cgi?sk100810&03
http://www.okusuri110.com/skaitei/sk100810_index.html

禁忌薬と警告>病気禁忌の喘息、心不全、不整脈に「デュオトラバ」を追加(2010/8/3)
製品例: デュオトラバ配合点眼液
成分名: トラボプロスト/チモロール

【禁忌】

気管支喘息、又はその既往歴のある患者、気管支痙攣、重篤な慢性閉塞性肺疾患のある患者〔β-受容体遮断による気管支平滑筋収縮作用により、喘息発作の誘発・増悪がみられるおそれがある。〕

コントロール不十分な心不全、洞性徐脈、房室ブロック(II、III度)、心原性ショックのある患者〔β-受容体遮断による陰性変時・変力作用により、これらの症状を増悪させるおそれがある。〕

本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
http://www.okusuri110.com/kinki/shipeikin/shipeikin_db/skin1319820.html

禁忌薬と警告>病気禁忌の腎障害と肝障害に「サインバルタ」を追加(2010/8/3)
製品例: サインバルタ
成分名: デュロキセチン

【禁忌】

本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

モノアミン酸化酵素(MAO)阻害剤を投与中あるいは投与中止後2週間以内の患者

高度の肝障害のある患者〔肝障害が悪化することがある。また、消失半減期が延長し、本剤の血中濃度が上昇することがある。〕

高度の腎障害のある患者〔本剤の血中濃度が上昇することがある。〕

コントロール不良の閉塞隅角緑内障の患者〔症状が悪化することがある。〕
http://www.okusuri110.com/kinki/shipeikin/shipeikin_db/skin1179052.html

禁忌薬と警告>病気禁忌の腎障害に「エクジェイド」を追加(2010/8/3)
製品例: エクジェイド
成分名: デフェラシロクス

【禁忌】

本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
高度の腎機能障害のある患者〔腎機能障害が悪化するおそれがある。〕

全身状態の悪い高リスク骨髄異形成症候群の患者〔重篤な副作用が発現するおそれがある。〕

全身状態の悪い進行した悪性腫瘍の患者〔重篤な副作用が発現するおそれがある。〕
http://www.okusuri110.com/kinki/shipeikin/shipeikin_db/skin3929008.html

禁忌薬と警告>病気禁忌の肝障害に「エクア」を追加(2010/8/3)
製品例: エクア
成分名: ビルダグリプチン

【禁忌】

本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡、1型糖尿病の患者〔インスリンの適用である。〕

重度の肝機能障害のある患者〔肝機能障害が悪化するおそれがある。〕

重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある患者〔インスリンの適用である。〕
http://www.okusuri110.com/kinki/shipeikin/shipeikin_db/skin3969011.html

禁忌薬と警告>病気禁忌のその他 メルビン、メトグルコを更新(2010/8/3)
製品例: メルビン、メトグルコ
成分名: メトホルミン

【禁忌】

★[注意]メルビン等従来品:1~6、メトグルコ:7~12(新たに承認されたメトグルコにおいては、腎障害、肝障害、高齢者等の禁忌要件がゆるめられている)

次に示す状態の患者〔乳酸アシドーシスを起こしやすい。〕

(1)乳酸アシドーシスの既往
(2)腎機能障害(軽度障害も含む)〔腎臓における本剤の排泄が減少する。〕
(3)透析患者(腹膜透析を含む)〔高い血中濃度が持続するおそれがある。〕
(4)肝機能障害〔肝臓における乳酸の代謝能が低下する。〕
(5)ショック、心不全、心筋梗塞、肺塞栓など心血管系、肺機能に高度の障害のある患者及びその他の低酸素血症を伴いやすい状態〔乳酸産生が増加する。〕
(6)過度のアルコール摂取者〔肝臓における乳酸の代謝能が低下する。〕
(7)脱水症
(8)下痢、嘔吐等の胃腸障害
(9)高齢者


重症ケトーシス、糖尿病性昏睡又は前昏睡、1型糖尿病の患者〔経口糖尿病薬では効果が期待できない。〕


重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある患者〔経口糖尿病薬での血糖値のコントロールが困難である。また、乳酸アシドーシスを起こしやすい。〕


栄養不良状態、飢餓状態、衰弱状態、脳下垂体機能不全又は副腎機能不全の患者〔低血糖を起こすおそれがある。〕


妊婦又は妊娠している可能性のある婦人

本剤の成分又はビグアナイド系薬剤に対し過敏症の既往歴のある患者

次に示す状態の患者〔乳酸アシドーシスを起こしやすい。〕

(1)乳酸アシドーシスの既往
(2)中等度以上の腎機能障害〔腎臓における本剤の排泄が減少する。〕
(3)透析患者(腹膜透析を含む)〔高い血中濃度が持続するおそれがある。〕
(4)重度の肝機能障害〔肝臓における乳酸の代謝能が低下する。〕
(5)ショック、心不全、心筋梗塞、肺塞栓等心血管系、肺機能に高度の障害のある患者及びその他の低酸素血症を伴いやすい状態〔乳酸産生が増加する。〕
(6)過度のアルコール摂取者〔肝臓における乳酸の代謝能が低下する。〕
(7)脱水症、脱水状態が懸念される下痢、嘔吐等の胃腸障害のある患者

重症ケトーシス、糖尿病性昏睡又は前昏睡、1型糖尿病の患者〔輸液、インスリンによる速やかな高血糖の是正が必須である。〕

重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある患者〔インスリン注射による血糖管理が望まれるので本剤の投与は適さない。また、乳酸アシドーシスを起こしやすい。〕

栄養不良状態、飢餓状態、衰弱状態、脳下垂体機能不全又は副腎機能不全の患者〔低血糖を起こすおそれがある。〕

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人

本剤の成分又はビグアナイド系薬剤に対し過敏症の既往歴のある患者
http://www.okusuri110.com/kinki/shipeikin/shipeikin_db/skin3962002.html

禁忌薬と警告>病気禁忌のその他 「クロミッド」を更新(2010/8/3)
製品例: クロミッド
成分名: クロミフェン クエン酸塩

【禁忌】

エストロゲン依存性悪性腫瘍(例えば,乳癌,子宮内膜癌)及びその疑いのある患者[腫瘍の悪化あるいは顕性化を促すことがある。]
卵巣腫瘍及び多嚢胞性卵巣症候群を原因としない卵巣の腫大のある患者〔卵巣過剰刺激作用により更に卵巣を腫大させるおそれがある。〕

肝障害又は肝疾患のある患者〔肝障害を悪化させるおそれがある。〕

妊婦
http://www.okusuri110.com/kinki/shipeikin/shipeikin_db/skin2499009.html

禁忌薬と警告>病気禁忌の喘息、心不全、不整脈に「コソプト」を追加(2010/8/3)
製品例: コソプト配合点眼液
成分名: ドルゾラミド/チモロール

【禁忌】

気管支喘息、又はその既往歴のある患者、気管支痙攣、重篤な慢性閉塞性肺疾患のある患者〔β-受容体遮断による気管支平滑筋収縮作用により、喘息発作の誘発・増悪がみられるおそれがある。〕

コントロール不十分な心不全、洞性徐脈、房室ブロック(II、III度)、心原性ショックのある患者〔β-受容体遮断による陰性変時・変力作用により、これらの症状を増悪させるおそれがある。〕

本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

重篤な腎障害のある患者〔ドルゾラミド塩酸塩及びその代謝物は主に腎より排泄されるため、体内に蓄積が起こるおそれがある。〕
http://www.okusuri110.com/kinki/shipeikin/shipeikin_db/skin1319819.html

禁忌薬と警告>病気禁忌の喘息、心不全、不整脈に「ザラカム」を追加(2010/8/3)
製品例: ザラカム配合点眼液
成分名: ラタノプロスト/チモロール

【禁忌】

気管支喘息、又はその既往歴のある患者、気管支痙攣、重篤な慢性閉塞性肺疾患のある患者〔β遮断による気管支平滑筋収縮作用により、喘息発作の誘発・増悪がみられるおそれがある。〕

コントロール不十分な心不全、洞性徐脈、房室ブロック(II、III度)、心原性ショックのある患者〔β遮断による陰性変時・変力作用により、これらの症状を増悪させるおそれがある。〕

本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者
http://www.okusuri110.com/kinki/shipeikin/shipeikin_db/skin1319817.html

禁忌薬と警告>病気禁忌の、電解質異常にデスモプレシン(スプレー10)を追加(2010/8/2)
製品例: デスモプレシン・スプレー10
成分名: デスモプレシン(スプレー10)

【禁忌】
低ナトリウム血症の患者〔低ナトリウム血症を増悪させるおそれがある。〕
http://www.okusuri110.com/kinki/shipeikin/shipeikin_db/skin2419700.html

禁忌薬と警告>病気禁忌の緑内障にサインバルタを追加(2010/8/2)
製品例: サインバルタ
成分名: デュロキセチン

【禁忌】
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者


モノアミン酸化酵素(MAO)阻害剤を投与中あるいは投与中止後2週間以内の患者


高度の肝障害のある患者〔肝障害が悪化することがある。また、消失半減期が延長し、本剤の血中濃度が上昇することがある。〕


高度の腎障害のある患者〔本剤の血中濃度が上昇することがある。〕


コントロール不良の閉塞隅角緑内障の患者〔症状が悪化することがある。〕

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<注意>
● 代表的な製品例だけをあげています。成分名(一般名)に該当する後発品等も対象となります。
● 参考・引用:各社添付文書等。
http://www.okusuri110.com/kinki/shipeikin/shipeikin_db/skin1179052.html

妊娠とくすり>おもな薬の危険度/降圧薬に「エックスフォージ」を追加(2010/7/30)
製品例: エックスフォージ
成分名: バルサルタン/アムロジピン

【妊婦禁忌】
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人
【妊婦・産婦・授乳婦等への投与】

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないこと。また、投与中に妊娠が判明した場合には、直ちに投与を中止すること。〔バルサルタンを含むアンジオテンシンII受容体拮抗剤並びにアンジオテンシン変換酵素阻害剤で、妊娠中期~末期に投与された患者に胎児死亡、羊水過少症、胎児・新生児の低血圧、腎不全、高カリウム血症、頭蓋の形成不全、羊水過少症によると推測される四肢の拘縮、脳、頭蓋顔面の奇形、肺の発育形成不全等があらわれたとの報告がある。また、海外で実施されたアンジオテンシン変換酵素阻害剤におけるレトロスペクティブな疫学調査で、妊娠初期にアンジオテンシン変換酵素阻害剤を投与された患者群において、胎児奇形の相対リスクは降圧剤が投与されていない患者群に比べ高かったとの報告がある。また、アムロジピンにおける動物実験で妊娠末期に投与すると妊娠期間及び分娩時間が延長することが認められている。〕


授乳中の婦人への投与を避け、やむを得ず投与する場合には授乳を中止させること。〔バルサルタンにおける動物実験(ラットの授乳期経口投与)の3mg/kg/日で、乳汁中へ移行するとの報告があり、また、アムロジピンも動物実験で乳汁中へ移行することが認められている。更に、バルサルタンにおける動物実験(ラットの周産期及び授乳期経口投与)の600mg/kg/日で出生児の低体重及び生存率の低下が認められており、200mg/kg/日以上で外表分化の遅延が認められている。〕
http://www.okusuri110.com/kinki/ninpukin/ninpukin_db/nkin2149114.html
http://www.jah.ne.jp/~kako/frame_dwm_search.html

併用禁忌の「レザルタス」を新規掲載(2010/7/30)
製品例: レザルタス
成分名: オルメサルタン/アゼルニジピン

【併用禁忌】
アゾール系抗真菌剤:イトラコナゾール(イトリゾール)、ミコナゾール(フロリード)等
【臨床症状・措置方法】
イトラコナゾールとの併用によりアゼルニジピンのAUCが2.8倍に上昇することが報告されている。
【機序・危険因子】
これらの薬剤がCYP3A4を阻害し、アゼルニジピンのクリアランスが低下すると考えられる。

【併用禁忌】
HIVプロテアーゼ阻害剤:リトナビル(ノービア)、サキナビル(インビラーゼ)、インジナビル(クリキシバン)等
【臨床症状・措置方法】
併用によりアゼルニジピンの作用が増強されるおそれがある。
【機序・危険因子】
これらの薬剤がCYP3A4を阻害し、アゼルニジピンのクリアランスが低下すると考えられる。
http://www.okusuri110.com/kinki/heiyokin/heiyokin_db/hkin2149115.html

併用禁忌の「アフィニトール」を新規掲載(2010/7/30)
製品例: アフィニトール
成分名: エベロリムス

【併用禁忌】
生ワクチン(乾燥弱毒生麻しんワクチン、乾燥弱毒生風しんワクチン、経口生ポリオワクチン、乾燥BCG等)
【臨床症状・措置方法】
免疫抑制下で生ワクチンを接種すると発症するおそれがあるので併用しないこと。
【機序・危険因子】
免疫抑制下で生ワクチンを接種すると増殖し、病原性をあらわす可能性がある。
http://www.okusuri110.com/kinki/heiyokin/heiyokin_db/hkin4291023.html

併用禁忌の「サインバルタ」を新規掲載(2010/7/30)
製品例: サインバルタ
成分名: デュロキセチン

【併用禁忌】
モノアミン酸化酵素(MAO)阻害剤:セレギリン塩酸塩(エフピー)
【臨床症状・措置方法】
他の抗うつ剤で併用により発汗、不穏、全身痙攣、異常高熱、昏睡等の症状があらわれたとの報告がある。MAO阻害剤の投与を受けた患者に本剤を投与する場合には、少なくとも2週間の間隔をおき、また、本剤からMAO阻害剤に切り替えるときは5日間の間隔をおくこと。
【機序・危険因子】
主にMAO阻害剤による神経外アミン総量の増加及び抗うつ剤によるモノアミン作動性神経終末におけるアミン再取り込み阻害によると考えられる。
http://www.okusuri110.com/kinki/heiyokin/heiyokin_db/hkin1179052.html

併用禁忌の「アレビアチン、ヒダントール」を新規掲載(2010/7/30)
製品例: アレビアチン、ヒダントール
成分名: フェニトイン

【併用禁忌】
アドシルカ(タダラフィル)
【臨床症状・措置方法】
タダラフィルの代謝が促進され、血中濃度が低下することがある。
【機序・危険因子】
本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4)誘導による。
http://www.okusuri110.com/kinki/heiyokin/heiyokin_db/hkin1132002.html

併用禁忌の「クラリス」を更新(2010/7/30)
製品例: クラリス、クラリシッド
成分名: クラリスロマイシン

【併用禁忌】
オーラップ(ピモジド)
【臨床症状・措置方法】
QT延長、心室性不整脈(Torsades de pointesを含む)等の心血管系副作用が報告されている。
【機序・危険因子】
本剤のCYP 3A4に対する阻害作用により、ピモジド(オーラップ)の代謝が阻害され、それらの血中濃度が上昇する可能性がある。

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【併用禁忌】
エルゴタミン(エルゴタミン酒石酸塩、ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩)含有製剤:クリアミン、ジヒデルゴット
【臨床症状・措置方法】
血管攣縮等の重篤な副作用をおこすおそれがある。
【機序・危険因子】
本剤のCYP 3A4に対する阻害作用により、エルゴタミン(エルゴタミン酒石酸塩、ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩)含有製剤(クリアミン、ジヒデルゴット)の代謝が阻害され、それらの血中濃度が上昇する可能性がある。

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【併用禁忌】
アドシルカ(タダラフィル)
【臨床症状・措置方法】
タダラフィル(アドシルカ)のクリアランスが高度に減少し、その作用が増強するおそれがある。
【機序・危険因子】
本剤のCYP 3A4に対する阻害作用により、タダラフィル(アドシルカ)の代謝が阻害され、それらの血中濃度が上昇する可能性がある。
http://www.okusuri110.com/kinki/heiyokin/heiyokin_db/hkin6149003.html

併用禁忌の「ノービア」を更新(2010/7/30)
製品例: ノービア
成分名: リトナビル

【併用禁忌】
● 硫酸キニジン(キニジン硫酸塩水和物)
● ベプリコール(ベプリジル塩酸塩水和物)
● タンボコール(フレカイニド酢酸塩)
● プロノン(プロパフェノン塩酸塩)
● アンカロン(アミオダロン塩酸塩)
● オーラップ(ピモジド)
● バキソ(ピロキシカム)
● フルカムカプセル(アンピロキシカム)
● クリアミン(エルゴタミン酒石酸塩)
● ジヒデルゴット(ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩)
● エルゴメトリン(エルゴメトリンマレイン酸塩)
● メテルギン(メチルエルゴメトリンマレイン酸塩)
● レルパックス(エレトリプタン臭化水素酸塩)
● レビトラ(バルデナフィル塩酸塩水和物)
● レバチオ(シルデナフィルクエン酸塩)
● アドシルカ(タダラフィル)
● カルブロック、レザルタス(アゼルニジピン)
● ミコブティン(リファブチン)
● ロナセン(ブロナンセリン)
【臨床症状・措置方法】
不整脈、血液障害、血管攣縮等、これら薬剤による重篤な又は生命に危険を及ぼすような事象が起こる可能性があるので併用しないこと。
【機序・危険因子】
本剤のチトクロームP450に対する競合的阻害作用により、併用した場合これらの薬剤の血中濃度が大幅に上昇することが予測される。

---------------------------------------------------------
【併用禁忌】
● セルシン(ジアゼパム)
● メンドン(クロラゼプ酸二カリウム)
● ユーロジン(エスタゾラム)
● インスミン、ダルメート(フルラゼパム)
● ハルシオン(トリアゾラム)
● ドルミカム(ミダゾラム)
【臨床症状・措置方法】
過度の鎮静や呼吸抑制等が起こるおそれがあるので併用しないこと。
【機序・危険因子】
本剤のチトクロームP450に対する競合的阻害作用により、併用した場合これらの催眠鎮静剤及び抗不安剤の血中濃度が大幅に上昇することが予測される。

--------------------------------------------------------
【併用禁忌】
ブイフェンド(ボリコナゾール)
【臨床症状・措置方法】
ボリコナゾールの血中濃度が低下したとの報告があるので併用しないこと。
【機序・危険因子】
本剤のチトクロームP450の誘導作用によるものと考えられている。

--------------------------------------------------------
【備考】
本剤は肝チトクロームP450(CYP3A)と強い親和性を示し、他の薬剤(特にCYP3Aで代謝される薬剤)の代謝を競合的に阻害し、血中濃度を上昇させる可能性が高い。さらに、本剤の連用により肝チトクロームP450の各種アイソザイムを誘導する可能性もある。本剤は主に肝チトクロームP450(CYP3A)で代謝されるが、他の薬剤との相互作用は、可能なすべての組み合わせについて検討されているわけではないので、他剤による治療中に新たに本剤を併用したり、本剤投与による治療中に新たに他剤を併用する場合には、可能な限り薬物血中濃度を測定するなど、用量に留意して慎重に投与すること。
http://www.okusuri110.com/kinki/heiyokin/heiyokin_db/hkin6250011.html
http://www.jah.ne.jp/~kako/frame_dwm_search.html

妊娠とくすり>おもな薬の危険度/降圧薬に「ユニシア」を追加(2010/7/30)
製品例: ユニシア
成分名: カンデサルタン/アムロジピン

【妊婦禁忌】
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人

【妊婦・産婦・授乳婦等への投与】

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないこと。また、投与中に妊娠が判明した場合には、直ちに投与を中止すること。〔(1)妊娠中期及び末期にカンデサルタン シレキセチルを含むアンジオテンシンII受容体拮抗剤やアンジオテンシン変換酵素阻害剤を投与された高血圧症の患者で羊水過少症、胎児・新生児の死亡、新生児の低血圧、腎不全、高カリウム血症、頭蓋の形成不全及び羊水過少症によると推測される四肢の拘縮、頭蓋顔面の変形、肺の低形成等があらわれたとの報告がある。(2)アムロジピンベシル酸塩は動物実験で妊娠末期に投与すると妊娠期間及び分娩時間が延長することが認められている。〕

授乳中の婦人に投与することを避け、やむを得ず投与する場合には授乳を中止させること。〔(1)ラットの周産期及び授乳期にカンデサルタン シレキセチルを強制経口投与すると、10mg/kg/日以上の群で出生児に水腎症の発生増加が認められている。なお、ラットの妊娠末期のみ、あるいは授乳期のみにカンデサルタン シレキセチルを投与した場合、いずれも300mg/kg/日で出生児に水腎症の増加が認められている。(2)アムロジピンベシル酸塩は動物実験で母乳中へ移行することが認められている。〕
http://www.okusuri110.com/kinki/ninpukin/ninpukin_db/nkin2149116.html

妊娠とくすり>おもな薬の危険度/抗がん剤に「アフィニトール」 を追加(2010/7/30)
製品例: アフィニトール
成分名: エベロリムス

【妊婦禁忌】
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人
【妊婦・産婦・授乳婦等への投与】

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないこと。妊娠可能な婦人には、本剤投与期間中及び治療終了から最低8週間は適切な避妊法を用いるよう指導すること。〔動物実験(ラット及びウサギ)で胚・胎児毒性を含む生殖発生毒性が認められたとの報告がある。〕

本剤投与中は授乳を避けさせること。〔動物実験(ラット)において乳汁中に移行することが報告されている。〕
http://www.okusuri110.com/kinki/ninpukin/ninpukin_db/nkin4291023.html

併用禁忌の「イトリゾール」を更新(2010/7/30)
製品例: イトリゾール
成分名: イトラコナゾール

【併用禁忌】
オーラップ(ピモジド)、ベプリコール(ベプリジル)、キニジン
【臨床症状・措置方法】
これらの薬剤の血中濃度上昇により、QT延長が発現する可能性がある。
【機序・危険因子】
本剤のCYP3A4に対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。

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【併用禁忌】
ハルシオン(トリアゾラム)
【臨床症状・措置方法】
トリアゾラムの血中濃度上昇、作用の増強、作用時間の延長があらわれることがある。
【機序・危険因子】
本剤のCYP3A4に対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。

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【併用禁忌】
リポバス(シンバスタチン)
【臨床症状・措置方法】
シンバスタチンの血中濃度上昇により、横紋筋融解症があらわれやすくなる。
【機序・危険因子】
本剤のCYP3A4に対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。

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【併用禁忌】
カルブロック(アゼルニジピン)、レザルタス(アゼルニジピン)、バイミカード(ニソルジピン)
【臨床症状・措置方法】
アゼルニジピンの血中濃度を上昇させることがある。
【機序・危険因子】
本剤のCYP3A4に対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。

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【併用禁忌】
クリアミン(エルゴタミン)、ジヒデルゴット(ジヒドロエルゴタミン)
【臨床症状・措置方法】
これらの薬剤の血中濃度上昇により、血管攣縮等の副作用が発現するおそれがある。
【機序・危険因子】
本剤のCYP3A4に対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。

-------------------------------------------------------
【併用禁忌】
レビトラ(バルデナフィル)
【臨床症状・措置方法】
バルデナフィルのAUCが増加しCmaxが上昇するとの報告がある。
【機序・危険因子】
本剤のCYP3A4に対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。

--------------------------------------------------------
【併用禁忌】
セララ(エプレレノン)
【臨床症状・措置方法】
エプレレノンの血中濃度を上昇させるおそれがある。
【機序・危険因子】
本剤のCYP3A4に対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。

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【併用禁忌】
ロナセン(ブロナンセリン)
【臨床症状・措置方法】
ブロナンセリンの血中濃度が上昇し、作用が増強するおそれがある。
【機序・危険因子】
本剤のCYP3A4に対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。

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【併用禁忌】
レバチオ(シルデナフィル)
【臨床症状・措置方法】
シルデナフィルの血中濃度を上昇させるおそれがある(シルデナフィルとリトナビルとの併用により、シルデナフィルのCmax及びAUCがそれぞれ3.9倍及び10.5倍に増加したとの報告がある)。
【機序・危険因子】
本剤のCYP3A4に対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。

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【併用禁忌】
アドシルカ(タダラフィル)
【臨床症状・措置方法】
タダラフィルの血中濃度を上昇させるおそれがある(タダラフィルとケトコナゾールの併用により、タダラフィルのAUC及びCmaxがそれぞれ312%及び22%増加したとの報告がある)。
【機序・危険因子】
本剤のCYP3A4に対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。

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【備考】
本剤は肝チトクロームP450 3A4(CYP3A4)と親和性を有するため、CYP3A4で代謝される薬剤の代謝を阻害し、血中濃度を上昇させる可能性がある。他の薬剤との相互作用はすべての薬剤との組み合わせについて検討されているわけではないので、他剤による治療中に新たに本剤を併用したり、本剤による治療中に新たに他の薬剤を併用する場合には、患者の状態を十分観察し、慎重に投与すること。なお、パルス療法中の患者において休薬期間中に新たに他の薬剤を併用する場合にも、患者の状態を十分に観察し、慎重に投与すること。
http://www.okusuri110.com/kinki/heiyokin/heiyokin_db/hkin6290004.html

併用禁忌の「カレトラ」を更新(2010/7/30)
製品例: カレトラ
成分名: ロピナビル・リトナビル

【併用禁忌】
● オーラップ(ピモジド)
● アセナリン、リサモール(シサプリド)(国内中止)
【臨床症状・措置方法】
不整脈のような重篤なまたは生命に危険を及ぼすような事象を起こすおそれがある。
【機序・危険因子】
本剤のチトクロームP450 に対する競合的阻害作用により、併用した場合これらの薬剤の血中濃度が大幅に上昇することが予測される。

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【併用禁忌】
● クリアミン(エルゴタミン酒石酸塩)
● ジヒデルゴット(ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩)
● エルゴメトリン(エルゴメトリンマレイン酸塩)
● メテルギン(メチルエルゴメトリンマレイン酸塩)
【臨床症状・措置方法】
末梢血管攣縮などの重篤なまたは生命に危険を及ぼすような事象を起こすおそれがある。
【機序・危険因子】
本剤のチトクロームP450 に対する競合的阻害作用により、併用した場合これらの薬剤の血中濃度が大幅に上昇することが予測される。

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【併用禁忌】
● ハルシオン(トリアゾラム)
● ドルミカム(ミダゾラム)
【臨床症状・措置方法】
過度の鎮静や呼吸抑制を起こすおそれがある。
【機序・危険因子】
本剤のチトクロームP450 に対する競合的阻害作用により、併用した場合これらの薬剤の血中濃度が大幅に上昇することが予測される。

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【併用禁忌】
● レビトラ(バルデナフィル塩酸塩水和物)
● レバチオ(シルデナフィルクエン酸塩)
● アドシルカ(タダラフィル)
【臨床症状・措置方法】
低血圧などの重篤な又は生命に危険を及ぼすような事象を起こすおそれがある。
【機序・危険因子】
本剤のチトクロームP450 に対する競合的阻害作用により、併用した場合これらの薬剤の血中濃度が大幅に上昇することが予測される。

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【併用禁忌】

● ロナセン(ブロナンセリン)
● カルブロック、レザルタス(アゼルニジピン)
【臨床症状・措置方法】
これら薬剤の血中濃度上昇により、重篤な又は生命に危険を及ぼすような事象を起こすおそれがある。
【機序・危険因子】
本剤のチトクロームP450に対する競合的阻害作用により、併用した場合これらの薬剤の血中濃度が大幅に上昇することが予測される。

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【併用禁忌】
ブイフェンド(ボリコナゾール)
【臨床症状・措置方法】
リトナビルとの併用でボリコナゾールの血中濃度が低下したとの報告がある。
【機序・危険因子】
リトナビルのチトクロームP450の誘導作用によるものと考えられている。

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【備考】
本剤は肝チトクロームP450(CYP)のアイソザイムであるCYP3Aとの親和性が強い(in vitro)。主にCYP3Aで代謝される薬剤を本剤と併用することにより、併用薬剤の代謝を競合的に阻害し、併用薬剤の血中濃度を上昇させることがある。一方でCYP3Aを誘導する薬剤を本剤と併用すると、本剤の血中濃度が低下することがある。また、CYP3Aを阻害する薬剤との併用で本剤の血中濃度が上昇することがある。 他の薬剤との相互作用は、可能なすべての組み合わせについて検討されているわけではないので、併用に際しては用量に留意して慎重に投与すること。
http://www.okusuri110.com/kinki/heiyokin/heiyokin_db/hkin6250101.html

併用禁忌の「トランコロンP」を更新(2010/7/30)
製品例: トランコロンP
成分名: メペンゾラート臭化物,フェノバルビタール

【併用禁忌】
● ブイフェンド(ボリコナゾール)
● アドシルカ(タダラフィル)
【臨床症状・措置方法】
これらの薬剤の代謝が促進され、血中濃度が低下するおそれがある。
【機序・危険因子】
本剤中のフェノバルビタールの肝薬物代謝酵素(CYP3A4)誘導作用による。
http://www.okusuri110.com/kinki/heiyokin/heiyokin_db/hkin1239101.html

妊娠とくすり>おもな薬の危険度/降圧薬に「レザルタス」を追加(2010/7/30)
製品例: レザルタス
成分名: オルメサルタン/アゼルニジピン

【妊婦禁忌】
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人
【妊婦・産婦・授乳婦等への投与】

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないこと。また、投与中に妊娠が判明した場合には、直ちに投与を中止すること。〔妊娠中期及び末期にアンジオテンシンII受容体拮抗剤やアンジオテンシン変換酵素阻害剤を投与された高血圧症の患者で羊水過少症、胎児・新生児の死亡、新生児の低血圧、腎不全、高カリウム血症、頭蓋の形成不全及び羊水過少症によると推測される四肢の拘縮、頭蓋顔面の変形、肺の形成不全等があらわれたとの報告がある。アゼルニジピンでは動物実験(ラット)で妊娠前~初期の投与において着床前及び着床後胚死亡率の増加、出生児の体重低下、妊娠期間及び分娩時間の延長が認められている。また、妊娠末期の投与において妊娠期間及び分娩時間の延長が認められている。〕


授乳中の婦人への投与を避け、やむを得ず投与する場合には授乳を中止させること。〔オルメサルタン メドキソミルでは動物実験(ラット)の5mg/kg/日で乳汁中への移行が認められている。また、動物実験(ラット周産期及び授乳期経口投与)の200mg/kg/日で出生児に腎盂拡張を伴う死亡及び体重減少が、8mg/kg/日で出生児に体重増加抑制及び生後分化の遅延が認められている。アゼルニジピンでは動物実験(ラット)で乳汁中へ移行することが報告されている。〕
http://www.okusuri110.com/kinki/ninpukin/ninpukin_db/nkin2149115.html

おもな薬の危険度/糖尿病治療薬の「メルビン、メトグルコ」を更新。(2010/7/30)
製品例: メルビン、メトグルコ
成分名: メトホルミン

【妊婦禁忌】
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人
【妊婦・産婦・授乳婦等への投与】

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないこと。〔動物実験(ラット、ウサギ)で胎児への移行が認められており、一部の動物実験(ラット)で催奇形作用が報告されている。また、妊婦は乳酸アシドーシスを起こしやすい。〕(メトグルコ)


授乳中の婦人への投与を避け、やむを得ず投与する場合は授乳を中止させること。〔動物実験(ラット)で乳汁中への移行が認められている。〕(メトグルコ)
http://www.okusuri110.com/kinki/ninpukin/ninpukin_db/nkin3962002.html

併用禁忌の「フェノバール」を更新(2010/7/30)
製品例: フェノバール
成分名: フェノバルビタール

【併用禁忌(共通)】
● ブイフェンド(ボリコナゾール)
● アドシルカ(タダラフィル)
【臨床症状・措置方法】
ボリコナゾールの代謝が促進され、血中濃度が低下するおそれがある。
【機序・危険因子】
本剤の肝薬物代謝酵素誘導作用による。

--------------------------------------------------------------------------------

【併用禁忌(エリキシル)】

● ノックビン(ジスルフィラム)
● シアナマイド(シアナミド)
● プロカルバジン塩酸塩
【臨床症状・措置方法】
これらの薬剤とのアルコール反応(顔面潮紅、血圧下降、悪心、頻脈、めまい、呼吸困難、視力低下)を起こすおそれがある。
【機序・危険因子】
エリキシル剤はエタノールを含有しているため。
http://www.okusuri110.com/kinki/heiyokin/heiyokin_db/hkin1125003.html

併用禁忌の「ベゲタミン」を更新(2010/7/30)
製品例: ベゲタミン錠-A(B)
成分名: クロルプロマジン・フェノバルビタール配合剤

【併用禁忌】
ボスミン(アドレナリン)
【臨床症状・措置方法】
アドレナリンの作用を逆転させ、血圧降下を起こすことがある。
【機序・危険因子】
クロルプロマジンによりアドレナリンのα作用が遮断され、β作用が優位になることがある。

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【併用禁忌】
ブイフェンド(ボリコナゾール)、アドシルカ(タダラフィル)
【臨床症状・措置方法】
これらの薬剤の代謝が促進され、血中濃度が低下するおそれがある。
【機序・危険因子】
フェノバルビタールの肝薬物代謝酵素(CYP3A4)誘導作用による。
http://www.okusuri110.com/kinki/heiyokin/heiyokin_db/hkin1179100.html

併用禁忌の「アストモリジン」を更新(2010/7/30)
製品例: アストモリジン
成分名: プロキシフィリン・エフェドリン・フェノバルビタール

【併用禁忌】
カテコールアミン製剤:ボスミン(アドレナリン)、プロタノール(イソプレナリン)等
【臨床症状・措置方法】
本剤に含まれる塩酸エフェドリンはカテコールアミン製剤との併用により不整脈、場合によっては心停止を起こすおそれがあるので併用しないこと。
【機序・危険因子】
アドレナリン作動性神経活性を亢進させ、不整脈を起こす。


【併用禁忌】
ブイフェンド(ボリコナゾール)、アドシルカ(タダラフィル)
【臨床症状・措置方法】
フェノバルビタールにより、これらの薬剤の代謝が促進され、血中濃度が低下するおそれがある。
【機序・危険因子】
フェノバルビタールの肝薬物代謝酵素(CYP3A4)誘導作用による。
http://www.okusuri110.com/kinki/heiyokin/heiyokin_db/hkin2229112.html

病気別の薬フォルダーの「糖尿病の薬/糖尿病の薬-2」を更新(メタクトの追加等)。(2010/7/22)
▼BG薬
※メルビン、グリコラン、メトグルコ、ジベトスB

BGことビグアナイド系薬剤です。代表的なのはメトホルミンで、メルビンとグリコラン、メトグルコの主成分になります。このうち、メトグルコは高用量処方が可能なメトホルミン製剤として、2010年に改めて承認を取得しています。この系統は、前項のインスリン分泌促進薬とは異なり、膵臓でのインスリン分泌を介することなく血糖降下作用を示します(膵外作用によるインスリン抵抗性改善)。複合的な作用を持ちますが、おもな作用は肝臓での糖分の生成を抑制することです。古い薬なので国内ではあまり使われていませんでしたが、イギリスでおこなわれた大規模な臨床試験でよい結果が得られ、最近見直されています。ことに、肥満タイプに好適です。まれな副作用ですが「乳酸アシドーシス」に注意が必要です。

▼TZD
※アクトス、メタクト

TZDと略称されるチアゾリジン誘導体の一種。作用的にはインスリン抵抗性改善薬の部類で、筋肉や脂肪組織、肝臓などにおけるインスリン感受性を高める作用をもちます。そして、肝臓での糖産生がおさえられ、また血液中の糖分が筋肉に取り込まれるなどして、血糖値が下がります。注意すべき副作用に浮腫(むくみ)があり、もともと心臓病のある人は使用できないことがあります。

新薬のメタクトは、TZDのアクトスと、BG薬のメトホルミンから成る配合剤です。作用点が異なる2種類のインスリン抵抗性改善薬を併用することで、多面的なインスリン抵抗性改善作用が期待できます。処方対象となるのは、1剤で効果不十分な場合、あるいは2剤以上の多剤併用をすでにおこなっている場合などです。肥満タイプで、インスリンに対する感受性が鈍っている人に向きます。

▼αグルコシダーゼ阻害薬
※グルコバイ、ベイスン、セイブル

食後の血糖上昇をやわらげるお薬です。糖分の消化吸収を遅らせることで食後の高血糖を改善します。人によっては、おなかが張ったり、オナラが多くなることがあります。しだいに慣れることが多いのですが、ひどいときは早めに受診しましょう。
http://www.okusuri110.com/cgi-bin/biyokibetu_disp.cgi?15&15-02

「糖尿病の薬/糖尿病の薬-2」を更新(メタクトの追加等)。(2010/7/22)
▼BG薬
※メルビン、グリコラン、メトグルコ、ジベトスB

BGことビグアナイド系薬剤です。代表的なのはメトホルミンで、メルビンとグリコラン、メトグルコの主成分になります。このうち、メトグルコは高用量処方が可能なメトホルミン製剤として、2010年に改めて承認を取得しています。この系統は、前項のインスリン分泌促進薬とは異なり、膵臓でのインスリン分泌を介することなく血糖降下作用を示します(膵外作用によるインスリン抵抗性改善)。複合的な作用を持ちますが、おもな作用は肝臓での糖分の生成を抑制することです。古い薬なので国内ではあまり使われていませんでしたが、イギリスでおこなわれた大規模な臨床試験でよい結果が得られ、最近見直されています。ことに、肥満タイプに好適です。まれな副作用ですが「乳酸アシドーシス」に注意が必要です。

▼TZD
※アクトス、メタクト

TZDと略称されるチアゾリジン誘導体の一種。作用的にはインスリン抵抗性改善薬の部類で、筋肉や脂肪組織、肝臓などにおけるインスリン感受性を高める作用をもちます。そして、肝臓での糖産生がおさえられ、また血液中の糖分が筋肉に取り込まれるなどして、血糖値が下がります。注意すべき副作用に浮腫(むくみ)があり、もともと心臓病のある人は使用できないことがあります。

新薬のメタクトは、TZDのアクトスと、BG薬のメトホルミンから成る配合剤です。作用点が異なる2種類のインスリン抵抗性改善薬を併用することで、多面的なインスリン抵抗性改善作用が期待できます。処方対象となるのは、1剤で効果不十分な場合、あるいは2剤以上の多剤併用をすでにおこなっている場合などです。肥満タイプで、インスリンに対する感受性が鈍っている人に向きます。

▼αグルコシダーゼ阻害薬
※グルコバイ、ベイスン、セイブル

食後の血糖上昇をやわらげるお薬です。糖分の消化吸収を遅らせることで食後の高血糖を改善します。人によっては、おなかが張ったり、オナラが多くなることがあります。しだいに慣れることが多いのですが、ひどいときは早めに受診しましょう。

<メモ>

2型糖尿病では、食事療法や運動療法がとても大切です。アメリカでおこなわれた「糖尿病予防プログラム(DPP)」でも、その重要性が示されています。糖尿病の一歩手前の人(IGT)約3200人を、①プラセボ(にせ薬)を飲む人、②糖尿病治療薬のメトホルミンを飲む人、③食生活を改善する人(強化食事・運動療法)の3つのグループに分け、糖尿病の発症予防効果を比較した試験です。試験の結果、もっとも予防効果があったのは③の「食生活を改善するグループ」でした。


2型糖尿病や境界型の人は、まず食事療法や運動療法からはじめます。医師や栄養士とよく相談のうえ、自分に適したやりかたで日々継続することが大切です。このような基本療法だけで血糖値が十分に下がれば薬を使う必要はありません。けれど不十分な場合は、飲み薬やインスリン注射による薬物治療が必要となってきます。基本療法は、薬を飲みはじめても続けるようにしてください。
http://www.okusuri110.com/cgi-bin/biyokibetu_disp.cgi?15&15-02

病気別の薬フォルダーの「心の薬/不眠症の薬-2」を更新(ロゼレムの追加等)。(2010/7/9)
▼メラトニン受容体作動薬
※ロゼレム

国内メーカーが開発した新しい不眠症治療薬です。日々の睡眠サイクルにかかわるメラトニン受容体に作用して自然な睡眠をもたらします。前項のベンゾジアゼピン系とも、下記薬剤とも効き方がまったく異なり、鎮静作用や抗不安作用によらない睡眠作用を示します。強力とは言えないかもしれませんが、副作用が少なく、依存の心配もありません。今後、比較的軽い不眠症に処方される機会が増えてくることでしょう。

▼安定剤(メジャー)
※ベゲタミンA/B、ウインタミン、コントミン、ヒルナミン、レボトミン、セレネース

一般的ではありませんが、ベンゾジアゼピン系睡眠薬の効きが悪いときや、イライラ、興奮、不安、緊張感など精神症状が強いときに用いることがあります。高齢の人の夜間徘徊にも使います。

▼バルビツール酸系
※フェノバール、ラボナ、イソミタール

他の薬が効かないきに使われます。ただ、この系統は、続けているうちに効き目が落ちたり、急に中止すると反発的な症状が強くでることがあります。服用量の安全域も広くありません。このような欠点から、不眠症に処方される機会は少なくなっています。

▼抗うつ薬
※ルジオミール、テシプール、テトラミド、トリプタノール、スルモンチール

抑うつ症状があるときに向いています。四環系抗うつ薬を中心に、鎮静・催眠作用の強い抗うつ薬が使われます。

▼ヒドロキシジン
※アタラックス、アタラックス-P

おだやかな作用で不安や緊張感をやわらげます。かゆみ止めの効果もあるので、湿疹やじん麻疹のカユミで眠れないときに適します。皮膚科でよく処方されます。
http://www.okusuri110.com/cgi-bin/biyokibetu_disp.cgi?13&13-04
http://www.okusuri110.com/cgi-bin/biyokibetu_disp.cgi?13&13-04

ハイパー薬事典に、新薬の不眠症治療薬(メラトニン受容体作動薬)「ロゼレム錠」を登録(2010/7/8)
お薬110番

成分(一般名) : ラメルテオン
製品例 : ロゼレム錠8mg ・・その他(ジェネリック) & 薬価
区分 : 他の中枢神経系用薬/その他/メラトニン受容体アゴニスト

寝つきをよくするお薬です

作用

【働き】


睡眠のリズムをつくり、自然な眠りを誘います。適用となるのは、慢性的な不眠で寝つきが悪いときです。どちらかというと、治療歴がない比較的軽い不眠症に向きます。また、不眠の背景に不規則な生活パターンによる就寝時差がある場合にもよさそうです。


【薬理】


脳内の“視交叉上核”という部分は、1日の睡眠・覚醒サイクルをにない、そのスイッチを切り替える体内時計として働いています。このお薬は、視交叉上核に存在するメラトニン受容体(MT1/MT2)を刺激し、睡眠中枢を賦活させることで、自然な睡眠をうながします。睡眠・覚醒サイクルの睡眠側にスイッチを入れる役目をするわけです。

【臨床試験】
慢性不眠症の1,130人を対象に、プラセボ(にせ薬)を対照とした二重盲検比較試験がおこなわれています。実際に眠れるまでの時間を比較して、有効性を確認する試験です。服用1週後に睡眠後調査票で回答してもらったところ、この薬を飲んでいた人では、プラセボを飲んでいた人に比べ約3分ほど早く眠れることが分かりました(統計的に有効性を証明するほどの差ではありません)。なお、治療歴のない人では約6分ほど早くなりましたが、治療歴のある人では短縮しませんでした。
971人によるもう1つの臨床試験では、服用1週後の調査でプラセボと比較し統計学的に有意に短縮し、この薬の有効性が確認されました。その一方で、2週後では有意差は認められず、効果を確かめることができませんでした。

特徴 メラトニン受容体作動薬という新しいカテゴリーの不眠症治療薬です。今までのどの睡眠薬とも作用機序が違います。鎮静作用や抗不安作用によらない自然な睡眠をもたらします。
直接的な睡眠作用はないので、効果にややむらがあります。治療歴のある重い不眠症、あるいはうつ病など精神疾患をともなう場合には向かないかもしれません。
強力な作用がない反面、ベンゾジアゼピン系睡眠薬にみられる ふらつきや記憶障害の副作用が少なく、また中止後の不眠症状の悪化(反跳性不眠)や、離脱症状(退薬徴候)を起こす可能性は低いです。いわゆる禁断症状を起こすような薬物依存性もありません。

注意
【診察で】
持病やアレルギーのある人、また妊娠中の人は医師に伝えてください。
服用中の薬を医師に教えてください。
夜中に起きて仕事をすることのある人は、医師に伝えておきましょう。


【注意する人】


肝臓の働きが極度に落ちている人は使用できません。肝臓での代謝が遅れ、薬の作用が強くあらわれるためです。


適さないケース..重い肝臓病のある人
注意が必要なケース..肝臓病、重い睡眠時無呼吸症候群、脳に病気のある人、高齢の人など
控えたほうがよいケース..夜中に一時的に起きて仕事をするとき

【飲み合わせ・食べ合わせ】
抗うつ薬のフルボキサミン(デプロメール、ルボックス)とはいっしょに飲めません。併用によりこの薬の作用が強まるおそれがあります。
そのほか相互作用を起こす可能性のある薬剤として、レボフロキサシン(クラビット)などキノロン系抗菌薬、イトラコナゾール(イトリゾール)などアゾール系抗真菌薬、クラリスロマイシン(クラリス、クラリシッド)などマクロライド系抗生物質、結核治療薬のリファンピシン(リファジン、リマクタン)などがあげられます。
飲酒は控えてください。副作用が強まるおそれがあります。また、お茶に含まれるカフェインは、この薬の効果を弱めるかもしれません。寝る前の日本茶、コーヒー、紅茶類は控えたほうがよいでしょう。

【使用にあたり】
寝るすぐ前にお飲みください。飲む前にやるべきことを済ませておきましょう。
食事と同時または食直後の服用は避けてください。同時ですと薬が十分吸収されず、効果が減弱してしまいます。
仮眠の前はよくありません。たとえば、十分な睡眠時間をとらないまま起床して仕事をしなくてはいけないとき、また、夜中に一時的に起きて仕事をする場合は、この薬を飲まないでください。
2週間後に有効性を評価します。あまり効かないようでしたら、継続の必要性を含め医師とよく相談してみましょう。効き目がないのに、漫然と続けても意味がありません。

【妊娠授乳】
妊娠中の服用については、医師とよく相談してください。お腹の赤ちゃんへの影響はよく分かっていませんが、特に危険性が高いとは考えられていません。
授乳中もできるだけ控えるようにします。医師の判断しだいですが、服用する場合は授乳(母乳)を中止するのが基本です。

【食生活】
翌朝まで薬の影響が残り、眠気をもよおしたり、注意力が低下することがあります。車の運転など危険をともなう作業は控えてください。
生活習慣の見直しも大切。起床・就寝時間を一定にし、睡眠リズムをとりもどすようにしましょう。

【備考】
眠れない原因はさまざまです。家庭や仕事上のトラブル、悲しい出来事、あるいは入院などのストレスで一時的に眠れないことがありますし、神経症やうつ病、統合失調症など心の病気が原因のこともあります。さらに、呼吸器の病気、心臓病、痛みやカユミなど体の病気も不眠を起こします。不眠症の治療は、原因疾患の治療、環境の整備などを合わせておこなうことが大切です。
日常的なストレスによる一時的な不眠に安易に用いることには賛成できません。
http://www.okusuri110.com/cgi-bin/dwm_se_disp.cgi?1190016

病気別の薬フォルダーの「がんの薬/がんの痛みの薬」を更新(フェントスの追加等)。(2010/6/28)
▼非オピオイド鎮痛薬
※アセトアミノフェン、カロナール、ロキソニン、ボルタレン、ブルフェン、インテバン、その他

一般的な鎮痛薬(NSAIDs等)です。痛みが軽い場合は、まず第一段階として、これらを用います。骨の痛みや、機械的圧迫による痛みに比較的よく効きます。ただ、増量しても効果には限界がありますので、効果不十分な場合は次のオピオイド鎮痛薬を追加する必要があります。

▼弱オピオイド鎮痛薬
※コデイン

オピオイドは、痛みの抑制系に働くオピオイド受容体と結合する薬の総称です。麻薬系でもあり、通常用いる鎮痛薬とは違います。このうち、コデインは作用がマイルドな弱オピオイド鎮痛薬として、軽度~中等度の痛みに適用します。鎮痛効果はモルヒネの10分の一ほどで、副作用もずっと少ないです。弱オピオイドの注射薬としてはトラマール注があります。

▼強オピオイド鎮痛薬
※モルヒネ、MSコンチン、カディアン、ピーガード、オプソ、オキシコンチン、オキノーム、ソセゴン、アンペック(坐薬)、レペタン(坐薬)、デュロテップ(貼り薬)、フェントス(貼り薬)

モルヒネに代表される強オピオイド鎮痛薬になります。鎮痛作用が一段と強力で、とくに持続する鈍痛に効果が高く、内臓痛をはじめとする各種のがん痛に広く処方されています。有効限界がないのも特徴で、痛みの強さに応じて増量することも可能です。ただし、安易に増量するのでなく、痛みの取れる必要最少量とすることが大事です。

最近は、さまざまな製剤が開発され痛みのコントロールが楽になりました。飲み薬のほか、坐薬や貼り薬も販売されています。持続性モルヒネ製剤のMSコンチンは1日2回、カディアンとピーガードは1日1回の服用で済みます。効き目の早いオプソ内服液は頓服にも便利です。また、アンペックには坐薬と注射があり、吐き気や嘔吐で内服が困難なときに役立ちます。

モルヒネ以外の飲み薬としては、オキシコドンを有効成分とするオキシコンチンの処方が多いです。また、貼り薬のデュロテップとフェントスは、鎮痛効果が高いフェンタニルを含有する持続性の経皮吸収型製剤で、前者は3日毎、後者は1日1回の貼り替えになります。オキシコドン、フェンタニルとも、腎障害時においても比較的安全に使用できます。

重い副作用は少ないのですが、便秘や吐き気、嘔吐、眠けなどを起こしやすいです。便秘はたいていの人がなるので、その予防に通じ薬を併用するのが一般的です。吐き気と眠けは続けているうちに軽くなりますが、ひどいときは吐き気止めの薬で対処します。痛みは消失したものの、異常に強い眠気に悩まされる場合は、減量の余地があるかもしれません。

▼その他
※テグレトール、デパケン、アレビアチン、トリプタノール、メキシチール、プレドニン、リンデロン

鎮痛補助薬として、これらを応用することがあります。とくに神経の損傷や圧迫によるキリキリ・ズキズキする痛みに適します。本来、テグレトールとデパケンおよびアレビアチンは抗けいれん薬、トリプタノールは抗うつ薬、メキシチールは抗不整脈薬として用いられるものです。プレドニンとリンデロンは代表的なステロイド薬で、神経圧迫による痛みに効果的です。
http://www.okusuri110.com/cgi-bin/biyokibetu_disp.cgi?23&23-14

病気別の薬フォルダーの「皮膚の薬/帯状疱疹の薬」を更新(リリカの追加等)。(2010/6/28)
▼抗ウイルス薬(内用)
※ゾビラックス、バルトレックス、ファムビル

皮膚に水ぶくれを作るヘルペスウイルスに有効です。発症後、すぐにこの薬を使用すれば、悪化することなく早く治ります。おもに水痘(水ぼうそう)や帯状疱疹、単純ヘルペスの治療に用います。帯状疱疹を対象にプラセボ(にせ薬)との比較試験がおこなわれています。半年後に痛みが残っている人の割合は、ゾビラックスで治療していた場合、約半数に減ることが分かりました。副作用は少ないほうですが、下痢や吐き気などの胃腸症状、頭痛、めまいなどがあります。また、腎臓の悪い人やお年寄りでは、薬の排泄が遅れがちです。体内の薬の量が増えると、意識がもうろうとしたり、けいれんを起こすことがあります。

▼抗ウイルス薬(外用)
※ゾビラックス軟膏、ゾビラックス眼軟膏、アラセナA軟膏

抗ウイルス薬を含有する軟膏です。唇にできる水ぶくれ(口唇ヘルペス)によく使います。アラセナA軟膏は、帯状疱疹にも用います。発症初期に使用すると効果的です。眼軟膏は、ヘルペスウイルスによる角膜炎の治療に用います。

▼帯状疱疹後神経痛治療薬
※リリカ 、ノイロトロピン

帯状疱疹の皮膚症状が良くなった後も、焼け付くうな痛みがしつこく残ることがあります。リリカは、帯状疱疹後神経痛を適応症とする新薬で、世界的にその第1選択薬として広く用いられるようになりました。一方、昔からのノイロトロピンは、飲み薬として発売されたあと帯状疱疹後神経痛の効能を追加取得しています。最近、その不思議な薬効が海外でも注目される古くて新しい薬です。

▼その他(内用)
※各種の鎮痛薬、メキシチール、テグレトール、トリプタノール、メチコバール

帯状疱疹の痛みに対しては、各種の鎮痛薬で対処します。また、帯状疱疹後神経痛に、抗不整脈薬のメキシチールや、抗けいれん薬のテグレトール、あるいは抗うつ薬のトリプタノールなどを鎮痛補助薬として応用することがあります。ビタミンB12のメチコバールは、末梢神経の働きを改善する作用があるとされます。

▼その他(外用)
※アンダーム、コンベック、フエナゾール、スタデルム、ベシカム、ジルダザック、ゲンタシン

塗り薬のアンダーム、コンベック、スタデルムなどは、帯状疱疹の腫れや痛みをやわらげます。細菌による二次感染やその予防には、抗生物質のゲンタシン軟膏がよく使われます。
http://www.okusuri110.com/cgi-bin/biyokibetu_disp.cgi?05&05-18

ハイパー薬事典に、新薬の持続性癌疼痛治療薬(強オピオイド)「フェントステープ」を登録しました。(2010/6/25)
成分(一般名) : フェンタニル クエン酸塩
製品例 : フェントステープ1mg~2mg~4mg~6mg~8mg ・・その他(ジェネリック) & 薬価
区分 : 合成麻薬/強オピオイド/経皮吸収型 持続性癌疼痛治療剤

がんの強い痛みをおさえるお薬です。

作用 激しい痛みは心身を疲弊させ、平穏な日々を送るのに何よりの障害となります。このような痛みを無理にがまんする必要はありません。昔と比べ、痛みに対する理解が深まり、その治療も系統的にきちんと行われるようになりました。

このお薬には、痛みをおさえる強力な作用があります。とくに持続する鈍痛に効果が高く、一般的な鎮痛薬が効きにくい各種のがんの痛みに用いられます。作用メカニズムは、痛みの抑制系を亢進するオピオイド受容体と結合することによります。
特徴 オピオイドと呼ばれる麻薬系の鎮痛薬です。そのなかでも強力な強オピオイド鎮痛薬になります。
同類の代表薬であるモルヒネをしのぐ鎮痛効果が期待できます。また、モルヒネに比べ、便秘や眠気、うとうと状態、呼吸抑制などの副作用が少ないです。
おもに肝臓で代謝されますので、腎臓の悪い人でも比較的安全に使用できます。
皮膚からゆっくり吸収される持続性の貼り薬です。貼り替えは1日1回で管理が楽。時間を決めて毎日規則正しく使用するのに好都合です。また、24時間ごとに効果と副作用をチェックできるので、日々の用量調整も容易にできます(既存のデュロテップの貼り替えは3日毎)。

注意
【診察で】
持病やアレルギーのある人は医師に伝えておきましょう。
別に薬を飲んでいる場合は、その薬を医師に教えてください。
具体的な使用方法や注意事項、副作用について十分説明を受けてください。その内容をよく理解し、同意のうえで治療にあたりましょう。


【注意する人】


慢性肺疾患など呼吸器系に病気のある人は、呼吸抑制に注意するなど慎重に用いる必要があります。また、肝臓の働きが落ちている人は、薬の排泄が遅れ血中濃度が上昇しやすいです。なお、この貼り薬は熱の影響を受けやすく、熱により薬の吸収量が増加する性質があります。このため、40℃以上の発熱時や激しい運動のさいは、副作用の発現に注意が必要です。


注意が必要なケース..慢性肺疾患、喘息、心臓病、肝臓病、腎臓病、意識障害、頭蓋内圧亢進のある人、高熱、激しい運動による体温上昇時、高齢の人など。

【飲み合わせ・食べ合わせ】
安定薬など脳の神経をしずめる薬と併用すると、いろいろな副作用がでやすくなります。併用のさいは、眠気やふらつき、過度の鎮静、呼吸抑制、低血圧などに留意してください。
ある種の薬と飲み合わせると、この薬の代謝が遅れ作用が強まるおそれがあります。たとえば、抗真菌薬のイトラコナゾール(イトリゾール)、抗菌薬のクラリスロマイシン(クラリス)、血圧と心臓の薬のジルチアゼム(ヘルベッサー)、抗うつ薬のフルボキサミン(デプロメール、ルボックス)などに注意が必要です。
飲酒は控えてください。めまいや眠気、呼吸抑制などの副作用がでやすくなります。

【使用にあたり】
モルヒネなど他のオピオイド鎮痛薬から切り替えて使用するのが基本です。切り替え方は、それまでの製剤の種類によって違いますので、医師の指示どおりにしてください。
1日1回、決められた時間に規則正しく使用してください。貼り方は説明書にありますので、よく読んでその手順に習ってください。皮膚刺激を避けるため、毎回貼付部位を変えたほうがよいでしょう。
モルヒネ製剤から切り替えたあと、人によっては、あくび、吐き気、下痢、不安感、ふるえなどモルヒネの退薬症候があらわれることがあります。ひどいようでしたら医師と連絡をとり指示をあおぎましょう。
効き具合をみながらちょうどよい量に調整します。もし、痛みが残るようでしたら、遠慮なく医師に申し出てください。必要に応じ増量可能です。ただし、鎮痛効果が得られるまで少し時間がかかりますので、初回貼付後あるいは増量後少なくとも2日間は増量しないで様子をみるようにします。
逆に、痛みは消失するものの、強い眠気に悩まされる場合は、減量の余地があるかもしれません。昼間から眠りがち、意識がぼんやり、さらに呼吸が弱いなど呼吸抑制がみられる場合は、直ちに医師に連絡してください。
ゆっくり効く貼り薬です。急な痛みに対しては、別の速効性のオピオイド鎮痛薬を使用してください。
長期使用後に中止する場合は、医師の指示のもと徐々に減量するようにします。
痛み止めとして他人にあげてはいけません。何らかの理由で、不要となった場合は、病院または薬局へ返却してください。
子供の手の届かない、涼しいところに保管しましょう。

【食生活】
人によっては、眠気やめまいを起こします。車の運転など危険な操作や作業は控えましょう。
熱により薬の放出量が増え、体内への吸収量が増加するおそれがあります。このような現象を避けるため、貼り付けた部分が電気毛布や電気パッド、カイロ、湯たんぽなどの熱源に接しないようにしましょう。また、その部分の集中的な日光浴もやめましょう。
貼ったまま入浴できますが、熱い温度での入浴やサウナは避けてください。やはり、熱による吸収量増加を防ぐためです。
発熱時または激しい運動にともなう体温上昇により、薬の過量吸収を起こす可能性があります。このような状況にあるときは、体の変調にとくに気をつけてください。
http://www.okusuri110.com/cgi-bin/dwm_se_disp.cgi?8219701

病気別の薬フォルダーの「血圧と脳卒中/高血圧の薬-2」を更新(ユニシアの追加等)。(2010/6/18)
▼ACE阻害薬
※カプトリル、レニベース、アデカット、タナトリル、コナン、エースコール、コバシル、ゼストリル、ロンゲスなど

ACE阻害薬は、昇圧物質「アンジオテンシンⅡ」の生成を抑えることで、血圧を下げます。また、血糖・尿酸・脂質代謝、あるいは電解質への影響が少なく、むしろよい効果を及ぼします。高血圧症のほか、心不全や糖尿病性腎症の治療にも広く使用されようになりました。咳の副作用がかなりの頻度で現われます。あまり心配ないのですが、ひどいときは早めに医師と相談してください。

▼AⅡ拮抗薬(ARB)
※ブロプレス、ディオバン、ニューロタン、オルメテック、ミカルディス、イルベタン、アバプロ

とくに日本で、よく処方されるのがARBことAⅡ拮抗薬(AⅡ受容体拮抗薬)です。多少作用機序が異なりますが、ACE阻害薬に近い働きで血圧を下げます。心臓の負担を軽くしたり、糖尿病の発症抑制効果も期待できるようです。ACE阻害薬にみられる咳の副作用もなく、安全で使いやすい薬剤といえるでしょう。ただ、利尿薬やACE阻害薬に比べかなり割高で、経済的とはいえないかもしれません。

▼AⅡ拮抗薬・利尿薬配合剤
※プレミネント、エカード、コディオ、ミコンビ

AⅡ拮抗薬と、少量の利尿薬の配合剤です。併用により降圧効果が強まり、十分血圧が下がるようになります。利尿薬の成分はどれもヒドロクロロチアジド、含量は通常の1/4~1/2ほどで副作用が出にくい量です。AⅡ拮抗薬としては、プレミネントがロサルタン(ニューロタン)、エカードがカンデサルタン(ブロプレス)、コディオがバルサルタン(ディオバン)、ミコンビがテルミサルタン(ミカルディス)になります。

▼AⅡ拮抗薬・Ca拮抗薬配合剤
※エックスフォージ、ユニシア、レザルタス

こちらは、AⅡ拮抗薬とCa拮抗薬の配合剤。やはり降圧効果の増強が見込まれます。この組み合わせは日本で繁用されており、今後、1つの薬剤で効果不十分な場合に第二選択されることが増えてくることでしょう。エックスフォージにはバルサルタン(ディオバン)とアムロジピン(ノルバスク)、ユニシアにはカンデサルタン(ブロプレス)とアムロジピン(ノルバスク)、レザルタスにはオルメサルタン(オルメテック)とアゼルニジピン(カルブロック)が配合されます。どれも持続性なので1日1回1錠服用。飲むのも楽です。

▼レニン阻害薬(DRI)
※ラジレス

最新の降圧薬で、レニンという体内物質をおさえる作用を持ちます。レニンは、高血圧症にかかわるレニン・アンジオテンシン系サイクルの起点となる酵素です。これが抑制されると、このサイクルで産生されるアンジオテンシンという昇圧物質が減少し、血圧低下につながります。効果は、ACE阻害薬やAⅡ拮抗薬と似ており、1日1回の服用で十分な血圧管理が可能です。単独で用いるほか、降圧効果の増強のため他の降圧薬との併用療法もおこなわれます。食事の影響を受けやすいので、食後と決めたら毎日同じ条件で服用しなければなりません。
http://www.okusuri110.com/cgi-bin/biyokibetu_disp.cgi?08&08-02