行政や会社のニュース

全業種
行政機関・関連団体
安全情報
医療人・資格など
医療情報・業界団体
大学病院・国立病院
病院・医療法人
保険薬局・DgS
大学・教育機関
研究所・研究機関
創薬・開発ベンチャー
外資系製薬企業など
製薬業界・製薬専業
兼業・中堅・一般薬
バイオ・試薬・機器
CRO、支援、分析
医薬卸・流通・商社
その他
企業・病院の取材記事
国家試験合格実績
各薬学部の就職実績

東京大学医科学研究所

東京大学医科学研究所のホームページへ
培養細胞での増殖能を大きく上昇させたインフルエンザウイルスの作出に成功 ~季節性ワクチン及びパンデミックワクチンの有効性上昇と迅速製造の道筋をつけた~(2015/9/2)
ポイント
培養細胞で高増殖性を有するインフルエンザウイルスを作出した。
培養細胞での増殖性の悪さが培養細胞ワクチン製造の大きな壁になっていたが、その壁を乗り越え、高い生産効率の培養細胞ワクチン作製に向け大きく前進した。
従来の受精卵ワクチンに見られたようなワクチン製造過程で起きる抗原変異による有効性低下の懸念がないワクチンの生産や、迅速でかつ効率的なパンデミック対応ワクチンの生産が可能になる。
東京大学 医科学研究所ウイルス感染分野の河岡教授らは科学技術振興機構(JST)の戦略的創造研究推進事業及び日本医療研究開発機構(AMED)(平成27年度以降)の革新的先端研究開発支援事業などの支援を得て、培養細胞で高い増殖能を有するウイルスの作出に成功しました。
培養細胞で高い増殖性を有するウイルスを作出した初めての例です。河岡教授が既に発表しているリバースジェネティクスの手法(図2)を用いて、インフルエンザウイルスの2種類の主要な抗原タンパク質を入れ換えるだけで、理論的にはどのような型のウイルスでも同様の方法で高増殖性ウイルスの作出が可能となります。
現在の季節性インフルエンザワクチンは受精卵(発育鶏卵)でウイルスを増殖させて製造していましたが、この製造過程で抗原変異が起こりワクチンの有効性が大きく低下することが知られていました。培養細胞でウイルスを増殖すると抗原変異が入る危険性が低減され、より有効なワクチンを製造することが可能になります。
しかし、大きな問題点として培養細胞ではウイルス増殖性が悪いという欠点がありました。その欠点を克服するウイルスを作出したという成果が今回の発表となります。この成果により製造過程での抗原変異が大きく軽減された高生産能の培養細胞でのワクチン製造が期待できます。
高病原性インフルエンザウイルスによるパンデミック対策として、国は迅速な製造が可能な培養細胞を用いて製造するパンデミックワクチンの備蓄に取り組んでいますが、その生産性の低さが大きな問題となっていました。今回の成果はその問題をも克服できるものです。
今回の成果は、従来の季節性インフルエンザワクチンに比べ高い有効性が期待でき、またパンデミック発生時には迅速かつ十分な量のワクチン供給が期待できるものです。本研究は、東京大学、米国ウィスコンシン大学と共同で行ったものです。本研究成果は、2015年9月2日(イギリス時間)、英国科学雑誌「Nature Communications」のオンライン速報版で公開されます。
本成果は科学技術振興機構(JST)戦略的創造研究推進事業、日本医療研究開発機構(AMED)(平成27年度以降)革新的先端研究開発支援事業、文部科学省 感染症研究国際ネットワーク推進プログラムなどの一環として得られました。
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20150902-3/index.html

培養細胞での増殖能を大きく上昇させたインフルエンザウイルスの作出に成功(2015/8/31)
~季節性ワクチン及びパンデミックワクチンの有効性上昇と迅速製造の道筋をつけた~
1.発表者: 河岡義裕 東京大学医科学研究所感染・免疫部門ウイルス感染分野 教授
2.発表のポイント:
◆培養細胞で高増殖性を有するインフルエンザウイルスを作出した。
◆培養細胞での増殖性の悪さが培養細胞ワクチン製造の大きな壁になっていたが、その壁を 乗り越え、高い生産効率の培養細胞ワクチン作製に向け大きく前進した。
◆従来の受精卵ワクチンに見られたようなワクチン製造過程で起きる抗原変異による有効性 低下の懸念がないワクチンの生産や、迅速でかつ効率的なパンデミック対応ワクチンの生産が 可能になる。
3.発表概要: 東京大学医科学研究所ウイルス感染分野の河岡教授らは科学技術振興機構(JST)の戦
略的創造研究推進事業及び日本医療研究開発機構(AMED)(平成27年度以降)の革 新的先端研究開発支援事業などの支援を得て、培養細胞で高い増殖能を有するウイルスの 作出に成功しました。
培養細胞で高い増殖性を有するウイルスを作出した初めての例です。河岡教授が既に発 表しているリバースジェネティクスの手法(図2)を用いて、インフルエンザウイルスの 2 種類の主要な抗原タンパク質を入れ換えるだけで、理論的にはどのような型のウイルス でも同様の方法で高増殖性ウイルスの作出が可能となります。
現在の季節性インフルエンザワクチンは受精卵(発育鶏卵)でウイルスを増殖させて製 造していましたが、この製造過程で抗原変異が起こりワクチンの有効性が大きく低下する ことが知られていました。培養細胞でウイルスを増殖すると抗原変異が入る危険性が低減 され、より有効なワクチンを製造することが可能になります。
しかし、大きな問題点として培養細胞ではウイルス増殖性が悪いという欠点がありまし た。その欠点を克服するウイルスを作出したという成果が今回の発表となります。この成 果により製造過程での抗原変異が大きく軽減された高生産能の培養細胞でのワクチン製造 が期待できます。
高病原性インフルエンザウイルスによるパンデミック対策として、国は迅速な製造が可 能な培養細胞を用いて製造するパンデミックワクチンの備蓄に取り組んでいますが、その

生産性の低さが大きな問題となっていました。今回の成果はその問題をも克服できるもの です。
今回の成果は、従来の季節性インフルエンザワクチンに比べ高い有効性が期待でき、ま たパンデミック発生時には迅速かつ十分な量のワクチン供給が期待できるものです。本研 究は、東京大学、米国ウィスコンシン大学と共同で行ったものです。本研究成果は、 2015 年 9 月 2 日(イギリス時間)、英国科学雑誌「Nature Communications」のオン ライン速報版で公開されます。
本成果は国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)戦略的創造研究推進事業、日本医 療研究開発機構(AMED)(平成27年度以降)革新的先端研究開発支援事業、文部科 学省 感染症研究国際ネットワーク推進プログラムなどの一環として得られました。
http://www.ims.u-tokyo.ac.jp/imsut/jp/files/150902.pdf

安全な iPS 細胞由来 T 細胞療法の実現へ 〜有効で安全な免疫細胞治療へ大きな一歩〜(2015/8/28)
1.発表者:
安藤美樹(日本学術振興会特別研究員 RPD(東京大学医科学研究所附属幹細胞治療研究センタ ー・幹細胞治療分野)) 中内啓光(東京大学医科学研究所附属幹細胞治療研究センター・幹細胞治療分野 教授)
2.発表のポイント:
iPS 細胞(注1)の技術を利用して若返らせたヒトの免疫細胞(T 細胞)がマウスの体内 で腫瘍を効果的に縮小させることを確認しました。
上述の T 細胞に細胞の自殺を促す遺伝子を組み込めば、iPS 細胞由来 T 細胞療法のあらゆ る過程でおこりうる副作用を、薬剤で制御できることをマウスの体内で示しました。 本成果により iPS 細胞由来 T 細胞療法の安全性が高まり、この治療法が臨床に応用され るために必要な橋渡し研究が加速されると期待されます。
3. 発表概要:
東京大学医科学研究所附属幹細胞治療研究センターの中内啓光教授、安藤美樹日本学術振興 会特別研究員RPDらの研究グループは、人工多能性幹細胞(iPS細胞)の技術を応用して若返ら せたヒトの免疫細胞(T細胞)がマウスの体内で標的の腫瘍を効果的に縮小させることを確認 しました。さらに同研究グループは、使用するT細胞に薬剤で細胞死を誘導できる自殺遺伝子 を組み込むことによりiPS細胞由来T細胞療法の安全性を高めることにも成功しました。本成果 により、この治療法が臨床に応用されるために必要な橋渡し研究が加速されると期待されます。
同研究グループは、2013年にiPS細胞から免疫細胞の一種であるキラーT細胞(注2)を若返 えった状態で作り出す技術の開発に成功しています。しかし、本技術をより安全に臨床に応用 するためには、iPS細胞ががん化した場合や副作用が生じた場合に、これらを制御できる必要が ありました。
今回、同研究グループは試験管の中だけでなく、マウスの体内においてもこれらの若返った キラーT細胞が効果的に腫瘍を縮小させることを実験的に証明しました。さらに細胞の自殺を 促すiCaspase9という遺伝子をiPS細胞に組み込み、そのiPS細胞から若返ったキラーT細胞を作製 することに成功しました。このT細胞は、iPS細胞に由来しない通常のキラーT細胞に比べてマ ウス体内に移植した腫瘍を効果的に縮小させる効果が見られ、腫瘍を移植したマウスの生存期 間も伸びることがわかりました。また特定の薬剤を投与することにより、iPS細胞由来T細胞に

細胞死を誘導できることも確認し、副作用が現れた時にはこの薬剤を投与することによって、 症状を止めることができることを確認しました。
今回の成果により、iPS細胞由来T細胞療法のあらゆる過程でおこりうる副作用を確実に制御 できるようになり、安全かつ有効なT細胞療法の実現に繋がると期待されます。またこの安全 装置は他のiPS細胞由来の細胞治療へも応用可能です。
本研究はJSPS科研費 15J40133の助成を受けて行われたものです。
http://www.ims.u-tokyo.ac.jp/imsut/jp/files/150828.pdf

喘息を抑える新しいメカニズムの発見(2015/7/21)
1.発表者:
中江 進(東京大学医科学研究所附属システム疾患モデル研究センター
システムズバイオロジー研究分野 准教授)
2.発表のポイント:
・気管支喘息を抑える新しい免疫応答機構を発見した。 ・同じマスト細胞(注1)でも、アレルゲンに結合した免疫グロブリン E (IgE)(注2)に
よって刺激された場合には気管支喘息を悪化させるが、インターロイキン 33(IL- 33)(注3)で刺激された場合には、制御性 T 細胞(注 4)を増やして気管支喘息を抑制す ることを初めて明らかにした(図)。
・生体内におけるマスト細胞の機能のうち、制御性 T 細胞の誘導能のみを発揮させる方 法を確立することにより、気管支喘息の新たな治療法の開発につながる可能性がある。
3.発表概要: 東京大学医科学研究所の中江進准教授らは、国立研究開発法人国立成育医療研究センタ
ー研究所などとの共同研究によって、気管支喘息を抑える新しい免疫応答機構を発見しま した。
気管支喘息の治療は、ステロイドやβ-アドレナリン受容体選択的刺激薬の吸入による対 症療法が現在の主流となっています。薬剤吸入によって気管支喘息を一時的に抑えること ができますが、完治はできないため、長期間薬剤の継続投与をする必要性があります。そ のため、気管支喘息の完治を目指す新たな治療法の開発が望まれています。
近年、欧米ではリウマチなどの自己免疫疾患や臓器移植での拒絶応答を抑える新しい治 療法として炎症抑制機能を持つ制御性 T 細胞の移植が行われ、その有効性が示されていま す。制御性 T 細胞の移植は気管支喘息などのアレルギー疾患においても有効な治療法とし て期待されています。ただし、血中から取れる制御性 T 細胞は非常にわずかであるのに対 し、この治療には、大量の制御性 T 細胞が必要となることが難点でした。
マスト細胞は、アレルゲンと結合した IgE 抗体によって刺激されると、気管支喘息を含 む様々なアレルギー疾患を悪化させる免疫細胞です。今回の研究成果は、マスト細胞は、 IL-33 という体内分子で活性化されると制御性 T 細胞だけを選択的に増やし、その結果、 気管支喘息を抑制する作用があることを初めて明らかにしました(図)。このマスト細胞 による制御性 T 細胞の新規誘導機構の発見は、アレルギーや自己免疫疾患、臓器移植での 拒絶応答に対する新たな治療法の開発に寄与することが期待されます。
本研究は、国立研究開発法人科学技術振興機構 戦略的創造研究推進事業、 厚生労働 省 免疫アレルギー疾患等予防・治療研究事業、 文部科学省 科学技術振興調整費 若手研 究者の自立的研究環境整備促進、 日本学術振興会 科学研究費補助金 若手研究(A)、日本 学術振興会 科学研究費補助金 若手研究(B)の一環として行われました。
本研究成果は、2015 年 7 月 21 日正午(米国東部時間)、米国科学雑誌「Immunity」で 公開されます。
http://www.ims.u-tokyo.ac.jp/imsut/jp/files/150722.pdf

記者会見「骨再生医療 (歯槽骨) を対象とした日本初の『骨再生診療科』の開設」(2011/3/30)
5.発表概要:
東京大学医科学研究所では、これまで文部科学省「橋渡し研究支援推進拠点」として研究を進めて参りました橋渡し拠点シーズの一つである骨再生医療(歯槽骨)を対象とした「骨再生診療科」を附属病院に開設します。本診療科にて、厚生労働省により3 月15 日付で承認を受けた歯槽骨再生に関する臨床研究を厚生労働省等のサポートを受けて実施することとなりました。この臨床研究を通じて安全性・有効性・実用性を評価したうえで高度医療に繋げ、先端的な再生医療の実用化を目指します。

6.発表内容:
再生医療とは、細胞や増殖因子などを用いて、失われた臓器や身体の組織を再生させる新しい医療です。特に、ご自身の細胞を用いて行う骨再生治療は、安全性が高く患者様の負担の少ない医療として期待されています。東京大学医科学研究所附属病院では、これまで産学連携プロジェクトとして、大学で開発された技術(シーズ)を実業化する、橋渡し研究の一環として骨再生医療研究を進めてまいりました。その成果として、歯槽骨の委縮した患者様を対象とした歯槽骨再生に関する臨床研究に対して厚生労働省の承認を受けましたので、近々開始する予定です。この臨床研究は2006 年9 月に施行された「ヒト幹細胞を用いる臨床研究に関する指針」に従い実施されます。
これに伴い、医科学研究所附属病院では、骨再生医療のさらなる発展と普及のために、共同研究先である株式会社TES ホールディングス(代表取締役 林 明男)の協力を得て、病院内に新たな診療科として日本で初め「骨再生診療科」を開設することになりました。同科は、医科学研究所附属病院、先端診療部の一診療科として運営されます。
歯を失うと、歯を支える歯槽骨にも萎縮が起こることが少なくありません。通常、義歯(入れ歯)による治療が行われますが、十分な咀嚼力が得られない場合も少なくないため、最近では咀嚼力が高く、使用感に優れたインプラント治療を希望する患者さんが増えています。しかしながら、インプラント治療に必要な骨が不足している場合には、現状では、ご自身の骨を取って移植する外科的ストレスのたいへん高い手術(自家骨移植)が必要です。今回目指している歯槽骨再生医療では、ご自身の骨を取ることなく、患者様の肉体的負担を軽減しながら、インプラントの埋入に必要な歯槽骨を再生し、最終的にはインプラント義歯による治療を可能にします。
医科学研究所附属病院では今後、臨床研究を通して骨再生医療の安全性や治療効果について検証していくとともに、高度医療等の枠組みを通じて、患者様のQOL 向上のために本医療を普及させ、実用化に繋げていく予定です。

※長文のリリースです。全文は下記URLを閲覧してください。
http://www.u-tokyo.ac.jp/public/pdf/230331.pdf

2型糖尿病に関連する2か所の遺伝子領域を新たに発見-日本人の糖尿病の発症リスクに強く関与-(2010/9/6)
文部科学省が平成20年度から実施している「個人の遺伝情報に応じた医療の実現プロジェクト(第2期)」(プロジェクトリーダー:東京大学医科学研究所 教授 中村 祐輔)においては、公募にて研究者を募り、オールジャパンの研究連携体制を構築して、疾患関連遺伝子研究を推進してきました。

今回、メタボリック・シンドローム関連疾患遺伝子研究を進めている東京大学の門脇教授グループが、2型糖尿病(遺伝的要因と生活習慣が関係して発症)に関連する2つの遺伝子が存在する領域を新たに発見しました。

また、欧米などでこれまでに糖尿病に関連する可能性が指摘されていた26か所の遺伝子の存在する領域のうち11か所は、日本人の糖尿病にも関連するということが確認されました。今回の2か所の遺伝子領域の発見と合わせて、少なくとも13か所の遺伝子領域が日本人2型糖尿病に関わりのある遺伝子を含んでいることがわかりました。

今回の成果は、東京大学大学院の門脇 孝教授、山内 敏正特任准教授、原 一雄講師、東京大学医科学研究所の中村 祐輔教授、理化学研究所の前田 士郎チームリーダーを中心とした共同研究による成果です。

これらの成果は、2型糖尿病を起こす仕組みを解明することにつながり、新しい治療法や予防法の開発につながることが期待されます。今回の研究成果は、米国の科学雑誌「Nature Genetics」(10月号)に掲載されるに先立ち、オンライン版(米国東部夏時間:9月5日13時)に掲載されます。
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/22/09/1297347.htm

遺伝子間の相互関係を図式化してシミュレーション(2007/1/18)
 日本を拠点にグローバルに展開するバイオ創薬グループのジーエヌアイは本日、東京大学医科学研究所と共同開発した、遺伝子間の相互関係を図式化してシミュレーションできるソフトウエア「セルイラストレーター3.0」の販売において、和光純薬と提携することで合意したので、お知らせする。和光純薬は、全国に展開する約70以上の代理店パートナーを通じ2007年4月より販売を開始する予定。
 セルイラストレーターは、生命システムを構成する複雑なパスウェイ(代謝経路、遺伝子制御ネットワーク、シグナル伝達経路、細胞間の制御反応など)をPC上でまるで絵を描くように作成できるソフトウエア。作成したパスウェイはPC上でそのまま簡単にシミュレーションすることができ、生体内の動的な振る舞いを観察・検証できる。
http://www.gene-networks.com

SMYD3遺伝子多型ががんの危険因子であることを発見(2005/9/12)
 東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センター長の中村祐輔氏の研究グループは、ヒストンをメチル化する遺伝子SMYD3のプロモーター領域の多型が、乳がん、肝がん、大腸がんの危険因子に関与することを発見した。多型を持つ人と持たない人で、乳がんの発症リスクが4.5倍、肝がんで3.5倍、大腸がんで2.6倍の差が見られた。

イレッサ無効を血液判定 65%を予測(2005/5/6)
 副作用が問題となっている肺がん治療薬イレッサ(一般名ゲフィチニブ)が効かない患者を、血液検査で約65%の精度で予測できる診断法を、東京大医科学研究所の中村祐輔教授(遺伝医学)らが開発。  中村教授らは、イレッサが効きにくい肺がん細胞では、がんを増殖させる2種類のタンパク質が多く分泌されていることを1年半前に見つけた。  イレッサが効かなかった患者23人の血液を調べると、15人(約65%)でいずれかのタンパク質の量が一定レベル以上に多かった。一方、両タンパク質ともにレベル以下だった患者23人では、15人がイレッサ投与でがんが小さくなったか、悪化しなかった。