TOPICS

2023/11/02


薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会の資料

編集部が制作する資料は、資料の正確性を高めるため「薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会」の資料を参考にしています。主に最新のデータである第13回の資料です。
 これより1年前の令和4年(2022年)3月にまとめた「薬剤師確保のための調査・検討事業 報告書」というものがあります。
 これは623ページもあるすごい資料。興味深いデータで構成されていますが、あまりにも詳細なので皆さんへの資料提供には用いていません。
https://www.mhlw.go.jp/content/11121000/000963766.pdf
 興味をお持ちの方は、ぜひご覧ください。
「薬剤師不足の状況が続いている期間」を問う項目では、
二次医療圏(一般の入院に係る医療を提供)の人口50万人以上の病院の67.9%が3年以上と答えています。そして、「薬剤師不足により生じている弊害」では、
① 病棟業務に支障がある(70.8%)、
② 薬剤師の時間外勤務が増えている(55.7%)、
③ チーム医療の参画に支障がある(54.7%) 
となっています。
 実務実習を体験して、「病院薬剤師は合わないと感じた」、「多くの患者さんの役に立てる薬局に興味が湧いた」という意見を聞くことがあります。学生は、体験したり知識を深めることで職場や仕事を理解して進路を選択しています。
 表面のイメージだけでなく、社会的な評価や貢献なども調べるといいですね。


戻る

トップページへ戻る