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2023/09/17


病院薬剤師に関する資料

【薬剤師の養成および資質向上等に関する検討会】の報告書を見て

 厚生労働省が行う検討委員会に「薬剤師の養成および資質向上等に関する検討会」があり、第1回(2020年7月10日)の会合から活発な意見が出されています。薬剤師の受給について「地方の中核病院の薬剤師が足りない」「病院の薬剤師が不足している」「入学者の定員割れ、留年、卒業延期…」などの問題が上がりました。
 そして2023年3月29日に行われた第13回の検討会では、興味深い報告がされています。
▶︎第13回検討会
 第13回検討会で示された、14種の資料のうち「資料1-1-2 都道府県別薬剤師偏在指標」と「参考資料4 薬剤師の偏在への対応策」に注目してみました。
 「資料1-1-2 都道府県別薬剤師偏在指標」を見ると全都道府県で薬剤師が不足していることがわかります。
▶︎薬剤師偏在の資料につながります
 yakkei.jpがまとめている病院ごとの資料をみても、特定機能病院の本院では充実した病棟活動が行なっているものの、分院は薬剤師が全く足りないケース、募集活動を展開している病院が確認できます。地方の中核病院でも薬剤師不足の状態と言います。薬局やドラッグストアでも地方に配属される時代になりましたから、病院は自分で勤務地を選ぶことができますね。
 「参考資料4 薬剤師の偏在への対応策」は大変興味深い内容です。
▶︎偏在への対応のページにつながります
 これら資料をもとに病院薬剤師の採用や待遇について考えていきましょう。


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