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2022/09/06


調剤薬局業科にアマゾンが進出計画

本日(2022年9月6日)の日本経済新聞・朝刊に驚きの記事が掲載されました。
アマゾンが処方薬のネット販売で来年にも中小薬局と連携するというのです。
米アマゾン・ドット・コムが日本で処方薬販売への参入を検討しているというニュースです。患者はオンライン診療や対面診療後、発行された電子処方せんをアマゾンのサイトで薬局に調剤依頼します。薬局は電子処方箋をもとに調剤し、オンラインで服薬指導。その後、アマゾンが薬を集荷して患者宅や宅配ロッカーに届けるシステムです。
オンライン診療を行っているのは、100床以下の病院やクリニックと考えられます。これらの門前やマンツーマン薬局は影響を受けると考えられます。
大手チェーン薬局の中でも小規模病院や診療所、クリニックを相手にしている調剤薬局は影響を受けでしょう。
対面診療も対象にするようです。電子処方せんを発行する病院の患者の利用も考えられ、門前や敷地内薬局を運営する会社も影響を受けるでしょう。
調剤薬局業界のビジネスモデルが崩れるかもしれません。
電子処方せんは、2023年1月から開始の予定です。マイナンバーカードと電子処方せんの導入で臨床と薬局の情報共有が進むと期待されています。


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