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ノボノルディスクファーマ(株)

ノボノルディスクファーマ(株)のホームページへ
次世代の超持効型溶解インスリンアナログ インスリン デグルデクに関する新しいデータについて-国内および海外の第2相試験の結果を第54回日本糖尿病学会で発表-(2011/9/7)
ノボ ノルディスクが開発中の、次世代の超持効型溶解インスリンアナログ インスリン デグルデク(Ideg)およびIdegと超速効型インスリンアナログ インスリン アスパルト(Iasp)との配合製剤であるインスリン デグルデク/インスリン アスパルト(IDegAsp)の国内・海外の第2相臨床試験の結果および両剤の作用動態が、第54回日本糖尿病学会年次学術集会(2011年5月19日-21日、於:札幌)で発表されました。

Idegは平坦で安定した薬力学的作用および薬物動態を示し、作用は投与後24時間以上持続します。1型糖尿病におけるベーサルボーラス(BB)療法のベーサルインスリンとして使用した場合、夜間低血糖の発現頻度が低く、対照薬と同様の血糖コントロールが得られることが示されました。また、IDegAspはIdegを70%、Iaspを30%配合した製剤で、2型糖尿病患者への1日1回または2回投与で良好な血糖コントロールが得られ、低血糖の発現は少ないという結果が得られました。

詳細は下記
http://www.novonordisk.co.jp/documents/article_page/document/PR_11_07.asp

超持効型溶解インスリンアナログ インスリン デグルデク は1型及び2型糖尿病治療において低血糖の発現率を低下させ長期的な血糖コントロールを改善(2011/6/30)
米国サンディエゴで開催された第71回米国糖尿病協会(ADA)年次学術集会において、ノボ ノルディスク社(社長:ラース レビアン ソレンセン、本社:デンマーク)が開発中の超持効型溶解インスリンアナログ インスリン デグルデク はインスリン グラルギンと比較して、有意に低血糖の発現率を低下させ、血糖値を低下させるというデータが発表されました。これは1型及び2型糖尿病患者さんを対象とした2つの52週の第3相試験の結果です。

また、最新のデータが発表されるlate-breaking プレゼンテーションでは、26週の別の試験により、インスリン デグルデクを日によって異なるタイミングで投与することも可能であることが示されました。

詳細は下記
http://www.novonordisk.co.jp/documents/article_page/document/PR_11_11.asp

ノボセブン®「血小板に対する同種抗体を保有し、血小板輸血不応状態が過去又は現在みられるグランツマン血小板無力症患者の出血傾向の抑制」の追加効能・効果の承認取得(2011/6/16)
ノボ ノルディスク ファーマ株式会社(社長:クラウス アイラセン、本社:東京都千代田区)は、2011年6月16日、遺伝子組換え活性型血液凝固第VII因子製剤「ノボセブン® HI静注用1mg、同2mg、同5mg」および「注射用ノボセブン® 1.2mg、同4.8mg」(以下、ノボセブン®)について、厚生労働省より「血小板に対する同種抗体を保有し、血小板輸血不応状態が過去又は現在みられるグランツマン血小板無力症患者の出血傾向の抑制」に対する承認を公知申請により取得しました。同適応が認められるのは、ノボセブン®が日本で初めてです。

グランツマン血小板無力症は、極めて稀な先天性の血液疾患で出血傾向をきたします。本疾患の患者さんの止血困難時、外科的手術時、出産時等には、血小板輸血により止血管理されますが、血小板に対する同種抗体が産生され、血小板輸血不応状態となる場合があります。このような例にノボセブン®が有効であった症例が報告され、欧州では2004年に「GP IIb-IIIa及び/又はHLAに対する抗体を保有し、血小板輸血不応状態が過去又は現在みられるグランツマン血小板無力症患者」の効能・効果の承認を取得しており、2011年4月現在世界89カ国で承認されています。

本邦では、学会からの要望に基づき、2010年10月6日に厚生労働省の「医療上必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」で検討された結果、ノボセブン®の本効能・効果に対する有用性は医学薬学上公知であるものと認定されました。同年10月25日に、薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会において事前評価が行われ、公知申請を行っても差し支えないと判断されたことを受け、同年11月25日に申請をしていました。

詳細は下記
http://www.novonordisk.co.jp/documents/article_page/document/PR_11_09.asp

レベミル®の2~5歳の小児を対象にした新しい臨床成績について(2011/4/25)
糖尿病ケアにおける世界のリーディングカンパニーであるノボ ノルディスク社(社長:ラース レビアン ソレンセン、本社:デンマーク)は、Pediatric Diabetes誌に、持効型溶解インスリンアナログ製剤レベミル®(インスリン デテミル)の新しい臨床成績が掲載されたことを発表しました。本臨床成績は、レベミル®が2歳~5歳の小児1型糖尿病患者に対して、ヒトインスリン製剤と同等に有効な治療の選択肢で、低血糖の発現リスクが少ないことを示しています1。現在使用されている全ての基礎インスリンアナログ製剤は2歳~5歳の年齢層への投与が推奨されていませんが、ノボ ノルディスクは本臨床成績をもって、レベミル®の適応症追加に取り組んでいます。

※長文のリリースです。全文は下記URLを閲覧してください。
http://www.novonordisk.co.jp/documents/article_page/document/PR_11_04.asp

ノボ ノルディスク ファーマ 製品(インスリン等)の供給・保管等の情報について(2011/3/19)
東北関東大震災の影響による医薬品の供給、計画停電による医薬品の保管・安定性についての情報収集にご尽力されていることと思います。
 さて、ノボ ノルディスク ファーマよりインスリン等の供給・保管等について情報提供されましたので掲載いたします。
 会員各位は、下記URLより内容をご覧戴き、医師、薬剤師等の関係者に情報提供するとともに周知してください。
http://www.jshp.or.jp/cont/11/0319-2.html

ノボ ノルディスク ファーマの製品(緊急物資に指定されているインスリン、ノボセブン®)をお使いの患者さまおよびご家族の皆さまへ(2011/3/14)
まずは、この度の平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震により被害を受けられた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。一日も早く復旧されますよう、心からお祈り申し上げます。

弊社の工場は福島県郡山市にありますが、この度の地震により被害はうけておらず、生産体制に問題はありません。弊社の製品をお使いの患者さまがお困りならないように、私たちは製品の安定供給および搬送の確保について全力を尽くしてまいります。

緊急物資に指定されているインスリン(専用注射針を含む)、ノボセブン®の在庫は郡山工場および埼玉県八潮市の弊社東京物流センターにありますが、今回の地震によるダメージは全くありませんでした。また、在庫レベルも通常の量を確保しています。
郡山工場および東京物流センターの生産機械、保冷倉庫は正常に稼動することを確認しています。
また計画停電に対する対応は、工場ならびに東京物流センターは自家発電をもっていますので製品は安全に保管できる体制です。また、自家発電は重油で稼動しますので、現在重油の供給には問題ないので対応は十分です。
物流について、指定災害地域は混乱を避けるため、またできるだけ早くに医薬品へのアクセスを可能にするために、厚生労働省が定める防災業務計画にしたがって速やかにインスリンおよびノボセブン®の供給をいたします。その周辺については、ルート変更、飛行機などの活用でお届けします。その他の地域は通常通り配送します。
医療機関に行く際には、もしお手元にご自身の製品(製品がなければ製品名がわかるもの)、また糖尿病連携手帳、お薬手帳などがあれば持参されることをおすすめします。

もし、何かご心配なこと等ございましたら、ノボケア相談室(フリーダイアル:0120-180363)までご連絡ください。

ノボ ノルディスク ファーマ株式会社

ノボケア相談室

■月曜日から金曜日まで 午前9時~午後6時
0120-180363

■上記以外の時間、土日・祝日
0120-359516
http://www.novonordisk.co.jp/documents/article_page/document/INFO_japan_earthquake.asp

インスリン製剤の保管について(2011/3/14)
サノフィ・アベンティス株式会社
日本イーライリリー株式会社
ノボ ノルディスク ファーマ株式会社

この度の東北地方太平洋沖地震により被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
今般の事態により、東京電力管轄の地域において計画停電が実施されることに伴い、インスリン製剤の保管について下記の通りお願い申し上げる次第です。
併せて、節電協力要請も発せられており、不安定な状況とは存じますが、ご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。



インスリン製剤の保管について
病院など、非常用電源をご使用いただける施設の場合、非常用電源を冷蔵庫にも適用いただき、製品の適正管理をお願いします。
薬局におかれましても、非常用電源をご使用いただける施設の場合には、同様のご対応を賜りたくお願い申し上げます。
非常用電源がない施設の場合は、冷蔵庫内の温度がわかるように温度計を入れてください。計画停電は1回3時間の停電を予定されておりますので、その間は極力冷蔵庫扉の開閉を控えてください。3時間以内の1~2回の開閉であれば影響はほとんどないと考えております。
患者様のご自宅での保管におきましても、未使用の製剤は冷蔵庫保存となっておりますが、計画停電中はドアを開けない限り影響はないものと考えております。使用中の製剤の安定性につきましては、各社インスリン製品の保管時の注意をもとにご指導下さい。
各社製品の詳細につきましては、以下の各社相談窓口へご相談ください
http://www.novonordisk.co.jp/media/20110315_insulin.pdf

「使用上の注意」の改訂について リラグルチド(商品名:ビクトーザ皮下注18mg)(2010/10/12)
厚生労働省は、平成22年10月12日付で医薬食品局安全対策課長から日本製薬団体連合会安全性委員会委員長宛に「使用上の注意」の改訂について通知しました。
 この安全対策課長通知は、リラグルチド(商品名:ビクトーザ皮下注18mg)の「使用上の注意」の「重要な基本的注意」を改訂するよう指示したものです。
 また、この通知を受けて製造販売元のノボ ノルディスク ファーマ株式会社は、安全性情報を医療機関に配布しております。
 会員におかれましては、「使用上の注意」の改訂通知(別添1)と安全性情報(別添2)をご覧戴き、関係者に情報提供するとともに周知徹底していただきますようお願い申し上げます。
http://www.jshp.or.jp/cont/10/1013.html
http://www.jshp.or.jp/cont/10/1013.html

2型糖尿病の進行に関する主な指標についてビクトーザ®の有用性をさらに裏付ける新たなデータが発表される -第70回米国糖尿病協会年次学術集会にて-(2010/7/13)
米国、オーランドで開催された第70回米国糖尿病協会(ADA)年次学術集会で発表された4つの演題1)-4)から、ビクトーザ®(一般名:リラグルチド)で治療を受けた2型糖尿病患者さんにおいて、糖尿病の進行に関する指標の有意な改善が示されました。

LEAD(リード)™プログラムの6つの臨床試験のメタアナリシスから、ビクトーザ®を投与することで、収縮期血圧、体重、その他の心血管疾患のリスクファクターが有意に減少し、対照薬による治療1)-4)と比較してビクトーザ®は膵β細胞機能指標を有意に改善させることが示されました。

ノボ ノルディスク社のチーフ サイエンス オフィサー、マッズ クロスガード トムセンは、次のように述べています。「これらの新しいデータにより、ビクトーザ®が2型糖尿病の臨床経過に対して真に影響を与え得るという興味深い知見が得られました。ますます多くの臨床医が認識しているように、糖尿病の管理は、血糖コントロールに加えて糖尿病の進行に影響する複数の因子に対して包括的に取り組むことがベストの戦略です」

最初のメタアナリシス1)は、ビクトーザ®1.8mgを26週投与後、収縮期血圧のベースラインからの変化についてビクトーザ®の効果をレビューしています。ビクトーザ®による収縮期血圧の低下(p<0.01)は、降圧治療の有無にかかわらず認められ、さらに、降圧剤による降圧効果に上乗せする形でビクトーザ®の降圧効果が認められました。

ビクトーザ®1.8mgと1.2mgを26週間投与した結果、体格指数(BMI)とウエスト周囲径は有意に減少しました(ともにp<0.0001)。これらの指標は、単独で心血管疾患に影響するリスク因子です。なお、BMIとウエスト周囲径は、ベースライン値の高い被験者において最も減少しました2)。

さらに、ビクトーザ®1.8mgと1.2mgを26週間投与した結果、体重が有意に減少しました(p<0.05)。体重減少は、一部の患者さんのビクトーザ®投与初期にみられた一過性の胃腸障害(悪心、下痢、嘔吐)とは相関していませんでした(p=0.26)3)。

最後のメタアナリシス4)は、ビクトーザ®が2型糖尿病進行の主要な決定因子である膵β細胞機能を示す2つの指標を改善させることを示しました。ビクトーザ®1.8mgと1.2mgを投与した結果、HOMA-βはベースラインから有意に上昇しました(ともにp<0.0001)。また、プロインスリン/インスリン比についても、両投与群でベースラインから有意な改善が認められました(ともにp<0.0001)。

米国ヒューストンのベイラー医科大学、アラン ガーバー医師は次のように述べています。「糖尿病患者さんは、血糖コントロール、収縮期血圧、体重、BMI、ウエスト周囲径や膵β細胞機能の経時的な低下といった複数の臨床的な課題をかかえています。ビクトーザ®は、こうした臨床課題すべてに対して明らかに有用で、ビクトーザ®を糖尿病の初期段階で使用することは、2型糖尿病患者さんに他に類のないベネフィットをもたらす可能性があります」

メタアナリシスの結果は、最も一般的な他の糖尿病治療薬と比較して、ビクトーザ®がより優れた血糖降下作用を有するという、LEAD™プログラムで以前に得られた知見5)-9)を補完するものです。

ADAおよび欧州糖尿病学会(EASD)、米国臨床内分泌学会(AACE)、米国内分泌学会(ACE)は、GLP-1アナログ製剤が、食事・運動療法とメトホルミンによる治療で効果が得られない糖尿病患者さんへの併用療法として有効であるとのコンセンサスステートメントを発表しています。10)-11)

注) 日本で承認されているビクトーザ®の効能・効果および用法・用量は海外とは異なります。

LEAD(リード)™(Liraglutide Effect and Action in Diabetes)プログラムについて
LEAD™プログラムは、世界40カ国、6,500人以上を対象としてビクトーザ®の安全性および有効性を検討した第3相臨床開発プログラムです。このプログラムには、5つの無作為化二重盲検比較試験と、1つの非盲検試験があります。

LEAD™プログラムには、1日1回投与のビクトーザ®を3種類の汎用されている糖尿病治療薬(グリメピリド、ロシグリタゾン、インスリングラルギン)との比較試験と、エキセナチドとの直接比較試験があります。

ビクトーザ®について
新規2型糖尿病治療薬ビクトーザ®は、国内初のGLP-1受容体作動薬です。血糖値を下げるホルモンであるインスリンの分泌を血糖値に応じて促進させ、同時に、血糖値を上げるホルモンであるグルカゴンの分泌を抑制します。1日1回の皮下注射で優れた血糖改善効果を示し、単独療法では低血糖を起こしにくい薬剤です。また、GLP-1の薬理作用である食欲・摂食に対する作用から、体重増加をきたしにくい薬剤です。2型糖尿病はインスリンを分泌する膵β細胞の機能が徐々に低下する進行性の慢性疾患ですが、国内外の臨床試験では、ビクトーザ®投与後に膵β細胞機能指標の改善が認められました。主な副作用は投与初期の一過性の胃腸障害(便秘など)です。
http://www.novonordisk.co.jp/documents/article_page/document/PR_10_15.asp

国内初のGLP-1受容体作動薬ビクトーザ®について海外の新データを発表(2010/7/8)
糖尿病ケアにおける世界のリーディングカンパニーであるノボ ノルディスク社(社長:ラース レビアン ソレンセン、本社:デンマーク)は、米国・オーランドで開かれた第70回米国糖尿病協会(ADA)年次学術集会において、新規糖尿病治療薬ビクトーザ®(一般名:リラグルチド)について新しいデータを発表しました。その結果から、ビクトーザ®またはシタグリプチンを、メトホルミンに追加して1日1回投与した52週の比較試験で、ビクトーザ®、メトホルミン併用群がシタグリプチン、メトホルミン併用群に対し有意にHbA1cを低下させ、また体重や空腹時血糖値(FPG)も減少させ、それらの効果を持続させることが示されました。

主要な試験結果は以下のとおりです。

ビクトーザ®1.2mg投与群と1.8mg投与群で、シタグリプチン100mg投与群よりも優れたHbA1c改善効果を示した。ベースラインからの変化量:ビクトーザ®1.2mg群で1.3%、1.8mg群で1.5%、シタグリプチン群で0.9%低下
ビクトーザ®は、シタグリプチンと比較して、体重を有意に減少させた。
ベースラインからの変化量:ビクトーザ®1.2mg群で2.8kg、1.8mg群で3.7kg、シタグリプチン群で1.2kg減少
ビクトーザ®は、シタグリプチンと比較してFPGを有意に低下させた。
ベースラインからの変化量:ビクトーザ®1.2mg群で30.6mg/dL、1.8mg群で36.0mg/dL、シタグリプチン群で10.8mg/dL低下
全般的な治療満足度は、ビクトーザ®1.8mg群でシタグリプチン群よりも有意に改善された。1)
米国のバーリントン、バーモント大学医学部 糖尿病代謝トランスレーショナル医療ユニットのリチャード プラットレイ教授は、次のように述べています。「1年間の試験で、ビクトーザ®はどちらの投与量でも、2型糖尿病患者さんの血糖コントロールの改善にシタグリプチンよりも有効であることが示されました。ビクトーザ®には肥満治療の適応はありませんが、この試験ではビクトーザ®がシタグリプチンに比べて体重を有意に減少させたことが示されました。これは、適正な体重を維持しようと苦労されている2型糖尿病患者さんにとってベネフィットになります」

また、ADAが推奨する血糖コントロールの目標値であるHbA1c7.0%未満の達成率も、ビクトーザ®投与群で有意に高く、シタグリプチン群の2倍近くあるいはそれ以上の患者さんが7.0%未満を達成しました。(ビクトーザ®1.2mg群で50%、1.8 mg群で63%に対し、シタグリプチン群では27%)

ビクトーザ®とシタグリプチンの比較試験について
この試験は、ビクトーザ®1.2mg または1.8mgとシタグリプチン100mgを、それぞれ1日1回メトホルミンに追加投与した際の有効性および安全性を比較した試験です。26週の無作為化平行群間比較非盲検試験の終了後、被験者は26週の延長試験に登録されました。欧州と北米で、メトホルミン単独投与ではコントロールが不十分な497名の2型糖尿病患者を対象に行われました。

副次評価項目として、糖尿病治療満足度質問表(DTSQ)を用いて患者の治療満足度の変化を評価しました。その結果、全般的な治療満足度は、ビクトーザ®1.8mg群でシタグリプチンよりも有意に高く、治療の簡便性(飲み薬か注射か)に関する意識の差は両剤でありませんでした。

両剤とも忍容性は良好でした。副作用としては悪心が認められ、ビクトーザ®1.2mg群(21%)、1.8mg群(27%)で、シタグリプチン群(5%)よりも投与開始初期で発現頻度は高くなりましたが、それは一過性で、ほとんどの場合早期の段階で発現し、これらにより試験を中止した被験者はほとんどいませんでした。より後期になると、両剤の悪心の発現頻度は同等で、27-52週での発現頻度は共に2%未満でした。

Reference
1)ADA 2010 Abstract: Poster number 16LB

注)日本で承認されているビクトーザ®の効能・効果および用法・用量は海外とは異なります。

ビクトーザ®について
新規2型糖尿病治療薬ビクトーザ®は、国内初のGLP-1受容体作動薬です。血糖値を下げるホルモンであるインスリンの分泌を血糖値に応じて促進させ、同時に、血糖値を上げるホルモンであるグルカゴンの分泌を抑制します。1日1回の皮下注射で優れた血糖改善効果を示し、単独療法では低血糖を起こしにくい薬剤です。また、GLP-1の薬理作用である食欲・摂食に対する作用から、体重増加をきたしにくい薬剤です。2型糖尿病はインスリンを分泌する膵β細胞の機能が徐々に低下する進行性の慢性疾患ですが、国内外の臨床試験では、ビクトーザ®投与後に膵β細胞機能指標の改善が認められました。主な副作用は投与初期の一過性の胃腸障害(便秘など)です。
http://www.novonordisk.co.jp/documents/article_page/document/PR_10_14.asp

新規2型糖尿病治療薬 国内初のGLP-1受容体作動薬ビクトーザ®発売(2010/6/11)
糖尿病ケアのリーディングカンパニーであるノボ ノルディスク ファーマ株式会社(社長:クラウス アイラセン、本社:東京都千代田区)は、本日6月11日より、ビクトーザ®皮下注18mg(以下ビクトーザ®、一般名:リラグルチド(遺伝子組換え))を発売します。ビクトーザ®は国内初のGLP-1受容体作動薬です。食事療法、運動療法で十分な効果が得られない、あるいは、食事療法、運動療法に加えてスルホニルウレア剤(SU剤)を使用して十分な効果が得られない2型糖尿病を適応とする薬剤として、本年1月20日に、厚生労働省より製造販売承認を取得しました。

ビクトーザ®の主な特徴は以下のとおりです。

HbA1cの改善効果に優れ、その効果は持続します。1-4)
体重増加をきたしにくい薬剤です。1-4)
膵β細胞機能指標を改善します。2)4)5)
ビクトーザ®は、欧州では、2009年6月30日に欧州委員会より欧州連合27カ国すべてにおいて承認され、現在までにドイツ、英国、デンマーク、オランダなどにおいて上市されています。米国では2010年1月25日に承認を取得し、2月16日に上市しています。

ビクトーザ®について
新規2型糖尿病治療薬ビクトーザ®は、国内初のGLP-1受容体作動薬です。血糖値を下げるホルモンであるインスリンの分泌を血糖値に応じて促進させ、同時に、血糖値を上げるホルモンであるグルカゴンの分泌を抑制します。1日1回の皮下注射で優れた血糖改善効果を示し、単独療法では低血糖を起こしにくい薬剤です。また、GLP-1の薬理作用である食欲・摂食に対する作用から、体重増加をきたしにくい薬剤です。2型糖尿病はインスリンを分泌する膵β細胞の機能が徐々に低下する進行性の慢性疾患ですが、国内外の臨床試験では、ビクトーザ®投与後に膵β細胞機能指標の改善が認められました。主な副作用は投与初期の一過性の胃腸障害(便秘など)です。
http://www.novonordisk.co.jp/documents/article_page/document/PR_10_12.asp

二相性インスリンアナログ製剤、ノボラピッドR50ミックス注 フレックスペンR およびノボラピッドR70ミックス注 フレックスペンR発売 ~3種類のノボラピッドRミックス製剤で、インスリン導入から治療の強化まで血糖コントロールをサポート~(2010/4/23)
糖尿病ケアのリーディングカンパニーであるノボ ノルディスク ファーマ株式会社(社長:クラウス アイラセン、本社:東京都千代田区)は、4月26日、二相性インスリンアナログ製剤ノボラピッドR50ミックス注 フレックスペンR(以下、ノボラピッドR50ミックス)およびノボラピッドR70ミックス注 フレックスペンR(以下、ノボラピッドR70 ミックス)を発売します。

ノボラピッドR50 ミックスは、インスリンの追加分泌* に相当する超速効型の成分と基礎分泌*に相当する中間型の成分を5:5の配合比率で含有する製品です。また、ノボラピッドR70 ミックスは、超速効型の成分と中間型の成分を7:3の配合比率で含有する日本で初めての製品となります。すでに発売されている、ノボラピッドR30 ミックス(超速効型3:中間型7)と併せて、3種類の製剤がそろうことになります。ノボラピッドR30ミックスを中心としたノボラピッドRミックス製剤による治療は、インスリン導入から治療の強化まで患者さんの病態に合わせたより良い血糖コントロールをサポートします。

日本人は欧米人に比べ、インスリン分泌能が低く、特に食後のインスリン分泌は顕著に低下していることが知られています。ノボラピッドRミックス製剤は、超速効型成分と中間型成分が一つの製剤に含まれているため、食直前の投与で基礎分泌と追加分泌の両方を補うことができます。食直前投与により、低血糖の発現頻度を高めることなく血糖コントロールが可能です。 なお、超速効型成分の配合比率が高い製剤ほど食後の血糖効果作用が大きく、中間型成分の配合比率が高い製剤ほど食間の血糖降下作用が持続します。


ノボ ノルディスク ファーマは、患者さんや医療従事者にとって、治療の選択肢がより広がることで、個々の病態やライフスタイルに応じた最適なインスリン治療が可能になり、患者さんの治療成績およびQOLが向上することを期待しています。

参考資料

■ノボラピッドR50ミックス注 フレックスペンR、ノボラピッドR70ミックス注 フレックスペンR 製品概要

販売名
(英文表記)
ノボラピッドR50ミックス注 フレックスペンR
NovoRapidR 50 Mix FlexPenR
ノボラピッドR70ミックス注 フレックスペンR
NovoRapidR 70 Mix FlexPenR

薬効分類名
二相性プロタミン結晶性インスリンアナログ水性懸濁注射液

一般名
インスリン アスパルト(遺伝子組換え)

効能・効果
インスリン療法が適応となる糖尿病

用法・用量
通常、成人では、初期は1回4~20単位を1日2回、朝食直前と夕食直前に皮下注射する。なお、1日1回投与のときは朝食直前に皮下注射する。投与量は症状及び検査所見に応じて適宜増減するが、維持量は通常1日4~80単位である。
通常、成人では、初期は1回2~20単位を1日3回毎食直前に皮下注射する。投与量は症状及び検査所見に応じて適宜増減するが、他のインスリン製剤の投与量を含めた維持量は通常1日4~100単位である。

承認年月
2009年9月
2009年8月

薬価基準収載日
2010年4月23日

発売日
2010年4月26日

薬価
2,287円
2,286円

製造販売元
ノボ ノルディスク ファーマ株式会社
http://www.novonordisk.co.jp/documents/article_page/document/PR_10_09.asp

ノボ ノルディスク ファーマ、室温保存可能なノボセブンRHIを発売(2010/4/23)
糖尿病ケアのリーディングカンパニーであるノボ ノルディスク ファーマ株式会社(社長:クラウス アイラセン、本社:東京都千代田区)は、遺伝子組換え活性型血液凝固第VII(なな)因子製剤ノボセブンR(以下、ノボセブンR)について、新たに室温保存の可能なノボセブンR HI(エイチアイ)静注用1mg、2mg、5mgを4月23日に発売します。

ノボセブンRは抗体(インヒビター)を保有する血友病患者さんの治療薬で、日本では2000年より発売されています。従来の製品は2℃~8℃での冷蔵保存が必要であり、持ち運ぶ際には保冷剤などで温度を保つ工夫が必要でした。新製剤のノボセブンR HIは1℃~30℃までの室温で保存が可能なため、外出先などへの携帯が容易になりました。ノボセブンR HIを常に携帯することにより、患者さんは出血にすぐ対処でき* 、出血からより短い時間で止血することができるため、出血による関節への影響も最小限にとどめることができます。また、バイアルの規格も2種類から3種類に増えたため、体重に応じた投与量の計算や調節が簡単になりました。

ノボセブンR HIは2009年に製造販売承認を厚生労働省より取得しました。欧米では2008 年に承認されています。

ノボ ノルディスク ファーマは血友病のリーディングカンパニーを目指し、血友病の治療薬の開発に加え、専門医の育成や血友病患者さんの生活の質の改善を目指しサポートを行っています。
*世界血友病連盟のガイドラインでは少なくとも、出血に気がついたら2時間以内に製剤の投与を行うよう推奨されています。

ノボセブンR HI静注用 製品概要

販売名
ノボセブンR HI静注用1mg, 2mg, 5mg

薬効分類名
遺伝子組換え活性型血液凝固第VII因子製剤

一般名
エプタコグ アルファ(活性型)(遺伝子組換え)

効能・効果
* 血液凝固第VIII因子又は第IX因子に対するインヒビターを保有する先天性血友病及び後天性血友病患者の出血抑制
* 先天性第VII因子欠乏症患者における出血傾向の抑制

承認年月日
2009年7月(1mg/2mg) 2009年10月(5mg)

薬価基準収載日
2010年4月23日

発売日
2010年4月23日

薬価
98,024円(1mg)、189,000円(2mg) 450,177円(5mg)

製造販売元
ノボ ノルディスク ファーマ株式会社

■参考資料

ノボセブンRについて
ノボセブンRは欧州で1996年、米国で1999年に、日本では2000年に承認を受けて発売された血友病治療薬で、遺伝子組換えの活性型第VII因子の単一製剤です。インヒビターを保有する血友病の患者さんにノボセブンRを投与すると、血液中の活性型第 VII因子が500倍の高濃度になり新しい止血の作用機序が期待できるため、第VIII(はち)因子や第IX(きゅう)因子投与に抗体のある血友病の患者さんに有効です。2010年3月に第VII因子欠乏症の適応を追加取得しました。詳しい情報はwww.clubhaemophilia.jp/what/index.htmlを参照下さい。

血友病について
血友病Aは血液凝固第VIII因子、血友病Bは血液凝固第IX因子の少ない、あるいは働きが弱い病気です。血友病の治療には、主に患者さんの体で不足している凝固因子が薬として使われますが、中には治療のために注射した第VIII因子や第IX因子を外から入ってきた敵とみなしてしまい、抗体(インヒビター)ができてしまう患者さんがいます。インヒビターができた患者さんに第VIII因子や第IX因子を投与しても、効果が弱くなったり、まったく効かなくなったりします。

世界ヘモフィリアデー
4月17日は世界ヘモフィリアデーです。世界血友病連盟の創設者フランク シュナーベル氏の誕生日にちなみ定められました。毎年、世界各国で、患者さんやご家族、また医療従事者が一緒になり、血友病の正しい知識を啓発する活動が行われています。
http://www.novonordisk.co.jp/documents/article_page/document/PR_10_08.asp

ノボセブンR、先天性第VII(なな)因子欠乏症の承認を取得(2010/3/16)
糖尿病ケアのリーディングカンパニーであるノボ ノルディスク ファーマ株式会社(社長:クラウス アイラセン、本社:東京都千代田区)は、3月12日、遺伝子組換え活性型血液凝固第VII因子製剤ノボセブンR(以下、ノボセブンR)の、先天性第VII因子欠乏症の患者さんへの適応追加の承認を厚生労働省より取得しました。

先天性第VII因子欠乏症とは
血液が固まるためには数多くの血液凝固因子がかかわっています。凝固因子の働きがひとつでも弱かったり、欠乏すると血液は凝固しにくくなります。そのうち先天的に第VII因子が欠乏しているのが先天性第VII因子欠乏症で、日本では約50名*の患者さんがいると推定されます。
先天性第VII因子欠乏症は、第VIII(はち)因子や第IX(きゅう)因子が欠乏する病気である血友病とは違い、第VII因子が欠乏する血液凝固異常症です。
*血液凝固異常症全国調査事業平成20年度報告より(api-net.jfap.or.jp/siryou/h20_research/h20_research.pdf )

ノボセブンRは欧州で1996年に、また日本では2000年に承認を受けて発売された、インヒビターのある血友病患者さんの治療薬です。先天性第VII因子欠乏症への適応は海外では2004年に承認されています。日本でも医師からの要望に対応して国内外での使用実績をまとめて申請し、今回の承認となりました。


ノボセブンRの効能・効果は以下のとおりです。
* 血液凝固第VIII因子又は第IX因子に対するインヒビターを保有する先天性血友病及び後天性血友病患者の出血抑制
* 先天性第VII因子欠乏症患者における出血傾向の抑制

ノボ ノルディスク ファーマは血友病のリーディングカンパニーを目指し、血友病の治療薬の開発に加え、専門医の育成や血友病患者さんの生活をより良い方向に変えていくためのサポートを行っています。
今回は血液凝固領域のアンメットニーズにこたえ、希少疾病である先天性第VII因子欠乏症の適応追加の承認を取得しました。


■参考資料

<血友病について>
血友病Aは第VIII因子、血友病Bは第IX因子の不足している病気です。血友病の治療には、主に患者さんの体で不足している凝固因子が薬として使われますが、第VIII因子や第IX因子がもともと体内にないものであるため、中には抗体(インヒビター)ができてしまう患者さんがいます。インヒビターができた患者さんに第VIII因子や第IX因子を注射しても、効果が弱くなったり、まったく効かなくなったりします。

<ノボセブンRについて>
ノボセブンRは欧州で1996年、米国で1999年に、また日本では2000年に承認を受けて発売されました。ノボセブンRは遺伝子組換えの活性型第VII因子の単一製剤です。インヒビターのある血友病の患者さんにノボセブンRを投与すると、血液中の第VII因子が500倍の高濃度になり、新しい止血の作用機序が期待できるため、第VIII因子や第IX因子投与に抗体のある血友病の患者さんに有効です。
詳しい情報はwww.clubhaemophilia.jp/what/index.htmlを参照下さい。


世界ヘモフィリアデー
4月17日は世界ヘモフィリアデーです。世界血友病連盟の創設者フランク シュナーベル氏の誕生日にちなみ定められました。毎年、世界各国で、患者さんやご家族、また医療従事者が一緒になり、血友病の正しい知識を啓発する活動が行われています。
http://www.novonordisk.co.jp/documents/article_page/document/PR_10_06.asp

新規2型糖尿病治療薬ビクトーザ®(一般名:リラグルチド)、米国で承認(2010/1/28)
糖尿病ケアにおける世界のリーディングカンパニーであるノボ ノルディスク社(社長:ラース レビアン ソレンセン、本社:デンマーク)は、米国食品医薬品局(FDA)から、新規2型糖尿病治療薬ビクトーザ®(Victoza®)の販売承認を取得したことを、2010年1月26日に発表しました。

Victoza®(ビクトーザ®/一般名:リラグルチド)は、米国および欧州での販売名です。世界初の1日1回投与のヒトGLP-1アナログ製剤です。米国で承認された適応症は、成人2型糖尿病における食事及び運動療法の補助です。これにより、ビクトーザ®は、単剤療法の第二選択薬として、および汎用されている経口糖尿病薬との併用で使用されます。

ノボ ノルディスク社の社長 兼CEOであるラース レビアン ソレンセンは、「米国でのビクトーザ®の承認は、2型糖尿病治療の大きな前進になるとともに、ノボ ノルディスクにとっても、欧州での上市、日本での最近の承認に続く重要なマイルストーンです。私たちは、ビクトーザ®が米国の2型糖尿病患者さんの有益な新しい治療の選択肢になると確信しています。低血糖リスクが低く血糖コントロールを大幅に改善させるビクトーザ®は、より多くの2型糖尿病患者さんがそれぞれの治療目標を達成する機会を提供します」と述べています。

ノボ ノルディスクは、ビクトーザ®を数週間のうちに米国市場で上市する予定です。
http://www.novonordisk.co.jp/documents/article_page/document/PR_10_03.asp

新規2型糖尿病治療薬 国内初のGLP-1受容体作動薬 ビクトーザ®の承認を取得(2010/1/20)
糖尿病ケアのリーディングカンパニーであるノボ ノルディスク ファーマ株式会社(社長:クラウス アイラセン、本社:東京都千代田区)は、1月20日、ビクトーザ®皮下注18mg(以下ビクトーザ®、一般名:リラグルチド(遺伝子組換え))の製造販売承認を厚生労働省より取得しました。ビクトーザ®は国内初のGLP-1受容体作動薬です。

ビクトーザ®は、1日1回投与のヒトGLP-1アナログ製剤です。食事療法、運動療法で十分な効果が得られない、あるいは食事療法、運動療法に加えてスルホニルウレア剤(SU剤)を使用して十分な効果が得られない2型糖尿病を適応とする薬剤として承認されました。

ビクトーザ®の主な特徴:

ビクトーザ®は、非肥満、肥満にかかわらず、体重を増やさずに優れた血糖コントロール改善効果が得られます。

日本で行われた第3相試験では24週単独投与で、血糖コントロールの指標であるHbA1cを1.74%低下させながら、低血糖の発現頻度は低いことが示されました1)。
単独投与でもSU剤との併用でも体重増加をきたしませんでした1)。
1日1回投与で、空腹時血糖値と食後血糖値の両方を低下させました1)。
ビクトーザ®投与により、膵β細胞機能の指標を改善させます1)。

ノボ ノルディスク社のエグゼクティブ バイス プレジデントでありチーフ サイエンス オフィサーであるマッズ クロスゴー トムセンは、次のように述べています。「ビクトーザ®の日本での承認は2型糖尿病治療の進歩に貢献するもので、ノボ ノルディスクにとっても重要なマイルストーンになります。日本の2型糖尿病患者さんは、欧米人と比べインスリン分泌能が低く、食後においてはより顕著に低いことが知られています。ビクトーザ®は、血糖値依存的にインスリン分泌を促進します。1日1回投与で空腹時血糖値と食後血糖値を改善し、低血糖の発現頻度が低いビクトーザ®は、日本人の2型糖尿病患者さんに、より良い治療の選択肢となると確信しています」

ノボ ノルディスクは、2008年5月23日に米国及び欧州で、また7月14日に日本で承認申請しました。欧州では、2009年6月30日に欧州委員会より欧州連合27カ国すべてにおいて販売承認を取得し、現在までにドイツ、英国、デンマークなどにおいて上市されています。米国では審査中です。
http://www.novonordisk.co.jp/documents/article_page/document/PR_10_02.asp

40~60代の男女1,200名を対象とした「糖尿病に関する意識調査」(2010/1/19)
3人に1人、“太っていないので糖尿病にはならない”と油断!
―太っていない、健診で異常なしでも“かくれ糖尿病”に注意―

糖尿病ケアのリーディングカンパニーであるノボ ノルディスク ファーマ株式会社(社長:クラウス アイラセン、本社:東京都千代田区)は、12月3日~4日、40~60代の男女1,200名を対象に“糖尿病”に関するインターネット調査を行いました。

調査によると、日本人は太っていなくても糖尿病になる可能性が高いにもかかわらず、半数の49.7%が“太っている人が糖尿病になりやすいと思う”と回答しました。また、“太っていない人※1”の36.3%が“自分が将来、糖尿病になる可能性がない”と回答し、3人に1人が自分は太っていないので糖尿病にはならない、と油断している実態が明らかになりました。

また、どのような生活習慣を送っているかと尋ねたところ、全体の80.5%が糖尿病発症の可能性がある生活習慣を複数回答しており、全体の72.2%が“自分が将来、糖尿病になる可能性がある”と思っていることが明らかになりました。将来、糖尿病になる可能性があると考えた理由のうち、最も多いのは69.7%の“運動不足”でした。

現在の健康診断では、糖尿病の疑いがある“かくれ糖尿病”の人を見逃してしまう可能性があることを知らない人が66.6%と多く、太っていない、健康診断で異常なしと言われ、自分は糖尿病とは無関係と油断している人に対して、今後より積極的な啓発活動が必要なことが示唆されました。

これらの調査結果を踏まえ、財団法人朝日生命成人病研究所 治験部長(糖尿病代謝科) 大西 由希子先生は次のように述べています。
「太っている人が糖尿病になりやすいと思われていますが、実は日本人の2型糖尿病患者さんの6割※2が太っていない人です。日本人はもともと欧米人と比べて血糖値を下げるインスリン分泌能力が低いため、太っていない人でも糖尿病になりやすい体質なのです。自分は太っていないから大丈夫と思っている人でも、過食や運動不足が原因で糖尿病を発症する可能性があります。また、糖尿病の最初のサインである食後血糖値が高い“かくれ糖尿病”は、現在の健康診断では見つかりにくいため、注意が必要です。毎年の健診とは別にインスリンの分泌を調べて将来の糖尿病へのリスクを調べるブドウ糖負荷試験を受けるという方法もあり、心配な方やご家族に糖尿病の人がいる場合には、ブドウ糖付加試験を受けるのをお勧めします」

※1:太っている人をBMI 25以上、太っていない人をBMI 25未満として調査。
※2:厚生労働省 糖尿病実態調査(平成10年)より
http://www.novonordisk.co.jp/documents/article_page/document/PR_10_01.asp

「糖尿病の子供たちの未来を変える」 バングラデシュの1型糖尿病の子供たちにインスリンと糖尿病ケアを提供(2009/11/16)
糖尿病ケアにおける世界のリーディングカンパニーであるノボ ノルディスク社(社長:ラース レビアン ソレンセン、本社:デンマーク)は、「糖尿病の子供たちの未来を変える(Changing Diabetes® in children)」プログラムの6つめの対象国として、バングラデシュ人民共和国が加わることを発表しました。当プロジェクトの期間は5年間で、700人の1型糖尿病の子供たちにインスリンと糖尿病ケアを無償提供します。ノボ ノルディスクとバングラデシュ糖尿病協会が協力して運営し、世界糖尿病財団がサポートします。

このプログラムでは1型糖尿病の子供の診断・治療の専門クリニックを3つ設立し、そこで基本的な糖尿病治療やインスリンの無償提供のほか、患者さんの登録や教育、地域の医療従事者への研修等も行います。クリニックでは、8名の医師と8名の糖尿病教育担当者がプロジェクトに登録した子供たちの治療の経過観察を行います。また、ライフスキャン社の協力をうけ、登録した子供たちに血糖測定器や試験紙も提供します。

バングラデシュは、一人あたりの医療費支出が世界で最も少ない国の一つです。国際糖尿病連合(IDF)によると、バングラデシュには1型糖尿病の子供たちが約14,300人おり、バングラデシュ糖尿病協会とその57支部がそのケアを行っています。

「現在、子供の糖尿病患者のほとんどは、大人の糖尿病クリニックや一般開業医で治療を受けています。しかし、子供と大人の糖尿病治療は同じではありません」とバングラデシュ糖尿病協会長のアサド カーン教授は言います。バングラデシュではまた、多くの1型糖尿病の子供の家族が糖尿病治療やインスリンのコストを支払うことができない社会経済的環境にあります。

「私たちは、糖尿病ケアのアクセス向上は、単に生命を救う薬剤を、それを必要とする患者さんに提供するだけではないと考えています。それは、早期診断が可能な体制を作ることから診断後の教育までいろいろな要素を含みます。糖尿病ケアへのアクセスを向上させることは、関係者と協力して糖尿病ケアのシステムを作っていくことなのです」と、ノボ ノルディスクのストラテジックオペレーション担当バイス プレジデント、ライフ フェンガー ヤンセンは言います。

「糖尿病の子供たちの未来を変える」プログラムは、ノボ ノルディスクの糖尿病ケア施策の一環で、国際連合に定められた人権の基本理念や、ミレニアム開発目標に基づいています。このプログラムは、今年初め、カメルーン共和国、コンゴ共和国、ギニア民主共和国、タンザニア連合共和国、ウガンダ共和国のサハラ以南のアフリカ5カ国を対象に始まりました。ノボ ノルディスクは、バングラデシュに加え、このプログラムを将来もっと多くの国で展開しより多くの糖尿病の子供たちに貢献したいと考えています。

貧困に苦しむ国において糖尿病の子どもの死亡率は高く、サハラ以南の国で1型糖尿病と診断された子どもの寿命は、多くの場合1年未満です。医療提供者への研修が十分でないこと、インスリンの供給や糖尿病治療が十分にいきわたっていないことなどから、生存率には大きなバラツキがあります。1,2

1型糖尿病の子どもの多くが、診断施設がなく、また診断技術のレベルが低く糖尿病と診断される前に亡くなっているとの報告もあります。これには子どもの糖尿病の症状が最貧国でよくみられる急性疾患の症状と似ているという背景があります。3

ノボ ノルディスクは、5年間のプロジェクト終了時期までに、それぞれの国で、政府や糖尿病協会等のパートナーとの持続可能な協力関係によって、多くの糖尿病クリニックを設立し、1型糖尿病の認知を高め、診断や治療のレベルを向上させることを目標としています。

Reference
1. Makame M for the Diabetes Epidemiology Research International Study Group. Childhood diabetes, insulin, and Africa. Diabet Med 1992; 9: 571-73
2. Castle W, Wicks A. A follow-up of 93 newly diagnosed African diabetics for 6 years. Diabetologia 1980; 18: 121-23
3. IDF, Diabetes Atlas, 2nd and 3rd edition
http://www.novonordisk.co.jp/documents/article_page/document/PR_09_38.asp

新規2型糖尿病治療薬 ヒトGLP-1アナログ製剤 リラグルチド、優れた血糖降下作用を1年間(52週)維持-国内第3相試験のデータから(2009/11/6)
カナダ・モントリオールで開催された国際糖尿病連合(略称:IDF)主催の第20回世界糖尿病会議(2009年10月18~22日)において、新規2型糖尿病治療薬 ヒトGLP-1アナログ製剤リラグルチドの、日本国内で実施された2つの第3相臨床試験(52週)の結果が発表されました。両試験から、日本人2型糖尿病患者に対するリラグルチドの優れた血糖降下作用、体重増加抑制効果、膵β細胞の機能を表す指標の改善が示され、長期的な臨床効果が示されました。

今回発表されたデータは、1日1回投与のヒトGLP-1アナログ製剤リラグルチドの単独療法における有効性及び安全性を、グリベンクラミドを対照として比較検討した単独療法試験(リラグルチド0.9mg、グリベンクラミド2.5mg)と、リラグルチド(0.6mgまたは0.9mg)をSU薬と併用した際の有効性および安全性を、プラセボを対照として比較検討した併用療法試験の2つの52週の試験結果に基づくものです。24週の無作為化並行群間比較試験*および28週の非盲検試験として行われました。

52週試験の主な結果は以下のとおり。

単独療法試験、併用療法試験ともに、リラグルチド投与群でHbA1Cはベースラインから大きく低下した。
単独療法(リラグルチド0.9mg、グリベンクラミド2.5mg):52週後のHbA1Cはリラグルチド投与群でベースラインより1.48%、グリベンクラミド投与群で0.95%低下した。
併用療法(リラグルチド0.6mg+SU、リラグルチド0.9mg+SU、SU+プラセボ):52週後のHbA1Cは、0.6mg+SU併用群で1.09%、0.9mg+SU併用群で1.30%、SU+プラセボ群で0.06%ベースラインより低下した。
リラグルチド投与群で、日本糖尿病学会の目標値であるHbA1C値6.5%未満を達成した症例の割合が多かった。
単独療法:リラグルチド投与群で22.0%、グリベンクラミド投与群で8.4%だった。
併用療法:0.6mg+SU併用群で14.7%、0.9mg+SU併用群で38.6%、SU+プラセボ群で4.5%だった。
両試験において、52週後のFPG(空腹時血糖値)及び7点測定血糖値の平均血糖値及び食後血糖増加量は、リラグルチド投与群で対照群より低かった。
リラグルチド投与群で、体重増加抑制効果を示した。
単独療法:52週後の体重はリラグルチド投与群でベースラインより0.75kg減少したが、グリベンクラミド投与群では0.96kg増加した。
併用療法:0.6mg+SU併用群で0.07kg増加、0.9mg+SU併用群で0.03kg減少し、ほとんど変化がなかった。SU+プラセボ群では1.07kg減少した。
いずれの試験でも、リラグルチド投与群では膵β細胞の機能を表す指標の改善が示された。
リラグルチド投与群の忍容性は良好だった。リラグルチド投与群で(24週の)試験開始後最初の6~8週間は対照群と比較して胃腸障害が多く見られたが、その後の有害事象の発現頻度は治療群で差はなかった。
重大な低血糖は両試験で認められなかった。
単独療法:52週後の低血糖発現(「重大でない」及び「症状のみ」)率は、リラグルチド投与群(0.7件/人・年)ではグリベンクラミド投与群(3.8件/人・年)より低かった。
併用療法:52週の投与期間中、低血糖の発現率(件/人・年)はどの治療群でも同様だったが、特に24週から52週にかけては、リラグルチド投与群で、SU+プラセボ群より低かった。
リラグルチドの抗体産生については、リラグルチド単独療法群で14.7%、併用療法群で16.9%の症例にみられたが、血糖コントロールには影響しなかった。
また、同会議では、24週の単独療法試験(リラグルチド0.9mg、グリベンクラミド2.5mg)から新たな食事負荷試験の結果も発表され、リラグルチドが食後血糖値の改善に貢献することが示唆されました。

リラグルチドについて
リラグルチドは2型糖尿病治療用のヒトGLP-1アナログ製剤です。リラグルチドは、グルコース濃度依存的、つまり血糖値の高い場合にのみインスリン分泌を促進するという作用機序を有し、臨床的に有意な血糖降下作用を示しつつ低血糖の発現頻度が低い、体重を増加させない、あるいは減少させる、及びインスリンを分泌する膵β細胞の機能を表す指標を改善させるという特徴を有します。

ノボ ノルディスクは、2008年5月23日に米国及び欧州で、7月14日に日本で承認申請を提出しました。欧州では、本年6月30日に、欧州委員会より欧州連合27カ国すべてにおいて販売承認を取得し、既に、ドイツ、英国、デンマークにおいて上市しています。米国及び日本では審査中です。

日本の糖尿病治療について
糖尿病はインスリン分泌の低下やインスリンの働きが悪くなることで発症します。2型糖尿病は食事療法と運動療法を基本にし、場合によっては経口薬やインスリンを用います。グリベンクラミドを含むSU薬は日本で広く使用されている経口血糖降下薬です。

*リラグルチドの24週の試験結果は、本年5月23日、第52回日本糖尿病学会年次学術集会において発表されました。
http://www.novonordisk.co.jp/documents/article_page/document/PR_09_36.asp

ノボ ノルディスク社2009年度1-9月期の営業利益30%増(2009/11/4)
糖尿病ケアにおける世界のリーディングカンパニーであるノボ ノルディスク社(社長:ラース レビアン ソレンセン、本社:デンマーク)は10月29日、2009年度1-9月期の連結決算報告を発表しました。連結売上高は、デンマーククローネ(DKK)ベースで前年同期比15%増(各国通貨ベースで同11%増)の380億1,600万DKK、邦貨換算では約6,554億円(1DKK=17.24円で換算)となりました。

インスリンアナログ製剤の売り上げは、前年同期比28%増(各国通貨ベースで24%増)
ノボセブン®(遺伝子組換え活性型血液凝固第VII因子製剤)の売り上げは同15%増(同11%増)
ノルディトロピン®(ヒト成長ホルモン((遺伝子組換え))製剤)の売り上げは同15%増(同9%増)
北米地域の売り上げは同29%増(同17%増)、またインターナショナルオペレーション地域(北米、欧州、日本とオーストラリア以外)は同18%増(同16%増)でした。
2009年1-9月期の売上総利益率は、継続的な生産性の向上と為替のプラス影響(約1%ポイント)を受けて、DKKベースで2.5%ポイント改善し79.5%になりました。

報告ベース(DKKベース)の営業利益は、前年同期比30%増の117億1,400万DKK(約2,019億円)でした。為替の影響および経肺インスリンプロジェクトの中止による経常外費用を除くと、営業利益は約15%増加しています。

当期純利益は15%増の84億4,500万DKK(約145億5,700万円)です。希釈後一株あたりの利益は、18%増の13.9DKKになりました。
ノボ ノルディスク社は、1日1回投与のヒトGLP-1アナログ製剤リラグルチドの承認プロセスについて、米国食品医薬品局(FDA)と建設的な話し合いを続けており、FDAからの正式な回答は第4四半期中にあると予想されます。

2009年の通年の営業利益の見通しは、各国通貨ベースは約15%増、報告ベースでは、それより約3%ポイント高い伸びが見込まれます。

ラース レビアン ソレンセン社長兼CEOは「インスリンアナログ製剤が売り上げを大幅に伸ばし1-9月期の好業績に寄与しました。リラグルチド(Victoza®)は欧州で順調に上市を展開しており、最初に上市をしたドイツ、英国、およびデンマークにおいて、市場への浸透は順調に進んでいます」と述べています。
http://www.novonordisk.co.jp/documents/article_page/document/PR_09_35.asp
http://www.novonordisk.co.jp/Images/PRESS_RELEASE/2009financialstatement_1_9.pdf

2型糖尿病患者におけるインスリン療法の強化で低血糖発現頻度を 高めず優れた血糖コントロールを3年間維持 – 4-Tスタディの結果から(2009/10/27)
カナダ・モントリオールで開催されている国際糖尿病連合(IDF)主催の国際糖尿病学会議で発表された4-Tスタディから、2型糖尿病患者に対しインスリン療法を強化しても重大な低血糖の発現頻度を高めることなく良好な血糖コントロールを達成することが可能であることが示されました1。4-Tスタディとは、‘Treating to Target in Type 2 Diabetes(2型糖尿病における目標値を目指した治療)’のことで、3つの異なるインスリン療法を3年間にわたり比較した多施設無作為化比較対照試験です。筆頭著者であるルーリー ホルマン教授(オックスフォード大学糖尿病治験ユニット)が報告を行い、10月22日、米国の学術誌『ニュー イングランド ジャーナル オブ メディシン』のオンライン版にも論文が掲載されました。

4-Tスタディでは、メトフォルミンおよびスルホニル尿素薬による治療でヘモグロビンA1c値(HbA1c)が良好でない2型糖尿病患者708名を、ノボラピッド®30ミックス(二相性インスリンアスパルト-30)1日2回投与、ノボラピッド®(インスリンアスパルト)1日3回投与、レベミル®(インスリンデテミル)1日1回投与に割り付けました。1年後に、HbA1cが6.5%を超えている場合、それぞれノボラピッド®1日1回投与、レベミル®1日1回投与あるいは、ノボラピッド®1日3回投与を追加しました。3年後の平均HbA1c、HbA1c7%以下の達成率、低血糖発現頻度および体重増加を評価しました。

良好な血糖コントロールを長期にわたって維持することにより、糖尿病合併症リスクの低減が可能であることはよく知られていますが、異なるインスリン療法間で、安全に血糖コントロールを維持することを比べた大規模な直接比較試験はこれまでに行われていませんでした。4-Tスタディは、3つの異なるインスリンによる治療の開始と強化(すべてインスリンアナログ製剤)を比較することを可能にした、‘treat-to-target(目標値を目指した治療)’ のインスリン療法におけるこれまでに発表された最長の無作為化比較試験です。

4-Tスタディでは、3年後の平均HbA1cは群間で差はなく(6.9%、95%信頼区間6.8-7.1)、HbA1c7%以下達成率はすべての群で高い割合でした(ノボラピッド®投与開始群:67%、レベミル®投与開始群:63%、ノボラピッド®30ミックス投与開始群:51%)。ノボラピッド®30ミックス投与開始群では、試験期間中、インスリンを追加された患者数はノボラピッド®およびレベミル®投与開始群と比較して少なく、同等のHbA1cを達成しました。

患者・年あたりの低血糖の発現件数(中央値)は、HbA1cのいずれの値でも比較的低値でしたが、ノボラピッド® 投与開始群で最も高値でした。すなわち、レベミル®投与開始群で1.7件、ノボラピッド®30ミックス投与開始群で3.0件、ノボラピッド®投与開始群で5.5件、体重増加の平均は、それぞれ3.6kg、5.7kg、6.4kgでした。レベミル®1日1回で投与を開始した群は、ノボラピッド®でベーサルボーラス療法を行っても、体重増加は有意に低値でした。有害事象の発現率は3群で同様でした。

ノボ ノルディスクのチーフサイエンスオフィサーであるマッズ クロスゴー トムセンは、この結果に対して次のように述べています。「厳格な血糖コントロールは、低血糖の発現頻度を高めるため、実臨床では難しいと糖尿病の世界では言われていますが、4-Tスタディの結果から必ずしもそうではないことが示されました。治療のアルゴリズムはそれほど難しいものではなく、すべての投与群で試験を終了した患者さんは多く、HbA1c6.5%未満の患者さんにおいても低血糖などの有害事象の発現率も低く、本試験から良い結果が得られました」

2型糖尿病は進行性の疾患です。これは、患者さんが行っている治療で良好な血糖値を得られなくなった場合に、用量や治療法を変える必要があることを意味します。

マッズ クロスゴー トムセンはまた、次のように述べています。「4-Tスタディの結果は、ほかのより短期間の試験から得られた知見を支持するものとなりました。すなわち、レベミル®によるインスリン治療の開始は低血糖発現頻度が低く、体重増加を最も抑制するということです2,3。4-Tスタディからまた、ノボラピッド®30ミックス1日2回投与開始群では治療の中止や治療の強化を行った患者さんは、ほかの2群と比較して少なかったことが示されました。これは、この製剤が簡便で効果的な治療の選択肢であるといえます。私たちは、Diabetes UK(英国糖尿病協会)とともに、この試験をサポートできて光栄に思いますし、進行性の疾患である2型糖尿病患者さんにおけるインスリン治療の開始と強化の方法について、4-Tスタディが理解の向上に貢献したと認識されると考えています」

References
1 Grade 3 Hypoglycemic events no./patient/yr Median (95% CI) per three arms: 0, Holman R et al, NEJM Oct 29, 2009.

2 Philis Tsimikas A et al, Clin Ther 2006; 28(10):1569?81. Comparison of once-daily insulin detemir with NPH insulin added to a regimen of oral antidiabetic drugs in poorly controlled type 2 diabetes.

3 Rosenstock J et al, Diabetologia 2008; 51:408?416. A randomised, 52-week, treat-to-target trial comparing insulin detemir with insulin glargine when added to glucose-lowering drugs in insulin-naive people with type 2 diabetes.
http://www.novonordisk.co.jp/documents/article_page/document/PR_09_32.asp

ノボ ノルディスク、NovoTwistTM(ノボツイスト)でグッドデザイン賞受賞(2009/10/26)
糖尿病ケアにおける世界のリーディングカンパニーであるノボ ノルディスク社(社長:ラース レビアン ソレンセン、本社:デンマーク)のインスリンペン型注入器フレックスペン®に使用する新しい注射針NovoTwistTM(ノボツイスト)がグッドデザイン賞1を受賞しました。NovoTwistTM(ノボツイスト)は現在日本国内未発売の製品です。

グッドデザイン賞は日本産業デザイン振興会が運営しているもので、約3,000の応募作品の審査が行われました。NovoTwistTM(ノボツイスト)は、そのユニーク性が評価され、「社会領域-医療関連機器設備」で受賞しました。
NovoTwistTM(ノボツイスト)はバイヨネット*式装着を採用することにより、針を注入器にあわせて差し込み、一度回すことで針の装着ができる製品です。フレックスペン®とノボペン®4に使用することができます。
*バイヨネット(bayonet):差し込み、押して回す装着方法の意。

グッドデザイン賞の評価内容は以下のとおりです。「従来のねじ状の針は、特に高齢者はねじ山にうまく入れることができない、針の装着、取り外し時に何回も回転動作を加える必要があったため手先がうまく動かない、力が加え難いなど多くの課題を抱えていた。NovoTwistTM(ノボツイスト)はこの問題を解決したもので、挿入とひねりで装着完了することができる。従来の課題を解決し、全体のデザインを機能的にまとめた点が評価された」
(グッドデザイン賞ホームページより www.g-mark.org/award/detail.html?id=35610&sheet=eval)
NovoTwistTM(ノボツイスト)は現在南アフリカで発売されており、年内に順次その他の国でも発売予定です。

ノボ ノルディスクの製品は、革新的なデザインに関してこれまでにいくつもの賞を受賞しています。グッドデザイン賞は1992年にノボペン®、1993年にノボペン®III、1998年にノボペン®300、2001年にノボペン®300デミとイノレット®、また2005年にはノボペン®4がGood Design Award2 を受賞しています。

ノボ ノルディスク ファーマでは、2009年3月、従来のプレフィルドタイプのインスリン製剤をさらに改良した次世代フレックスペン®を、6月には最新のインスリンペン型注入器ノボペン®4を発売しました。また9月には従来ヒトインスリン製剤でのみ使用可能であった独特の形状のプレフィルドタイプのインスリン製剤イノレット®をインスリンアナログ製剤でも発売しました。今後も糖尿病ケアのリーディングカンパニーとして、患者さんにとってより安全でより使いやすい製剤と注入器、注射針を開発し、提供していきます。

References:
1. www.g-mark.org/archive/2009/award_r_outline.html
2. www.chi-athenaeum.org/gdesign/winners05.htm
http://www.novonordisk.co.jp/documents/article_page/document/PR_09_33.asp

ノボラピッド®30ミックス(二相性インスリンアスパルト-30) 1日1回投与の有効性について新データ発表(2009/10/19)
第45回欧州糖尿病学会(略称:EASD、オーストリア・ウィーン)において10月2日に発表された新しいデータから、2型糖尿病患者にノボラピッド®30ミックス(二相性インスリンアスパルト-30)又は持効型溶解インスリンの1日1回投与でインスリン導入をした結果、ノボラピッド®30ミックス群で統計学的に有意にHbA1Cが低下することが示されました。また、夕食後*と就寝時の血糖値についてもノボラピッド®30ミックス群は持効型溶解インスリン群と比べて有意に低下しました1。

この試験はOnceMix(ワンスミックス)試験とよばれ、経口血糖降下薬治療ではコントロール不良の2型糖尿病患者480名を対象に15カ国で行われました。被験者は、ノボラピッド®30ミックス1日1回投与群と、持効型溶解インスリン1日1回投与群に無作為に割り付けされ、433名が試験を終了しました。ベースラインに対する26週時のHbA1Cの平均変化量は、ノボラピッド®30ミックス群が-1.41%でした1。

試験の筆頭著者のポーランド、ザブジェのシレジアン医科大学のクリストフ ストロシェク教授は、次のように述べています。「この試験は、ノボラピッド®30ミックスが、インスリン治療を始める2型糖尿病患者さんにとって、非常に有効な選択肢であることを示しています。ノボラピッド®30ミックスのような、二相性インスリンアナログ製剤で導入するもうひとつの利点は、糖尿病が進行した際に患者さんのインスリン治療を段階的に強化することが容易である点です。これは、患者さんにとって簡便で、長期的に糖尿病コントロールする上で重要なことです」

*本試験の用法・用量は、日本で承認された用法・用量とは異なります。

References

1.Franek E, et al. Once Daily Initiation with NovoMix 30 versus Insulin Glargine in Patients with Type 2 Diabetes Inadequately Controlled with Oral Drugs ? a Randomized Controlled Trial. European Association for the Study of Diabetes 45th Annual Meeting, Vienna, Austria, 29 September ? 2 October 2009. Oral presentation no. 213
http://www.novonordisk.co.jp/documents/article_page/document/PR_09_31.asp

エキセナチドからリラグルチドへの切り替えで2型糖尿病患者の 血糖コントロールが向上(2009/10/6)
~LEAD™ 6延長試験の新しいデータから確認~

糖尿病ケアにおける世界のリーディングカンパニーであるノボ ノルディスク社(社長:ラース レビアン ソレンセン、本社:デンマーク)は、第45回欧州糖尿病学会(略称:EASD、オーストリア・ウィーン)において9月30日、2型糖尿病患者が、エキセナチド1日2回投与(10µg)から新規糖尿病薬のリラグルチド1日1回投与(1.8mg)に切り替えることで治療結果がさらに向上したというLEADTM 6延長試験の結果を発表しました。

この14週間の延長試験で、エキセナチドによる治療からヒトGLP-1アナログ製剤のリラグルチドによる治療に切り替えたことにより、統計的に有意な血糖改善効果が示されました(HbA1C値の平均変化量:-0.3%、空腹時血糖値の平均変化量:-16.2mg/dL)1。

エキセナチドからリラグルチドへ切り替えることにより、体重がさらに減少し(-0.9kg)、収縮期血圧も低下しました(-3.8mmHg)1。

また、リラグルチド投与群において悪心を発現した被験者の割合は、治療開始後数週間は12~17%でしたが、LEADTM 6試験及び延長試験を通して減少し、14週間の延長試験期間の終わりには2%以下に減少しました2。

LEADTM 6延長試験について
LEADTM 6延長試験は、エキセナチドで治療されていた患者さんはリラグルチドによる治療に切り替え、リラグルチドで治療されていた患者さんはそのままリラグルチドによる治療を継続した、14週間の試験です。LEADTM 6無作為化試験を終了した389名のすべての患者さんがこの延長試験に参加しました1。

LEADTM 6試験の結果はすでに、世界的に権威のある医学雑誌The Lancet(ランセット誌)2に掲載されています。LEADTM 6試験は、2型糖尿病患者さんを対象に、リラグルチド投与群と、エキセナチド投与群を比較した、26週間の無作為化非盲検直接比較試験です。

リラグルチドについて
リラグルチドは2型糖尿病治療用のヒトGLP-1アナログ製剤です。リラグルチドは、グルコース濃度依存的、つまり血糖値の高い場合にのみインスリン分泌を発揮するという作用機序を有し、臨床的に有意な血糖降下作用を示しつつ低血糖の発現頻度が低い、体重増加抑制あるいは減少させる、およびインスリンを分泌するβ細胞機能を示唆する指標を改善させるという特徴を有します。日本の第3相試験の結果では単独及びスルホニル尿素(SU)薬への追加療法において2型糖尿病に有効であることが示されています。

ノボ ノルディスクは、2008年5月23日に米国及び欧州で、7月14日に日本で承認申請を提出しました。欧州では、本年6月30日に、欧州委員会より欧州連合27カ国すべてにおいて販売承認を取得し、既に、ドイツ、英国、デンマークにおいて上市しています。米国および日本では審査中です。

References

Buse J et al. A switch from twice-daily exenatide to once-daily liraglutide further improves glycaemic control in patients with type 2 diabetes on oral patients. Diabetologia 2009; 52 (Suppl. 1): Abstract 2
Buse J, Rosenstock J, Sesti G, Schmidt WE, Montanya E, Brett J, Zychma M, Blonde L for the LEAD 6 study group. Liraglutide once a day versus exenatide twice a day for type 2 diabetes: a 26-week randomised, parallel-group, multinational, open-label trial (LEAD-6). Lancet 2009; 374 (9683): 39–47
http://www.novonordisk.co.jp/documents/article_page/document/PR_09_30.asp

インスリンアナログ製剤、レベミル®注 イノレット®、ノボラピッド®注 イノレット®を発売(2009/9/24)
高齢者や視覚障害、神経障害等を伴っている患者さんのQOL向上に貢献

糖尿病ケアのリーディングカンパニーであるノボ ノルディスク ファーマ株式会社(社長:クラウス アイラセン、本社:東京都千代田区)は、9月24日、超速効型インスリンアナログ製剤ノボラピッド®注 イノレット®、および持効型溶解インスリンアナログ製剤レベミル®注 イノレット® を発売します。

イノレット®は独特の形状をもつプレフィルドタイプのインスリン製剤で、2001年にヒトインスリン製剤で発売されて以来、握力や視力の低下した患者さんの日々のインスリン治療に使われてきました。このたび、インスリンアナログ製剤にイノレット®が加わることで、障害をもつ患者さんや高齢者に治療の選択肢が増えることになります。

また、インスリンアナログ製剤は、ヒトインスリンに比べ、より良い血糖コントロール、低血糖の発現頻度の低下、食直前投与など個人の異なるニーズやライフスタイルに応える利便性を向上させ、その結果、重篤な合併症の発症を抑制し、より良い治療成績が期待されます。


順天堂大学の綿田裕孝先任准教授はレベミル®注 イノレット®、ノボラピッド®注 イノレット® 発売について、次のように述べています。
「イノレット®は、操作が簡便で、また握りやすいため注射しやすく、さらに単位目盛が見やすいという特徴があります。もちろん全ての患者さんが使えますが、今までインスリンの導入が困難に感じられていた握力や視力の低下した方や高齢の方にとっては特に使いやすい注入器です。ノボラピッド®およびレベミル®がイノレット® という特徴のあるデバイスと組み合わさることで、有効性、安全性、簡便性に優れたインスリンアナログ製剤による治療の選択肢が広がることを期待しています」

また、新潟薬科大学の朝倉俊成先生はイノレット®について、論文の中で「重度の身体障害者や高齢者などハンディキャップを有する患者への第一選択機種として、貴重な存在価値を有する」と述べています1。

イノレット®の特徴

操作を覚えるのも          握りやすくて注入しやすい      単位目盛が見やすい
教えるのも簡単         

ノボラピッド®注 イノレット®、レベミル®注 イノレット®  製品概要

販売名 ノボラピッド®注 イノレット® レベミル®注 イノレット®
一般名 インスリンアスパルト
(遺伝子組換え) インスリンデテミル
(遺伝子組換え)
薬価 2,150(円/キット) 2,334(円/キット)
承認年月日 2009年2月 2009年2月
薬価基準収載日 2009年9月 2009年9月
発売日 2009年9月 2009年9月
識別 (注入ボタンの色)オレンジ (注入ボタンの色)グリーン
組成・性状 1筒(3mL)中
インスリン アスパルト
(遺伝子組換え)
300単位 1筒(3mL)中
インスリン デテミル
(遺伝子組換え)
300単位

レベミル®注 イノレット®(左)と ノボラピッド®注 イノレット® (右)

超速効型インスリンアナログ製剤ノボラピッド® について
ノボラピッド® は、食直前の投与が可能であり2、通常は、レベミル®のような持効型インスリンと併用して、ベーサル(基礎)/ボーラス(追加)療法(強化インスリン療法)に使用されます。速効型ヒトインスリンと比べて、作用発現が速く、作用持続時間が短いのが特徴です。ノボラピッド®は食後血糖値を有意に改善し3,4、夜間低血糖リスクを有意に軽減します5 。
ノボラピッド®は日本で2001年に発売されました。ノボラピッド®は現在EUで妊婦への投与に関して唯一承認を得たインスリンアナログ製剤です(承認2006年7月)。また2007年2月には米国で薬剤胎児危険度分類をカテゴリーBに引き上げ、ノボラピッド® による治療が1型糖尿病合併妊婦およびその胎児に対し安全で効果的であることが認められました。2007年3月には高齢者、腎または肝機能障害患者さんへの投与がEUで承認されました。超速効型インスリンアナログ製剤で高齢者への投与が承認されたはじめての製剤です。

持効型溶解インスリンアナログ製剤レベミル®について
レベミル®は1日1回投与* でほぼ1日にわたって血糖降下作用が持続する持効型溶解インスリンアナログ製剤です6。インスリン療法が適応となる1型および2型を含む全ての糖尿病の成人および小児の患者さんに使用されます。本剤は、単独ではもちろん、経口糖尿病治療薬、超速効型インスリンアナログ製剤との併用でも使用することができ、患者さんに幅広い治療の選択肢を提供します。
また、本剤の特徴として、他の基礎インスリン製剤に比べて、投与ごとの血糖降下作用のばらつきが少ないこと6-(i), 7および空腹時血糖値を安定させること8-(i)が挙げられます。こうした特徴から、低血糖、特に患者さんが最も不安に感じている夜間低血糖の頻度を高めることなく、朝食前空腹時血糖値を低下させること8-(i)が、これまでに実施した臨床試験により確認されています8,9 。
レベミル® は欧州で2004年、米国で2005年に承認され、現在72ヵ国で販売されています。発売以来、多くの1型・2型の糖尿病患者さんに使用されており、発売4年目の今、50万人以上の患者さんでの使用経験があります。日本では2007年12月に発売されました。 
*他のインスリン製剤との併用において投与回数を1日2回にする用法・用量も承認を取得しております。

References

Asakura T,et al.: Prog Med 29;211-2122,2009
Rosenfalck AM, et al. Improved postprandial glycaemic control with insulin Aspart in type 2 diabetic patients treated with insulin. Acta Diabetol 2000; 37:41-6.
Brunner GA, et al. Post-prandial administration of the insulin analogue insulin aspart in patients with Type 1 diabetes mellitus. Diabet Med 2000; 17:371-375.
Danne T, et al. A comparison of Postprandial and Pre-prandial Administration of Insulin Aspart in Children and Adolescents With Type 1 Diabetes. Diabetes Care 2003; 26:2359-2384.
Heller S, et al. Hypoglycaemia with insulin aspart: a double blind, randomised, crossover trial in subjects with type 1 diabetes. Diabet Med 2004; 21:769-775.
(i) Klein O, et al. Albumin-bound basal insulin analogues (insulin detemir and NN344): comparable time-action profiles but less variability than insulin glargine in type 2 diabetes. Diabetes Obes Metab. 2007 May;9(3); 290-299;
(ii) Heise T, et al. Towards peakless, reproducible and long-acting insulins. An assessment of the basal analogues based on isoglycaemic clamp studies. Diabetes Obes Metab. 2007 Sep;9(5); 648-659
Heise T, et al. Lower within-subject variability of insulin detemir in comparison to NPH insulin and insulin glargine in people with type 1 diabetes. Diabetes. 2004 Jun;53(6); 1614-1620
(i) 小林 正、ほか 「Basal-bolus療法を実施中のインスリン依存状態の糖尿病患者を対象としたインスリン デテミルの第3相臨床試験」『糖尿病』 Vol. 50 No.9 (2007) p649-663;
(ii) 小林 正、ほか 「経口糖尿病治療薬において血糖コントロールが不十分な2型糖尿病患者を対象としたインスリン デテミルの第3相試験」『糖尿病』 Vol. 50 No.9 (2007) p665-677
(i) Russell-Jones D, et al. Effects of QD insulin detemir or neutral protamine Hagedorn on blood glucose control in patients with type I diabetes mellitus using a basal-bolus regimen. Clin Ther. 2004 May;26(5):724-736.
(ii) Hermansen K, et al. A 26-week, randomized, parallel, treat-to-target trial comparing insulin detemir with NPH insulin as add on therapy to oral glucose-lowering drugs in insulin-naïve people with type 2 diabetes. Diabetes Care 2006; 29(6): 1269-74.
http://www.novonordisk.co.jp/documents/article_page/document/PR_09_28.asp

二相性インスリンアナログ製剤、 ノボラピッド®50ミックス注 フレックスペン®、 ノボラピッド®50ミックス注 ペンフィル®の製造販売承認を取得(2009/9/18)
~ノボラピッド®30ミックス、同50ミックス、同70ミックスのミックスファミリーで
より良い食後血糖管理に貢献~

糖尿病ケアのリーディングカンパニーであるノボ ノルディスク ファーマ株式会社(社長:クラウス アイラセン、本社:東京都千代田区)は、9月18日、二相性インスリンアナログ製剤ノボラピッド®50ミックス注 フレックスペン®およびノボラピッド®50ミックス注 ペンフィル®*(以下、ノボラピッド®50ミックス)の製造販売承認を厚生労働省より取得しました。

ノボラピッド®50ミックスは、インスリンの追加分泌に相当する超速効型の成分と基礎インスリン分泌に相当する中間型の成分を5:5の配合比率で含有する製品となります。朝食および夕食時の1日2回食直前に投与することで、低血糖の発現リスクを増大させることなく、食後高血糖の改善が期待できる製剤です。

ノボラピッド®50ミックスの承認により、ノボ ノルディスク ファーマの二相性インスリンアナログ製剤のラインアップはさらに拡大し、3つの製剤からなるミックスファミリーとなります。これらは、既に販売されているノボラピッド®30ミックス(超速効型成分と中間型成分の配合比率は3:7)、本年8月に承認を取得したノボラピッド®70ミックス、および今回承認を取得したノボラピッド®50ミックスで、それぞれ食事の直前に投与することで投与後の食後血糖値上昇を抑制すると同時に、食間の基礎インスリンの補充を可能にします。また、信頼性の高いインスリン注入器であるフレックスペン®あるいはノボペン®4を使用することができます。

ノボ ノルディスク ファーマは、患者さんや医療従事者にとって治療の選択肢がより広がることで、それぞれの病態やライフスタイルに応じた最適なインスリン治療が可能になり、患者さんの治療成績が向上することを期待しています。

*専用のインスリンペン型注入器で使用されるカートリッジ製剤

ノボラピッド®50ミックス注 フレックスペン®およびノボラピッド®50ミックス注 ペンフィル 製品概要

販売名
ノボラピッド®50ミックス注 フレックスペン®
ノボラピッド®50ミックス注 ペンフィル®

薬効分類名
二相性プロタミン結晶性インスリンアナログ水性懸濁注射液

一般名
インスリン アスパルト(遺伝子組換え)

識別(カラー帯の色)
ピンク

剤形・性状
注射剤:白色の懸濁液
50%溶解インスリン アスパルト
50%プロタミン結晶性インスリン アスパルト

承認年月日
2009年9月18日

含有量
300単位 (3mL)

効能・効果
インスリン療法が適応となる糖尿病

製造販売元
ノボ ノルディスク ファーマ株式会社

供給元
ノボ ノルディスクA/S (デンマーク)
http://www.novonordisk.co.jp/documents/article_page/document/PR_09_27.asp

国内初の配合比率を持つ、二相性インスリンアナログ製剤、 ノボラピッド®70ミックス注 フレックスペン®、 ノボラピッド®70ミックス注 ペンフィル®の製造販売承認を取得(2009/8/20)
糖尿病ケアのリーディングカンパニーであるノボ ノルディスク ファーマ株式会社(社長:クラウス アイラセン、本社:東京都千代田区)は、8月20日、二相性インスリンアナログ製剤ノボラピッド®70ミックス注 フレックスペン®およびノボラピッド®70ミックス注 ペンフィル®*(以下、ノボラピッド®70ミックス)の製造販売承認を厚生労働省より取得しました。

ノボラピッド®70ミックスは、インスリンの追加分泌に相当する超速効型の成分と基礎インスリン分泌に相当する中間型の成分を7:3の配合比率で含有する日本で初めての製品となります。1日3回食直前に投与することで、低血糖の発現リスクを増大させることなく、食後高血糖の改善が期待できる製剤です。単独療法または既に販売されている他のインスリン製剤との一部併用療法が可能です。

ノボラピッド®70ミックスの承認により、ノボ ノルディスク ファーマの二相性インスリンアナログ製剤のラインアップが拡大しました。既に販売されているノボラピッド®30ミックス(超速効型成分と中間型成分の配合比率は3:7)および今回承認を取得したノボラピッド®70ミックスは、各食事の直前に投与することで投与後の食後血糖上昇を抑制すると同時に、食間の基礎インスリンの補充を可能にするインスリンアナログ製剤です。
また、信頼性の高いインスリン注入器であるフレックスペン®あるいはノボペン®4を使用することができます。

ノボ ノルディスク ファーマは、ノボラピッド®30ミックスとノボラピッド®70ミックスに加え、超速効型成分と中間型成分の配合比率が5:5の製品を現在製造販売承認申請中です。

私たちは、患者さんや医療従事者にとって、治療の選択肢がより広がることで、個々の病態やライフスタイルに応じた最適なインスリン治療が可能になり、患者さんの治療成績が向上することを期待しています。

*専用のインスリンペン型注入器で使用されるカートリッジ製剤

ノボラピッド®70ミックス注 フレックスペン®および
ノボラピッド®70ミックス注 ペンフィル®  製品概要

販売名
ノボラピッド®70ミックス注 フレックスペン®
ノボラピッド®70ミックス注 ペンフィル®

薬効分類名
二相性プロタミン結晶性
インスリンアナログ水性懸濁注射液

一般名
インスリン アスパルト(遺伝子組換え)

識別(カラー帯の色)
ベージュ

剤形・性状
注射剤:白色の懸濁液
70%溶解インスリン アスパルト
30%プロタミン結晶性インスリン アスパルト

承認年月日
2009年8月20日

含有量
300単位 (3mL)

効能・効果
インスリン療法が適応となる糖尿病

製造販売元
ノボ ノルディスク ファーマ株式会社

供給元
ノボ・ノルディスクA/S (デンマーク)

■インスリンの分泌と作用

1日中一定量が出ている「基礎分泌」
健康な人の場合、インスリンの分泌には一定のパターンがあります。
まず、24時間ほぼ一定量に保たれている分泌があり、これを「基礎分泌」といいます。
食後に勢いよく出る「追加分泌」
「基礎分泌」とは別に、食事をして血液中のブドウ糖の量が増えるとタイミングよく大量に分泌される分があり、これを「追加分泌」といいます。ブドウ糖(グルコース)は最もインスリン分泌を刺激する物質なのです。
「追加分泌」によりエネルギーとしてすぐ利用される以外のブドウ糖は肝臓でグリコーゲンとして、あるいは脂肪細胞で脂肪として蓄えられます。そして、血液中のブドウ糖濃度が下がると、この「追加分泌」は次第に低下します。
血糖が下がると蓄えを放出
一方、食事から時間がたって血液中のブドウ糖濃度が一定の水準以下になると、今度はグルカゴンと呼ばれる血糖を上昇させるホルモンなどが分泌され、肝臓に蓄えられたグリコーゲンなどが分解されます。
このようにインスリンを中心に、その他のホルモンなどの作用によって血液中のブドウ糖濃度は一定に保たれているのです。
出典:ノボ ノルディスクファーマ株式会社 糖尿病コミュニティーサイト
club-dm.jp(クラブ ディーエム)
http://www.novonordisk.co.jp/documents/article_page/document/PR_09_26.asp

国内初の配合比率を持つ、二相性インスリンアナログ製剤、 ノボラピッド®70ミックス注 フレックスペン®、 ノボラピッド®70ミックス注 ペンフィル®の製造販売承認を取得(2009/8/20)
糖尿病ケアのリーディングカンパニーであるノボ ノルディスク ファーマ株式会社(社長:クラウス アイラセン、本社:東京都千代田区)は、8月20日、二相性インスリンアナログ製剤ノボラピッド®70ミックス注 フレックスペン®およびノボラピッド®70ミックス注 ペンフィル®*(以下、ノボラピッド®70ミックス)の製造販売承認を厚生労働省より取得しました。

ノボラピッド®70ミックスは、インスリンの追加分泌に相当する超速効型の成分と基礎インスリン分泌に相当する中間型の成分を7:3の配合比率で含有する日本で初めての製品となります。1日3回食直前に投与することで、低血糖の発現リスクを増大させることなく、食後高血糖の改善が期待できる製剤です。単独療法または既に販売されている他のインスリン製剤との一部併用療法が可能です。

ノボラピッド®70ミックスの承認により、ノボ ノルディスク ファーマの二相性インスリンアナログ製剤のラインアップが拡大しました。既に販売されているノボラピッド®30ミックス(超速効型成分と中間型成分の配合比率は3:7)および今回承認を取得したノボラピッド®70ミックスは、各食事の直前に投与することで投与後の食後血糖上昇を抑制すると同時に、食間の基礎インスリンの補充を可能にするインスリンアナログ製剤です。また、信頼性の高いインスリン注入器であるフレックスペン®あるいはノボペン®を使用することができます。

ノボ ノルディスク ファーマは、ノボラピッド®30ミックスとノボラピッド®70ミックスに加え、超速効型成分と中間型成分の配合比率が5:5の製品を現在製造販売承認申請中です。

私たちは、患者さんや医療従事者にとって、治療の選択肢がより広がることで、個々の病態やライフスタイルに応じた最適なインスリン治療が可能になり、患者さんの治療成績が向上することを期待しています。

詳細は下記
http://www.novonordisk.co.jp/documents/article_page/document/PR_09_26.asp

21の臨床試験のメタアナリシスから、持効型溶解インスリンアナログ製剤 レベミル®の安全性プロファイルを確認(2009/8/20)
最近、インスリンアナログ製剤、ヒトインスリン製剤、経口糖尿病薬と悪性腫瘍の増殖の関連性について、レトロスペクティブに観察した疫学研究の結果が、欧州糖尿病学会(EASD)の学会誌である『Diabetologia』オンラインで発表されました。それに伴って発表された論説で述べられているように、最終的な結論は出ておらず、欧州医薬品審査庁(EMEA)、米国食品医薬品局(FDA)、欧州糖尿病学会(EASD)、米国臨床内分泌学会(AACE)は、これらの研究で得られた結果について、さらなる評価が必要であるとしています。

持効型溶解インスリンアナログ製剤であるレベミル®は、ノボ ノルディスクのインスリンアナログ研究における第一の選択基準として、インスリン受容体に比べたIGF-1受容体への相対的な親和性がヒトインスリンと同程度またはそれ以下であるという要件を満たしたうえで開発されました。IGF-1は、細胞増殖に重要な役割を果たす因子で、種々の悪性細胞に発現しているIGF-1受容体を介して、悪性腫瘍を増殖させる可能性があるとされています。

レベミル®においては、承認を取得以降、厳格な安全性監視のモニタリングを行っていますが、現在までに悪性腫瘍の発生率が増大する兆候は認められていません。

さらに、ノボ ノルディスクでは、レベミル®とNPHインスリンの投与に伴う悪性腫瘍の発生率を比較するため、レベミル®の無作為化比較試験の結果から21の試験を用いたメタアナリシスを行いました。レベミル®投与群とNPHインスリン投与群における悪性腫瘍の発生率を比較したところ、両者の間で有意差は認められませんでした(レベミル®投与群:100患者年あたり、0.44イベント、NPHインスリン投与群:100患者年あたり0.56イベント、p=0.37、片側検定、正確な2項検定)。また、この発生率を評価するため、悪性腫瘍とインスリン製剤による投与期間を解析したところ、レベミル®投与群とNPHインスリン投与群の間に有意差は認められませんでした(p=0.18、片側検定、正確な2項検定)。

今回、発表したデータに基づきインスリンアナログ製剤が悪性腫瘍を増殖させるリスクについて最終的な結論を出すことはできませんが、このメタアナリシスから得られた結果は、インスリンアナログ製剤の安全性に関する議論に、新しい情報を提供することになります。ノボ ノルディスクは、IGF-1受容体への結合とインスリン受容体からの解離に関する非臨床試験から得られた知見および治験のデータを下に、レベミル®の投与がヒトインスリンの投与と比べ、悪性腫瘍のリスクを高めることはないということを確信しています。
http://www.novonordisk.co.jp/documents/article_page/document/PR_09_25.asp

ノボ ノルディスク社2009年度上半期の営業利益39%増 通年の営業利益の見通しを上方修正(2009/8/13)
糖尿病ケアにおける世界のリーディングカンパニーであるノボ ノルディスク社(社長:ラース レビアン ソレンセン、本社:デンマーク)は、このほど2009年度上半期の連結決算報告を発表しました。連結売上高は、デンマーククローネ(DKK)ベースで前年同期比17%増(各国通貨ベースで同11%増)の254億9,900万DKK、邦貨換算では約4,396億円(1DKK=17.24円で換算)となりました。

インスリンアナログ製剤の売り上げは、前年同期比31%増(各国通貨ベースで25%増)
ノボセブン®(遺伝子組換え活性型血液凝固第VII因子製剤)の売り上げは同19%増(同13%増)
ノルディトロピン®(ヒト成長ホルモン((遺伝子組換え))製剤)の売り上げは同16%増(同8%増)
北米地域の売り上げは同34%増(同18%増)、またインターナショナルオペレーション地域(北米、欧州、日本とオーストラリア以外)は同21%増(同17%増)でした。
2009年上半期の売上総利益率は、継続的な生産性の向上と為替のプラス影響(1.3%ポイント)を受けて、DKKベースで2.8%ポイント改善し79.9%になりました。

報告ベース(DKKベース)の営業利益は、前年同期比39%増の79億DKK(約1,362億円)でした。為替の影響および経肺インスリンプロジェクトの中止による経常外費用を除くと、営業利益は15%以上増加しています。

当期純利益は22%増の56億9,000万DKK(約98億1,000万円)です。希釈後一株あたりの利益は、25%増の9.32DKKになりました。

約650人の2型糖尿病の患者さんを対象としたリラグルチドとDPP‐Ⅳ阻害剤であるシタグリプチンとを比較した第3相臨床試験が最近終了しました。その結果、リラグルチド1.8mgおよび1.2mgの血糖降下ならびに体重低下作用は、シタグリプチンと比較して統計学的に有意に大きなものでした。また、この試験でのリラグルチドの安全性プロファイルは、これまでの臨床試験で示された結果と同様でした。

ノボ ノルディスク社は、リラグルチドの承認プロセスについて、米国食品医薬品局(FDA)と建設的な話し合いを続けており、FDAからの正式な回答は第3四半期中にあると予想されます。

2009年の通年の営業利益の見通しは、各国通貨ベースで12~14%増、報告ベースでは、それより約4%ポイント高い伸びが見込まれます。

ラース レビアン ソレンセン社長兼CEOは「2009年上半期の業績は勇気づけられる結果となり、2009年通年の営業利益のガイダンスを上方修正します。英国、ドイツおよびデンマークにおいてリラグルチド(Victoza®)が上市されたことを非常に嬉しく思っており、今後より多くの2型糖尿病の患者さんへお届けできることを楽しみにしております」と述べています。
http://www.novonordisk.co.jp/documents/article_page/document/PR_09_24.asp
http://www.novonordisk.co.jp/Images/PRESS_RELEASE/2009financialstatementQ2.pdf

新規2型糖尿病治療薬リラグルチド(欧州での製品名:Victoza®)、欧州で承認(2009/7/8)
糖尿病ケアにおける世界のリーディングカンパニーであるノボ ノルディスク社(社長:ラース レビアン ソレンセン、本社:デンマーク)は、欧州委員会から、欧州連合の27カ国すべてにおいて新規2型糖尿病治療薬リラグルチドの販売承認を得たことを、2009年7月3日に発表しました。

リラグルチドは、世界初の1日1回投与のヒトGLP-1アナログ製剤で、2型糖尿病の治療薬として開発されました。承認された適応症は下記のとおりです。

メトホルミンまたはスルホニル尿素薬(SU薬)を単独で最高用量まで投与しても血糖コントロールが不十分な患者さんへのリラグルチドの追加投与(メトホルミンとリラグルチドの併用療法またはSU薬とリラグルチドの併用療法)
メトホルミンとSU薬との併用療法またはメトホルミンとチアゾリジン薬との併用療法で血糖コントロールが不十分な患者さんへのリラグルチドの追加投与(メトホルミン、SU薬、リラグルチドの3剤併用療法またはメトホルミン、チアゾリジン薬、リラグルチドの3剤併用療法)
ノボ ノルディスク社のエグゼクティブ バイス プレジデントでありチーフ サイエンス オフィサーであるマッズ クロスゴー トムセンは、「今回の承認は、ノボ ノルディスクにとっても、また2型糖尿病治療においても重要なマイルストーンになります。2型糖尿病患者さん6,500名以上が参加した大規模な臨床試験から、リラグルチドは優れた血糖降下作用と体重減少効果を示す一方、低血糖のリスクが小さいことが示されました。このことから、リラグルチドは2型糖尿病患者さんの有益な新しい治療の選択肢になると確信しています」と述べています。

ノボ ノルディスクは今夏、英国、ドイツ、デンマークでリラグルチドを上市し、欧州のその他の国では、2009年の下半期から2010年にかけて上市します。

詳細は下記
http://www.novonordisk.co.jp/documents/article_page/document/PR_09_23.asp

ノボ ノルディスクのインスリンアナログ製剤の安全性プロファイルは確認されている(2009/7/1)
6月26日金曜日、欧州糖尿病学会(EASD)の学会誌である『Diabetologia』オンラインで、持効型溶解インスリンアナログ製剤インスリン グラルギンとがんとの関連に関する4つの研究のデータが発表されました1。その可能性の根拠として論説では、ある種のインスリンアナログ製剤がIGF-I受容体へより結合しやすい構造を持っていることが説明されています。IGF-I受容体は、腫瘍化細胞の増殖を促進させることに関与することが知られています2。

詳細は下記
http://www.novonordisk.co.jp/documents/article_page/document/PR_09_22.asp

ヒト成長ホルモン製剤ノルディトロピン®適応拡大-「骨端線閉鎖を伴わないSGA性低身長症」の承認を取得(2009/6/17)
糖尿病ケアのリーディングカンパニーであるノボ ノルディスク ファーマ株式会社(社長:クラウス アイラセン、本社:東京都千代田区)は、ヒト成長ホルモン製剤ノルディトロピン®(一般名:ソマトロピン)について、「骨端線閉鎖を伴わないSGA性低身長症」の適応追加の承認を6月17日に取得しました。

SGAとはSmall-for-Gestational Ageの略で、「お母さんのおなかのなかにいる期間に応じた本来の大きさよりも小さく生まれること」を意味し、胎児、母体、胎盤といった因子が関与し胎児の発育が障害されると考えられています。SGAで生まれたお子さんの85~90%は年齢が進むに従って成長がほかの子どもに追いつきますが、2歳児までにキャッチアップ(追いつき現象)しなかった場合、小児期を低身長のまま経過し、多くは成人身長も低身長になります。

成長ホルモン治療の対象となる「SGA性低身長症」は、出生身長および体重が同じ在胎期間の平均よりも10パーセンタイル1未満で、かつ体重または身長のどちらかが、-2SD2スコア未満で生まれた場合をいいます(日本における人数は年間約3,000名と推測)。その中でも年齢が3歳以上で身長が同性、同年齢に比べ-2.5SD未満で、治療開始前1年間の成長率SDスコア3が0未満のお子さんが成長ホルモン治療の対象となります。

早期発見、適切な治療により、SGA性低身長症のお子さんの身長を伸ばすことは可能です。ノルディトロピン®は、国内の臨床試験においてSGA性低身長症の身長SDスコア、成長速度SDスコアを有意に改善しました。患者さんは毎日注射をすることから、操作方法が簡便で溶解操作が不要であり、日本で唯一のリキッドタイプのプレフィルド製剤ノルディトロピン® ノルディフレックス®注および専用の穿刺補助具ノルディフレックス ペンメイト®、カートリッジを交換するタイプのノルディトロピン®S注をお使いいただくことで、QOLの向上が期待されます。

ノボ ノルディスク ファーマは成長ホルモン領域における20年以上の経験と実績を活かし、今後も引き続き、成長ホルモン治療を行う患者さんおよびご家族の皆さまに、よりよい製品とサービスを提供し、患者さんのQOL向上のために貢献してまいります。

「ノルディトロピン®ノルディフレックス®」について

日本で唯一のリキッドタイプのプレフィルドヒト成長ホルモン製剤で、溶解操作や薬剤のカートリッジ交換が不要な製品のため、使い方が簡単です。
5mg製剤では0.025mg刻み、10mg製剤では0.05mg刻み、15mg製剤では0.075mg刻みと最も細かく投与量設定ができるため、患者さんの体重や投与量に合わせて細かく調整することができます。
専用の穿(せん)刺(し)補助具(「ノルディフレックス ペンメイト® 」)がある唯一の製品です。この補助具の針隠しカバーにより注入時に針を見えなくするほか、ボタンひと押しで注射ができ、また太くて持ちやすい形状のため安定した注射をすることができます。
ノボ ノルディスク ファーマは2000年に日本初のリキッドタイプのヒト成長ホルモン製剤である「ノルディトロピン®S注」を、また、2004年に日本初のプレフィルドタイプでリキッドタイプのヒト成長ホルモン製剤である「ノルディトロピン® ノルディフレックス®注」を発売しました。現在では弊社製品をお使いの患者さんのうち約70%が、「ノルディトロピン® ノルディフレックス®」を使っています。

「Nordicare.jp(ノルディケア)」
患者さん向けの成長ホルモン治療の情報サイト「Nordicare.jp(ノルディケア)」を3月24日に新規公開しました。今後SGA性低身長症に関する情報も随時追加していく予定です。

ノルディトロピン®の効能・効果
骨端線閉鎖を伴わない下垂体性小人症(成長ホルモン分泌不全性低身長症)
骨端線閉鎖を伴わないターナー症候群における低身長
骨端線閉鎖を伴わない軟骨異栄養症における低身長
成人成長ホルモン分泌不全症(重症に限る)
骨端線閉鎖を伴わないSGA(small-for-gestational age)性低身長症
http://www.novonordisk.co.jp/documents/article_page/document/PR_09_21.asp

最新のインスリンペン型注入器ノボペン®4を発売(2009/6/15)
糖尿病ケアのリーディングカンパニーであるノボ ノルディスク ファーマ株式会社(社長:クラウス アイラセン、本社:東京都千代田区)は、本日、新しいインスリンペン型注入器ノボペン®4を発売しました。ノボペン®4は、ペンフィル®(カートリッジ製剤)との組み合わせで使用できます。

ノボペン®4はブルーとシルバーの2色があります。3種類のインスリンアナログ製剤(ノボラピッド®注 ペンフィル®、レベミル®注 ペンフィル®、ノボラピッド®30ミックス注 ペンフィル®)が使用できることに加えて、現在ご使用いただいているノボペン®300の高い注入精度を維持しながら、操作性が向上されました。注入完了を患者さんご自身で確認できる機能もつきました。主な特長は下記のとおりです。

3種類のインスリンアナログ製剤(ノボラピッド®注 ペンフィル®、レベミル®注 ペンフィル®、ノボラピッド®30ミックス注 ペンフィル®)が使用できます。
単位設定や単位修正が容易になりました。単位数を多く設定しすぎた場合でも、反対に回して戻すだけで簡単に単位数が修正できます。
簡単にインスリンカートリッジが交換できます。また、カートリッジホルダーをワンタッチで外せ、ピストンを戻すときも円盤を押すだけで戻せます。
最後まで注入するとカチッと音がして、注入完了を耳で確認できます。
注入抵抗はノボペン®300と比べて約半分になりました。
ノボペン®4とノボペン®300の両方を患者さんに使用していただき、評価していただいた結果1では、81%の患者さんがノボペン®4を使用したいと答えています。

ノボ ノルディスク ファーマ株式会社社長、クラウス アイラセンは、「ノボペン®4の発売で、多くの患者さんが、より優れたインスリンであるインスリンアナログをさらに簡便にご使用いただけるようになることを嬉しく思います。世界で初めてペン型の注入器、ノボペン®を開発して以来、操作性を高めること、そしてより安全にご使用いただけるよう注入精度を高めるなど、患者さんのニーズに応えながら開発を行ってきました。今年3月に発売されたプレフィルドタイプの次世代フレックスペン®に続き、今回、最新のカートリッジ交換タイプのインスリンペン型注入器ノボペン®4が弊社の幅広い製品群に加わりました。今後も糖尿病ケアのリーディングカンパニーとして、患者さんの様々なニーズにお応えし、可能な限りベストな治療を受けていただけるよう努めて参ります」と述べています。
http://www.novonordisk.co.jp/documents/article_page/document/PR_09_19.asp

新規糖尿病治療薬リラグルチドとエクセナチドの直接比較試験の結果がランセット誌に掲載(2009/6/11)
糖尿病ケアにおける世界のリーディングカンパニーであるノボ ノルディスク社(社長:ラース レビアン ソレンセン、本社:デンマーク)は、LEADTM 6 試験の結果が世界的に権威のある医学雑誌The Lancet(ランセット誌)オンラインに6月9日に掲載されたことを発表しました。本試験は、新しいクラスの糖尿病治療薬であるGLP-1受容体作動薬のリラグルチドとエクセナチドを比較した試験です。この試験の結果から、リラグルチド投与群において、エクセナチド投与群と比較して、有意に大きな血糖降下作用が示されました(HbA1C値の変化量:リラグルチド群-1.12% vs エクセナチド群-0.79%。空腹時血糖値の変化量:-28.98mg/dL vs -10.8mg/dL)

GLP-1受容体作動薬であるリラグルチドは2型糖尿病治療薬として開発中のヒトGLP-1アナログであり、エクセナチドは米国など数カ国で既に発売されています。

詳細は下記
http://www.novonordisk.co.jp/documents/article_page/document/PR_09_17.asp

新規糖尿病治療薬リラグルチドのグリメピリド(SU薬)と比較して優れた血糖降下作用 -2年間の臨床試験データ-(2009/6/10)
糖尿病ケアにおける世界のリーディングカンパニーであるノボ ノルディスク社(社長:ラース レビアン ソレンセン、本社:デンマーク)は、第69回米国糖尿病協会年次学術集会(略称:ADA、米国・ニューオリンズ)において、新規糖尿病治療薬リラグルチド1日1回単独投与による2年間の治療は、グリメピリド(SU薬)と比較して有意に血糖コントロールを改善し、体重を減少させ、またその効果も有意に長く持続することが示されたと発表しました。

試験ではリラグルチド1.8mgの1日1回投与による治療で58%の患者さんがADAの定める血糖コントロールの目標であるHbA1C 7%未満を達成し、そのコントロールを2年後まで維持することができました。グリメピリド8mgの1日1回投与による治療では、同達成率は37%でした1 。

LEADTM 3の治験責任医師である米国ヒューストンのベイラー医科大学、アラン ガーバー氏(Dr Alan Garber, Baylor College of Medicine, Houston, a LEADTM 3 principal study investigator)は「リラグルチドによる2年間の治療では、低血糖をほとんど起こすことなく良好な血糖コントロールを維持し、かつ体重抑制効果も持続しました。現行の治療法では、多くの2型糖尿病患者さんは血糖コントロールに伴う低血糖や体重増加に悩まされています。リラグルチドはこうした患者さんの治療にとって大きな進歩といえます」と述べています。

LEADTM 3延長試験では、リラグルチド群における重大でない低血糖の発現はグリメピリド群と比較して頻度が少なく、その頻度は約1/6でした1 。

また、リラグルチド投与による持続的な体重減少も実証されました。多くの現行治療法では体重増加を招くことが知られており2既に過体重であることが多い2型糖尿病患者さんにとって3 、体重管理は重要な課題です。2年間の治療でグリメピリド群では平均体重が1.1kg増加したのに対し、リラグルチド1.8mgの1日1回投与による治療群では、平均体重が2.7kg減少しました。

以下省略 下記URLから全文をご覧ください。
http://www.novonordisk.co.jp/documents/article_page/document/PR_09_16.asp

注射用ノボセブン1.2mg及び同4.8mgの薬価の改定について(2009/2/6)
本製剤については,製造工程においてウシ由来成分が使用されていることから、ウシ海綿状脳症(BSE)対策に関する安全対策措置が順次講じられ、これに伴う費用負担の増加により、製造販売業者が従来の薬価で本製剤の製造販売を継続することが困難とし、薬価改定が行われたもの。
http://www.yakkei.jp/contents/hoshu/novosevenkaitei.pdf

糖尿病ケアにおける世界のリーディングカンパニーであるノボ ノルディスク社(社長:ラース レビアン ソレンセン、本社:デンマーク)は本日、世界で最も貧しい国々の10,000人の子どもたちに、インスリンの無償提供を含む糖尿病ケアの提供を行うことを発表しました。これは、「糖尿病とともに生きる子供たちの未来を変える」というプログラムで、2009年から5年間にわたって行うものです。最初に対象となる国は、ウガンダ共和国、タンザニア連合共和国、ギニア民主共和国、コンゴ共和国の4カ国です。(2008/12/5)
アフリカにおける1型糖尿病の子供たち(0-14歳未満)は、38,000人と推定されています。疾病をもつ子供たちは、貧しい国々においては特に社会的弱者になりやすく、先進国において1型糖尿病の子供は寿命を全うできる可能性があるのに対し、サハラ以南のアフリカで生まれた子供が1型糖尿病と診断された場合、その寿命は1年にも満たないのが現状です。

「命を救う手立てがあるのに、インスリンへのアクセスがないために子供が早くに亡くなるのは受け入れ難いことです。こうした子供たちの命を救うために、国境を越えて連携する必要があります。ノボ ノルディスクが立ち上げた新しいプログラムを歓迎したい」と、国際糖尿病連合(IDF)の次期会長である、ジャン クロード ムバニヤ教授は述べています。

本プログラムは、今ある病院/クリニックの周りにサテライトセンターを作るハブ アンド スポーク コンセプトを基にしており、1型糖尿病の子供たちがより良い糖尿病ケアが受けられるようにすることを目指しています。

「糖尿病ケアに従事する企業として、私たちはこうした子供たちを支援するために、当社の資源や専門性をいかすことは義務だと考えています。本プログラムを通じて、弱者である子供たちへのインスリンの無償提供だけでなく、最貧国で糖尿病とともに生きるすべての人々に対しインスリンの入手を可能にし、糖尿病ケアが持続的に受けられるようにすることも目的としています」と、ラース レビアン ソレンセン社長兼CEOは述べています。

目的達成のために、政府、糖尿病協会、IDFの地域支部やキーオピニオンリーダーをはじめ、できるだけ多くの国々のパートナーと連携していきます。また、対象となる国々の保健医療制度の向上にも取り組み、実施期間終了後も、本プログラムが活用されることを期待しています。

「世界糖尿病財団(WDF)は、途上国の糖尿病の子供たちがより良いケアを受けられるように、医療従事者のトレーニングや、糖尿病に対する意識を高めるために取り組み、また既存の枠組みを生かした持続可能なインフラの整備に資金を提供します。私たちは、ノボ ノルディスク社やほかのステークホルダーの皆さまとともに目的を達成したいと思います」と、WDFの理事長であるアニル カプル氏は述べています。 WDFは今回のプロジェクトでは、医療施設の設立、医療従事者の教育、啓発資材の作成、小児キャンプ等の活動をサポートする予定です。

ノボ ノルディスクは、世界人権宣言60周年にちなみ、「糖尿病とともに生きる子供たちの未来を変える」プログラムを発表しました。

関連の写真や資料は、こちらでご覧いただけます。 
ノボ ノルディスク(本社)-Media

参考資料

■世界糖尿病財団について

世界糖尿病財団(WDF)は、持続可能なプロジェクトへの資金提供を通じて、途上国における糖尿病の予防と治療に対する支援を行っています。糖尿病やその合併症が引き起こす苦しみの軽減を目的としています。

WDFは、2002年にノボ ノルディスク社により設立され、10年にわたって5億デンマーククローネの資金提供が行われます。WDFは、独立した信託として登録され、糖尿病、健康へのアクセス、開発援助の領域における専門家6人が役員となっています。糖尿病ケアのプロジェクトに対してのみ資金調達を行っている唯一の国際財団です。

2007年に、約250万デンマーククローネが、ノボ ノルディスクの社員の寄付や社員によるTake Action!プログラムなどのさまざまな資金調達活動を通じて集められました。こうして集まった資金は、途上国で継続されている12の資金調達プロジェクトに配分されました。

今日までにWDFが資金を提供した国とプロジェクト数は、80カ国164プロジェクトになります。国、地域、グローバルレベルで、糖尿病の認知向上、教育、医療従事者の能力開発をテーマに拠出しています。プロジェクト全体総額は1億7,060万米ドルになりますが、そのうち5,470万米ドルはWDFからの寄付になります。予測では、WDFによって調達された資金で行われているプロジェクトは、途上国の6,480万人もの人々に影響を与えるだろうといわれています
http://www.novonordisk.co.jp/documents/article_page/document/PR_08_35.asp

HbA1c値、改善のきざし -糖尿病バロメーターの最新報告(2008/11/25)
ノボ ノルディスク ファーマ株式会社(代表取締役社長:クラウス アイラセン、本社:東京都千代田区)及び有限責任中間法人糖尿病データマネジメント研究会(以下:糖尿病データマネジメント研究会)は11月20日、糖尿病ケアの指標を示す「糖尿病バロメーター」の最新の結果を報告しました。

2007年の調査に参加した60施設、40,144人の患者さん(1型、2型を含む糖尿病全体)をもとにしたHbA1c値は、1型患者さんで7.51%、2型患者さんでは6.85%で、平均で6.88%でした(2006年: 6.99%)。

「糖尿病バロメーター」プロジェクトは、患者さんの大規模実態調査をもとに、日本の糖尿病治療の現状を把握しようという試みで、主要指標としてはグリコヘモグロビンA1C(HbA(エイチビーエー)1c)*平均値を用いて数値のモニタリングと改善を行うプロジェクトです。糖尿病データマネジメント研究会が管理している国内最大級の糖尿病患者データベースから数値を導き出し、日本糖尿病学会が設定した目標値との比較において状況を評価します。

糖尿病データマネジメント研究会代表理事の小林 正医師(富山大学附属病院長、厚生労働省の戦略研究J-DOIT2 研究リーダー)は、この結果について、次のように述べています。「今回の結果によると、日本糖尿病学会のガイドラインの目標値であるHbA1c 6.5%未満を達成している患者さんは40%に満たない。我々は、この事実を認識してさらにコントロールを改善していく必要があり、そのための方策を研究する必要があります。」

糖尿病バロメーターとは、2007年にノボ ノルディスク社によって始められた世界的な活動です。そのコンセプトは、「モニター」、「共有」、「改善」の3つのサイクルからなり、これを繰り返し、継続する大切さを発信、浸透させることによって、糖尿病治療の質の向上、患者さんのクオリティーオブライフの向上ばかりでなく、更にこのサイクルによって得られるコントロール改善を、増加する医療費負担や各国の医療費の低減に結び付けて行こうとするものです。

モニターとは、通常診療の中で、糖尿病治療の質や状況を患者さんごとに観察し、評価することです。

共有とは、これらの結果を、患者さんとのコミュニケーションで共有し、また、社会の中でも共有し、コントロールの相対的な位置を知ることができるようにすることです。

改善とは、患者さんごとにコントロール状況を把握し、その際の最善の診療を実施することで、患者さんのコントロールを「今」よりもより良好なものにして、改善を行っていくことです。

【参考資料】
■HbA1c
HbA1c(グリコヘモグロビン/エイチビーエーワンシー)値は患者さんの過去1~2ヵ月間の平均血糖値を反映する指標です。血糖コントロール指標ではHbA1c値が最も重視され、主要な判定はこれによって行われています。

■2007年の調査結果:平均HbA1c値 1型糖尿病=7.51%、2型糖尿病=6.85%、平均6.88%

■糖尿病データマネジメント研究会
有限責任中間法人糖尿病データマネジメント研究会(英文名:Japan Diabetes Clinical Data Management Study Group[略称:JDDM])は糖尿病データ管理ソフトウェアを使用している医療機関の医師を中心に構成・設立され、運営されています。本研究会はCoDiC(正式名:Computerized Diabetes Care)という糖尿病データ管理ソフトウェアを用いて、糖尿病治療の実態の把握と改善を目的とする多施設共同研究として、アウトカムリサーチ及び前向き研究を行っております。収集されたデータの評価と解析を行い、研究会活動を通して糖尿病医療の質の向上と発展に貢献し、国民の健康と福祉の増進をはかることを目指しています(糖尿病データマネジメント研究会HP)。糖尿病データマネジメント研究会は2001年に発足し、2005年に中間法人化されました。JDDM会員施設数75施設、CoDiCへの登録患者数 85,150名。

この件についてのお問い合わせは、
ノボ ノルディスク ファーマ株式会社  広報部まで
www.novonordisk.com
http://www.novonordisk.co.jp/documents/article_page/document/PR_08_34.asp

ノボ ノルディスク、次世代のフレックスペン®を発表 世界で最も広く使用されているフレックスペン®1がさらに進化(2008/10/1)
糖尿病ケアにおける世界のリーディングカンパニーであるノボ ノルディスク社(社長:ラース レビアン ソレンセン、本社:デンマーク)は、ローマで開かれた第44回欧州糖尿病学会年次総会(EASD)で次世代のフレックスペン®を発表しました。次世代フレックスペン®は、ノボ ノルディスク社がインスリンペンを発明してから25年以上もの間、患者さんのニーズに応えるべく研究・開発を重ねてきた結果、誕生しました。

次世代フレックスペン®は、現在のフレックスペン®の持つ注入器としての高い水準を維持しながら、日々自己注射を行う患者さんの安全性、および利便性を改善する新たな特徴を備えています。
次世代フレックスペン®の特徴
• 注入時に必要な力が30%低下2,3
• 患者さんがインスリンの種類を識別しやすいように設計した色付きの本体部分、および包装
• 将来ワンタッチで着脱が可能な注射針が取り付け可能なように、ねじ山の形状を変更
• 用量設定において現在と同じ優れた精度2,4,5
• 注入設定、注入時において現在と同様の1単位毎のクリック感、クリック音
「この次世代フレックスペン®によって、患者さんの自己注射はより快適になるでしょう。今後、糖尿病治療のコンプライアンスの改善に大いに貢献することが期待されています」とドイツ、マインツのInstitute for Clinical Research and Developmentのフッツナー教授は述べています。

次世代フレックスペン®の新しい特徴を患者さんに評価していただいた結果、95%の患者さんが、現在のフレックスペン®より次世代フレックスペン®を使用したいと答え、89%が、次世代フレックスペン®は現在のフレックスペン®より使いやすいと答えました。また、98%が注入時の力が軽くなり、83%がより安全に操作が行えると回答しました6。

次世代フレックスペン®は2008年末から世界的に販売し、日本では2009年1月頃から順次出荷されます。

またワンタッチで着脱が可能な注射針については日本での発売は未定です。
*次世代フレックスペン®は注射針を取り付けるねじ山の形状が変わっておりますが、現在流通している針(JIS A型注射針)は従来どおり装着することができます。

References
1) Estimated number of patients using FlexPen®, based on worldwide sales in number of packs sold, IMS worldwide data Q2’08 and Daily Defined Dosage (DDD) for insulin as issued by WHO.
2) Pfützner A et al. Prefilled insulin device with reduced injection force: patient perception and accuracy. Curr Med Res Opin 2008; 24(9): 2545-2549.
3) Rissler J et al. Evaluation of the injection force dynamics of a modified prefilled insulin pen. Expert Opin. Pharmacother 2008; 9(13): 2217-2222.
4) Asakura T et al. Dosing accuracy of two insulin pre-filled pens. Curr Med Res Opin 2008; 24(5): 1429–1434.
5) Hänel H et al. Differences in the Dose Accuracy of Insulin Pens. J Diabetes Sci Technol 2008; 2(3): 478–481.
6) Sommavilla B et al. Safety, simplicity and convenience of a modified prefilled insulin pen. Expert Opin Pharmacother 2008; 9(13): 2223–2232.

新規糖尿病治療薬 ヒトGLP-1アナログ「リラグルチド」を日本で承認申請(2008/7/16)
糖尿病領域におけるリーディングカンパニーであるノボ ノルディスク ファーマ株式会社(略称:NNPL、社長:クラウス アイラセン/ Claus Eilersen、本社:東京都千代田区)は7月14日、新規2型糖尿病治療薬「リラグルチド」の承認申請を行いました。

リラグルチドはGLP-1受容体アゴニストで、現在国内で承認されている糖尿病治療薬とは全く異なる作用機序で血糖降下作用を示す新しいクラスの薬剤です。リラグルチドはヒトのGLP-1と97%の相同性を有し、GLP-1受容体を介して血糖値が高い場合にのみインスリン分泌作用を発揮し血糖値を下げるため、低血糖の発現リスクは低くなります。リラグルチドは単独療法のみならずスルホニルウレア(SU)薬との併用療法において、リラグルチド投与後の食事に伴うインスリン分泌の有意な増大が認められました。また、膵β細胞機能不全は2型糖尿病の発症、進行に関係しますが、インスリン分泌の改善に加えて、β細胞機能を評価する各種マーカーにも統計学的に有意な改善が認められました。さらに、インスリンやSU薬のような強力な血糖降下作用を有する糖尿病治療薬は体重を増加させるリスクを伴いますが、リラグルチドは日本人において体重を増加させないことが確認されています。

678人の2型糖尿病患者さんを対象にした国内の第3相臨床試験では、24週投与後にHbA1c値は、リラグルチド単独療法及びSU薬との併用療法(リラグルチド0.9mg)で、ベースラインに比べ大きく低下しました。また、SU薬の併用療法で、約半数の患者さんがHbA1c値6.5%未満を達成しました。なお、重大な低血糖はみられず、リラグルチドは、単独療法及び併用療法において、優れた血糖降下作用を示し、安全性に問題はなく忍容性は良好でした。

GLP-1はヒトの体内に自然に存在する小腸から分泌される消化管ホルモンで、血糖値に応じてインスリン分泌を促進します。食欲抑制作用を有し、また動物モデルにおいて膵β細胞容積も増加させるなど糖尿病治療薬として好ましい作用が確認されています。このため、2型糖尿病の血糖コントロールのみならず、病態を改善させる可能性のある新薬として研究が行われてきました。一方、GLP-1は酵素により1.5分程で分解されてしまうため、薬剤として利用されるための工夫が必要でした。

リラグルチドは、GLP-1の構造の一部を変更し、長時間作用する1日1回投与のヒトGLP-1アナログ製剤として開発されました。リラグルチドは酵素による分解を受けにくく、GLP-1の受容体に直接的に作用するため、GLP-1の有する様々な作用を発現できます。
http://www.novonordisk.co.jp/documents/article_page/document/PR_08_19.asp

リラグルチドを1年間投与した肥満者で有意な体重減少効果が持続(2008/7/3)
糖尿病領域における世界のリーディングカンパニーであるノボ ノルディスク社(社長:ラース レビアン ソレンセン/ Lars Rebien Sørensen、本社:デンマーク)は、非糖尿病の肥満者を対象に、ヒトGLP-1アナログ製剤「リラグルチド」の肥満治療効果について検討した20週の第2相試験の延長試験である52週の結果を発表しました。なお、20週の第2相試験の結果は、2007年11月に発表されました。

リラグルチドとリパーゼ阻害剤であるorlistat/オルリスタット(非盲検)を比較した20週のプラセボ対照二重盲検第2相試験に参加した564名のうち398名が、そのままの割り付けで32週間の延長試験に参加しました。

52週後の体重減少は試験開始時に比べ、リラグルチド最大用量群では平均約7.5~8.0 kgであったのに対し、プラセボ補正では約5.5~6.0 kgでした。なお、20週後の結果は、リラグルチド最大用量群で7kg強、プラセボ補正では4.5 kgの減少でした。また52週後、リラグルチド最大用量群の約75%が5%以上、同35%以上が10%以上の体重減少を示しました。これに対しプラセボ群の約25%が5%以上、約10%で10%以上の減少を示しました。また、オルリスタット群における体重減少は平均3.5~4.0 kgであり、患者さんの約45%で5%以上の減少、約15%で10%以上の減少を示しました。

延長試験に参加した全患者さんのうち、約30%で試験開始時に境界型(糖尿病に準ずる状態)の徴候が認められましたが、治療1年後、リラグルチド最大用量群の約80%でその徴候が消失していたのに対し、プラセボ及びオルリスタット群では約30%でした。

リラグルチドは概して忍容性が良好であり、副作用により試験を中止した患者さんの割合は15%未満でした。これまでのすべての試験と同様に、最もよくみられた有害事象は消化器系に関連するもので、主に軽度~中等度と評価されました。そのうち最も多かったのは悪心でしたが、時間の経過とともに発現頻度は低下しました。

エグゼクティブ バイスプレジデントでチーフサイエンスオフィサーであるマッズ クロスゴー トムセンは、「抗肥満効果を検討した第2相の延長試験の結果は、リラグルチドが血糖コントロールの悪化を防止すると同時に、体重減少の効果を持続させることを明確に示しています」と述べています。

ノボ ノルディスク社は、2008年中に非糖尿病の肥満者を対象とした第3相プログラムを開始する予定です。

本試験のデザインについて
食事指導とプラセボによる2週間の導入期間後、ベースラインの平均体重が100 kg弱の参加者を対象としてプラセボ群(二重盲検)、リラグルチドの用量漸増群(二重盲検)、又はオルリスタット(非盲検)群に無作為に割り付け20週間の治療を行いました。20週後に、参加者のうち398名が自発的に非盲検延長試験に参加し、最初の治療法をさらに32週間継続しました。

境界型(糖尿病に準ずる状態)について
境界型は、正常とみなすには高すぎるが、糖尿病の診断基準を満たすほど高くはない、空腹時血糖の高値(空腹時血糖異常)又は耐糖能検査における血糖高値(耐糖能異常)を特徴としています。境界型の方は、心血管疾患及び糖尿病を発症するリスクがより高い状態にあります。境界型は、高血糖に加えて腹部肥満、血清脂質異常、血圧高値などいわゆるメタボリックシンドロームを伴っている場合が多いです。

リラグルチドによる肥満治療について
肥満は、2型糖尿病や他の重篤な疾患の発症リスクを高頻度に伴う地球規模での大きな問題です。一般的に肥満に対する最善の方法は運動と健康的な食事であるといわれています。しかし、かなりの努力をしても、必要な減量目標の達成及び適正な体重の維持が困難な人々がいるということもわかっています。したがって、肥満に伴う合併症のリスクにさらされている人、例えば変形性関節症、高血圧、心血管疾患、境界型で高血糖などの危険因子を併せ持つ患者さんには、合併症のリスク軽減とQOL改善のために、薬剤による補助療法が必要となる場合があります。

リラグルチドについて
リラグルチドは、1日1回投与のヒトGLP-1アナログ製剤です。リラグルチドは、血糖値が高すぎる場合にのみインスリンの放出を刺激し、また食欲を抑制する作用があります。2008年5月23日に、ノボ ノルディスク社は、米国食品医薬品局(FDA)と欧州医薬品審査庁(EMEA)に対し、2型糖尿病の治療薬としてリラグルチドの承認申請を行いました。

レベミル®の血糖降下作用がほぼ24時間持続することの新たな裏付け ―2型糖尿病の患者さんに1日1回投与したクロスオーバー試験から-(2008/6/26)
6月8日、サンフランシスコで開催された第68回米国糖尿病協会年次学術集会(ADA)において、持効型溶解インスリンアナログ製剤レベミル®は、2型糖尿病の患者さんへの1日1回使用で、ほぼ24時間にわたりインスリン グラルギンと同等の血糖値の推移を示すことが、一対一の比較試験の結果によって明らかにされました。

レベミル®とインスリン グラルギンの24時間の血糖値の推移を比較する研究を行ったカリフォルニア州サリナスの糖尿病ケアセンターのAllen B King教授は「われわれの試験では、レベミル®1日1回投与とインスリングラルギン1日1回投与の24時間作用プロファイルは類似していることが明示されています」と述べました。

レベミル®はインスリン グラルギンと同等の血糖値の推移を示しました
無作為化二重盲検クロスオーバー試験で連続血糖モニタリングシステム(CGMS)を用いて24時間にわたりレベミル®1日1回投与とインスリ グラルギン1日1回投与の血糖値の推移を比較したところ、レベミル®はインスリン グラルギンと同等の反応を示すことがわかりました1。

本試験のデザインは以下のとおりです

ボーラス(追加)インスリンを用いずに、基礎インスリンを使用している2型糖尿病患者(N=35)を対象として、体内のインスリン濃度が定常状態に達するように、1週間にわたり1日1回、午後8時にレベミル®またはインスリン グラルギンの投与を受けるように無作為割付を行いました。1週間後に、患者さんに投与するインスリンを相互に切り換えました1。
事前に定めた、基礎インスリンの作用がダイレクトに現れる時間帯(午前0時から午前6時まで)の血糖値が目標に達するようにいずれのインスリンも用量調節を行いました。正確な測定値を得るため、午後6時から午前7時までは絶食としました1。

持効型溶解インスリンアナログ製剤 レベミル®について
レベミル®は、1日1回投与でほぼ1日にわたって血糖降下作用が持続する持効型溶解インスリンアナログ製剤です2。インスリン療法が適応となる1型および2型を含む全ての糖尿病の成人および小児の患者さんに使用されます。本剤は、単独ではもちろん、経口糖尿病治療薬、超速効型インスリンアナログ製剤との併用でも使用することができ、患者さんに幅広い治療の選択肢を提供します。

また、本剤の特徴として、他の基礎インスリン製剤に比べて、同じ患者さんにおいて投与ごとの血糖降下作用のばらつきが少ないこと2-(i), 3、および空腹時血糖値を安定させること4-(i)が挙げられます。こうした特徴から、低血糖、特に患者さんが最も不安に感じている夜間低血糖の発現リスクを低減させることが、これまでに実施した臨床試験により確認されています。4,5
レベミル®は、欧州では2004年、米国では2005年に承認されました。現在、約60カ国で販売されています。


References
King, A B., et al. A randomized, crossover, double-blind comparison of insulin detemir and insulin glargine daily blood glucose profiles in subjects with type 2 diabetes. Presented at the American Diabetes Association, June 2008.
(i) Klein O, et al. Albumin-bound basal insulin analogues (insulin detemir and NN344): comparable time-action profiles but less variability than insulin glargine in type 2 diabetes. Diabetes Obes Metab. 2007 May;9(3); 290-299;
(ii) Heise T, et al. Towards peakless, reproducible and long-acting insulins. An assessment of the basal analogues based on isoglycaemic clamp studies. Diabetes Obes Metab. 2007 Sep;9(5); 648-659
Heise T, et al. Lower within-subject variability of insulin detemir in comparison to NPH insulin and insulin glargine in people with type 1 diabetes. Diabetes. 2004 Jun;53(6); 1614-1620
(i) 小林 正、ほか 「Basal-bolus療法を実施中のインスリン依存状態の糖尿病患者を対象としたインスリン デテミルの第3相臨床試験」『糖尿病』 Vol. 50 No.9 (2007) p649-663; (ii) 小林 正、ほか 「経口糖尿病治療薬において血糖コントロールが不十分な2型糖尿病患者を対象としたインスリン デテミルの第3相試験」『糖尿病』 Vol. 50 No.9 (2007) p665-677
(i) Russell-Jones D, et al. Effects of QD insulin detemir or neutral protamine Hagedorn on blood glucose control in patients with type I diabetes mellitus using a basal-bolus regimen. Clin Ther. 2004 May;26(5):724-736.
(ii) Hermansen K, et al. A 26-week, randomized, parallel, treat-to-target trial comparing insulin detemir with NPH insulin as add on therapy to oral glucose-lowering drugs in insulin-naive people with type 2 diabetes. Diabetes Care 2006; 29(6): 1269?74.
http://www.novonordisk.co.jp/documents/article_page/document/PR_08_17.asp

超速効型インスリンアナログ製剤による食後血糖値の管理で、速効型ヒトインスリン製剤に比べ心血管障害の発症率を43%抑制 日本人2型糖尿病患者さんを対象とした臨床試験「NICE Study」で明らかに(2008/6/18)
 日本人の2型糖尿病患者さんを対象として、心血管障害(心疾患や脳血管障害など)の発症率について、超速効型インスリンアナログ製剤「ノボラピッド(R)」と従来の速効型ヒトインスリン製剤を比較した試験が行われました。この試験の結果、超速効型インスリンアナログ製剤「ノボラピッド(R)」による頻回注射療法が、速効型ヒトインスリン製剤による頻回注射療法よりも、心血管障害の発症率を43%有意に低下させるということが世界で初めて明らかになりました。

 この試験は大阪府済生会中津病院の西村治男先生を中心とした研究グループが行った「心血管障害予防前向き多施設比較臨床試験『NICE Study(Nippon ultra-rapid Insulin and diabetes Complication Evaluation Study)1,2』」です。
この研究結果では、ノボラピッド(R)を使っていた患者さんは、速効型ヒトインスリン製剤を使っていた患者さんと比べ、HbA1c、空腹時血糖値は同程度でしたが、食後血糖値は有意に低く、心血管障害の発症率が43%低いことがわかりました。食後血糖値を低くコントロールすることで、2型糖尿病患者さんの心血管障害の発症リスクを有意に下げることが明らかになりました。

 第51回日本糖尿病学会年次学術集会(2008年5月22-24日)、および第68回米国糖尿病協会年次学術集会(2008年6月7-10日)で発表された本試験の主な結果は以下の通りです。

 西村先生は、「インスリンを使った研究で細血管障害の発症進展抑制に有効であるという調査はありましたが、大血管障害については十分な評価がありませんでした。2001年以降、ノボラピッド(R)を代表とする超速効型のインスリンアナログ製剤の登場により、より積極的に食後血糖を抑制することが可能になりました。糖尿病は大血管障害の大きなリスク因子3,4であり、食後高血糖による心血管障害に起因する死亡率についてはすでに調査があります。今回の調査の結果、超速効型インスリン製剤を効果的に使うことで、2型糖尿病患者さんの心血管障害の発症をより予防できることを、世界で初めて明らかにすることができました。2型糖尿病患者さんにとって非常に有益な結果だと考えます」と述べています。

「NICE Study」について 
 ・多施設、前向き無作為非盲験オープンの群間比較試験の5年間の追跡調査
 ・20歳以上85歳未満の日本人2型糖尿病患者374名を超速効型インスリンアナログ製剤(ノボラピッド(R))の頻回注射療法群と速効型ヒトインスリン製剤頻回注射療法群に無作為に分けた。
 ・主要評価項目:心血管系のイベント(以下のうちもっとも早期に発現したイベント)

 1.突然死:急性発症で24時間以内の内因死
 2.脳:脳卒中、一過性脳虚血発作の新規発症または再現
 3.心臓:急性心筋梗塞の新規発症または再発、心不全、狭心症の新規発症、増悪または再発

Reference:

 1.西村治男、他:糖尿病51(supple.1):S-303(III-10-14),2008
 2.Nishimura et al,2008 ADA Abstract Number:163-OR
 3.Haffner SM,et al.New England Journal of Medicine,339:229-234,1998
 4.坂本信夫ほか:糖尿病、39:221-235,1996

国内最大規模のインスリン療法に関する 観察研究「IMPROVE™ study JAPAN」により ノボラピッド®30ミックスの有用性が確認される -経口薬治療と比較し、重大な低血糖を増やすことなく 血糖コントロールを改善、QOLも低下せず-(2008/6/12)
糖尿病ケアのリーディングカンパニーであるノボ ノルディスク ファーマ株式会社(社長:クラウス アイラセン/Claus Eilersen、本社:東京都千代田区)は、インスリン療法未経験の国内2型糖尿病患者2,132例を対象とし、二相性インスリンアナログ製剤「ノボラピッド®30ミックス」の観察研究であるIMPROVE™ study JAPANを実施しました。その結果、本剤による治療で、重大な低血糖を増やすことなく血糖コントロールが有意に改善し、注射治療であるにもかかわらず経口薬治療と比べて患者さんのQOLが低下しないという成績が得られました。

また、インスリン療法開始時には、患者さんの多くは血糖コントロールが不良であり、その半数が糖尿病合併症を既に有している事が示されました。

第51回日本糖尿病学会年次学術集会(2008年5月22-24日)、および第68回米国糖尿病協会年次学術集会(2008年6月7-10日)で報告された本研究の主な初回解析結果は下記の通りです。

●インスリン療法開始の遅れ:インスリン療法開始直前の患者さんの平均HbA1cは9.5%で、糖尿病学会で推奨されている血糖コントロール指標の6.5%よりも大幅に高い値であった。また、糖尿病の細小血管障害合併率は49.5%、大血管障害合併率は16.9%。糖尿病と診断されてからインスリン療法を始めるまでの平均年数は10.2年。

●ノボラピッド®30ミックスによるインスリン導入後26週間の治療成績は良好:HbA1cは9.5%から7.6%に低下、空腹時血糖値・食後血糖値も有意に改善。重大な低血糖はインスリン導入前と比べて増加せず。

●医師、患者ともにノボラピッド®30ミックスによる治療に満足:担当医師は96.3%の症例においてノボラピッド®30ミックスを継続して使用すると回答。患者さんのQOL総合スコアはインスリン導入前後で低下せず、治療効果、わずらわしさに関する満足度は上昇した。


この結果について、順天堂大学大学院 河盛隆造教授は次のように述べています。「IMPROVE™ study JAPANではHbA1Cが高い状況が続き、合併症を発症してしまってから初めてインスリン療法が施されている現状が明らかになりました。今後更に増える2型糖尿病患者さんに対処するには、一般内科医、糖尿病専門医が共に積極的に糖尿病治療に参画していく必要があります。ノボラピッド®30ミックスによるインスリン導入は、重大な低血糖を増やさずに血糖コントロールを改善できることが本研究で示されており、一般内科の先生方にも取り組みやすい方法のひとつだと思います。」

インスリン療法をはじめとする有効な治療法があるにもかかわらず、多くの糖尿病患者さんの血糖コントロールは良好とはいえません。IMPROVE™ study JAPANでも、血糖コントロールが悪化するまでインスリン療法を開始せず、合併症のリスクにさらされている2型糖尿病患者さんの現状が改めて浮き彫りにされました。

ノボ ノルディスクは、患者さんが適切な時期にインスリン療法を開始し継続することで良好な血糖コントロールを得て、合併症の発症が抑制できれば、多くの患者さんにベネフィットがもたらされるものと期待しています。

【参考資料】
■ IMPROVE™ study JAPAN
IMPROVE™ studyは、世界16カ国から約58,000例の患者さんと約6,800人の医師がエントリーして行った、国際、他施設、非盲検、非無作為化、非介入の26週観察研究で、これまでで世界最大規模のものです。全世界共通の実施要綱で実施されており、日常診療において、2型糖尿病患者さんを対象とし、ノボラピッド®30ミックスを用いたインスリン療法の安全性(有害事象、低血糖)と有効性(HbA1cなどの血糖コントロールの指標、体重)を調査することを目的としています。また、治療に対する意識や障壁、QOLについてのデータも収集されています。

IMPROVE™ study JAPANは、608施設から糖尿病専門医・非専門医を含む950名の医師、インスリン療法未経験の2型糖尿病患者さん2,132名が参加した、日本におけるこれまでで最大規模のインスリン治療に関する観察研究です



■ 観察研究とは
観察研究(observational study)とは、患者さんを観察し、データを集めて分析をする研究です。臨床現場での治療や処置などを変えることなしに、主治医の判断で行われる治療の実態を調査(観察)することで研究を行います。治験などのように治療方法や比較対象群を設定して厳密に実施するコントロール試験とは異なり、日常診療のありのままの情報を収集するため、治験などのコントロール試験で得られた成績を、日常診療の場でより大規模に幅広く確認できるという意義があります。



■ ノボラピッド®30ミックス
ノボラピッド®30ミックスは、超速効型インスリンアナログと中間型インスリンアナログを3:7の割合で含有する二相性インスリンアナログ製剤です。通常、成人では、初期は1回4~20単位を1日2回、朝食直前と夕食直前に皮下注射します。なお、1日1回投与のときは朝食直前に皮下注射します。投与量は症状および検査所見に応じて適宜増減し、維持量は通常1日4~80単位です。
ノボラピッド®30ミックスは超速効型の成分により、投与後10~20分で血糖降下作用が現れます。このため食事をとる直前に注射することが可能です。また、中間型の成分により、約24時間作用が持続します。
http://www.novonordisk.co.jp/documents/article_page/document/PR_08_11.asp

世界で最も多く使用されているプレフィルドインスリン製剤「フレックスペン(R)」の 精度の高さと信頼性を裏付ける新しい研究結果の発表(2008/5/20)
 プレフィルドインスリン製剤「フレックスペン(R)」のインスリン注入精度を検討した試験結果が「Current Medical Research and Opinion(R)」誌Vol. 24 No.5に掲載されました。

 今回発表された研究は新潟薬科大学薬学部の朝倉俊成博士によって「レベミル(R)注300フレックスペン(R)」を用いて行われました。その結果、世界で最も多く使用されているプレフィルドインスリン製剤「フレックスペン(R)」のインスリン注入精度は極めて正確であり、変動が少ないことが明らかになりました1 。

 この研究結果では以下のように結論づけています。

 フレックスペン(R)で5単位、10単位、30単位を設定しその排出量を検討した試験で、すべての設定単位において排出量の平均値は精度許容範囲内であり、かつ、設定単位に極めて近い排出量となりました。

 新潟薬科大学薬学部の朝倉俊成博士は
 「注入器の精度は、インスリン治療において極めて重要です。ある注入器の注入量が一貫して低すぎるもしくは高すぎるのならば、用量設定を調節することにより、正しい量を注入することが可能になります。

 しかし、注入量に変動がある場合は正しい用量の投与ができず血糖コントロールが難しくなります。正確に投与できる注入器は、患者さんが日々の自己注射を安心して行うために重要であり、それは、治療への信頼、コンプライアンスの向上、最終的には患者さんのQOL(生活の質)の向上につながります。

 2007年の欧州糖尿病学会第43回年次学術集会(EASD)でインスリン注入器の精度試験の結果の発表がありました。その中に、注入器によっては10単位、30単位設定時の注入量にばらつきがあるという結果があり2、日本でも最新の注入器の精度比較試験をする必要があると考え、日本でのインスリン投与量の実情に合わせ、5、10、30単位設定時の注入精度(正確性)試験を行いました」
と述べています。

試験について:
 注入量の精度は5単位、10単位、30単位の設定で比較され、ISOの基準に従い、5単位、10単位設定時で±1単位、30単位設定時で±1.5単位を精度許容範囲として試験を行った。
 各製剤につき3本ずつペンを使用し、5単位設定時の試験は42回ずつ、10単位設定時の試験は25回ずつ、30単位設定時の試験は9回ずつ、それぞれの単位の設定・排出を行った。針は毎回新しいものに取り替えた。それぞれの排出量を精密天秤で量り、相当するインスリン量を計算した。
また、フレックスペン(R)の信頼性と精度の高さを裏付ける新たな研究結果がドイツのフッツナー教授らによって発表されました3。

References:

 (1)Asakura A, Seino H, Kageyama M & Yohkoh N. Dosing accuracy of two insulin pre-filled pens. Current Medical Research & Opinion 2008; 24(5):1429-1434.
 (2)Pfutzner A, et al. Comparison of the dosing accuracy of three insulin injection devices. EASD 2007, Poster 1006
 (3)Hanel H, Weise A, Sun W, Pfutzner J, Thome N, Pfutzner A. Differences in the Dose Accuracy of Insulin Pens, J Diabetes Sci Technol 2008; 2(3): 478-481.

CO2排出削減で提携協定を締結(2007/6/22)
 ノボ ノルディスク社は、デンマークにおける電力消費量の大部分を将来的には風力発電から供給することを目指し、このほど、DONG(ドング)エナジー社と提携協定を結んだ。この種の提携の前例はない。
 提携期間は2020年までで、この間ノボ ノルディスクはドング エナジー社の協力のもと、デンマークの生産拠点で省エネをすすめ、節約したエネルギー分について、ドング エナジー社からグリーン電力(風力発電)を購入する。電力は、ドング エナジー社が現在、新たに建設中の北海のHorns Rev(ホーンスレウ)風力発電施設から供給される。
 2006年1月、ノボ ノルディスクは気候戦略を採用することを決め、クライメート・セーバーズ・プログラムのメンバーになることをWWF(世界自然保護基金)と合意し、CO2排出量を2014年までに、2004年のレベルから10%削減するという高い目標を設定している。

PREDICTIVETM試験結果について(2006/12/20)
 ノボ ノルディスク ファーマの親会社であり、糖尿病領域における世界のリーディングカンパニーであるノボ ノルディスク社は、2006年12月5日、南アフリカのケープタウンで開催された国際糖尿病連合(IDF)の総会において、2型糖尿病患者さんにおける持続型溶解インスリンアナログ製剤インスリン デテミル(海外販売名 Levemir® )の1日1回投与が、血糖コントロールを改善し、低血糖リスクを減少させ、体重を減少させることを示す新データ1がPREDICTIVETM試験の結果から明らかになったことを発表した。

超速効型インスリンアナログ製剤「ノボラピッド®」の妊婦への使用が欧州で承認(2006/8/9)
 ノボ ノルディスク ファーマの親会社であるノボ ノルディスク社(略称:NNA/S)は、超速効型インスリンアナログ製剤「ノボラピッド®」(一般名:インスリン アスパルト)の妊婦への使用が欧州委員会により承認されたことを発表した。インスリンアナログ製剤として、EUで妊婦への使用が承認されたのは、ノボラピッド® が初めて。
 ノボ ノルディスクは、妊婦を対象としたインスリンアナログ製剤の試験としてはこれまでで最大規模の無作為割付群間比較試験を行った。322名の1型糖尿病合併妊婦を対象とし、4年間以上にわたり実施。試験では、ノボラピッド®投与群ではヒトインスリン投与群と比較して、妊娠初期および後期における食後血糖値を有意に改善した。また、重症な低血糖はヒトインスリンと比べて、夜間で52%、日中で15%、24時間では28%低下した。
 ノボラピッド®投与群ではヒトインスリン投与群と比べて以下の傾向が得られた。
•早産の減少
•治療が必要とされる新生児低血糖の危険性が減少
•一貫した重篤な低血糖の減少(24時間、夜間及び日中)
•胎児への危険性はヒトインスリンと比べて同等
 糖尿病でも、1型糖尿病の女性の子供は周産期死亡や先天性奇形の危険性が、一般よりも有意に高いという研究結果も報告されている。

ペン型リキッドタイプのプレフィルド ヒト成長ホルモン製剤「ノルディトロピン(R) ノルディフレックス(R)注15mg」発売(2006/7/7)
 成長ホルモン製剤のリーディングカンパニーであるノボ ノルディスク ファーマは、ペン型リキッドタイプのプレフィルド ヒト成長ホルモン製剤「ノルディトロピン(R) ノルディフレックス(R)注 15mg」を発売した。
 ノルディトロピン(R) ノルディフレックス(R)注15mgは、日本で発売されている成長ホルモン製剤の中ではもっとも含量の多い製剤。(2006年7月7日現在)
 ノルディトロピン(R) ノルディフレックス(R) 注は、日本で発売されている唯一のペン型リキッドタイプのプレフィルド ヒト成長ホルモン製剤。2004年7月に5mg製剤と10mg製剤の2種類を発売し、より高用量を使用する小児のニーズを受けて2006年3月10日に15mg製剤の発売承認を取得した。
 ノルディトロピン(R) ノルディフレックス(R)注は、医療用医薬品として、骨端線閉鎖を伴わない下垂体性小人症(成長ホルモン分泌不全性低身長症)、骨端線閉鎖を伴わないターナー症候群における低身長、骨端線閉鎖を伴わない軟骨異栄養症における低身長の患者さんによる在宅自己注射が認められている。
効能・効果:骨端線閉鎖を伴わない下垂体性小人症(成長ホルモン分泌不全性低身長症)
      骨端線閉鎖を伴わないターナー症候群における低身長
      骨端線閉鎖を伴わない軟骨異栄養症における低身長

米国でインスリン デテミル(米国販売名:Levemir(R))発売(2006/4/6)
 ノボ ノルディスク ファーマの親会社であり、糖尿病領域における世界のリーディングカンパニーであるノボ ノルディスク社は、3月28日、持続型インスリンアナログ製剤「インスリン デテミル(米国販売名:Levemir(R))」を米国で発売した。米国ではインスリン デテミルは、成人および小児の1型糖尿病と成人の2型糖尿病の治療に適応され、1日1回または2回、注射により投与される。インスリン デテミルの作用プロファイルは比較的平坦なため、24時間まで血糖をコントロールすることができる。
 インスリン デテミルは2005年6月に米国食品医薬品局から承認を受け、現在、世界50ヶ国で承認されている。日本では2005年に承認申請した。

「ペンニードル32Gテーパー」を2005年2月18日に発売(2005/2/18)
 ノボ ノルディスク ファーマは、世界初のテーパー型注射針「ペンニードル32Gテーパー」を2005年2月18日に発売。針先にいくに従って細くなる形状で、注射針の強度や流入量を損なうことなく針先を細くし、痛みを軽減できる。製造はニプロ医工。

デンマークNovo Nordisk社の米国法人 遺伝子組換え型ヒト成長ホルモン製剤「Norditropin NordiFlex」米国で発売を発表(2005/1/26)
 ペン型使い捨て容器に充填済みの、マルチドーズ液状成長ホルモン剤「NorditropinNordiFlex」が米国でも発売された。小児の成長ホルモン分泌不全と成人成長ホルモン欠損症の治療に長期的に用いられる。自己注射が容易。FDAの承認は2004年10月に得ている。

本社移転(2005/1/24)
ノボ ノルディスク ファーマが、本社を以下の所在地に移転した。
〒100-0005東京都千代田区丸の内2丁目1-1 明治安田生命ビル
【交通】
地下鉄千代田線「二重橋前駅」3番出口 直結
地下鉄丸の内線「東京駅」丸ビル横出口 徒歩5分
JR東京駅 丸の内南口 徒歩5分
JR有楽町駅 国際フォーラム口 徒歩5分

「ノボセブン」欧米での適応追加状況(2005/1/17)
 ノボノルディスクファーマは、遺伝子組み換え活性型第VII因子製剤「ノボセブン」の鈍的外傷、脳内出血の欧米での適応追加状況を発表した。 鈍的外傷については、7日に欧州医薬品庁(EMEA)に承認申請。米国では、今年4~6月(第2四半期)には臨床試験を開始する計画。  脳内出血については、欧州では今年半ばまでに承認申請するとしている。米国では臨床試験の準備を進めており、今年半ばには開始できる見通し。

レパグリニドに関するライセンス契約締結(2004/9/16)
 ノボ ノルディスク社と住友製薬は、レパグリニドに関するライセンス契約締結した。
 住友製薬は、デンマークのNovo Nordisk A/S(本社:デンマーク)と、 糖尿病治療薬レパグリニド(一般名)に関するライセンス契約を締結し、日本における レパグリニドの開発・販売権を取得した。
 レパグリニドは、ノボ ノルディスク社が販売している糖尿病治療薬で、日本では、 ノボ ノルディスクファーマ(株)が開発に着手していたが、今回、住友製薬がその開発を引き継ぐ。
 レパグリニドは速効型食後血糖降下剤に分類され、食直前に投与することで食後早 期のインスリン分泌を促進する。2型糖尿病を治療する上で重要な食後の血糖値上昇 を抑制することから、2型糖尿病における食後高血糖治療薬として期待できる。

重度外傷を負った被験者の出血治療における 遺伝子組換え活性型第VII因子製剤(rFVIIa)の有効性と安全性(2004/3/5)
 3月5日ミュンヘン(ドイツ)―第6回外傷・ショック・炎症・敗血症に関する世界会議において、遺伝子組換え活性型第VII因子製剤(rFVIIa)に関して行われた第II相試験で、重篤な出血をきたした重篤な多発外傷患者の治療について同剤が有望な結果を得たと発表された。  rFVIIaは、生体の血液凝固経路を独自の作用機序で促進することにより、線溶系に対して抵抗性を有する強固なフィブリン槐を形成させる止血薬。救急領域においては、失血量を減少させ、輸血量さらには輸血に関連するリスクを低減させる可能性がある。  第II相臨床試験では、重度外傷患者の重篤な出血に対して、標準療法と併せてrFVIIaを使用した際の、有効性と安全性について評価が行われた。計283例の患者が、標準療法とrFVIIa投与を受ける群か、標準療法とプラセボ投与を受ける群に無作為に割り付けられた。外傷の種類(鈍的か鋭的か)によっても患者の層別化が行われた。  臨床試験結果から、rFVIIaは重篤な出血を来たした重篤な多発外傷患者における補助療法として安全に使用できると結論づけられている。輸血の必要性が低減し、合併症も低減する可能性があることがこの試験で明らかになった。

持続型インスリンアナログLevemirを EUのCPMP(医薬品委員会)が肯定的評価(2004/3/3)
 ノボ ノルディスク ファーマの親会社であり、糖尿病領域における世界のリーディングカンパニーであるノボ ノルディスク社は、EU(欧州連合)の下部組織であるCPMPが、糖尿病治療用の持続型インスリンアナログLevemirについて、肯定的評価を採択し、販売承認を推奨したことを発表した。  CPMPから肯定的評価を得たため、ノボ ノルディスク社は、今後数ヶ月の間に、欧州委員会よりLevemirのEUでの販売承認が得られるとみている。販売承認の後、2004年後半には、欧州の主要な市場でLevemirを発売する予定。

ノボセブン(R)欧州委員会より2つの新規適応の承認を取得 第VII因子欠乏症とグランツマン血小板無力症(2004/2/27)
 ノボ ノルディスク ファーマの親会社・ノボ ノルディスク社(本社:デンマーク)は、欧州委員会がノボセブン(R)について、新たに「第VII因子欠乏症患者における止血管理」と「血小板輸血不応性となったグランツマン血小板無力症の患者における止血管理」の2つの適応を承認したと発表した。第VII因子欠乏症とグランツマン血小板無力症は、稀におこる先天性の血液疾患で、ときに止血管理がうまくいかず、重篤な出血を招く可能性がある。ノボセブン(R)には、製造工程でもヒト血漿由来タンパクは、一切添加していないため、ヒトウイルスによる感染の危険性がない。

世界初: ヒト成長ホルモン製剤『ノルディトロピンィ ノルディフレックスィ注』承認(2004/2/23)
 ノボ ノルディスク ファーマは、世界初のペン型リキッドタイプのプレフィルド ヒト成長ホルモン製剤「ノルディトロピンィ ノルディフレックスィ注」の承認を厚生労働省より取得した。ノルディトロピンィ ノルディフレックスィ注は、使いやすさを大きく向上させた製品で、成長ホルモン治療にともなう準備や操作をよりいっそう簡便にし、コンプライアンスの向上が期待できる。  ノルディトロピンィ ノルディフレックスィ注は、5mg製剤と10mg製剤の2種類。薬剤が装填されたプレフィルド製剤であるため、これまでの成長ホルモン注入器よりも使い方が簡単で、針の装着→投与量の設定→投与のステップで、成長ホルモンによる治療を行うことができる。  ノルディトロピンィ ノルディフレックスィ注は、医療用医薬品として、骨端線閉鎖を伴わない下垂体性小人症、骨端線閉鎖を伴わないターナー症候群における低身長、骨端線閉鎖を伴わない軟骨異栄養症における低身長症の患者さんによる在宅自己注射が認められている。  ノルディトロピンィ ノルディフレックスィ注は、2003年第4四半期にデンマークにおいて初めて発売され、日本はこれに続き2番目の承認国となった。

新しいニ相性インスリンアナログ製剤ノボラピッド30 ミックス注フレックスペン、ノボラピッド30 ミックス注新発売(2003/12/19)
 ノボノルディスク ファーマは、食事の直前投与も可能で、その後の血糖コントロールもできる二つの作用を併せ持つ二相性インスリンアナログ製剤ノボラピッド30 ミックス注フレックスペンおよび、ノボラピッド30 ミックス注を日本で初めて発売した。新しいインスリン製剤の主な特徴は、1 つの製剤で、健常人の生理的なインスリン分泌に必要とされる2 つの作用動態、すなわち基礎分泌と、食事の際の追加分泌を補うこと。
 また、ヒトインスリンでは食事30 分前の注射が必要だったが、ノボラピッド30 ミックスは、速やかな作用発現により、食直前の投与が可能になった。

厚労省告示380 号 5成分9品目(報告品目)を薬価基準へ追補収載(2003/12/19)
 厚生労働省は、薬事食品衛生審議会の部会報告品目を薬価基準へ追補収載した。 収載されたのは5成分9品目で、内訳は注射薬が3成分4品目、外用薬が2成分5品目。 【注射薬】 ノボラピッド30ミックス注 規格単位/300 単位1 筒 薬価(円)/1,805 ノボラピッド30ミックス注フレックスペン 規格単位/300 単位1 キット 薬価(円)/ 2,517 会社名/ノボ ノルディスク ファーマ 成分名/インスリンアスパルト(遺伝子組換え) 分類/249/他のホルモン(抗ホルモン含む) 効能・効果/インスリン療法が適応となる糖尿病 用法・用量/ノボラピッド30ミックス注:本剤は、超速効型インスリンアナログと中間型インスリンアナログを3:7の割合で含有する混合製剤である。通常、成人では、初期は1回4~20単位を1日2回、朝食直前と夕食直前に専用のインスリン注入器を用いて皮下注射する。なお、1日1回投与のときは朝食直前に皮下注射する。投与量は症状及び検査所見に応じて適宜増減するが、維持量は通常1日4~80単位である。 ノボラピッド30ミックス注フレックスペン:本剤は、超速効型インスリンアナログと中間型インスリンアナログを3:7の割合で含有する混合製剤である。通常、成人では、初期は1回4~20単位を1日2回、朝食直前と夕食直前に皮下注射する。なお、1日1回投与のときは朝食直前に皮下注射する。投与量は症状及び検査所見に応じて適宜増減するが、維持量は通常1日4~80単位である。 備考/インスリンアスパルトの速効型画分と中間型画分の混合製剤のカートリッジ製剤及びキット製剤(新用量医薬品)。ノボラピッド30 ミックス注=新用量、カートリッジ製剤

2003年1-9月期連結財務報告 ~営業利益、前年同期比5%増 ~(2003/11/14)
 ノボ ノルディスク社(NNA/S、本社:デンマーク)は、ノボ ノルディスク ファーマ(NNPL)の親会社であり、糖尿病領域における世界のリーディングカンパニー。同社は、このほど2003年1-9月期の財務状況を発表した。連結売上高は前年同期比5%増(各国通貨ベースでは15%増)の193億3,300万デンマーククローネ(DKK) ― 邦貨換算では約3,093億円(1DKK=16.00円で換算)―だった。