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富士通(株)

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富士通グループ初となるバイオ医療の研究拠点をシンガポールに開設 シンガポール科学技術庁と協力してガンや疾患の革新的な検出技術の開発を推進(2010/5/19)


株式会社富士通研究所(以下、富士通研究所)(注1)と Fujitsu Asia Pte. Ltd.(以下、FAPL)(注2)は、シンガポールに新たな研究拠点(注3)を共同で開設いたしました。今回開設した研究拠点は、富士通グループ初となるバイオ医療の研究拠点であり、アジアの研究開発のハブであるシンガポールにおいて大学や研究機関との密接な協力関係を持つものです。

本拠点では、シンガポール科学技術庁(以下、A*STAR)(注4)と協力して、疾患を検出するための人工抗体技術の開発、および、事業化に向けた試行を進める予定です。

拠点での研究内容

今回シンガポールのバイオポリスに開設した研究拠点は、A*STARのセラピー実験センター(ETC)、シンガポール国立大学(NUS)、シンガポール国立大学病院(NUH)、そして、シンガポール癌科学研究所(CSI)といったシンガポール国内の主要な研究機関とも協力して、前立腺ガンや胃ガン、循環器疾患、デング熱といった病気の診断へ人工抗体技術の適用を進めます。これにより、さまざまな疾患についての診断精度の向上が期待できます。
研究の背景

これまで、疾患の検出のためには自然界の抗体が用いられていました。しかし、安定した品質の高い人工抗体を利用することで、効率的で効果の高い診断プロセスを実現することができます。その結果、より早期に疾患を発見して対処することが可能になり、最終的には治癒率の向上や人間生活の質の向上につながることが期待されます。これにより、各国における医療費用のコストを削減することにつながります。富士通独自の人工抗体技術は、薬やヘルスケア、そして、バイオ医療といった産業への貢献が可能です。
関係機関からのコメント

富士通研究所の代表取締役会長 村野和雄は、「富士通研究所のシンガポールでのミッションの1つは、バイオ医療分野の重要な課題に対して戦略的な研究を進めることにあります。このミッションは、富士通研究所のビジョンである“ヒューマン・セントリックなネットワーク社会”を創出することに密接に関係しています。富士通研究所が持つ優れた技術は、大きなビジネスの可能性を持っています。シンガポールでの研究開発拠点の開設とA*STARとの協業は、革新的な技術で人間の生活をより良くすることによりアジア地域に貢献することを約束します。」と述べています。

さらに、村野和雄は、「A*STARとの協業は、組織や地域の垣根を越えて情報のやりとりをおこなう、富士通研究所の先進的なオープン・イノベーションの証しでもあります。大学や政府、研究機関とグローバルに情報をオープンに交換することで、ICTの新しいイノベーションを切り開く研究開発につながるコラボレーションを推進します。」とも述べています。

FAPLリージョナルCEOのローレンス・ウィーは、「シンガポールでの研究開発拠点の開設は、世界中から最良の技術をシンガポールに、という我々が目指す方向性を再確認するものです。富士通は、ICT企業として初めて、人工抗体による診断技術についての革新的な方法論を提供します。富士通と A*STARとの協業は、シンガポールに人工抗体の診断技術で世界的なR&D拠点を発展させることが目的です。これによって、シンガポールが技術の分野で革新を進めることに貢献します。」と述べています。

A*STAR 長官であり開所式のゲストでもあるリム・チャン・ポウは、「富士通とシンガポールは、30年以上にわたる戦略的なパートナーシップを享受してきました。バイオポリスにおける研究開発拠点の開設によって、富士通はシンガポールでの活動を上流の研究開発分野に拡大する、果敢な一歩を踏み出しました。今回の富士通の決定は、シンガポールにおける研究開発とイノベーションのハブとしての魅力と、アジアのバイオポリスとしての名声を強調するものです。開設された拠点と、ETC、NUS、NUH、そして、CSIといったシンガポール研究機関との協調もまた、企業にとって魅力があり、包括的で統合されたバイオ医療のエコシステムを構築するというシンガポールの戦略の成功を意味しています。シンガポールとA*STARは、富士通との戦略的なパートナーシップが今後も長く成功することを期待しています。」と、述べています。
人工抗体について

人工抗体は、最近では抗体の代替として知られるようになっています。生物から採取するのではなく化学的に合成するものであるため、安定した品質の高いものを作ることができます。しかし、これまでは不安定な特性を持つRNAから作られていたため、限られた分野でしか使われていませんでした。富士通は、RNAの代わりに安定したDNAを利用する人工抗体の開発システムを確立しました。さらに、富士通の人工抗体は、化学的に多様な相互作用を実現できるという他には見られない特性を持っており、これによって、従来の抗体に変わる強力な技術になっています。富士通の人工抗体技術を用いることによって、疾患の検出を効率良くすることが期待できます。シンガポールでの富士通の研究開発拠点は、お客様やパートナー、そして、アカデミックな機関と密接に協調し、疾患の検出という分野の研究を推進します。
拠点開設の意義

FAPLは、他の国々に位置する富士通研究所の研究知識とノウハウとを集め、本拠点がさまざまな学問分野にわたってアジアにおける研究開発の中心となることを目標としています。さらに、他の機関と協力的なコミュニティーを育成することによって、知識やベスト・プラクティスを共有するさまざまな方策を進めていきます。富士通研究所は、人間の生活をよりよくするために、優れたツールと製品の開発を加速することを目標としています。

A*STARと富士通は、物理科学の分野で密接な研究開発を推進しており、2010年1月19日にはペタスケール・コンピューティングに向けたアプリケーション技術の共同研究を行うことを発表しました。今回、その協力関係をバイオ・医療の分野に広げることで、革新的な技術の研究開発を強化します。開設した拠点は、シンガポールのバイオ医療専門の研究拠点であるバイオポリスに位置しており、研究機関どうしが互いに協力して研究を推進できる優れた環境にあります。

今回開設した拠点は、シンガポールでのバイオ医療の研究開発企業の仲間入りをしました。シンガポールでは、50以上の企業と公的な研究機関に属する4,300名の研究者が、創薬や遺伝子の翻訳、臨床といったバイオ医療の研究開発をすすめています。バイオ医療の製造額は2009年に210億シンガポールドルへと着実に成長しており、この分野で13,000名以上の雇用を産み出しています。
商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2010/05/19.html

将棋棋士の「直観思考」を科学、修練は新たな直観回路を作る - プロ棋士の直観回路の測定に成功、修練された直観思考の謎解明が展開 -(2008/11/23)
◇ポイント◇
・ プロ棋士とアマチュアで脳活動を比較し、プロに固有の脳活動を発見
・ 駒組の定跡形とデタラメ形をプロ棋士は0.1秒で区別する脳波活動を観測
・ 将棋盤面を頭頂葉背内側の部位で読み取って、大脳基底核で次の一手を選択

 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長、以下、理研)と富士通株式会社(野副州旦社長、以下、富士通)および株式会社富士通研究所(村野和雄社長)は、社団法人日本将棋連盟(米長邦雄会長、以下、日本将棋連盟)の協力を得て2007年4月から展開していた共同研究プロジェクト「将棋における脳内活動の探索研究」において、プロ棋士の優れた直観が独特な直観回路を作ることなどを世界で初めて明らかにしました。
 将棋の棋士は、長年にわたり将棋に特化した思考の修練を重ねており、指し手の予測、選択、あるいは長考とその中での一瞬のひらめきなどに見られる独特の思考の過程には、脳の思考の仕組みの謎を解く重要な鍵が隠されていると考えられます。同プロジェクトでは、将棋棋士の対局中の直観的な状況判断や、指し手の決定過程などにかかわる脳の神経回路の情報処理メカニズムを解明し、人間に特有の直観思考の仕組みを解明することを目指しています。
 これまで、プロ棋士とボランティアのアマチュアの協力を得て、将棋課題の開発、およびfMRI(※1)測定、脳波(※2)測定による脳活動の解析を進めてきました。その結果、プロ棋士の脳の瞬時の活動として盤面の駒組を読む時、および一手を選択する時の脳活動を測定することで、アマチュアとは異なる脳の思考回路の存在が示されました。一手の選択には大脳基底核の一部である尾状核頭部の活動が現れました。行動選択を担うとされる同部位の活動は、習慣性行動の言葉にできない記憶を蓄えることで知られ、棋士が無意識に手を選択する能力への修練の効果を示唆するものです。
 プロジェクト研究はまだ継続中ですが、直観思考を解明する道筋が見えてきたといえます。将棋における直観思考の解明は、文化の中で育てられた人間に固有の知性解明への突破口として、国内にとどまらず世界中の教育や情報技術として成果が広く展開されることが期待されます。

1. 背景
 コンピュータが目覚ましく進歩し、演算速度や記憶容量の大きさでは人の脳を凌駕するスーパーコンピュータも出現してきました。しかし、「言語を用い、直観を働かせ、抽象や概念を形成し、問題への解答を見いだし、自分自身を改善する」、人間のような思考能力を持つ人工知能の実現にはまだ遠い道のりがあるように見えます。このような人類の夢ともいえる大きな目標に近づくには、人間だけが持つ「直観思考」にかかわる脳の仕組みを理解することが重要な一歩となります。
 脳は、それぞれ独特の回路網構造を持ち、異なる働きをするいくつかの部位に分かれています。思考の際には、大脳皮質の知覚作用、小脳のシミュレータ作用、大脳基底核の選択安定作用、大脳辺縁系の目的指向作用、大脳皮質の執行作用などが連携した大きな系として働くと想定されています。これらの脳部位の作用のそれぞれが、かなりの程度で理解されるようになってきた現在、思考の仕組みの全体的な構成とその働き方を明らかすることが、脳科学の大きな課題となっています。将棋の棋士は、長年にわたり将棋に特化した思考の修練を重ねており、指し手の予測、選択、あるいは長考とその中での一瞬のひらめきなどに見られる独特の思考の過程は、直観思考とも関係が深く、脳の思考の仕組みの謎を解く重要な鍵が隠されていると考えられます。

2. 研究内容
(1) 将棋の局面理解に関わる脳波活動:プロ棋士とアマチュアの違い
 プロ棋士は、駒組の意味を瞬時に認識することができると考えられます。実験では、駒組を5秒間ずつ被験者に呈示して駒配置を記憶してもらい、駒組を見た直後の脳波活動の変化を調べました。具体的には、定跡形とルールを無視してデタラメに配置した駒組(デタラメ形)の2種の駒組を用いて比較しました。
 駒組呈示直後の脳波活動の解析から、プロ棋士では、定跡形とデタラメ形では、脳波活動に明確な違いが見られました。プロ棋士の場合、定跡形が提示されると0.1秒後に前頭部で約7ヘルツの活動の上昇が見られたのに対し、デタラメ形では0.1秒後に側頭部で約7ヘルツの活動上昇が見られました。アマチュアの上級者では、2種の駒組での大きな差はなく、いずれの部位も0.3秒後に活動上昇しました。
 プロ棋士だけ、わずか0.1秒で定跡形とデタラメ形でそれぞれ別の場所に脳波活動が現れたことは、プロ棋士が良手か愚手かを瞬時に識別していることを示唆しています。アマチュアには見られなかったこのような脳波活動は、熟練技能によって複雑な情報を瞬時に理解できる脳内機構の解明への一歩として重要と考えられます。

(2) プロ棋士の脳:局面理解と直観的指し手選択
 プロ棋士は、盤面を見て一瞬のうちに最善手を直観的に思いつきます。この優れた能力の神経基盤を知るために、盤面の知覚と次の一手の直観の両面についてfMRI実験を行いました。
 盤面の知覚については、プロ棋士が将棋盤面を見ると頭頂葉背内側部(楔前部)(※3)の神経活動が高まることを見いだしました。この部位は、物体、顔、景色、また西洋のチェスの盤面、さらにあり得ない将棋盤面(将棋の規則にはのっとっているが実戦ではあり得ないパターン)では活動しません。アマチュア初級者でも活動が生じませんでした。この頭頂葉背内側部位の活動がプロ棋士の素早い盤面読み取りを支えていると思われます。
 次の一手の直観については、プロ棋士が詰将棋、または必至問題(※4)の答えを短時間の間(1秒)に直観的に思いつく時、いずれの場合でも大脳基底核の一部である尾状核頭部(右側)が活動することを見いだしました。直観で解けない問題の解を意識的に探しているときには、大脳基底核は活動せず、前頭前野、運動前野、補足運動野などの大脳皮質連合野の広い領域に活動が見らました。行為の習慣化に重要であると考えられてきた大脳基底核が、プロ棋士の直観においても重要な働きをしていると考えられます。現在、次の一手の直観におけるアマチュアの脳活動分布を調べています。

(3) 将棋の上達と小脳
 詰将棋を直観思考課題として用いることにより、直観思考には運動学習と同様に小脳がかかわる、という小脳仮説の検証を目指しました。小脳の働きを確かめるにあたり、まずは詰将棋を直観的に解ける状況と、解けない状況を準備する必要があります。その2つの条件のもとで小脳の働きを調べることにより、直観的な思考に小脳が関与しているかどうかを確かめることができます。
 視覚的ルール変更を組み込んだ詰将棋を実施した結果、詰将棋を直観的に解く能力が高い人は、駒の文字の記号への置き換えのような「妨害」がある状況でも、能力が低い人に比べて正しく答えることができます。しかし、金銀の動きを入れ替えた強すぎる「妨害」の場合には、正しく答える能力は損なわれることが分かりました。この課題で小脳の活動を調べることにより、直観的に詰将棋を解く能力と小脳活動の関係を解析することが可能となりました。現在、小脳の脳活動測定を進めています。

3. まとめと展望
 新たな将棋課題の開発と脳の活動の測定から、プロ棋士では、盤面の知覚から手の選択までの過程にわたって、アマチュアにはない特徴的な知見を見いだすことができました。脳波測定からは、プロ棋士が複雑なパターンの知覚においても単純な刺激と同程度に素早く判別する回路を持つことが示唆されました。fMRI測定からは、プロ棋士が盤面の知覚については頭頂葉背内側部(楔前部)に、次の一手の直観については尾状核頭部に、特有の活動が見られました。大脳基底核は、これまで繰り返しの学習で言葉にできない操作の記憶形成に関与することが知られていました。プロ棋士では、複雑な盤面の情報を瞬時にまとめる能力と、こうしたことばにならない記憶の部位とが連携することで、複雑な課題での直観思考が実現すると考えられます。大脳と小脳が、連携する回路が将棋課題での直観思考のどのような側面に寄与するか、現在検証が進行中です。
 本プロジェクト研究はまだ継続中ですが、今後さらに知見を積み重ねることで一連の回路の働きとして直観思考を解明する道筋が見えてきたと考えています。将棋における直観思考の解明は、文化の中で育てられた脳の働きの解明、人間に固有の知性解明への突破口となり、またその成果が教育や情報技術として広く展開されることが期待されます。富士通は、情報通信技術が未開拓の分野に、この研究成果を適用していけることを期待し、本プロジェクトに協力していきます。

ミリ波イメージセンサー用の超低雑音・高利得増幅器を開発(2007/6/7)
 富士通と東北大学は、インジウムリンHEMTを用いたミリ波(94ギガヘルツ帯)イメージセンサー用超低雑音・高利得増幅器の開発に成功した。本技術の適用により、イメージセンサー受信器の画像取得時間を、従来の技術に比べ約10分の1に短縮することができる。今後はITSやセキュリティ、医療用途などへの適用が考えられる。
 本研究は、総務省の戦略的情報通信研究開発推進制度(SCOPE)の助成を受けている。
 ミリ波には物体を透過できるという光や赤外線にはない特徴があるため、近年、ミリ波をつかったイメージセンサーが注目されている。特に、自動車の走行支援用途・セキュリティ分野・医療用途への適用が見込まれている。
 ミリ波パッシブイメージセンサーは、物体が放射する熱雑音に含まれる微弱なミリ波信号を受信するため、受信用の増幅器MMICは低雑音性と高い増幅率をもつことが求められる。しかし、従来の技術では増幅率を高めると回路の動作が不安定になるという問題があり、低雑音・高利得増幅器を安定動作させることが困難であった。

8月に株式交換により「富士通デバイス」を完全子会社化(2007/5/24)
 富士通と富士通デバイス(以下「FDI」)は、本日それぞれの取締役会の決議を経て、株式交換(以下「本株式交換」)により富士通がFDIを完全子会社とする株式交換契約を締結した。
 本株式交換については、FDIは平成19年6月22日に開催予定の定時株主総会において承認を受けたうえ、同年8月1日を株式交換の効力発生日とする予定。なお、会社法第796条第3項の規定に従い、富士通は株主総会の承認を得ないで行う予定である。

株式交換により連結子会社3社を完全子会社化(2007/5/24)
 今般、当社は基本方針に則り、本日開催の取締役会において、富士通アクセス、富士通デバイス、富士通ワイヤレスシステムズの3社を、株式交換により完全子会社とすることを決定し、本日各社との間で株式交換契約を締結した。株式交換の比率は、それぞれ富士通アクセスの株式1株に対して当社株式0.86株、富士通デバイスの株式1株に対して当社株式2.70株、富士通ワイヤレスシステムズの株式1株に対して当社株式13.36株を割当てる。
 この株式交換については、本年6月下旬に開催予定の各社の定時株主総会において承認を受けたうえ、8月1日を株式交換の効力発生日とする予定である。なお、当社は、会社法第796条第3項の規定に従い、株主総会の承認を得ないで行う予定である。(各社との株式交換に関する詳細につきましては、本日公表されます各々の「株式交換による完全子会社化に関するお知らせ」をご覧ください。)
 この株式交換については、本年6月下旬に開催予定の各社の定時株主総会において承認を受けたうえ、8月1日を株式交換の効力発生日とする予定である。なお、当社は、会社法第796条第3項の規定に従い、株主総会の承認を得ないで行う予定である。(各社との株式交換に関する詳細につきましては、本日公表されます各々の「株式交換による完全子会社化に関するお知らせ」をご覧ください。)

フルHDの映像を「H.264」方式でリアルタイムに圧縮・復元が可能なLSIを開発(2007/5/21)
 当社は、フルHD(1,920ドット X 1,080ライン)の映像をH.264方式でリアルタイムに圧縮・復元が可能なLSI「MB86H51」を開発し、7月1日よりサンプル出荷する。本製品は、メモリ内蔵型でフルHDのH.264ハイプロファイルに対応した映像処理LSIとして、業界で初めて1チップ化したもの。
 本製品により、デジタルビデオカメラ、ハードディスクレコーダ、ホームネットワーク機器、監視カメラや放送機器など、民生用途から業務用途までの幅広い分野において、高精細フルHD映像の高画質な録画・再生・伝送が可能になる。 

デジタル家電向け「FR80S」コア搭載32ビットマイコン発売(2007/5/9)
 当社は、32ビットマイクロコントローラー(マイコン)「FR」ファミリーに、新たなCPUコアである「FR80S」を搭載したデジタル家電向け製品ラインナップを加え、第一弾として高速動作版「FR80S/T1シリーズ」を開発し、2007年9月より販売開始する。
 「FR80S」CPUコアでは、既存のFR製品の命令セットを継承しつつ、CPU処理性能を30%以上高速化している。
 デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、DVDレコーダ、オーディオ機器などのデジタル家電製品では、モデルチェンジのたびに便利な付加機能が追加され、それに伴いマイコンの処理内容も増加している。また、多彩なディスプレイ表示などへの対応により、マイコンで処理するデータが大容量化し、ますますCPU性能の高速化が求められている。
 こうした要求に応えるため、従来に比べて30%以上処理性能をアップした、新たな32ビットCPUコア「FR80S」を搭載したマイコンのラインナップを加えた。各製品の周辺機能仕様は全て同一のため、ソフト資産の流用が可能で、お客様のアプリケーションでのモデル展開に容易に対応できる。

「第5期富士通グループ環境行動計画」を策定(2007/4/10)
 富士通グループは、2007年度から2009年度にかけての環境活動の課題と目標として「第5期富士通グループ環境行動計画」の詳細を決定した。  本行動計画においては、社員一人ひとりによる本業の中での環境活動、および、グローバルな環境法規制への確実な対応や社会的責任の観点から、サプライチェーン全体への環境活動の展開の二点を基本的な考えとする。
 本行動計画の詳細については下記URLからご覧いただける。
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2007/04/10.html

名大医学部附属病院で病院総合情報システムを稼働(2007/3/9)
 当社は、名古屋大学医学部附属病院の病院総合情報システムを当社の基幹IAサーバ「PRIMEQUEST(TM)(プライムクエスト)」で刷新した。
 病院総合情報システムは、診療の根幹を支える電子カルテシステム、検査などの各種部門システムなどからなる、病院業務の基盤となるシステム。
 新システムは、「PRIMEQUEST」、ブレードサーバ「PRIMERGY(プライマジー) BX620 S3」、ディスクアレイ「ETERNUS(エターナス)」から構成されている。そのうち、電子カルテシステムでは、PCサーバから「PRIMEQUEST」へのサーバ統合などにより、電子カルテ閲覧の速度を従来の約3分の1にまで短縮している。新システムは2007年1月より稼働を開始している。

■ 関連リンク
 基幹IAサーバ「PRIMEQUEST」紹介サイト http://primeserver.fujitsu.com/primequest/
http://primeserver.fujitsu.com/primequest/
http://primeserver.fujitsu.com/primergy/

放医研病院の静脈認証装置搭載電子カルテシステムを構築(2007/2/27)
 当社は、このほど(独)放射線医学総合研究所 重粒子医科学センター病院様より、非接触型手のひら静脈認証装置「PalmSecure」(パームセキュア)を搭載した電子カルテシステムを受注し、構築した。
 電子カルテシステムの認証に手のひら静脈認証技術を採用したのは、今回が初めて。本システムは昨年の10月より稼働している。
 今回稼働した電子カルテシステムでは、利用者がログオンする際に、あらかじめ自分の手のひら静脈パターン情報を登録したICカードを差し込み、装置に手のひらをかざす。ICカードに登録した静脈パターンと装置で読みとった静脈パターンを照合し、双方が一致した場合のみ電子カルテシステムにログオンすることができる。これにより、従来のID・パスワード入力に比べなりすましが困難となり、簡単なログオン操作で、院内情報のさらなるセキュリティ強化に貢献する。
 また、IHE ITIのEUAに準拠した機能も実装し、シングルサインオンで、電子カルテシステム以外にも、医用画像管理システムやレポートシステムといった、他のシステムへも同時にログオンすることができる。
http://www.nirs.go.jp/ 
http://jp.fujitsu.com/solutions/palmsecure/

H.264方式による日米間HD映像伝送に成功(2007/2/8)
 2007年2月5日、日本テレビの地上波デジタルチャンネルにて放送された「NFLスーパーボウルXLI」の録画中継において、当社の映像伝送装置「IP-9500」が採用された。H.264方式による日米間のHD映像伝送に成功したのは世界で初めて。
 H.264により、低帯域での伝送が可能になるため回線コストが削減でき、また富士通研究所の独自アルゴリズムにより、高画質映像を実現する。
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2007/02/8.html

携帯電話プラットフォームを共同開発(2007/2/8)
 ドコモ、ルネサス テクノロジ、富士通、三菱電機、シャープ、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズの6社は、HSDPA/W-CDMA(3G)とGSM/GPRS/EDGE(2G)に対応したデュアルモード端末向け携帯電話プラットフォームを2008年度第2四半期(7月~9月)を目処に共同開発する。
 本プラットフォームでは、HSDPA cat.8に対応し、通信速度を高速化すると共に、より高速なプロセッサーを搭載することで、画像処理、オーディオ処理アクセラレーター機能を強化しており、携帯電話の更なる高機能化を実現する。
http://www.nttdocomo.co.jp/
http://japan.renesas.com/

省エネPCサーバーを開発(2006/12/21)
 富士通は20日、業界で最も設置面積が小さく、静音性や省エネに優れたPCサーバー「プライマジーTX120」を開発、販売開始したと発表した。価格は18万9000円からで、個人事業者のオフィスや店舗などへの設置に適している。消費電力が低く、一般的なサーバーをこの製品に置き換えると、年間で杉の木31本分のCO2削減効果があるため、環境に敏感な企業の部門サーバーなどの需要も狙っていく。今後3年間に3万台の販売を見込む。
http://jp.fujitsu.com/

記憶容量300ギガバイトの2.5型ハードディスクドライブ(HDD)「MHX2300BT」を開発(2006/12/13)
 富士通は12日、シリアルATAインターフェースに対応した記憶容量300ギガバイトの2.5型ハードディスクドライブ(HDD)「MHX2300BT」を開発、2007年2月末から発売すると発表した。2007年度で容量250ギガバイトの「同2250BT」と合わせ150万台の販売を目指す。2.5型HDDとして世界最大容量としており、主に多機能モバイルパソコンやデジタルテレビへの搭載を見込んでいる。
http://jp.fujitsu.com/

富士通と富士通研究所、ひまし油を原料とした柔軟性に優れた植物性プラスチックを開発(2006/12/7)
 富士通と富士通研究所は、このたび、フランスの化学メーカ大手アルケマ株式会社(代表取締役社長:Thierry le Henaff、本社:フランス)の協力の下、トウゴマの種子より抽出されるひまし油を原料とし、ポリアミド11を主成分に持つ植物性プラスチックを開発した。
 本材料は、PA11分子鎖間の相互作用を弱め組織の規則性を緩和することにより、繰り返し屈曲させても白化しない柔軟性を備えている。さらに、当社が試作に成功したノートパソコンのカバー部品は60%〜80%と高い植物成分比率を達成した。また、強度を上げるために充填剤を高濃度で添加した際にも、高い耐衝撃性を保つことが可能であるため、パソコンの筐体部分などへの採用も期待されている。
http://jp.fujitsu.com/
http://www.labs.fujitsu.com/