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吉川医薬経済研究所

吉川医薬経済レポート 2006年7月号 日本大手企業の業績(2006/7/30)
 上場企業の決算発表による医療用医薬品事業を展開する企業41社(日本国内)の業績をまとめている。
 各社の決算関連ウェブサイト情報のほか,業界紙などの報道記事をものにしたもの。
 比較のためIMS Japan社が公表した国内医療用医薬品売上20傑のデータも加えている。
値である。大鵬は05年6月期実績,久光は06年2月期実績,日本化薬は06年5月期半期決算時の予想値。
IMS国内欄はIMSジャパン社発表の05年度販売会社レベルの売上高数値である。
1.総売上欄――企業全体の売上規模を示す。
2.医薬事業欄――企業の医薬・医療への志向事業の売上規模を示す。
 企業により一般用医薬品,動物薬,農薬,医療機器,在宅医療などさまざまな領域を含んでいる。
 また,一般用医薬品を医薬事業に含めない企業もある。
3.医療用医薬欄――企業の医療用医薬品事業の売上規模を示す。
 世界企業ランキングを作る際にはこの数値を使っている。
4.国内欄――企業の国内医療用医薬品事業の売上規模を示す。
武田,アステラス,第一三共の上位3社の医療用医薬品国内売上はほぼ拮抗しているが,医療用医薬品事業に格差が出ているのは海外事業の多寡に起因していると読み取られる。
 外資系企業は上位10社の中にファイザー,中外,ノバルティス,万有の4社が,20位までにはグラクソスミスクライン,アストラゼネカ,サノフィアベンティス,日本ベーリンガーインゲルハイムの4社が入るなど着々と地歩を固めてきている。
兼業企業は協和発酵が健闘して16位に食い込み,明治製菓,帝人が20位前後に位置している。
 大塚製薬は医薬事業の内訳が明らかでないが,大鵬薬品を傘下に有することを含めて無視できない地位を占めていることは間違いない。
海外売上比率では大手4社と中堅6社の間で画然とした差異――格差――が認められた。 それぞれの平均値で見ると大手43.1%に対して中堅6.5%と大きな開きを見せている。
大手各社には大手各社の課題があろう。
 中堅6社はいずれもグローバル新薬を開発できる実力を有している。
 それだけに今後の進路について,グローバル企業を志向するのか、相応にドメスティック企業を志向するのかの岐路に立っているといえよう。
かって武田,塩野義,田辺が道修町の御三家と云われていたことを想うとき,感慨深いものがある。
IMS 2005年の製薬企業売上高は下のURLから
http://www.ims-japan.co.jp/docs/top_line_05YEj.pdf