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アストラゼネカ(株)

アストラゼネカ(株)のホームページへ
~ファーストライン治療および既治療患者さんに対する可能性を示唆~(2015/9/9)
アストラゼネカ(本社:英国ロンドン、最高経営責任者(CEO):パスカル・ソリオ[Pascal Soriot]、以下、アストラゼネカ)は、9月8日、2015年世界肺がん学会議において、上皮成長因子受容体変異陽性(EGFRm)進行非小細胞肺がん(NSCLC)のファーストライン 治療の患者さんならびに過去に治療歴を有する患者さんを対象とした、AZD9291の最新データを発表しました。本データは、AURA第I相ファーストライン治療群と2本のAURA第II相試験によって得られたものです。

ファーストライン治療薬としてAZD9291を1日1回投与された60例の患者さんのうち、72% (95%信頼区間 : 58%~82%)が12カ月の時点においても増悪が認められませんでした。全奏効率(ORR)は75%(95%CI:62%~85%)でした。また、現時点での最長奏効期間(DoR)は18カ月ですが、さらに延長していることが示されました1。

AURA試験ファーストライン治療群データの著者・発表者である米国ジョージア州アトランタのエモリー大学医学部胸部腫瘍学の主任教授兼腫瘍内科部長であるSuresh S. Ramalingam教授は次のように述べました。「AURA試験のファーストライン治療群における最新の結果は、まだ途中経過であるものの、未治療のEGFRm進行NSCLC患者さんにおけるAZD9291の可能性をさらに強化するものです」。
http://www.astrazeneca.co.jp/media/pressrelease/Article/201509092

アストラゼネカ PEGASUS-TIMI 54試験 サブ解析データを発表 チカグレロルによる心筋梗塞発症1年後以降の治療継続の重要性が示される(2015/9/4)
欧州心臓病学会2015において心血管イベントの長期再発抑制の必要性を強調
アストラゼネカ(本社:英国ロンドン、最高経営責任者(CEO):パスカル・ソリオ[Pascal Soriot]、以下、アストラゼネカ)は、8月31日、P2Y12阻害剤による抗血小板治療の中止後の経過時間に基づいた、心筋梗塞の既往歴を有する患者さんにおけるアテローム血栓性イベント抑制に対するチカグレロル の効果を評価するPEGASUS-TIMI 54試験サブ解析の詳細を発表しました。現在の欧州のガイドラインでは、心筋梗塞発症後12カ月で抗血小板剤の併用治療を中止することを推奨しています。PEGASUS-TIMI 54試験は心筋梗塞の既往歴(1~3年前)を有する患者さんを対象に実施されました。
欧州心臓病学会(ESC)2015の臨床試験アップデートホットラインセッションにおいて発表されたデータによって、P2Y12 阻害剤による抗血小板治療の中止によって、心血管死、心筋梗塞あるいは脳梗塞を含む虚血性イベントのリスクが高まることが示されました。
PEGASUS-TIMI 54試験でプラセボ群に組み入れられた患者のうち、P2Y12 阻害剤による抗血小板前治療を30日以内に中止した患者さんは、30日以上前に治療を中止した患者さんと比べて、最初の心筋梗塞発症からの経過期間に関わらず、虚血性イベントを再発するリスクが上昇していました。これは治療中止による継続リスクによるものだけでなく、本解析においては調整されているもののベースラインの患者の特徴の違いによってもたらされた可能性もあります。
http://www.astrazeneca.co.jp/media/pressrelease/Article/20150904

鼻腔噴霧インフルエンザ弱毒生ワクチン開発・商業化に関するアストラゼネカとの国内におけるライセンス契約締結について(2015/9/2)
第一三共株式会社(本社:東京都中央区、以下「当社」)は、当社と、アストラゼネカ(所在地:英国ロンドン)の子会社であるメディミューンとの間で、鼻腔噴霧インフルエンザ弱毒生ワクチン(4価)(米国における製品名:FluMist Quadrivalent)(以下「本製品」)についての、国内における開発・販売に関するライセンス契約を締結しましたのでお知らせいたします。
本製品は、季節性インフルエンザの予防に使用される、4種類のインフルエンザウイルスを含む、鼻腔噴霧型のインフルエンザ弱毒生ワクチンです。安全性と有効性を確認する国内第3相臨床試験が、2014年から2015年にかけてのインフルエンザ流行期に実施され、国内承認申請が予定されています。
本契約により、当社はアストラゼネカに対し契約一時金と、開発および売上に関連したマイルストンを支払います。当社は、国内における本製品の開発および商業化に責任をもち、アストラゼネカは、本製品を当社に供給する責任を持ちます。
アストラゼネカと第一三共は、日本におけるプロトンポンプ阻害剤「ネキシウム®」および米国における末梢作用型μオピオイド受容体拮抗剤「MOVANTIK™」での共同商業化契約などで成果を上げており、本契約はこの提携を更に発展させるものです。
当社は、本ワクチンを通して、季節性インフルエンザの更なる予防に取り組むとともに、引き続き、医療ニーズに合致したワクチンを通じて、日本の保健衛生の向上ならびに予防医療の環境充実と普及に努め、人々の健康を守ることに貢献してまいります。
http://www.daiichisankyo.co.jp/news/detail/006344.html

アストラゼネカ PEREGRINE PHARMACEUTICALSとがん免疫治療の併用療法臨床試験で提携(2015/8/26)
アストラゼネカ(本社:英国ロンドン、最高経営責任者(CEO):パスカル・ソリオ、以下、アストラゼネカ)は、8月24日、Peregrine Pharmaceuticals社(本社:米国カリフォルニア州、社長兼CEO:Steven W. King、以下、Peregrine社)と、アストラゼネが開発中の抗PD-L1免疫チェックポイント阻害剤であるdurvalumab(MEDI4736)とPeregrine社が開発中のホスファチジルセリン(PS)シグナル伝達経路阻害剤bavituximabの併用に関して、提携契約を締結したことを発表しました。本契約の元、計画中の第I/Ib相試験において、durvalumabとbavituximabの併用における安全性・有効性を、複数の固形がんを対象に評価します。

アストラゼネカとPeregrine社は非独占的に提携し、様々な固形がんを対象にbavituximabとdurvalumabの併用を化学療法と比較評価します。第I相試験では併用療法の推奨用量レジメンを確立する予定で、第Ib相試験では併用療法の安全性と有効性を評価します。最初の試験はPeregrine社により実施されます。
http://www.astrazeneca.co.jp/media/pressrelease/Article/20150826

アストラゼネカ SGLT2阻害剤「ダパグリフロジン」の1型糖尿病適応拡大に向けた国際共同第Ⅲ相試験への日本の参加について(2015/8/24)
アストラゼネカ株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:ガブリエル・ベルチ、以下アストラゼネカ)は、2型糖尿病治療薬のSGLT2阻害剤ダパグリフロジン(日本での製品名:フォシーガ®)の1型糖尿病への適応拡大に向け現在進行中の国際共同第Ⅲ相試験に、日本が参加することを発表します。
http://www.astrazeneca.co.jp/media/pressrelease/Article/20150824

多発性骨髄腫による骨病変及び固形癌骨転移による骨病変を効能・効果とする「ランマーク(R)皮下注120mg」新発売のお知らせ(2012/4/17)
第一三共株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:中山讓治、以下「第一三共」)とアストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:ポール・ハドソン、以下「アストラゼネカ」)は、本日、第一三共が多発性骨髄腫による骨病変及び固形癌骨転移による骨病変を効能・効果とする「ランマークⓇ皮下注120mg」 (一般名:デノスマブ(遺伝子組換え)、製造販売承認取得日:本年1月18日、薬価基準収載日:本年4月17日)を発売しましたことをお知らせいたします。
http://www.daiichisankyo.co.jp/news/20120417_379_J.pdf
http://www.daiichisankyo.co.jp/news/detail/004316.html

ランマーク(R)皮下注120mgの国内製造販売承認取得のお知らせ(2012/1/18)
第一三共株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:中山讓治、以下「第一三共」)とアストラゼネカ株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:ポール・ハドソン、以下「アストラゼネカ」)は、第一三共が多発性骨髄腫による骨病変及び固形癌骨転移による骨病変の治療薬ランマークⓇ皮下注120mg (一般名:デノスマブ(遺伝子組換え))の国内製造販売承認を取得しましたことをお知らせいたします。
http://www.daiichisankyo.co.jp/news/20120118_358_J.pdf
http://www.daiichisankyo.co.jp/news/detail/004249.html

FDA、新規抗血小板剤チカグレロルを承認(2011/7/27)
本日アストラゼネカは、成人急性冠症候群(ACS)患者において、クロピドグレルに比べ、心筋梗塞と心血管死の発症を抑制するとして、米国食品医薬品局(FDA)がチカグレロルを承認したことを発表しました。

新規経口抗血小板剤であるチカグレロルの適応は、ACS(不安定狭心症(UA)、非ST上昇型心筋梗塞(NSTEMI)、またはST上昇型心筋梗塞(STEMI))患者における血栓症心血管イベントの発症抑制です。チカグレロルでは、クロピドグレルに比べ、心血管死、心筋梗塞、または脳卒中の複合的評価項目の発症を抑制することが示されています。チカグレロルはクロピドグレルに比べて、心血管死と心筋梗塞発症抑制を示しましたが、脳卒中発症抑制について差は認められませんでした。チカグレロルは、経皮的冠動脈形成術(PCI)による治療を受ける患者において、ステント内血栓症発症リスクを抑制します。ACS患者を対象としてアスピリンとの併用療法が検討され、その結果アスピリンの維持量が1日100 mgを超える患者では、チカグレロルの有効性が低下することが判明しているため、併用するアスピリンの用量は1日100 mgを超えないようにする必要があります。

詳細は下記
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2011/11_07_27.html

アストラゼネカ、2011年はVRI(仮想研究所)助成規模を拡大 日本の創薬研究に対する採択予定件数を倍増(2011/4/5)
アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役会長兼社長:加藤 益弘)は、本年、日本の医学研究に対する独自の年次研究助成プログラムの規模を倍増します。本プログラムはアストラゼネカVRI(仮想研究所)構想の中核をなす事業です。当初の採択予定件数を昨年の20件から今年は40件に増やすことで、本年はより多くの優れた研究提案に助成を行います。助成金は1件につき200万円です。

2011年は、創薬研究に関する革新的かつ創造的な提案を、疾患と創薬技術の2つの分野において合計10の研究領域で募集します。各領域において、特に、新規の創薬ターゲットとそのターゲットに対するリード化合物や生物学的アプローチ(例えば、抗体、ペプチド、タンパク、siRNA、ワクチン等)に関する提案を歓迎します。

・ 疾患分野: 1. 循環器疾患、2. 糖尿病・肥満、3. がん、4. 呼吸器疾患・炎症、5. 神経系疾患・疼痛、6. 感染症、7. 創傷治癒, 骨量減少、骨折修復、筋力低下, アクアポリン生物学

・ 創薬技術分野: 8. 医薬品の安全性、9. 医薬品の代謝および薬物動態、10.リード化合物創成および予測技術

申請書提出期限は5月9日(月)です。アストラゼネカのグローバル創薬チームのメンバーで構成される選考委員会により採択課題が決定されます。なお、助成対象者の発表は9月中旬頃を予定しています。募集要項を含む本件に関する詳細は当社のウェブサイトをご覧ください。
http://www.astrazeneca.co.jp/vri/researchG.html

アストラゼネカVRIリサーチ・グラントプログラムは、2000年以降、創薬共同研究を推進することで、日本の科学・医学研究に貢献してきました。当社の研究開発本部長であるクラウス・ベックは「本プログラムの特徴は有望な新規リサーチを推進するにあたり、研究者に対し過去の業績などの通常の制約を設けていないことです」と述べています。「募集に際し、応募者からの斬新で画期的な研究提案を歓迎します。また、本プログラムを通じ、助成研究者とアストラゼネカの世界中の研究者との科学に関する自由な意見交換を促進したいと考えています。」
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2011/11_04_05.html
http://www.astrazeneca.co.jp/vri/researchG.html

イレッサ訴訟:控訴の決定について(2011/3/30)
アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役会長兼社長:加藤益弘)は、イレッサに関する3月23日付東京地方裁判所の判決について慎重に検討いたしましたが、弊社はイレッサ承認時の第1版添付文書は適切であったと考えており、判決内容に承服できないことから、本日、東京高等裁判所に控訴いたしました。

東京地方裁判所の判決では以下の点が認められています。

1. 添付文書は通達等に従い、その時点の医学的、薬学的知見に基づき作成すれば注意喚起の方法として十分である

2. イレッサによる間質性肺炎が、従来の抗がん剤による間質性肺炎と比べて発症頻度や重篤性が高いことや、急性に発症して予後が悪いことなどは、承認当時のデータ等からでは予見することはできなかった

しかし、判決では、イレッサの第1版添付文書の「重大な副作用」欄における間質性肺炎の記載方法では注意喚起として不十分であり、「警告」欄に記載する等の対応を採るべきであったと判断されました。弊社としては、判決の認める上記の2点の認識の下、承認時までに得られていた情報に基づき、時として致死的になり得ることを意味する「重大な副作用」として間質性肺炎があることを明記しており、第1版添付文書の注意喚起は適切であったと確信しております。従って本判決に従うことはできないと考えています。

なお「重大な副作用」欄は、死亡に陥る恐れのある副作用が記載される欄であり、医療現場においても、そのように理解されております。またイレッサによる間質性肺炎については、現在でこそ、承認後の多数の研究や臨床実績等を通じて、副作用の中でも特に注意すべきものであることが知られておりますが、承認当時には、承認用量における治験で間質性肺炎の発症例は一例もありませんでした。

また、大阪地方裁判所と同様に東京地方裁判所の判決においてもイレッサの有効性および有用性は認められています。イレッサは進行非小細胞肺がんという深刻な疾患における有用な治療選択肢の一つです。弊社はイレッサ発売時および発売後を通して、医師に対しそのリスクおよび有用性について適時・適切に情報提供を行ってまいりました。

弊社は医師および進行非小細胞肺がん患者さん、とくに標準化学療法が効かなくなった患者さんに、イレッサという治療選択肢を提供してきたことに誇りを持っています。今後も弊社は適切な情報提供に努め、多くの進行非小細胞肺がん患者さんがイレッサの恩恵を受けられるよう邁進してまいります。
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2011/11_03_30.html

非ステロイド性消炎・鎮痛剤「セレコックス®錠」の追加適応申請のお知らせ(2011/3/30)
アステラス製薬株式会社(本社:東京、社長:野木森 雅郁、以下「アステラス製薬」)とファイザー株式会社(本社:東京、社長:梅田 一郎、以下「ファイザー」)は、非ステロイド性消炎・鎮痛剤「セレコックス®錠」(一般名:セレコキシブ)に関し、本日、「手術後、外傷後並びに抜歯後の消炎・鎮痛」の追加適応症について厚生労働省に承認申請を行いましたので、お知らせします。

セレコックスは、COX-2(COX:シクロオキシゲナーゼ)という酵素の働きを選択的に阻害することにより、炎症に関与する物質であるプロスタグランジンの生成を特異的に抑制する薬剤の創製を目指して、米国ファイザー社が世界で初めてCOX-2をターゲットとしたドラッグデザインにより開発した消炎・鎮痛剤です。

手術後、外傷後、抜歯後の疼痛は急性疼痛の代表的な疾患です。セレコックスは、疼痛・炎症の原因となるCOX-2を選択的に阻害するため、有効性と安全性を兼ね備えた消炎・鎮痛剤として期待されています。

セレコックスは、国内において2007年6月に「関節リウマチ、変形性関節症の消炎・鎮痛」を効能・効果として発売され、2009年6月には「腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群、腱・腱鞘炎」の追加適応症が承認されました。セレコックスの販売に関しては、ファイザーが原薬を輸入、アステラス製薬が製造・販売し、両社共同で販促活動(コ・プロモーション)を行っています。

なお、承認時期等は、分かり次第お知らせいたします。
http://www.pfizer.co.jp/pfizer/company/press/2011/2011_03_30.html

イレッサ訴訟:本日の判決について(2011/3/24)
イレッサの副作用によって苦しみを受け、亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。また、ご家族の皆様が受けられた悲しみは計り知れないものとお察し致します。

本日、アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役会長兼社長:加藤益弘)は東京地方裁判所においてイレッサの有効性および有用性は認められたものの、イレッサを使用する医師等に対する間質性肺炎の情報提供が第1版添付文書において不十分な状態であったとの判決を受けました。なお緊急安全性情報発出後は、安全性確保のための情報提供は十分であり、製造物責任法の欠陥はないと判断されました。

弊社は本判決を受け、東京高等裁判所に控訴することも視野に入れ検討中です。

イレッサは進行非小細胞肺がんという致死的な疾患における有用な治療選択肢の一つです。弊社はイレッサ発売時および発売後を通して、医師に対しそのリスクおよび有用性について適時・適切に情報提供を行ってまいりました。

弊社は医師および進行非小細胞肺がん患者さん、とくに標準化学療法が効かなくなった患者さんに、イレッサという治療選択肢を提供してきたことに誇りを持っています。今後も弊社は適切な情報提供に努め、多くの進行非小細胞肺がん患者さんがイレッサの恩恵を受けられるよう邁進してまいります。

早急に判決内容を精査し、対応を決定致します。
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2011/11_03_23.html

イレッサ訴訟:控訴の決定について(2011/3/11)
アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役会長兼社長:加藤益弘)は、イレッサに関する2月25日付け大阪地方裁判所の判決について慎重に検討いたしましたが、その内容に承服できないことから、本日、大阪高等裁判所に控訴いたしました。

本判決では、イレッサの有効性および有用性、緊急安全性情報の内容の適切性、全例調査・使用医限定の要否など多くの争点で、弊社の主張が認められた一方で、承認当時の間質性肺炎に関する注意喚起が不十分であったとの判断がなされました。

判決では、医師等が分子標的治療薬について弊社のプレスリリース、医学雑誌等から情報収集するしかなく、そこに間質性肺炎の危険性が記載されていなかったことから、医師等によって間質性肺炎の危険性の認識の程度が異なる可能性があったとしています。

イレッサは、医師の処方を要する医療用医薬品であり、添付文書はその医薬品に関する最も重要かつ基本的な医師向け情報提供文書です。弊社は添付文書の情報を補完しイレッサの最新情報を伝える医師向け文書である総合製品情報概要、インタビューフォーム、リーフレットや医師向け説明会にて医師等に情報提供を行いました。イレッサの第1版添付文書を含めそれら医師向け文書には、承認時までに得られた治験データ等に基づき、時として致死的になり得ることを意味する「重大な副作用」として間質性肺炎があることを明記いたしました。

判決で記されているような「平均的な医師」等が、そうした複数かつ最新の医師向け文書等の情報がある中で、承認前の時々の報道関係者向けプレスリリース等の情報を、医薬品に関する最も重要かつ基本的な添付文書より重視し、間質性肺炎の発症やその危険性を認識できなかった可能性があるという判断は、弊社としては到底受け入れられないと言わざるを得ません。

イレッサは進行非小細胞肺がんという深刻な疾患における有用な治療選択肢の一つです。弊社はイレッサ発売時および発売後を通して、医師に対しそのリスクおよび有用性について適時・適切に情報提供を行ってまいりました。

弊社は医師および進行非小細胞肺がん患者さん、とくに標準化学療法が効かなくなった患者さんに、イレッサという治療選択肢を提供してきたことに誇りを持っています。今後も弊社は適切な情報提供に努め、多くの進行非小細胞肺がん患者さんがイレッサの恩恵を受けられるよう邁進してまいります。
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2011/11_03_11.html

イレッサ訴訟 (大阪地裁判決について)(2011/2/25)
 本日、大阪地方裁判所において、イレッサ訴訟に関し、国勝訴とする判決がありました。
 これに関し、厚生労働大臣談話は別添のとおりです。

(参考)イレッサ訴訟の経緯
   平成16年 7月15日 大阪地裁提訴 (~合計4件提訴)
   平成16年11月25日 東京地裁提訴 (~合計3件提訴)
   平成22年 7月30日 大阪地裁結審
   平成22年 8月25日 東京地裁結審
   平成23年 1月 7日 東京・大阪両地裁から和解勧告
   平成23年 1月28日 和解勧告に対して裁判所へ回答(判決を求める旨)
   平成23年 2月25日 大阪地裁判決(15:00)
   平成23年 3月23日 東京地裁判決 (予定)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000013g5h-img/2r98520000013g6y.pdf
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000013g5h.html

転移巣を有さない去勢療法抵抗性前立腺がんを対象とした ジボテンタンの第Ⅲ相臨床試験中止について(2011/2/10)
本日アストラゼネカは、独立データモニタリング委員会(IDMC)によるジボテンタンの早期有効性評価の結果を受け、転移巣を有さない去勢療法抵抗性前立腺がん(CRPC)患者を対象にジボテンタン単剤療法を検討した第Ⅲ相臨床試験ENTHUSE Study15の中止を発表しました。これは評価の結果、ジボテンタン単剤療法が主要評価項目(無増悪生存期間および全生存期間)を達成する可能性は低く、転移巣を有さないCRPC患者にとって有益になる可能性は低いと判断したためです。

2010年9月に発表された、転移巣を有するCRPC患者を対象としたENTHUSE Study14において、ジボテンタン単剤療法が主要評価項目である全生存期間の有意な改善を示さなかったことから、アストラゼネカはStudy15について早期段階で評価をする必要があると考えました。

Study15は、CRPC患者を対象にジボテンタンの有効性および安全性を検討する第Ⅲ相臨床試験プログラムENTHUSEのひとつです。Study15の終了に伴い、CRPCを対象としたジボテンタン単剤療法の試験は全て終了します。Study15の詳細は追って公表される予定です。

ENTHUSE Study33は、より進行した転移巣を有するCRPCを対象にジボテンタンと標準化学療法の併用を検討する試験です。本試験は継続し、2011年下期には詳細結果が得られる予定です。
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2011/11_02_10.html

転移巣を有さない去勢療法抵抗性前立腺がんを対象とした ジボテンタンの第Ⅲ相臨床試験中止について(2011/2/10)
本日アストラゼネカは、独立データモニタリング委員会(IDMC)によるジボテンタンの早期有効性評価の結果を受け、転移巣を有さない去勢療法抵抗性前立腺がん(CRPC)患者を対象にジボテンタン単剤療法を検討した第Ⅲ相臨床試験 ENTHUSE Study15の中止を発表しました。これは評価の結果、ジボテンタン単剤療法が主要評価項目(無増悪生存期間および全生存期間)を達成する可能性は低く、転移巣を有さないCRPC患者にとって有益になる可能性は低いと判断したためです。

2010年9月に発表された、転移巣を有するCRPC患者を対象としたENTHUSE Study14において、ジボテンタン単剤療法が主要評価項目である全生存期間の有意な改善を示さなかったことから、アストラゼネカはStudy15について早期段階で評価をする必要があると考えました。

Study15は、CRPC患者を対象にジボテンタンの有効性および安全性を検討する第Ⅲ相臨床試験プログラムENTHUSEのひとつです。 Study15の終了に伴い、CRPCを対象としたジボテンタン単剤療法の試験は全て終了します。Study15の詳細は追って公表される予定です。

ENTHUSE Study33は、より進行した転移巣を有するCRPCを対象にジボテンタンと標準化学療法の併用を検討する試験です。本試験は継続し、2011年下期には詳細結果が得られる予定です。
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2011/11_02_10.html

成人気管支喘息治療薬「シムビコートタービュヘイラー」 使用成績調査の中間解析結果まとまる(2011/1/28)
アステラス製薬株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:野木森 雅郁、以下「アステラス製薬」)とアストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役会長兼社長:加藤 益弘、以下「アストラゼネカ」)は、共同販売中の成人気管支喘息治療薬「シムビコートタービュヘイラー」に対する使用成績調査を実施中ですが、その中間解析結果がまとまりましたのでお知らせします。

シムビコートタービュヘイラーは、2000年にスウェーデンで初めて承認され、現在では100を超える国と地域で承認されており、その安全性と有効性は世界的に広く確認されています。

アステラス製薬、アストラゼネカでは、日本国内で2010年1月の発売以降、シムビコートタービュヘイラーの使用実態下における安全性及び有効性を確認するため、本薬を初めて使用する気管支喘息患者さんを対象に、12週間の使用成績調査を実施しています。

そしてこの度、2010年8月までにデータが得られた1,000例を超える中間解析がまとまりました。その結果、本剤の副作用発現頻度は1.5%(14例/958例)でした。いずれの副作用も非重篤であり、日本人における安全性プロファイルに新たな問題は認められませんでした。また、治療後の呼吸機能の指標であるPEF(ピークフロー)値の改善、喘息コントロール不良な患者さんの割合の低下などからシムビコートタービュヘイラーの有効性および高い患者満足度が示されました。

シムビコートタービュヘイラーは発売して1年が経過し、1月1日から投薬期間制限が解除されました。アステラス製薬ならびにアストラゼネカは、これからも気管支喘息治療の向上に貢献してまいります。
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2011/11_01_28.html

AstraZeneca PLC 2010年第4四半期・通年業績(2011/1/27)
通年売上は恒常為替レート(CER)ベースで横ばいの332億6,900万ドル
・ 米国以外の市場での堅調な売上増(CERベースで7%増)が、数製品に対する後発品の競合およびH1N1パンデミックインフルエンザワクチンの売上がなかったことによる16億ドルの米国の売上減少を概ね相殺しました。
・ クレストール、シムビコートおよびセロクエルXRの売上は堅調でCERベースで二桁成長を達成しました。
クレストールおよびセルクエルフランチャイズの通年売上はそれぞれ50億ドルを超えました。
・ 新興市場の売上はCERベースで16%増の51億ドルでした。中国の年間売上は10億ドルを突破しました。
通年中核営業利益はCERベースで横ばいの136億300万ドル
通年1株当り利益(EPS)はCERベースで5%増の6.71ドル
報告ベースの通年EPSはCERベースで7%増の5.60ドル
・ 2010年報告ベースのEPSは、当社の定年退職後の年金給付プラン(主に当社の英国における年金プラン)の一部に加えられた変更に派生する第4四半期の利益0.40ドルを含みます。
第4四半期の売上はCERベースで3%減;中核EPSはCERベースで1%増
当社は米国FDAのBrilintaに関する審査完了報告通知に対する回答を提出しました。
年間配当は11%増の2.55ドル
2010年の株式の買い戻しは総額21億ドル。取締役会は2011年度の正味40億ドルの買い戻し計画を発表。
2010~2014年の期間の総売上、利益率、現金の使用に関する前提を再確認;最近上市された製品および開発中の製品による売上への寄与に関するリスク調整後の予想を30億~50億ドルのレンジに下方修正。
http://www.astrazeneca.co.jp/company/world/performance/2010/f2010d.html
http://www.astrazeneca.co.jp/company/world/performance/2010/f2010d.html#03

アストラゼネカ社との現行セロクエルライセンス拡大のお知らせ—セロクエル® の徐放錠の追加—(2010/12/20)
アステラス製薬株式会社(本社:東京都、社長:野木森 雅郁、以下「アステラス製薬」)は、アストラゼネカ社(英国)と、日本において大うつ病性障害を適応症として開発を進めているセロクエル®の徐放錠(開発コード:FK949E)を、現行のセロクエルに係るライセンスに含めることで合意しましたのでお知らせします。


 本ライセンスにもとづき、アステラス製薬はアストラゼネカ社より、セロクエル®の徐放錠の日本国内における開発、製剤製造、包装、販売および販促に関する独占的権利を取得します。セロクエル®の徐放錠のライセンス期間は発売から10年間となります。

 アステラス製薬は、1998年12月に締結したライセンス契約にもとづき、セロクエル®IR錠(通常錠)を統合失調症を適応症として販売しています。セロクエル®の徐放錠は、大うつ病性障害を目標適応症に、現在第Ⅰ相臨床試験が進められています。
http://www.astellas.com/jp/corporate/news/detail/post-99.html

転移性のホルモン感受性乳がん患者において、フルベストラント500mgが アナストロゾールに比べ病勢コントロールを有意に改善(2010/12/13)
「本日発表された非盲検第Ⅱ相臨床試験のFIRST試験は、フルベストラント500mgがアナストロゾールに比べ有意に病勢進行を遅らせることを示しました。これはホルモン感受性進行乳がん患者におけるフルベストラント500mgの有効性のさらなるエビデンスとなります」

2010年12月9日、英国 ロンドン:米国で開催中のCTRC-AACR第33回サンアントニオ乳がんシンポジウムで発表されたデータにおいて、フルベストラント500mgはホルモン感受性乳がん患者におけるファーストライン治療において、アロマターゼ阻害剤のアナストロゾールに比べ病勢コントロールを改善することが示されました1。閉経後ホルモン感受性局所進行または転移性の乳がんを対象とした無作為化非盲検第Ⅱ相臨床試験のFIRST試験(FASLODEX fIRst line Study comparing endocrine Treatments)の追跡データにより、フルベストラント500mgはアナストロゾールに比べ病勢進行リスクを34%減少させることが示されました1。

進行乳がんでは、QOL(生活の質)を維持しつつ病勢進行を防ぐことが主な治療目的となります。2008年の初回解析時点においては病勢進行が認められたのは、わずか36%の患者でしたが、今回80%の患者が試験治療を中止したデータとして、新たな解析が行われました1。解析の結果、フルベストラント500mg群ではアナストロゾール1mg群に比べ無増悪期間(TTP)を有意に改善し(HR=0.66; 95% CI 0.47, 0.92; p=0.01)、TTPの中央値を10.3カ月延長しました(23.4カ月 vs. 13.1カ月)。腫瘍への奏効については前回のデータで得られた知見(クリニカルベネフィット:フルベストラント500mg群73%、アナストロゾール1mg群67%)と一致しています(p=0.386)2。フルベストラント500mgの忍容性は良好で、何らかの新たな安全性に関する問題点は認められませんでした。また、フルベストラントもしくはアナストロゾール投与後の進行例に対して次の内分泌療法で病勢コントロールが得られる例が認められました(それぞれ41%、42%)。

フルベストラントは他の内分泌療法とは異なる作用機序を有します。フルベストラントは受容体におけるエストロゲンの活性阻害に加え、腫瘍内のエストロゲン受容体数を減少(ダウンレギュレーション)させることによってエストロゲンのシグナル伝達を遮断し、この結果、他の腫瘍増殖経路を阻害します。この特異的な作用機序は腫瘍の成長や転移を妨げるだけでなく、薬剤耐性を減らす可能性があります3、4。

本試験は、フルベストラント500mg承認の裏付けともなったCONFIRM試験(COmparisoN of FASLODEX In Recurrent or Metastatic breast cancer)やNEWEST試験(Neoadjuvant Endocrine therapy for Women with Estrogen-Sensitive Tumours)といったフルベストラント500mgのエビデンスに加わることになります5,6。最近ではCONFIRM試験によりフルベストラントの用量を250mgから500mgへと増量することで、忍容性を損なうことなく有意に病勢コントロールを改善することが示されました5,6。このエビデンスによりフルベストラント500mgは、抗エストロゲン治療歴のある閉経後ホルモン感受性進行・再発乳がんを対象に2010年3月に欧州で、2010年9月に米国で承認されました。
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2010/10_12_13.html

吸入ステロイド喘息治療剤「パルミコート吸入液」 成人および5歳以上の小児の用法・用量の承認を取得(2010/11/16)
アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役会長兼社長:加藤益弘)は、吸入ステロイド喘息治療剤「パルミコート吸入液0.25mg」「パルミコート吸入液0.5mg」(一般名:ブデソニド吸入用懸濁剤)の成人および5歳以上の小児の用法・用量の追加承認を本日取得致しました。
これまでパルミコート吸入液は生後6ヵ月から5歳未満の乳幼児に対する適応となっていましたが、今回の追加承認により、生後6ヵ月以上の乳幼児から小児、成人までの適応を取得する唯一の吸入ステロイド薬となり、幅広い年齢層の患者さんに気管支喘息治療が提供できることになりました。

・ 成人喘息の患者さん:加圧噴霧式吸入器やドライパウダー吸入器などの吸入操作が困難な患者さんでも、ネブライザーを介して確実に薬剤を吸入できるため、喘息コントロールの向上が期待できます。
・ 乳幼児・小児喘息の患者さん:喘息コントロールが不十分な患者さんに、より高いレベルの喘息コントロールをもたらし、保護者のQOLを改善します。

「パルミコート吸入液」の特徴は下記の通りです。
・ ネブライザーで吸入する国内で唯一の吸入ステロイド剤であり、吸入時の同調や息こらえの必要がなく、自然呼吸で吸入できます。
・ 生後6ヵ月以上の乳幼児から小児、成人まで、幅広い年齢層の喘息患者さんにご使用いただける吸入ステロイド薬です。
・ 国内で実施された成人気管支喘息患者を対象とした臨床試験において、安全性評価対象例中本剤が投与された症例105例中15例(14.3%)に副作用が認められ、主な副作用は、口腔咽頭不快感5例(4.8%)、口腔咽頭痛2例(1.9%)等でした。(用法・用量追加承認時)


「パルミコート吸入液」は1990年にフィンランドで最初に承認され、日本では2006年9月に販売を開始致しました。2010年4月現在、「パルミコート吸入液」は世界85ヵ国で承認されており、パルミコートブランドの2009年の世界の売り上げは13億1千万ドルです。

呼吸器疾患領域はアストラゼネカの主要疾患領域です。今年1月にはブデソニドと長時間作用性β2刺激薬(一般名:ホルモテロール)の合剤「シムビコートタービュヘイラー」を新発売致しました。また、本年7月には気管支喘息治療薬「パルミコートタービュヘイラー」の小児用量の承認を取得致しました。アストラゼネカはこれからも気管支喘息治療において患者さんへのさらなる貢献を目指した活動を行っていきます。
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2010/10_11_16.html

IPASS試験の最終解析結果から、 イレッサがEGFR遺伝子変異陽性の進行非小細胞肺がんに対する 有用なファーストライン治療選択肢であることが確認される(2010/10/12)
本日、欧州臨床腫瘍学会(ESMO)で発表されたIPASS試験の解析結果において、イレッサ(EGFRチロシンキナーゼ阻害剤)およびカルボプラチン/パクリタキセル(併用化学療法)による全生存期間は類似しており、有意差はないことが示されました(HR=0.90, 95% CI 0.79-1.02, p=0.11, 全生存期間中央値 18.8 カ月vs. 17.4 カ月)。またEGFR遺伝子変異状況による全生存期間の有意差は認められませんでした。[EGFR遺伝子変異陽性患者(HR=1.00, 95% CI 0.76-1.33, 全生存期間中央値 21.6カ月 vs. 21.9 カ月)、EGFR遺伝子変異陰性患者(HR=1.18, 95% CI 0.86-1.63, 全生存期間中央値 11.2カ月 vs. 12.7 カ月)EGFR遺伝子変異状況不明患者(HR=0.82, 95% CI 0.70-0.96, 全生存期間中央値 18.9カ月 vs. 17.2カ月)1]


IPASS試験の全生存期間の結果から、治療群にかかわらずEGFR遺伝子変異陽性の進行非小細胞肺がん患者は、EGFR遺伝子変異陰性の患者と比べ良好な結果が得られることが確認されました。生存期間の中央値はEGFR遺伝子変異陽性患者で約22カ月、EGFR遺伝子変異陰性患者では、わずか11~12カ月でした1。カルボプラチン/パクリタキセル併用化学療法に割り付けられた患者の64%が後治療としてEGFRチロシンキナーゼ阻害剤の投与を受けたように、IPASS試験ではEGFR遺伝子変異陽性患者のほとんどが、試験期間中にEGFRチロシンキナーゼ阻害剤の投与を受けました。

IPASS試験の治験責任医師で国立台湾大学病院のJames Yang教授は「ファーストライン治療の有効性を評価する試験において、無増悪生存期間は全生存期間よりも優れた主要評価項目だと考えます」と述べ「IPASS試験は、イレッサあるいは化学療法への割付にかかわらず、EGFR遺伝子変異陽性患者はEGFR遺伝子変異陰性患者に比べ良好な結果を示しました。EGFR遺伝子変異陽性患者はイレッサによる治療で併用化学療法に比べ、より長い無増悪生存期間、症状改善、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)改善といった恩恵を享受することができることから、肺がん患者にはEGFR遺伝子変異検査を行うべきです。実地医療において多くの患者は、ファーストライン治療後に積極的治療を受けることはないことから、ファーストライン治療は注意深く選択する必要があります」と続けました。

2008年に発表されたIPASS試験の主要評価項目の解析で、全対象患者においてイレッサはカルボプラチン/パクリタキセル併用化学療法に対し優越性を示しました(HR 0.74, 95% CI 0.65-0.85, p<0.001)2。さらなる解析の結果、全対象患者におけるイレッサの優越性はEGFR遺伝子変異陽性患者サブグループにおけるイレッサとカルボプラチン/パクリタキセルの有効性の差によりもたらされていることが判明しました2。EGFR遺伝子変異陽性患者において、イレッサはカルボプラチン/パクリタキセル併用化学療法に比べ病勢進行リスクを52%低減させ(HR=0.48, 95% CI 0.36-0.64, p<0.001)、無増悪生存期間の中央値を6.3カ月から9.5カ月へと改善しました。またイレッサは、遺伝子変異陽性患者においてカルボプラチン/パクリタキセル併用化学療法に比べ、有意に客観的奏効率、QOLおよび症状を改善しました2,3。

アストラゼネカのメディカル・サイエンス・ディレクターのAlison Armourは「IPASS試験は、オンコロジーに携わる人々の肺がんに対する見方を変えた画期的な試験です」と述べ、「割付治療開始後の病勢進行により受けることになる多く後治療の影響から、イレッサで示された有意な無増悪生存期間のベネフィットが、そのまま全生存期間には表れてこないことが想定されました。IPASS試験の結果は、肺がんは複雑な疾患であり、サブタイプ毎に標的治療薬が必要だという認識を改めて強調するものでした」と続けました。

2008年のIPASS試験の解析結果2は、欧州での現在の適応症4を取得する際に申請資料としても使用されました。転移を有する非小細胞肺がんのESMO診療ガイドライン5には、腫瘍にEGFR遺伝子変異の活性を認める患者において、チロシンキナーゼ阻害剤はファーストライン治療の選択肢の一つであると記載されています。現在、欧州においてイレッサはEGFR遺伝子変異陽性の進行非小細胞肺がん4に適応があります。欧州以外で、イレッサは44の国と地域で承認されており、適応症は国々で異なります。

Editors Notes
日本におけるイレッサの適応症は「手術不能又は再発非小細胞肺癌」です。現在、添付文書には「本剤の化学療法未治療例における有効性及び安全性は確立していない」と記載されています。


PASS試験2について
IRESSA Pan-Asia Study(IPASS)試験は、アジア地域における非盲検無作為化並行群間比較試験で、臨床背景因子により選択された進行非小細胞肺癌患者1,217例を対象にファーストライン治療としてのイレッサの有効性、安全性および忍容性をカルボプラチン/パクリタキセル併用化学療法と比較した試験です。対象は化学療法治療歴のない進行非小細胞肺がんで、組織型が腺がん、かつ喫煙歴のない、または軽度の喫煙歴(10 Pack-Year以下で、少なくとも15年以上禁煙している)の患者です。

主要評価項目は無増悪生存期間でした。

副次的評価項目には、全生存期間、客観的奏効率、QOLおよび安全性がありました。

IPASS試験は、EGFR遺伝子変異陽性の進行非小細胞肺がん患者において、初めて標的治療薬単剤が併用化学療法に対し有意な無増悪生存期間延長を示した試験で、New England Journal of Medicineにも掲載されました。
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2010/10_10_12.html

Ticagrelorの有効性、急性冠症候群患者の 遺伝子多型にかかわらず示される(2010/8/29)
2010年8月29日 スウェーデン ストックホルム:急性冠症候群患者を対象に新規抗血小板剤ticagrelorの有効性を検討したPLATO試験の遺伝子サブスタディの結果が、ストックホルムで開催中の欧州心臓学会にて発表され、同時にLancetに掲載されました。この結果、ticagrelorではクロピドグレルで認められた遺伝子多型による治療反応性への影響はみられず、心血管死、心筋梗塞、脳卒中の複合エンドポイントにおいてPLATO試験全体と同様に優れた有効性を示しました。このサブスタディはCYP2C19やABCB1に遺伝子多型を有する患者におけるticagrelorの有効性および出血リスクを評価した初めての試験です。

CYP2C19
CYP2C19遺伝子型にかかわらず、心血管イベント発症はクロピドグレル群に比べticagrelor群で低い傾向にありました(interaction p=0.46)。Ticagrelor群での心血管イベント発症率は、CYP2C19機能喪失型患者において8.6%/年、それ以外の患者において8.8%/年でした。クロピドグレル群においてCYP2C19機能喪失型対立遺伝子を有する患者における心血管イベント発症率は11.2%/年、それ以外の患者において10.0%/年でした。PLATO試験全体と同様に、CYP2C19遺伝子型にかかわらずticagrelor群とクロピドグレル群で大出血に有意差はみられませんでした。

ABCB1
このサブスタディでは、ABCB1遺伝子についても、患者をABCB1遺伝子の低発現群、中発現群、高発現群にわけticagrelorとクロピドグレルの比較検討を行いました。その結果、ticagrelor群における心血管イベント発症率は低発現群で9.5%/年、中発現群で8.5%/年、高発現群で8.8%/年でした。クロピドグレル群における心血管イベント発症率は低発現群で10.5%/年、中発現群で9.8%/年、高発現群で11.9%/年でした。ABCB1遺伝子型と出血リスクの関連は認められませんでした。

PLATO試験の遺伝子サブスタディの治験責任医師でスウェーデンUppsala大学Cardiology and Research Director のLars Wallentin教授は「このサブスタディは急性冠症候群患者において遺伝子型が抗血小板治療に与える影響を検討した最大規模のものです。この結果、ticagrelorの有効性はCYP2C19やABCB1の遺伝子多型に影響されないことが示されました」と述べました。

このサブスタディは、ticagrelorとクロピドグレルの有効性および安全性におけるCYP2C19遺伝子とABCB1遺伝子の相互作用を調査するために実施されました。10,285例の急性冠症候群患者はCYP2C19とABCB1の遺伝子の発現型で分類されました。患者はアスピリンの併用に加え、ticagrelor群では初回投与量としてticagrelor180mgを投与後、ticagrelor90mgを1日2回投与、クロピドグレル群では初回投与量としてクロピドグレル300mgから600mgを投与後、クロピドグレル75mgを1日1回、6カ月から12カ月投与されました。

PLATO試験について
PLATO試験は43カ国において急性冠症候群患者18,624例を対象にticagrelorとクロピドグレルを直接比較した試験で、ticagrelorが有効性評価および安全性評価において臨床的に意義のある成績を達成できるか検討した試験です。PLATO試験は、全ての急性冠症候群患者(ST上昇型急性心筋梗塞、非ST上昇型急性心筋梗塞および不安定狭心症)を対象として、侵襲的治療を受けた患者と薬物療法で治療された患者の両方を含めることにより、急性冠症候群患者への実地医療の現状を反映する試験デザインになっています。
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2010/10_08_31.html

気管支喘息治療薬「パルミコートタービュヘイラー」 小児用量の承認を取得(2010/7/23)
アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:加藤益弘)は、ドライパウダー吸入式ステロイド薬「パルミコート100μgタービュヘイラー112吸入」「パルミコート200μgタービュヘイラー56吸入」「パルミコート200μgタービュヘイラー112吸入」(一般名:ブデソニド)について、気管支喘息における小児の用法・用量の追加承認を本日取得いたしました。
これにより、パルミコートは生後6カ月以上の乳幼児から小児、成人までの適応を取得した唯一の吸入ステロイド薬となり、同一薬剤による一貫した気管支喘息治療が提供できることになりました。(乳幼児:パルミコート吸入液、小児・成人:パルミコートタービュヘイラー)




「パルミコートタービュヘイラー」小児の特長は次のとおりです。
・ 喘息症状による日常生活の障害を改善します。
・ 長期にわたり呼吸機能を改善します。
・ 唯一、症状が安定すれば1日1回(100μg/日)に減量可能な吸入ステロイド薬です。
・ 中枢から末梢の気道まで効率よく到達・沈着しやすいドライパウダー吸入剤です。
・ 「ブデソニド」として乳幼児(パルミコート吸入液)、成人(パルミコートタービュヘイラー)で豊富な使用経験があります。
・ 国内で実施された小児を対象とした臨床試験において、安全性評価対象123 例中4 例(3.3%)に副作用が認められ、主な副作用は、嗄声2 例(1.6%)でした。(用法・用量追加承認時)


「パルミコートタービュヘイラー」は1988年にスウェーデンで最初に発売され、日本では2002年1月に販売を開始いたしました。2010年4月現在、小児及び成人における気管支喘息治療薬として世界108カ国で承認されており、パルミコートブランドの2009年の世界の売り上げは13億1千万ドルです。
呼吸器疾患領域はアストラゼネカの主要疾患領域です。今年1月には「パルミコートタービュヘイラー」に含まれる吸入ステロイド薬(ブデソニド)と長時間作動型β2刺激薬(一般名:ホルモテロール)の合剤「シムビコートタービュヘイラー」を新発売いたしました。アストラゼネカはこれからも気管支喘息治療のさらなる向上に向けて貢献を続けます。
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2010/10_07_23.html

気管支喘息治療薬「パルミコートタービュヘイラー」 小児用量の承認を取得(2010/7/23)
アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:加藤益弘)は、ドライパウダー吸入式ステロイド薬「パルミコート100μgタービュヘイラー112吸入」「パルミコート200μgタービュヘイラー56吸入」「パルミコート200μgタービュヘイラー112吸入」(一般名:ブデソニド)について、気管支喘息における小児の用法・用量の追加承認を本日取得いたしました。
これにより、パルミコートは生後6カ月以上の乳幼児から小児、成人までの適応を取得した唯一の吸入ステロイド薬となり、同一薬剤による一貫した気管支喘息治療が提供できることになりました。(乳幼児:パルミコート吸入液、小児・成人:パルミコートタービュヘイラー)

「パルミコートタービュヘイラー」小児の特長は次のとおりです。
・ 喘息症状による日常生活の障害を改善します。
・ 長期にわたり呼吸機能を改善します。
・ 唯一、症状が安定すれば1日1回(100μg/日)に減量可能な吸入ステロイド薬です。
・ 中枢から末梢の気道まで効率よく到達・沈着しやすいドライパウダー吸入剤です。
・ 「ブデソニド」として乳幼児(パルミコート吸入液)、成人(パルミコートタービュヘイラー)で豊富な使用経験があります。
・ 国内で実施された小児を対象とした臨床試験において、安全性評価対象123 例中4 例(3.3%)に副作用が認められ、主な副作用は、嗄声2 例(1.6%)でした。(用法・用量追加承認時)


「パルミコートタービュヘイラー」は1988年にスウェーデンで最初に発売され、日本では2002年1月に販売を開始いたしました。2010年4月現在、小児及び成人における気管支喘息治療薬として世界108カ国で承認されており、パルミコートブランドの2009年の世界の売り上げは13億1千万ドルです。
呼吸器疾患領域はアストラゼネカの主要疾患領域です。今年1月には「パルミコートタービュヘイラー」に含まれる吸入ステロイド薬(ブデソニド)と長時間作動型β2刺激薬(一般名:ホルモテロール)の合剤「シムビコートタービュヘイラー」を新発売いたしました。アストラゼネカはこれからも気管支喘息治療のさらなる向上に向けて貢献を続けます。


「パルミコートタービュヘイラー (Pulmicort Turbuhaler)」
製品概要
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製品名: パルミコート100μgタービュヘイラー112吸入
パルミコート200μgタービュヘイラー 56吸入
パルミコート200μgタービュヘイラー112吸入
一般名: ブデソニド (Budesonide)
承認年月日: 1999年6月16日
薬価基準収載日: 2001年12月7日
発売日: 2002年1月30日
小児用量の追加: 2010年7月23日

剤形: ドライパウダー式吸入剤
効能・効果: 気管支喘息
用法・用量: 成人
通常、成人には、ブデソニドとして1回100~400μgを1日2回吸入投与する。
なお、症状に応じて増減するが、1日の最高量は1600μgまでとする。
小児
通常、小児には、ブデソニドとして1回100~200μgを1日2回吸入投与する。
なお、症状に応じて増減するが、1日の最高量は800μgまでとする。
また、良好に症状がコントロールされている場合は100μg1日1回まで減量できる。
包装 パルミコート100μgタービュヘイラー112吸入: 11.2mg 1瓶×1本、10本
パルミコート200μgタービュヘイラー 56吸入: 11.2mg 1瓶×1本、10本
パルミコート200μgタービュヘイラー112吸入: 22.4mg 1瓶×1本、10本

製造販売元: アストラゼネカ株式会社
薬価: パルミコート100μgタービュヘイラー112吸入 1瓶(100μg) 1606.60円
パルミコート200μgタービュヘイラー 56吸入 1瓶(200μg) 1606.60円
パルミコート200μgタービュヘイラー112吸入 1瓶(200μg) 2095.90円
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2010/10_07_23.html

インスリンにdapagliflozinを追加投与することにより、 インスリンでは血糖コントロールが不十分な2型糖尿病患者の血糖管理を改善(2010/7/1)
(フロリダ州オーランド、2010年6月26日)-ブリストル・マイヤーズ スクイブ社(本社:米国ニューヨーク州、CEO:ランベルト・アンドレオッティ)とアストラゼネカ社(本社:イギリス・ロンドン、CEO:デビッド・ブレナン)は共同で、経口糖尿病治療薬(OAD)の併用の有無に関わらずインスリン治療を受けているが十分な血糖コントロールが達成できていない2型糖尿病患者に対し、開発中の糖尿病治療薬dapagliflozinを24週間追加投与する第Ⅲ相臨床試験を実施しました。その結果、プラセボ群に比べdapagliflozin群では、主要評価項目であるグリコヘモグロビン(HbA1c)値のさらなる低下が認められました。また、副次評価項目である、全体重、インスリンの1日平均用量、および、空腹時血糖値(FPG)のベースラインからの変化においてもdapagliflozin群において低下が認められました。有害事象、重篤な有害事象、および、試験中止に関しては、すべての介入群において概して同程度に発生しました。尿路感染症や生殖器感染症を示唆する兆候、症状、その他の報告は、プラセボ群に比べdapagliflozin群の方が高頻度に認められましたが、試験中止に至るものはほとんどありませんでした。24週間投与の本臨床試験結果は、第70回米国糖尿病学会(ADA:American Diabetes Association)の年次学術会議で発表されました。

Dapagliflozinは、ファーストインクラスになりえるナトリウム・グルコース共輸送体2(SGLT2)阻害剤であり、1日1回投与の経口血糖降下薬として、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社(本社:米国ニューヨーク州、CEO:ランベルト・アンドレオッティ)とアストラゼネカ社(本社:イギリス・ロンドン、CEO:デビッド・ブレナン)が第Ⅲ相臨床試験の共同開発を進めています。SGLT2阻害剤は、腎臓によるグルコースの再吸収を抑制し、血糖値を低下させます。

イギリスのエイントリー大学病院の糖尿病・内分泌臨床研究部長を務めるジョン・ワイルディング医学教授兼名誉顧問医師(DM、FRCP)は、次のように述べています。「インスリン治療を受けている多くの2型糖尿病患者は、目標とする血糖値を達成できていません。本日発表された血糖・体重パラメータに関する第Ⅲ相試験結果から、dapagliflozinについて、この患者群に対するさらなる研究が進められることは確実です。」
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2010/10_07_01.html

インスリンにdapagliflozinを追加投与することにより、インスリンでは血糖コントロールが不十分な2型糖尿病患者の血糖管理を改善(2010/7/1)
(フロリダ州オーランド、2010年6月26日)-ブリストル・マイヤーズ スクイブ社(本社:米国ニューヨーク州、CEO:ランベルト・アンドレオッティ)とアストラゼネカ社(本社:イギリス・ロンドン、CEO:デビッド・ブレナン)は共同で、経口糖尿病治療薬(OAD)の併用の有無に関わらずインスリン治療を受けているが十分な血糖コントロールが達成できていない2型糖尿病患者に対し、開発中の糖尿病治療薬dapagliflozinを24週間追加投与する第Ⅲ相臨床試験を実施しました。その結果、プラセボ群に比べdapagliflozin群では、主要評価項目であるグリコヘモグロビン(HbA1c)値のさらなる低下が認められました。また、副次評価項目である、全体重、インスリンの1日平均用量、および、空腹時血糖値(FPG)のベースラインからの変化においてもdapagliflozin群において低下が認められました。有害事象、重篤な有害事象、および、試験中止に関しては、すべての介入群において概して同程度に発生しました。尿路感染症や生殖器感染症を示唆する兆候、症状、その他の報告は、プラセボ群に比べdapagliflozin群の方が高頻度に認められましたが、試験中止に至るものはほとんどありませんでした。24週間投与の本臨床試験結果は、第70回米国糖尿病学会(ADA:American Diabetes Association)の年次学術会議で発表されました。
Dapagliflozinは、ファーストインクラスになりえるナトリウム・グルコース共輸送体2(SGLT2)阻害剤であり、1日1回投与の経口血糖降下薬として、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社とアストラゼネカ社が第Ⅲ相臨床試験の共同開発を進めています。SGLT2阻害剤は、腎臓によるグルコースの再吸収を抑制し、血糖値を低下させます。
イギリスのエイントリー大学病院の糖尿病・内分泌臨床研究部長を務めるジョン・ワイルディング医学教授兼名誉顧問医師(DM、FRCP)は、次のように述べています。「インスリン治療を受けている多くの2型糖尿病患者は、目標とする血糖値を達成できていません。本日発表された血糖・体重パラメータに関する第Ⅲ相試験結果から、dapagliflozinについて、この患者群に対するさらなる研究が進められることは確実です。」
ADA学術会議では、同試験の48週間にわたる追跡調査のデータについても最新情報として発表される予定です。
http://www.bms.co.jp/press/20100702.html

プロトンポンプ阻害薬(ランソプラゾール、オメプラゾール、ラベプラゾールナトリウム) について3剤併用によるヘリコバクター・ピロリ除菌療法の追加適応承認を取得 (2010年6月18日、当社と武田薬品、アストラゼネカ、エーザイ4社との共同発表)(2010/6/18)
 武田薬品工業株式会社(本社:大阪府、社長:長谷川 閑史)、アストラゼネカ株式会社(本社:大阪府、社長:加藤 益弘)、田辺三菱製薬株式会社(本社:大阪府、社長:土屋 裕弘)、エーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤 晴夫)は、このたび、各社が日本において製造・販売しているプロトンポンプ阻害薬(3成分・4ブランド)について、アモキシシリン水和物(一般名)、及びクラリスロマイシン(一般名)又はメトロニダゾール(一般名)を用いた3剤併用による胃MALTリンパ腫*1、特発性血小板減少性紫斑病*2及び早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃におけるヘリコバクター・ピロリ除菌療法に係る追加適応承認を取得しました。


 近年、ヘリコバクター・ピロリ感染が胃癌を含む様々な疾患の病因・病態に重要な役割を担っていることが明らかにされてきましたが、除菌療法の保険適用上の対象疾患は胃潰瘍又は十二指腸潰瘍に限定されていました。2008年12月に、日本ヘリコバクター学会は、「胃MALTリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病(ITP)、早期胃癌の内視鏡的治療後の異時性胃癌発生抑制に対して、3剤併用療法が有効であることは、多くの臨床研究等によって確認されている」として、これら3疾患におけるヘリコバクター・ピロリ除菌療法の早期承認を求める要望書を厚生労働大臣に提出しました。これを受けて、関連する各社(9社*3)は、平成11年(1999年)2月1日付研第4号、医薬審第104号「適応外使用に係る医療用医薬品の取扱いについて」に基づき、公知の文献等を科学的根拠として、2009年9月30日に医薬品製造販売承認事項一部変更の承認申請を行っておりました。


 プロトンポンプ阻害薬を製造販売する4社では、承認された3疾患の適応追加によって、より幅広い患者様のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上、生命予後の改善に大きく貢献できるものと期待しています。

*1 胃MALTリンパ腫とは、粘膜とリンパ球の複合組織(Mucosa-Associated Lymphoid Tissue:MALT、マルト)から発生するB細胞性リンパ性腫瘍(MALTリンパ腫)のうち、胃に発生するものを指します。
*2 特発性血小板減少性紫斑病とは、明らかな基礎疾患・原因薬剤の関与なく血小板数が減少し、種々の出血症状をひき起こす病気のことをいいます。
*3 武田薬品工業株式会社、アストラゼネカ株式会社、田辺三菱製薬株式会社、エーザイ株式会社、協和発酵キリン株式会社、アステラス製薬株式会社、大正製薬株式会社、アボット ジャパン株式会社、塩野義製薬株式会社

【参考資料として、今回承認事項の一部変更が承認された製品名等を添付しています】

<参考資料>

 今回、承認事項の一部変更が承認された製品名等は下記の通りです。
  ※( )内は一般名、< >内は製造販売会社
 1)プロトンポンプ阻害薬
  ・タケプロン®カプセル15、30、同OD錠15、30(ランソプラゾール)<武田薬品工業株式会社>
  ・オメプラール®錠10、20(オメプラゾール)<アストラゼネカ株式会社>
  ・オメプラゾン®錠10mg、20mg(オメプラゾール)<田辺三菱製薬株式会社>
  ・パリエット®錠10mg(ラベプラゾールナトリウム)<エーザイ株式会社>

 2)アモキシシリン水和物製剤
  ・パセトシン®カプセル125、250、同錠250 <協和発酵キリン株式会社>
  ・サワシリン®カプセル250、同錠250 <アステラス製薬株式会社>
  ・アモリン®カプセル125、250、同細粒10% <武田薬品工業株式会社>

 3)クラリスロマイシン製剤
  ・クラリス®錠200 <大正製薬株式会社(発売:大正富山医薬品株式会社)>
  ・クラリシッド®錠200mg <アボット ジャパン株式会社>

 4)メトロニダゾール製剤>   ・フラジール®内服錠250mg <塩野義製薬株式会社>

 5)組合せ製剤
  ・ランサップ®400、800 <武田薬品工業株式会社>
http://www.mt-pharma.co.jp/shared/show.php?url=../release/nr/2010/PPI_100618.html

10年におよぶ長期データにより アリミデックス(アナストロゾール)は早期及び長期ベネフィットの 双方でタモキシフェンを上回ることを確認(2010/6/17)
2010年6月17日 英国マックルスフィールド発:閉経後早期乳がん患者を対象とする世界最大かつ最長の試験のひとつであるATAC試験の10年のデータが新たに発表され、治療終了後においても、タモキシフェンに対するアナストロゾールの長期の有効性およびすでに確立されている安全性プロファイルが引き続きみられることが更に確認されました。

この最新のデータにより、アナストロゾールはタモキシフェンに対し、術後療法開始早期から治療終了後5年間にわたるベネフィットが証明されました。これは、他のいかなるアロマターゼ阻害剤の術後療法の試験と比較しても最も長期のデータです1。

現在、乳がんに罹患する女性は世界で年間110万人にのぼります2。早期乳がんの再発リスクは長期にわたり高く、このリスクは最低15年間続きます3。乳がん再発・転移のマネジメントは緩和療法になる可能性が高いため、早期乳がん治療の目標は治療早期のみならず長期間にわたり再発を予防することです。ATAC試験の新たな結果により、アナストロゾールを術後療法として処方することで、5年間の治療期間はもちろん、治療終了後最大5年間においても再発が予防されキャリーオーバー効果が再確認されました。1

ホルモン受容体陽性患者(アナストロゾール:2,618例、タモキシフェン:2,598例)に関する10年間の追跡データにより、アナストロゾールはタモキシフェンと比較して、主要評価項目である無病生存期間(DFS)において有意な改善が示されました。

アナストロゾールのDFSのイベント発生数735例(28.1%)に対しタモキシフェンは824例(31.7%)(ハザード比(HR) 0.86; 95%信頼区間( CI) 0.78, 0.95)であり、同様の改善効果は、再発までの期間(TTR)においても認められました(TTRのイベント発生数:アナストロゾール:456例(17.4%)、タモキシフェン:558例(21.5%)(HR 0.79; 95% CI 0.70, 0.89))。また、再発後の死亡率はアナストロゾール(284例、10.8%)のほうがタモキシフェン(320例、12.3%)より低いことが示されました。(HR 0.87; 95% CI 0.74, 1.02).1

英国の疫学・数学・統計センターがん研究部長のJack Cuzick教授は、「ATAC試験の新たなデータで実証されたアナストロゾールの治療終了後5年間にわたるキャリーオーバー効果は、ホルモン受容体陽性の閉経後早期乳がん患者に術後療法としてアロマターゼ阻害剤を投与することの妥当性を更に支持しています。他のいかなる試験においても、これほど明らかな「キャリーオーバー効果」は実証されたことはなく、ATAC試験データの信頼性および成熟度により、アナストロゾールを乳がんという過酷な疾患の治療薬として使用することへの医師の自信および患者さんの信頼が高まるものと考えています。」と述べています。

120ヵ月の時点でのアナストロゾールの忍容性プロファイルは、ATAC試験の過去の結果と一致しており、新たな安全性に関する懸念は報告されませんでした1。治療期間中の骨折率はアナストロゾール投与患者においてタモキシフェン投与患者よりも高率でしたが、治療終了後の期間では骨折率は同様でした。他の新たながんの発症率に関し、全体としては、アナストロゾール(425例)とタモキシフェン(431例)は同様でした。皮膚がん(8例対19例)、子宮体がん(6例対24例)、卵巣がん(17例対28例)においてはアナストロゾールが低率でしたが、直腸がん(66例対44例)及び肺がん(51例対34例)においてはアナストロゾールが高率でした1。

アナストロゾールは有効性及び安全性が実証されており、現在世界で最も広く処方されているアロマターゼ阻害剤です。次に多く処方されているアロマターゼ阻害剤の2倍以上の処方がなされており、550万患者年を超える処方実績を有しています。今回発表された新たなデータは、アナストロゾールによる治療により、ホルモン受容体陽性の閉経後早期乳がん患者に対し、タモキシフェンと比較して、より長期にわたり再発を予防するという更なるエビデンスを提供しています。
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2010/10_06_21.html

閉経前乳がん患者に対し、アリミデックス抗腫瘍効果を示す(2010/5/21)
本日、アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:加藤益弘)は、閉経前乳がん患者を対象とした第Ⅲ相並行群間比較試験STAGE (Study of Tamoxifen or Arimidex given with Goserelin to compare Efficacy and Safety) において、アリミデックス(一般名:アナストロゾール)はタモキシフェンよりも、主要評価項目である術前投与24週間の抗腫瘍効果(最良総合効果奏効率)が有意に高かったと発表しました。


STAGE試験は、国内の閉経前乳がん患者197人を対象に、アリミデックスとタモキシフェンの有効性及び安全性を直接比較した試験です。アリミデックスは、ホルモン感受性閉経後乳がん患者に対する標準治療薬と位置付けられており、本邦のみならず全世界でも有効性と安全性が確立している薬剤です。今回の結果から、アリミデックスは閉経後乳がんだけでなく、LH - RHアゴニストであるゾラデックス(一般名:ゴセレリン)によって卵巣機能を抑制した状態下の閉経前乳がんに対しても有効であることが示されました。本試験の詳細は、年内に開催される国際学会で発表する予定です。

STAGE試験の治験調整委員会委員長 大阪大学大学院医学系研究科乳腺・内分泌外科教授の野口眞三郎氏は「閉経後乳がんにおけるアリミデックスの有用性は既に確立しているが、閉経前乳がんにおける有用性は長らく不明であった。今回の臨床試験によって、閉経前乳がんにおいてもゾラデックスによって卵巣機能を抑制しホルモン環境を閉経後と同様にすることによってアリミデックスがタモキシフェンに優る抗腫瘍効果を発揮することが明らかとなった。閉経前乳がんにおけるアリミデックスの有用性を明確に示した本研究は世界的にも高く評価されるべき研究であり、その成果が今後、Total Estrogen Blockade療法(アリミデックス+ゾラデックス療法)の確立と普及に貢献することが期待される」と述べました。

アストラゼネカは今後、STAGE試験のデータベースをもとにさらなる解析を進め、得られた知見を公表していきます。
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2010/10_05_21.html

閉経前乳がん患者に対し、アリミデックス抗腫瘍効果を示す(2010/5/21)
本日、アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:加藤益弘)は、閉経前乳がん患者を対象とした第Ⅲ相並行群間比較試験STAGE (Study of Tamoxifen or Arimidex given with Goserelin to compare Efficacy and Safety) において、アリミデックス(一般名:アナストロゾール)はタモキシフェンよりも、主要評価項目である術前投与24週間の抗腫瘍効果(最良総合効果奏効率)が有意に高かったと発表しました。

STAGE試験は、国内の閉経前乳がん患者197人を対象に、アリミデックスとタモキシフェンの有効性及び安全性を直接比較した試験です。アリミデックスは、ホルモン感受性閉経後乳がん患者に対する標準治療薬と位置付けられており、本邦のみならず全世界でも有効性と安全性が確立している薬剤です。今回の結果から、アリミデックスは閉経後乳がんだけでなく、LH - RHアゴニストであるゾラデックス(一般名:ゴセレリン)によって卵巣機能を抑制した状態下の閉経前乳がんに対しても有効であることが示されました。本試験の詳細は、年内に開催される国際学会で発表する予定です。
STAGE試験の治験調整委員会委員長 大阪大学大学院医学系研究科乳腺・内分泌外科教授の野口眞三郎氏は「閉経後乳がんにおけるアリミデックスの有用性は既に確立しているが、閉経前乳がんにおける有用性は長らく不明であった。今回の臨床試験によって、閉経前乳がんにおいてもゾラデックスによって卵巣機能を抑制しホルモン環境を閉経後と同様にすることによってアリミデックスがタモキシフェンに優る抗腫瘍効果を発揮することが明らかとなった。閉経前乳がんにおけるアリミデックスの有用性を明確に示した本研究は世界的にも高く評価されるべき研究であり、その成果が今後、Total Estrogen Blockade療法(アリミデックス+ゾラデックス療法)の確立と普及に貢献することが期待される」と述べました。

アストラゼネカは今後、STAGE試験のデータベースをもとにさらなる解析を進め、得られた知見を公表していきます。

閉経前乳がんを適応としたアリミデックス開発状況
閉経前乳がんを対象としたアリミデックスの投与は、世界中のいずれの規制当局でも販売承認を取得していません。
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2010/10_05_21.html

がん患者さん、そのご家族の心も少しだけ軽く 小冊子「らしく向きあう」第4号発行(2010/5/19)
アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、社長:加藤益弘)は、がん患者さんと医療者のよりよい関係づくりに役立ててもらうことをコンセプトとする小冊子「らしく向きあう」の第4号を5月に発行しました。今号では患者さんに加え、新たに第2の患者といわれるがん患者さんのご家族の心のサポートにもフォーカスしています。小冊子は医薬情報提供者(MR)を通じて医療施設に配布するほか、希望者にも送付します。


「らしく向きあう」は2008年に、医療者とがん患者さんの立場からそれぞれの思いを紹介することで、両者の良好なコミュニケーション構築に役立ててもらいたい、また、患者さんに自分らしいがんとの向きあい方を見つけていただきたいとの思いで作成した小冊子です。
第4号では、がんの治療にも影響を及ぼす患者さんの心の問題や、これまでの号にはなかった「第2の患者」といわれる患者さんのご家族の心の問題に焦点を当てました。
どのようにがんと向きあえば良いのか、家族の闘病を支えればよいのか、家族を失った後の喪失感とどのように向き合えばよいのかなどを、配偶者を闘病の末に亡くされた国立がんセンター名誉総長の垣添忠生氏のインタビューを通じてご紹介します。また、患者さんやご家族の心のケア方法などについても精神腫瘍科医の大西秀樹氏にお話を伺いました。

<冊子の内容>
サイズ:A5判 30頁
内 容: ・ コトバと写真の散歩道 詩:谷川俊太郎さん、写真:谷沢淳さん
・ 私からのメッセージ 国立がんセンター名誉総長 垣添忠生さん
・ 希望のリレー(患者さんの体験談)

らしく向きあう対談 患者家族・子宮頚がん体験者 逸見晴恵さん
埼玉医科大学国際医療センター精神腫瘍科 教授 大西秀樹さん
・ オンコロジーリポート(がんと上手に向き合うためのヒント)
*送付を希望される方は、アストラゼネカ広報部までお電話かFAXでお申し込みください。

アストラゼネカは、がんになっても、‘希望とあたりまえの生活’が送れるようながん治療環境の実現に貢献していきます。
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2010/10_05_19.html

クレストール、EUにおいて心血管イベント発症の一次予防適応を取得 ~心血管イベント高リスク患者を対象に~(2010/5/11)
2010年4月27日-英国  アストラゼネカは、EU19カ国においてクレストールが心血管イベントに対して高リスクを有する患者を対象に、心血管イベント発症の一次予防適応を取得したことを発表しました。

この適応追加はクレストール20mgによる心血管イベント発症の一次予防効果を検討したJUPITER試験のサブグループ解析結果に基づくものです。高リスク患者群における事後解析の結果、心筋梗塞、脳卒中および心血管死の複合エンドポイントの有意な減少が示されました。

クレストールのクリニカル・リサーチ エグゼクティブ・ディレクターのMichael Cressmanは「この適応追加は非常に重要です。これにより今後、高リスク患者さんに対して、心筋梗塞と脳卒中を含めた心血管イベント発症予防のためにクレストールを処方できるようなります」と述べ「これまでの臨床試験において、クレストールはLDLコレステロールを低下させる最も有効なスタチンであり、HDLコレステロールの優れた上昇効果をあわせ持ち、心血管疾患の原因である動脈硬化進展を遅らせることを示してきました」と続けました。

JUPITER試験においてクレストール20mgは約9,000例の患者において良好な忍容性を示しました。また主要な有害事象発現においてプラセボ群と同様の安全性プロファイルを示しました。糖尿病に関して医師報告が若干増加傾向にあったものの、他スタチン製剤のプラセボ対照試験での報告と異なるものではありませんでした。この知見は最新の欧州製品概要(SmPC)に反映されています。

* 高リスク患者:SCOREリスク≧5%またはFraminghamリスク>20%の患者

<参考資料>


SCOREリスク:欧州の標準的なリスク層別化チャートであるSCORE (性別、年齢、喫煙の有無、収縮期血圧、総コレステロールあるいは総コレステロール/HDLコレステロール比)より算出される10年間の心血管疾患による死亡リスク。10年間心血管疾患の死亡リスク5%以上が高リスク患者と定義される。

Framinghamリスク:米国のFramingham Heart Studyのデータに基づくリスク評価ツール。年齢、総コレステロール、HDL-C、収縮期血圧、高血圧治療の有無、喫煙の有無といった危険因子より算出される10年間の冠動脈疾患による死亡リスクをもとにリスク層別化が行われる。10年間の冠動脈疾患死リスクが20%超を高リスク患者と定義している。
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2010/10_05_11.html

喘息治療の理想と現実のギャップが浮き彫りに -25,000人の喘息患者さんと5,000人の医師に対する実態調査-(2010/4/20)
 気管支喘息患者さんと医師は喘息のコントロール像(管理のあり方)について、どのような理想を持ち、またその現実はどのような状況なのでしょうか。そしてそのギャップの要因はどこにあるのでしょう。この度、アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:加藤益弘)は、医師と患者の喘息治療への満足度の向上を目指して、帝京大学医学部内科学講座 呼吸器・アレルギー内科 大田 健教授と共同で、気管支喘息のコントロール像と喘息治療に対する理想と現実のギャップについての実態調査「ACTUALⅡ」を実施いたしました。本調査は、本邦最大規模の医師5,000人と、その医師が診療している患者さん25,000人を対象としています。
(調査期間:2009年7月~10月)

 その結果、下記のような実態が明らかになりました。
・医師・患者さんともに理想とする長期管理には到達していないと感じている
・医師・患者さんともに理想とする長期管理薬と現実に大きなギャップが生じている
・約9割の対象患者さんが配合剤を含む吸入ステロイド剤を処方されていたにも関わらず、その約半数がコントロール不十分である
・喘息コントロールが不十分にも関わらず、多くの患者さんが現治療に満足している

約9割の対象患者さんが配合剤を含む吸入ステロイド剤を処方されているにも関わらず、アドヒアランスの低さなどにより半数以上がコントロール不十分であることが浮き彫りとなりました。要因の一つとして、医師と患者さんの喘息の病態に対する認識の違いがあげられます。多くの患者さんは「気管支が狭くなる病気」とは認識しているものの、基本病態である「気道の炎症」、「気道過敏性」と認識している患者さんは半数以下でした。また、病態の説明を受けている患者さんほど治療満足度は高い傾向がみられました。
また、喘息治療を受けている患者さんの治療に対する満足度は比較的高い (10点満点で平均7.7点) ものの、「週1回以上発作治療薬を使用する」、「朝起きた時に症状がしばらく治まらない」など、約半数の患者さんが症状を訴えておられることが分かりました。つまり、医師・患者さんともに「理想像」とする「発作のない健康な人と同じ生活」が、実際の治療目標としては十分に認識されていないことが推察されます。

大田教授は、「本調査結果を多変量解析したところ、患者さんの満足度に最も影響を与える因子は『長期にわたって発作のない安定した生活』、『数分で症状が消失し、長時間安定した状態』であることが分かりました。今後の喘息治療では、医師と患者さんとが相互にコミュニケーションを取りながら、もっと高い治療ゴールを目指してもらいたいですね」と述べています。

以 上

<ご参考>

ACTUAL- Ⅱ実態調査概要
名称 ACTUAL-Ⅱ(A Clinical survey To Understand real Asthma Life for patients Ⅱ)

調査の目的 「喘息の診断・治療に対する医師・患者の満足度」を向上する要因を明確にし、将来のリスクを軽減できる治療戦略に活かす
調査対象 成人(16歳以上)気管支喘息患者を診察している医師 4,766人
医療機関にて治療中の成人(16歳以上)気管支喘息患者さん 24,150人
調査方法 ランダムサンプリング(実施開始から調査協力意向者に順次配布) 調査票記入郵送法
調査結果 ● 医師・患者さんともに理想とする長期管理には到達していないと感じている
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2010/10_04_20.html

Ticagrelor、クロピドグレルとの比較において 冠動脈バイパス術施行後患者の心血管死を48%減少させる ―米国心臓病学会で発表のPLATO 試験サブ解析結果より―(2010/3/16)
アストラゼネカはPLATO 試験の新しいサブ解析結果を米国心臓病学会にて発表しました。対象は、Ticagrelor またはクロピドグレル最終投与後から7日以内に冠動脈バイパス術(CABG)が施行された急性冠症候群患者です。この解析の結果、Ticagrelor 群ではクロピドグレル群に比べ死亡率の低下が認められました。

Uppsala Clinical Research Center and Department of Cardiology准教授で、サブ解析研究主任のClaes Held氏は「このCABG サブ解析集団は、実際の急性冠症候群治療においてCABGが選択される患者集団と同等の集団と考えられます」と述べ、さらに「Ticagrelor はクロピドグレルに比べ全死亡率を51%、心血管死を48%減少させました1」とコメントしました。
解析の対象となったのは急性冠症候群発症後に本試験に参加した患者で、治験薬最終投与後7日以内にCABG が施行された患者1261名です。その結果、Ticagrelor 群に無作為割付された患者ではクロピドグレル群に比べ有意に低い全死亡率および心血管死が示されました。

・ 全死亡率はTicagrelor 群632 例中4.6%、クロピドグレル群629 例中9.2%で、 Ticagrelor はクロピドグレルに比べ全死亡率を51%減少させました(p<0.01)1
・ 心血管死はTicagrelor 群632 例中4.0%、クロピドグレル群629 例中7.5%で、 Ticagrelor はクロピドグレルに比べ心血管死を48%減少させました(p<0.01)1
・ 主要評価項目であるCABG 施行後の心血管イベント発症リスク(心血管死、心筋梗塞、脳梗塞の複合イベント)はTicagrelor 群10.5%(66/632 例)、クロピドグレル群12.6%(79/629 例)でした(HR 0.84、CI 0.60-1.16、p=0.29)1


なお、両群間で大出血リスクに有意差は認められませんでした1(PLATO 試験出血判定基準使用時:Ticagrelor 群81% 対クロピドグレル群80%、TIMI 試験出血判定基準使用時:Ticagrelor 群59% 対クロピドグレル群58%)。Claes Held 氏は「これらの治療比較で得られた知見は、PLATO 試験全体で確認されている有効性と一致しています」とコメントしています1,2。
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2010/10_03_19.html

FDA、クレストールの適応拡大を承認 ~心筋梗塞などの一次予防が新たに追加される~(2010/2/12)
米国FDAがクレストール(ロスバスタチン)の新たな適応症を承認したことをお知らせします。今回承認された適応症は、脳卒中、心筋梗塞の予防および血行再建術の発症リスク減少です。対象は冠動脈疾患の既往がない50歳以上の男性または60歳以上の女性で、高感度CRP値が2mg/L以上かつ、高血圧、低HDL-C値、喫煙、冠動脈疾患の家族歴などの心血管疾患リスクを1つ以上有する患者です。

承認は、クレストール20mg/日による心血管イベントの一次予防効果を検討した大規模臨床試験JUPITER試験の結果に基づくものです。JUPITER試験において、クレストールはプラセボに比べ心筋梗塞発症リスクを54%(p<0.001)、脳卒中発症リスクを48%(p=0.002)、血行再建術を46%減少させました(p<0.001)。

アストラゼネカのチーフ・メディカル・オフィサーHoward Hutchinsonは「今回の承認はアストラゼネカにとっても特筆すべき出来事ですが、新たにクレストールの恩恵を受けられるようになる患者さんにとっても重要なことです。医師がクレストールを治療選択肢として考慮する際のエビデンスとして、新たな適応症が加わりました」と述べました。

<参考資料>

クレストールの脳卒中予防効果、Circulationに掲載
~脳卒中発症リスクを48%減少~

JUPITER試験は心血管イベントの既往がなく、LDL-Cは正常か低値であるものの、高感度CRP高値を示す患者を対象に、クレストールの一次予防効果を検討した大規模二重盲検プラセボ対照比較試験です。今回、JUPITER試験において脳卒中発症リスクを検討した新たな解析結果がCirculationに掲載されました。この結果、クレストール20mg/日投与群はプラセボ投与群に比べて、全脳卒中発症リスクを48%減少させることが確認されました(p=0.002)。また、非致死的脳卒中発症リスクも48%減少させることが確認されました(p=0.003)。クレストールによる脳卒中抑制効果は、全ての患者サブグループにおいて認められ、クレストール投与による出血性脳卒中リスクの増加は認められませんでした。本解析結果は、2010年1月にCirculationに掲載されました。
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2010/10_02_12.html
http://www.shionogi.co.jp/ir/news/detail/100212.pdf

組織変更ならびに人事異動について(2010/2/1)
アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:加藤益弘)は2010年2月1日付けで、組織変更および人事異動を下記のとおり実施しましたのでお知らせいたします。

[組織変更]
オンコロジー・麻酔クリティカルケア事業本部の直下にマーケティング統括部を新設する。同統括部は乳癌グループ、前立腺癌グループ、肺癌グループ、麻酔クリティカルケアグループ、ポートフォリオ戦略企画グループにより構成される。
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2010/10_02_01.html

組織変更ならびに人事異動について(2010/1/6)
アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:加藤益弘)は2010年1月1日付けで、組織変更および人事異動を下記のとおり実施しましたのでお知らせいたします。

[組織変更]
生産・物流本部をオペレーション本部に改称する
プライマリーケア事業本部ビジネスオペレーション統括部の直下に戦略企画部を新設する。
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2010/10_01_06.html

進行・再発乳がんを対象としたフルベストラント500㎎承認申請を行う(2009/12/18)
アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:加藤益弘)は、12月18日、フルベストラント500㎎の閉経後進行・再発乳がんの適応について、製造販売承認申請を厚生労働省に提出しました。

本剤は注射剤であり、有効成分であるフルベストラントはエストロゲン受容体(ER)への結合活性がタモキシフェンよりも高く、アゴニスト活性を持たないことや、エストロゲン受容体のダウンレギュレーションによってエストロゲン拮抗作用を発現することが示されています。
また、タモキシフェンやアナストロゾールと交差耐性を示さないため、既存の非ステロイド系抗エストロゲン剤とは異なる作用機序を有する新しいタイプの抗エストロゲン剤として、閉経後進行・再発乳がんに対する内分泌療法において新たな選択肢の1つとなると考えられます。

本剤の250㎎については、現在、世界70カ国以上で承認されており、500㎎については欧米を中心に順次申請作業が進められています。

早期乳がんのうち約30~40%に再発が見られ、進行・再発乳がんにおいては治癒を望むことが極めて困難なため、治療の主な目的は病勢の進行を抑制し、生活の質を維持することとなります。今回の適応申請が認められれば、進行・再発乳がん治療の選択肢を広げ、患者さんや医療関係者に貢献できるものと考えています。

アストラゼネカは、がんになってもそれまで営んできた“あたりまえの生活”を患者さんが送れるような、がん治療環境の実現に貢献していきます。そのために新薬の開発はもちろん、新しい治療法の普及、最新の事実に基づいたがん治療情報の提供、医療関係者との積極的な協業作業を通じ、がん治療の新たな可能性を追求し、提案し続けます。
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2009/09_12_18.html

閉経後ホルモン感受性進行再発乳がん患者を対象としたフルベストラント 500㎎、 250㎎よりも病勢コントロールを有意に延長 ~第Ⅲ相試験CONFIRMの初期データ発表より~(2009/12/11)
「フルベストラントの用量を現在承認されている250㎎から500㎎に増量すると、治療効果をさらに改善できることがCONFIRM試験結果から確認されました。当該領域におけるフルベストラント250㎎の有効性が、少なくともアロマターゼ阻害剤と同等であるとの知見は既に得られていますが、フルベストラント500㎎は、オンコロジストにとって進行再発乳がん患者の病勢進行リスクを有意に改善し、病勢コントロール期間の延長に寄与できる強力なツールとなるでしょう」

2009年12月10日、英国、マックルズフィールド:米国で開催中のサンアントニオ乳がんシンポジウムで閉経後ホルモン感受性進行再発乳がん患者を対象とした第Ⅲ相臨床試験CONFIRM(COmparisoN of FASLODEX In Recurrent or Metastatic breast cancer)の結果が初めて発表され、フルベストラント500㎎は承認済のフルベストラント250㎎*よりも、忍容性を損なうことなく病勢コントロール期間を延長することを示しました1。

閉経後ホルモン感受性乳がんで、ホルモン治療を受けた後に再発や転移の見られた患者を対象とした無作為二重盲検、ダブルダミー**第Ⅲ相臨床試験CONFIRMより、フルベストラント500㎎***群(n=362)は250㎎群(n=374)よりも20%病勢進行リスク(病勢進行までの期間(TTP)で評価)を統計学上、有意に改善することが確認されました(HR 0.80; 95% CI 0.68-0.94, p=0.006)。その結果、試験開始から1年後にフルベストラント500㎎群では患者の34%に進行が見られず生存しており、フルベストラント250㎎群では25%でした1。また統計的有意差は得られなかったものの、副次的評価項目である死亡リスクの低減及びクリニカルベネフィット率とその期間においても500㎎群で良好な結果が示されました。500㎎群と250㎎群における忍容性プロファイルは同等で、500㎎への増量に伴う新たな安全性上の問題は見られませんでした。また500㎎への増量と有害事象あるいは生活の質に関連する有害な影響の発生の間に相関関係は認められませんでした1。

進行再発乳がんは治癒を望むことが極めて困難なことから、治療の主な目的は病勢の進行を抑制し、生活の質を維持することとなります。進行再発乳がんの治療薬としては、エストロゲン受容体に結合することでその作用を抑制するタモキシフェンが知られていますが、フルベストラントはタモキシフェンよりもエストロゲン受容体への親和性が高く、また、受容体の数を減少(ダウンレギュレーション)させることにより、より効果的にエストロゲンの作用を抑制することが確認されています2、3。また、これまでの臨床試験で、フルベストラント250mgは他のホルモン剤(アロマターゼ阻害剤)に比較して同等の効果があることが確認されています4、5。今回得られたフルベストラント500mgが250mgに比較して忍容性と生活の質を維持しつつ、効果がより長く持続したとの結果は、フルベストラントが薬剤耐性をより起こしにくい薬剤との期待がもたれます。

Dr Di Leoは「フルベストラント500㎎は、より多くの患者が内分泌療法を継続し、病勢をより長くコントロールするために問題であった薬剤耐性の解決の糸口として、重要かつ新たなツールになる可能性を秘めています。過去に実施されたNEWESTやFIRST試験****で示されたように、フルベストラントを増量することによってエストロゲン受容体のダウンレギュレーションが一層促進され、これが今回得られた有意な病勢コントロール延長に繋がったと我々は考えています。CONFIRM試験結果によって、フルベストラント500㎎は医師にとって、進行再発乳がんという非常に痛ましい疾病をよりコントロールする、あるいは再びコントロール下に治めるための新しい効果的な選択肢になると考えています」とコメントしました。

アストラゼネカは長年、乳がん治療における内分泌療法で実績を重ね、またフルベストラントにおいてもその可能性を探るために、数々の試験を行ってきました。サンアントニオ乳がんシンポジウムでは、フルベストラント250㎎とアナストロゾールとの併用をアナストロゾール単独と比較するFACT試験についても発表され、併用することによるメリットは見出せなかったとの結果が示されました6。これらのデータは、進行再発乳がんの病勢コントロールをフルベストラントを用いて延長するには、250㎎とアロマターゼ阻害剤の併用よりも、500㎎への増量が有効であることを補強するものとなりました。

アストラゼネカは現在、フルベストラント500㎎申請に向けて当局と協議を進めており、日本においては、海外に遅れることなく申請手続きを進める予定です。

Notes to Editors *フルベストラント250㎎:現在承認されているフルベストラントの用量は250㎎で、月一回の筋肉内注射による投与。
**ダブルダミー:全ての患者は毎月2回の注射投与を受けるが、その際、フルベストラント500㎎群の場合は、250㎎投与を2回、フルベストラント250㎎群の場合は250㎎投与+プラセボ投与1回となる。このように投与することで、試験の盲検性が医師・患者の双方に対して守られる。
***フルベストラント500㎎投与法: 1日目にフルベストラント500㎎(250㎎投与×2回)が筋肉内注射で投与され、14日目と28日目にも500㎎が投与される。以降は、28日ごとに500㎎投与を行う。 注意)フルベストラント500㎎を1回の注射で投与することはできない(250㎎を2回に分けて投与する)
****FIRST試験 (FASLODEX fIRst line Study comparing endocrine Treatments):閉経後ホルモン感受性局所進行あるいは転移乳がん患者におけるフルベストラント500㎎とアナストロゾールの効果を比較した無作為非盲検第Ⅱ相試験(n=205)7。フルベストラント500㎎はアナストロゾールよりもクリニカルベネフィットを享受できる可能性が30%高かった(オッズ比1.30)。
NEWEST試験(Neoadjuvant Endocrine therapy for Women with Estrogen-Sensitive Tumours):ホルモン感受性進行・再発乳がんを対象に術前療法としてフルベストラント500㎎とフルベストラント250㎎を16週投与し比較した試験。主要評価項目は、治療に対する反応を示す特異的指標である腫瘍細胞増殖マーカーのKi67レベル。フルベストラント500㎎は250㎎よりも有意にKi67レベルを低下させ、エストロゲン受容体のダウンレギュレーションを増加させた。このことからフルベストラント500㎎はより腫瘍細胞の増殖を抑えることが示された8。

Glossary
進行までの期間 、無増悪期間(TTP):患者の疾病が治療後悪化するまでの期間。
クリニカルベネフィット率 (CBR):病勢コントロールを表す複合的評価項目。完全奏効、一部奏効、病状安定のいずれかが少なくとも24週間(6ヵ月)続いた割合。乳がんにおいては、長期にわたる病状安定が患者に有益であることが知られているため、クリニカルベネフィットは重要な要素9、10。

References
1. Di Leo A, Jerusalem G, Petruzelka L et al. CONFIRM: Phase Ⅲ, randomized, parallel-group trial comparing fulvestrant 250 mg vs fulvestrant 500 mg in postmenopausal women with oestrogen receptor-positive advanced breast cancer. San Antonio Breast Cancer Symposium 2009. Oral session 2 on Thursday 10th December 2009 at 16.00 PST. Abstract 25.

2. Gradishar W. Update on fulvestrant for hormone receptor positive advanced breast cancer. Community Oncology 2007; 4 (4): 220- 232.
3. Nicholson RI & Johnston SR. Endocrine therapy - Current benefits and limitations. Breast Cancer Research and Treatment 2005; 93: S3-S10.

4. Robertson JF, Osborne CK, Howell A et al. Fulvestrant versus anastrozole for the treatment of advanced breast cancer in postmenopausal women. Cancer 2003; 98 (2): 229-238.
5. Howell A, Pippen J, Elledge RMM et al. Fulvestrant versus anastrozole for the treatment of advanced breast carcinoma. Cancer 2005; 104 (2): 236-239.
6. Bergh J, Jo¨nsson PE, Lidbrink E et al. First results from FACT - An open-label, randomized phase Ⅲ study investigating loading dose of fulvestrant combined with anastrozole versus anastrozole at first relapse in hormone receptor positive breast cancer. San Antonio Breast Cancer Symposium 2009. San Antonio Breast Cancer Symposium 2009. Oral session 2 on Thursday 10th December 2009 at 15.30 PST. Abstract 23.

7. Robertson JF, Llombart A, Rolski J et al. Activity of fulvestrant 500 mg versus anastrozole 1 mg as first-line treatment for advanced breast cancer: results from the FIRST study. Journal of Clinical Oncology 2009; 27: 4530-5.
8. Kuter I et al. Fulvestrant 500 mg vs 250 mg: first results from NEWEST, a randomized, phase Ⅱ neoadjuvant trial in postmenopausal women with locally advanced, estrogen receptor-positive breast cancer. SABCS 2007, Abstract 23.

9. Robertson JFR, Howell A, Buzdar A, et al. Static disease on anastrozole provides similar benefit as objective response in patients with advanced breast cancer. Breast Cancer Res Treat 1999; 58 (2):157-162.
10. Howell A, Mackintosh J, Jones M et al. The definition of the 'no change' category in patients treated with endocrine therapy and chemotherapy for advanced carcinoma of the breast. Eur J Cancer & Clin Oncol 1988; 24 (10): 1567 1572.
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閉経後ホルモン感受性進行再発乳がん患者を対象としたフルベストラント 500㎎、 250㎎よりも病勢コントロールを有意に延長 ~第Ⅲ相試験CONFIRMの初期データ発表より~(2009/12/10)
2009年12月10日、英国、マックルズフィールド:米国で開催中のサンアントニオ乳がんシンポジウムで閉経後ホルモン感受性進行再発乳がん患者を対象とした第Ⅲ相臨床試験CONFIRM(COmparisoN of FASLODEX In Recurrent or Metastatic breast cancer)の結果が初めて発表され、フルベストラント500㎎は承認済のフルベストラント250㎎*よりも、忍容性を損なうことなく病勢コントロール期間を延長することを示しました1。

閉経後ホルモン感受性乳がんで、ホルモン治療を受けた後に再発や転移の見られた患者を対象とした無作為二重盲検、ダブルダミー**第Ⅲ相臨床試験CONFIRMより、フルベストラント500㎎***群(n=362)は250㎎群(n=374)よりも20%病勢進行リスク(病勢進行までの期間(TTP)で評価)を統計学上、有意に改善することが確認されました(HR 0.80; 95% CI 0.68-0.94, p=0.006)。その結果、試験開始から1年後にフルベストラント500㎎群では患者の34%に進行が見られず生存しており、フルベストラント250㎎群では25%でした1。また統計的有意差は得られなかったものの、副次的評価項目である死亡リスクの低減及びクリニカルベネフィット率とその期間においても500㎎群で良好な結果が示されました。500㎎群と250㎎群における忍容性プロファイルは同等で、500㎎への増量に伴う新たな安全性上の問題は見られませんでした。また500㎎への増量と有害事象あるいは生活の質に関連する有害な影響の発生の間に相関関係は認められませんでした1。

進行再発乳がんは治癒を望むことが極めて困難なことから、治療の主な目的は病勢の進行を抑制し、生活の質を維持することとなります。進行再発乳がんの治療薬としては、エストロゲン受容体に結合することでその作用を抑制するタモキシフェンが知られていますが、フルベストラントはタモキシフェンよりもエストロゲン受容体への親和性が高く、また、受容体の数を減少(ダウンレギュレーション)させることにより、より効果的にエストロゲンの作用を抑制することが確認されています2、3。また、これまでの臨床試験で、フルベストラント250mgは他のホルモン剤(アロマターゼ阻害剤)に比較して同等の効果があることが確認されています4、5。今回得られたフルベストラント500mgが250mgに比較して忍容性と生活の質を維持しつつ、効果がより長く持続したとの結果は、フルベストラントが薬剤耐性をより起こしにくい薬剤との期待がもたれます。
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2009/09_12_11.html

女性サブグループにおいて 心血管イベント発症リスクを46%減少(2009/11/20)
- 米国心臓協会(AHA)年次集会2009 クレストールJUPITER試験 -

米国フロリダ州のオーランドで開催された米国心臓協会(AHA)年次学術集会で、クレストール(ロスバスタチン)のJUPITER(ジュピター)試験の新たな解析結果が発表されました。JUPITER試験は心血管イベントの既往がなく、LDL-Cは正常か低値であるものの、高感度CRP高値を示す患者を対象に、クレストールの一次予防効果を検討したプラセボ対照大規模二重盲検比較試験です。今回、女性6,801人を対象とした解析においてクレストール20mg/日投与群はプラセボ投与群に比べて、心血管イベント発症リスクを46%減少させることが確認されました(p=0.002)。また男性においても42%(p<0.001)の心血管イベント発症リスク減少が認められました。この結果、心血管イベントの既往がない女性において、心血管イベント発症リスクの減少が初めて示されたことになります。

アストラゼネカのクリニカル・リサーチ・ディレクターのマイケル・クレスマンは「心筋梗塞、脳卒中およびその他の心血管疾患で亡くなる女性の数は、乳がんを含む全てのがんによる死亡数の約2倍です。これまでのスタチン臨床試験においては、女性を対象にした研究は少なく、スタチンの女性に対する有用性を示すエビデンスは限られていました」と述べています。

AHAではこの他に、新たな2つの解析結果についても発表されました。

・ クレストール20mg/日投与によりLDL-Cが50mg/dL未満に低下した患者では、心血管イベント発症リスクが63%(p<0.0001)減少し、LDL-Cが50mg/dL以上の患者に比べ心血管イベント発症リスク抑制効果が51%大きいことが示されました(p=0.003)。これまでスタチンによってLDL-Cを50mg/dL未満に低下させた場合の安全性は明らかにされていませんでした。4,100人の患者を対象としたこの解析では、LDL-Cが50mg/dL未満に低下した患者と、そうでない患者間でのクレストールの忍容性は同様でした。
・ クレストール20mg/日投与群は、空腹時高血糖(IFG)患者5,466人において心血管イベント発症リスクを32%(p=0.028)減少させました。空腹時正常血糖の患者では心血管イベント発症リスクを49%減少させました(p<0.001)。IFGは糖尿病発症の予備軍と考えられ、実際IFG患者の多くは、心血管疾患発症リスクの高い糖尿病へと移行します。
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2009/09_11_20.html

新規抗血小板剤Ticagrelor ST上昇型急性心筋梗塞患者サブグループにおいて 心血管イベント発症リスクをクロピドグレルに比べ有意に抑制(2009/11/19)
2009年11月15日-米国 本日、アストラゼネカはPLATO試験において、急性冠症候群の中でも重症のST上昇型急性心筋梗塞(STEMI)患者を対象としたサブグループ解析結果をアメリカ心臓協会(AHA)の年次学術集会で発表しました。STEMIは冠動脈の完全閉塞により発症することから、早期の血流回復によって、心筋救済し死亡率を低減させる必要があります。そのため、緊急経皮的冠動脈形成術(PCI)が施行されます。

この解析はPLATO試験に組入れられた患者の約45%にあたる8,430人のSTEMI患者を対象に行なわれました。解析の結果、Ticagrelorはクロピドグレルに比べて大出血のリスクを増加させることなく(9.0% vs. 9.3%, p=0.63)1、投与1年後の心血管イベント発症リスク(心血管死、心筋梗塞、脳卒中)を有意に抑制しました(9.3% vs. 11.0%, P=0.02)。特に、Ticagrelorはクロピドグレルに比べ有意に心筋梗塞発症リスクを抑制しました(4.7% vs. 6.1%, P=0.01)。STEMI患者におけるTicagrelorの治療効果は試験期間全体を通じて認められ、クロピドグレルとの差は時間の経過と共に大きくなる傾向にありました1。

またTicagrelorは心筋梗塞、ステント内血栓症、および心筋梗塞・脳卒中・全死亡の複合イベントを含む複数の有効性の副次的評価項目においても有効性を一貫して示しました。Ticagrelorはクロピドグレルに対し1年経過時点における全死亡の相対リスクを18%抑制しました(6.0% vs. 4.9%, P=0.04)。

PLATO試験、STEMIサブグループ解析の責任医師であるGabriel Steg氏(パリ第7大学教授)は「STEMI患者は緊急経皮的冠動脈形成術を受ける必要があります。そのような患者は特に合併症のリスクが高く、即効性のある抗血栓剤が求められます。PLATO試験では、臨床現場で遭遇する様々なタイプの急性冠症候群患者を対象にTicagrelorの有効性を検討しました。これまでに行なわれた侵襲的治療を予定された急性冠症候群患者を対象としたサブグループ解析と同様、STEMI患者を対象とした解析においても、Ticagrelorは大出血リスクを増加させることなく、心血管イベント発症の抑制を示しました」と述べました。

また、AHA開催中の18日、ONSET/OFFSET試験およびRESPOND試験の結果も発表されました。試験結果の概要は以下の通りです。

ONSET/OFFSET試験 ・ Ticagrelorは初回投与から0.5、1、2、4、8および24時間時点、および6週間後においてクロピドグレルよりも強い血小板凝集抑制作用(IPA)を示しました(いずれの時点においてもp<0.0001)。
・ 初回投与から2時間後の時点においてTicagrelor投与群ではクロピドグレル投与群に比べ、より多くの患者で高いIPAが得られました。50%を超えるIPA が得られた割合(98% vs. 31%, P<0.0001)、70%を超えるIPA が得られた割合(90% vs. 16%, P<0.0001)
・ Ticagrelorはクロピドグレルに比べ、投薬中止後の速やかなIPAの低下を示しました(4~72時間の傾き(IPA(%)/時間):-1.037 vs. -0.482, p<0.0001)。薬剤最終投与24時間後の平均IPAはTicagrelor 58% vs. クロピドグレル52%で有意差はありませんでした。
・ Ticagrelor最終投与から3日後のIPAは、クロピドグレル最終投与5日後のIPAと同程度の値を示しました。

RESPOND試験 ・ クロピドグレルが有効な患者群のうち、クロピドグレルからTicagrelorに薬剤変更した患者ではIPAが平均26%増加、Ticagrelorからクロピドグレルに薬剤変更した患者ではIPAが平均24%減少しました。
・ クロピドグレルが無効な患者群において、主要評価項目(Ticagrelor群とクロピドグレル群において10%を超えるIPAの増加が認められた患者の割合)に有意差は認められませんでした。
・ 探索的追加解析を行なった結果、定常状態における(薬剤投与14日時点)TicagrelorのIPAはクロピドグレルのIPAに比べ高い傾向にあり、どの用量においても有意差が認められました(p<0.05)。

Notes to Editors

PLATO試験 STEMIサブグループ解析について
PLATO試験に割り付けられたSTEMI患者はTicagrelor群4,201人、クロピドグレル群4,229人です。Ticagrelor群では初回投与量としてTicagrelor180mgを投与後、Ticagrelor90mgとアスピリンを1日2回投与、クロピドグレル群では初回投与量としてクロピドグレル300mgを投与後、クロピドグレル75mgとアスピリンが1日1回投与されました1。

References
1Steg G et al, Comparison of Ticagrelor, the first reversible oral P2Y12 receptor antagonist, with clopidogrel in patients with acute coronary syndromes: results from the PLATelet inhibition and patient Outcomes (PLATO) trial. Presentation at AHA 2009. Final Program Number LBCT.01
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2009/09_11_19.html

成人気管支喘息治療薬「シムビコートタービュヘイラー」 喘息予防・管理ガイドライン2009に掲載(2009/11/12)
10月末に開催された第59回日本アレルギー学会秋季学術大会にて、「喘息予防・管理ガイドライン2009」が発表されました。新ガイドラインで治療薬として、10月16日に製造販売承認を取得した成人気管支喘息治療薬「シムビコートタービュヘイラー」が喘息長期管理薬の新たな選択肢として記載されました。

新ガイドラインでは治療目標として、「可能な限り呼吸機能を正常化し、患者のQOLを改善し、健常人と変わらない日常生活が送れるようにすること」としています。治療薬としては、吸入ステロイド薬が「現在の喘息治療における最も効果的な抗炎症薬」として、最も低いステップ1の段階からステップ4までのすべての治療ステップにある喘息患者への使用が推奨されています。またシムビコートタービュヘイラーは、吸入ステロイド薬/長時間作用性β2刺激薬配合剤としてステップ2からステップ4の治療薬として新たに推奨されました。

日本における成人気管支喘息の患者数は約500万人と推定され、年間約2,500人が喘息で死亡しており、先進国の中でも高い死亡率となっています。海外に比べて日本における吸入ステロイド薬の普及率が低い等の問題点が示唆されており、今後、本剤が日本における成人気管支喘息治療の更なる向上に貢献できるものと確信しています。

シムビコートタービュヘイラーは、1日2回投与の吸入喘息治療薬で、1回吸入量としてステロイド薬であるブデソニド160μg、及び即効性・長時間作用性吸入β2刺激薬であるホルモテロールフマル酸塩水和物4.5μgを吸入器具(タービュヘイラー)より吸入するドライパウダー吸入式喘息治療配合剤です。

シムビコートタービュヘイラーの特徴は次のとおりです。
・ 本剤1剤で気管支喘息の病態である気道炎症と気道狭窄の両方に優れた効果を示します。
・ 1剤で2つの成分を投与することにより喘息コントロールが可能という利便性に加え、本剤に含まれるホルモテロールの
気管支拡張効果の発現が速いことから、患者さんが治療効果を実感しやすく、アドヒアランス(治療継続)の向上が期待できます。
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2009/09_11_12.html

AstraZeneca PLC 2009年第3四半期・9ヶ月累計業績(2009/11/10)
第3四半期の売上は恒常為替レート(CER)ベースで10%増の82億ドル
・Toprol-XLの米国の売上は、後発品の市場撤退がプラスに影響し、CERベースで全世界の売上増の3%を占めました。
・新型インフルエンザA(H1N1)ワクチンの米国の売上は第3四半期に1億5,200万ドルに達し、CERベースで全世界の売上増の2%を占めました。
・新興市場の売上はCERベースで15%増加し、年間売上二桁成長に向けて順調に推移しています。

第3四半期の中核営業利益は、売上増と業務の効率化によりCERベースで29%増の36億900万ドル
第3四半期の中核1株当り利益(EPS)はCERベースで27%増の1.68ドル
第3四半期の報告ベースのEPSは22%増の1.46ドル ・ フィラデルフィアの連邦検事事務所との間でセロクエルの営業・マーケティング慣行に関する調査の解決に向けて基本的に合意しました。この費用は、9ヶ月累計で5億3,800万ドル計上した引当金(第3四半期には1億800万ドル計上)のうち5億2,000万ドルに相当します。

堅調なキャッシュフローにより2008年12月31日以降正味負債が39億8,100万ドル減少
パイプラインの進展:
・新規糖尿病治療薬ONGLYZAが米国およびEUで承認されました。
・Brilintaの承認申請をEUで行いました:米国では第4四半期に申請を予定しています。
・Forest LaboratoriesおよびNektar Therapeuticsと後期開発品目に関する共同開発を発表しました。
・化学療法との併用において全生存期間を延長しないという最新の分析結果に基づきZactimaの承認申請を取り下げました。

中核EPSの通年目標を6.20ドルから6.40ドルのレンジに上方修正

詳細は下記
http://www.astrazeneca.co.jp/company/world/performance/2009/f2009c.html

AstraZeneca PLC 2009年第3四半期・9ヶ月累計業績(2009/10/30)
第3四半期の売上は恒常為替レート(CER)ベースで10%増の82億ドル
・ Toprol-XLの米国の売上は、後発品の市場撤退がプラスに影響し、CERベースで全世界の売上増の3%を占めました。
・ 新型インフルエンザA(H1N1)ワクチンの米国の売上は第3四半期に1億5,200万ドルに達し、CERベースで全世界の売上増の2%を占めました。
・ 新興市場の売上はCERベースで15%増加し、年間売上二桁成長に向けて順調に推移しています。

第3四半期の中核営業利益は、売上増と業務の効率化によりCERベースで29%増の36億900万ドル
第3四半期の中核1株当り利益(EPS)はCERベースで27%増の1.68ドル
第3四半期の報告ベースのEPSは22%増の1.46ドル
・ フィラデルフィアの連邦検事事務所との間でセロクエルの営業・マーケティング慣行に関する調査の解決に向けて基本的に合意しました。この費用は、9ヶ月累計で5億3,800万ドル計上した引当金(第3四半期には1億800万ドル計上)のうち5億2,000万ドルに相当します。

堅調なキャッシュフローにより2008年12月31日以降正味負債が39億8,100万ドル減少

パイプラインの進展:
・ 新規糖尿病治療薬ONGLYZAが米国およびEUで承認されました。
・ Brilintaの承認申請をEUで行いました:米国では第4四半期に申請を予定しています。
・ Forest LaboratoriesおよびNektar Therapeuticsと後期開発品目に関する共同開発を発表しました。
・ 化学療法との併用において全生存期間を延長しないという最新の分析結果に基づきZactimaの承認申請を取り下げました。

中核EPSの通年目標を6.20ドルから6.40ドルのレンジに上方修正


ファイナンシャルサマリー

グループ 2009年
第3四半期
100万ドル 2008年
第3四半期
100万ドル 前年同期比(%) CER(%)
売上高 8,200 7,775 +5 +10
報告ベース 営業利益 3,204 2,522 +27 +25
税引き前利益 3,032 2,443 +24 +23
1株当り利益 $1.46 $1.20 +23 +22
中核* 営業利益 3,609 2,771 +30 +29
税引き前利益 3,437 2,692 +28 +27
1株当り利益 $1.68 $1.32 +28 +27

グループ 2009年
9ヶ月累計
100万ドル 2008年
9ヶ月累計
100万ドル 前年同期比(%) CER(%)
売上高 23,859 23,408 +2 +8
報告ベース 営業利益 9,218 7,252 +27 +27
税引き前利益 8,643 6,865 +26 +26
1株当り利益 $4.12 $3.34 +24 +23
中核* 営業利益 10,577 8,273 +28 +29
税引き前利益 10,002 7,886 +27 +27
1株当り利益 $4.90 $3.85 +27 +28

*当社経営陣は当社の業績を理解していただく上で有益であると考えられるIFRS(国際財務報告基準)とは異なる補足的な指標として中核財務指標も報告しています。2009年の財務ガイダンスはこの指標に基づいています。中核財務指標については10ページを、中核と報告ベースの財務指標の調整については10ページと11ページをご覧下さい。

最高経営責任者デビッド・ブレナンは次のように述べました:
「当社の堅調な業績は、良好な業務遂行に加え、Toprol-XLとH1N1ワクチンの売上増により増強されました。これらの要因を反映し、9ヶ月累計の売上は堅調、中核EPSの通年目標は上方修正されました。7月以降、Zactimaの残念なニュースはあったものの、ONGLYZAの承認、Brilintaの欧州での承認申請および新たな外部との提携などパイプラインは進捗しました。」

2009年10月29日 ロンドン発
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2009/09_10_30.html

アストラゼネカ、成人気管支喘息治療薬 「シムビコートタービュヘイラー」の製造販売承認取得(2009/10/16)
アストラゼネカ株式会社(本社:大阪府、社長:加藤 益弘)は、本日、成人気管支喘息治療薬「シムビコートタービュヘイラー30吸入、同60吸入」の製造販売承認を取得しましたのでお知らせいたします。同製品は、アストラゼネカ株式会社が製造・開発を担当、アステラス製薬株式会社(本社:東京都、社長:野木森 雅郁)が流通・販売を担当し、プロモーション活動は両社で行います(コ・プロモーション)。

シムビコートタービュヘイラーは、1日2回投与の吸入喘息治療薬で、1回吸入量としてステロイド薬であるブデソニド160μg、及び即効性・長時間作動型吸入β2刺激剤であるホルモテロールフマル酸塩水和物4.5μgを吸入器具(タービュヘイラー)より吸入するドライパウダー吸入式喘息治療配合剤です。

シムビコートタービュヘイラーの特長は次のとおりです。
・ 本剤1剤で気管支喘息の病態である気道炎症と気道狭窄の両方に優れた効果を示します。
・ 1剤で2つの成分を投与することにより喘息コントロールが可能という利便性に加え、本剤に含まれるホルモテロールの気管支拡張効果の発現が速いことから、患者さんが治療効果を体感しやすく、アドヒアランス(治療継続)の向上が期待できます。

国内第III相臨床試験の結果、日本人成人気管支喘息患者において、本剤と吸入ステロイド薬(ブデソニド)とテオフィリン徐放性製剤の併用治療とを比較した際に本剤の臨床的有用性が示されるとともに、安全性については、両薬剤群ともに忍容性は良好であることが示されました。また、長期投与(52週間)における本剤の良好な忍容性および有効性についても報告されています。

シムビコートタービュヘイラーは、2000年に欧州で初めて承認され、現在では100を超える国と地域で承認されています。

日本における成人気管支喘息の患者数は約500万人と推定され、年間約2,500人が喘息で死亡しており、先進国の中でも高い死亡率となっています。海外に比べて日本における吸入ステロイド薬の普及率が低い等の問題点が示唆されており、本剤が日本における成人気管支喘息治療の更なる向上に貢献できるものと確信しています。

以 上

製品概要
シムビコートタービュヘイラー30吸入
シムビコートタービュヘイラー60吸入

製品名: シムビコートタービュヘイラー30吸入、同60吸入
(英語表記 Symbicort Turbuhaler 30 doses, 60 doses)
一般名: ブデソニド(Budesonide)
ホルモテロールフマル酸塩水和物(Formoterol fumarate dihydrate)
承認年月日: 2009年10月16日
薬価基準未収載
組成

販売名 シムビコートタービュヘイラー30吸入、同60吸入
1回吸入量 ブデソニド160μg
ホルモテロールフマル酸塩水和物4.5μg
添加物 乳糖水和物

剤形: ドライパウダー式吸入剤
効能・効果: 気管支喘息(吸入ステロイド剤及び長時間作動型吸入β2刺激剤の併用による治療が必要な場合)
用法・用量: 通常、成人には、1回1吸入(ブデソニドとして160μg、ホルモテロールフマル酸塩水和物として4.5μg)を1日2回吸入投与する。なお、症状に応じて増減するが、1日の最高量は1回4吸入1日2回(合計8吸入:ブデソニドとして1280μg、ホルモテロールフマル酸塩水和物として36μg)までとする。
包装: シムビコートタービュヘイラー30吸入: 1本
シムビコートタービュヘイラー60吸入: 1本
製造販売元: アストラゼネカ株式会社
発売元: アステラス製薬株式会社

製品特性 1. 吸入器具(ドライパウダーインヘラー「タービュヘイラー」)を用いた吸入喘息治療薬。
2. ブデソニド(吸入ステロイド薬)とホルモテロール(即効性・長時間作動型吸入β2刺激剤)の配合剤。
3. 本剤1剤で、気管支喘息の病態である気道炎症と気管狭窄の両方に優れた効果を示す。
4. 1剤で2つの成分を投与することにより喘息コントロールが可能という利便性に加え、本剤に含まれるホルモテロールの気管支拡張効果の発現が速いことから、患者さんが治療効果を体感しやすく、アドヒアランス(治療継続)の向上が期待できる。
5. 国内で実施された第III相臨床試験において、安全性評価対象314例中58例(18.5%)に副作用が認められた。主な副作用は嗄声17例(5.4%)、筋痙攣9例(2.9%)、動悸8例(2.5%)、咽喉頭疼痛4例(1.3%)であった。(承認時)
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2009/09_10_16.html

プロトンポンプ阻害薬(ランソプラゾール、オメプラゾール、ラベプラゾールナトリウム)について(2009/10/1)
3剤併用によるヘリコバクター・ピロリの除菌療法に係る追加適応を申請

武田薬品工業株式会社(本社:大阪府、社長:長谷川閑史)、アストラゼネカ株式会社(本社:大阪府、社長:加藤益弘)、田辺三菱製薬株式会社(本社:大阪府、社長:土屋裕弘)、エーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤晴夫)は、このたび、各社が日本において製造・販売しているプロトンポンプ阻害薬(3成分・4ブランド)について、アモキシシリン水和物(一般名)、及びクラリスロマイシン(一般名)又はメトロニダゾール(一般名)を用いた3剤併用による胃MALTリンパ腫*1、早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃、及び特発性血小板減少性紫斑病*2におけるヘリコバクター・ピロリの除菌療法に係る効能・効果追加を、3剤併用療法に係る9 社*3共同で申請しました。

近年、ヘリコバクター・ピロリ感染が胃癌を含む様々な疾患の病因・病態に重要な役割を担っていることが明らかにされてきましたが、日本では除菌療法の保険適用上の対象疾患は胃潰瘍又は十二指腸潰瘍に限定されています。2008年12月に、日本ヘリコバクター学会は、「胃MALTリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病(ITP)、早期胃癌の内視鏡的治療後の異時性胃癌発生抑制に対して、3剤併用療法が有効であることは、多くの臨床研究等によって確認されている」として、これら3疾患におけるヘリコバクター・ピロリ除菌療法の早期承認を求める要望書を厚生労働大臣に提出していました。これを受けて、関連する各社は、平成11年(1999年)2月1日付研第4号、医薬審第104号「適応外使用に係る医療用医薬品の取扱いについて」に基づき、公知の文献等を科学的根拠として、医薬品製造販売承認事項一部変更の申請に至りました。

4社では、3疾患についての承認を取得することで、より幅広い患者様のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上、生命予後の改善に大きく貢献できるものと期待しています。
以 上

*1 胃MALTリンパ腫とは、粘膜とリンパ球の複合組織(Mucosa-Associated Lymphoid Tissue:MALT、マルト)から発生するB細胞性リンパ性腫瘍(MALTリンパ腫)のうち、胃に発生するものを指します。

*2 特発性血小板減少性紫斑病とは、明らかな基礎疾患・原因薬剤の関与なく血小板減少が発症し、種々の出血症状をひき起こす病気のことをいいます。

*3 武田薬品工業株式会社、アストラゼネカ株式会社、田辺三菱製薬株式会社、エーザイ株式会社、協和発酵キリン株式会社、アステラス製薬株式会社、大正製薬株式会社、アボット ジャパン株式会社、塩野義製薬株式会社
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2009/09_10_01.html

プロトンポンプ阻害薬(ランソプラゾール、オメプラゾール、ラベプラゾールナトリウム)について3剤併用によるヘリコバクター・ピロリの除菌療法に係る追加適応を申請(2009/10/1)
 武田薬品工業株式会社(本社:大阪府、社長:長谷川閑史)、アストラゼネカ株式会社(本社:大阪府、社長:加藤益弘)、田辺三菱製薬株式会社(本社:大阪府、社長:土屋裕弘)、エーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤晴夫)は、このたび、各社が日本において製造・販売しているプロトンポンプ阻害薬(3成分・4ブランド)について、アモキシシリン水和物(一般名)、及びクラリスロマイシン(一般名)又はメトロニダゾール(一般名)を用いた3剤併用による胃MALTリンパ腫*1 、早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃、及び特発性血小板減少性紫斑病*2 におけるヘリコバクター・ピロリの除菌療法に係る効能・効果追加を、3剤併用療法に係る9社*3 共同で申請しました。

 近年、ヘリコバクター・ピロリ感染が胃癌を含む様々な疾患の病因・病態に重要な役割を担っていることが明らかにされてきましたが、日本では除菌療法の保険適用上の対象疾患は胃潰瘍又は十二指腸潰瘍に限定されています。2008年12月に、日本ヘリコバクター学会は、「胃MALTリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病(ITP)、早期胃癌の内視鏡的治療後の異時性胃癌発生抑制に対して、3剤併用療法が有効であることは、多くの臨床研究等によって確認されている」として、これら3疾患におけるヘリコバクター・ピロリ除菌療法の早期承認を求める要望書を厚生労働大臣に提出していました。これを受けて、関連する各社は、平成11年(1999年)2月1日付研第4号、医薬審第104号「適応外使用に係る医療用医薬品の取扱いについて」に基づき、公知の文献等を科学的根拠として、医薬品製造販売承認事項一部変更の申請に至りました。

 4社では、3疾患についての承認を取得することで、より幅広い患者様のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上、生命予後の改善に大きく貢献できるものと期待しています。

*1 胃MALTリンパ腫とは、粘膜とリンパ球の複合組織(Mucosa-Associated Lymphoid Tissue:MALT、マルト)から発生するB細胞性リンパ性腫瘍(MALTリンパ腫)のうち、胃に発生するものを指します。

*2 特発性血小板減少性紫斑病とは、明らかな基礎疾患・原因薬剤の関与なく血小板減少が発症し、種々の出血症状をひき起こす病気のことをいいます。

*3 武田薬品工業株式会社、アストラゼネカ株式会社、田辺三菱製薬株式会社、エーザイ株式会社、協和発酵キリン株式会社、アステラス製薬株式会社、大正製薬株式会社、アボット ジャパン株式会社、塩野義製薬株式会社、

<参考資料>

今回、承認事項の一部変更申請を行った製品名等は下記の通りです。
※( )内は一般名、< >内は製造販売会社

1.プロトンポンプ阻害薬

タケプロン®カプセル15、30、同OD錠15、30(ランソプラゾール)<武田薬品工業株式会社>
オメプラール®錠10、20(オメプラゾール)<アストラゼネカ株式会社>
オメプラゾン®錠10mg、20mg(オメプラゾール)<田辺三菱製薬株式会社>
パリエット®錠10mg(ラベプラゾールナトリウム)<エーザイ株式会社>

2.アモキシシリン水和物製剤

パセトシン®カプセル125、250、同錠250 <協和発酵キリン株式会社>
サワシリン®カプセル、同錠250 <アステラス製薬株式会社>
アモリン®カプセル125、250、同細粒10% <武田薬品工業株式会社>

3.クラリスロマイシン製剤

クラリス®錠200 <大正製薬株式会社(発売:大正富山医薬品株式会社)>
クラリシッド®錠200mg <アボット ジャパン株式会社>

4.メトロニダゾール製剤

フラジール®内服錠 <塩野義製薬株式会社>

5.組合せ製剤

ランサップ®400、同800 <武田薬品工業株式会社>
http://www.eisai.co.jp/news/news200940.html

アストラゼネカ、成人気管支喘息治療薬「シムビコート®タービュヘイラー®」の製造販売承認取得(2009/10/1)
アストラゼネカ株式会社(本社:大阪府、社長:加藤 益弘)は、本日、成人気管支喘息治療薬「シムビコート®タービュヘイラー®30吸入、同60吸入」の製造販売承認を取得しましたのでお知らせいたします。同製品は、アストラゼネカ株式会社が製造・開発を担当、アステラス製薬株式会社(本社:東京都、社長:野木森 雅郁)が流通・販売を担当し、プロモーション活動は両社で行います(コ・プロモーション)。

シムビコート®タービュヘイラー®は、1日2回投与の吸入喘息治療薬で、1回吸入量としてステロイド薬であるブデソニド160μg、及び即効性・長時間作動型吸入β2刺激剤であるホルモテロールフマル酸塩水和物4.5μgを吸入器具(タービュヘイラー®)より吸入するドライパウダー吸入式喘息治療配合剤です。

シムビコート®タービュヘイラー®の特長は次のとおりです。
・ 本剤1剤で気管支喘息の病態である気道炎症と気道狭窄の両方に優れた効果を示します。
・1剤で2つの成分を投与することにより喘息コントロールが可能という利便性に加え、本剤に含まれるホルモテロールの気管支拡張効果の発現が速いことから、患者さんが治療効果を体感しやすく、アドヒアランス(治療継続)の向上が期待できます。

国内第III相臨床試験の結果、日本人成人気管支喘息患者において、本剤と吸入ステロイド薬(ブデソニド)とテオフィリン徐放性製剤の併用治療とを比較した際に本剤の臨床的有用性が示されるとともに、安全性については、両薬剤群ともに忍容性は良好であることが示されました。また、長期投与(52週間)における本剤の良好な忍容性および有効性についても報告されています。

シムビコート®タービュヘイラー®は、2000年に欧州で初めて承認され、現在では100を超える国と地域で承認されています。

日本における成人気管支喘息の患者数は約500万人と推定され、年間約2,500人が喘息で死亡しており、先進国の中でも高い死亡率となっています。海外に比べて日本における吸入ステロイド薬の普及率が低い等の問題点が示唆されており、本剤が日本における成人気管支喘息治療の更なる向上に貢献できるものと確信しています。

製品概要
シムビコート®タービュヘイラー®30吸入
シムビコート®タービュヘイラー®60吸入

製品名: シムビコート®タービュヘイラー®30吸入、同60吸入

(英語表記 Symbicort® Turbuhaler® 30 doses, 60 doses)
一般名: ブデソニド(Budesonide)
ホルモテロールフマル酸塩水和物(Formoterol fumarate dihydrate)
http://www.astellas.com/jp/corporate/news/detail/post-68.html

増加する乳がん死亡数。早期発見で低下へ(2009/9/30)
「乳がん検診、大切な誰かのために、いま行こう。」
乳がんの死亡数は増加し続けており、約1万人の方が毎年亡くなっています。しかし、乳がんは早期に発見できれば治癒率の高いがんでもあり、いかに早く発見できるかが死亡数抑制の鍵です。アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、社長:加藤 益弘)は、乳がん死亡数低下を目指し、検診受診による早期発見を訴える広告やイベントを、乳がん啓発強化月間の10月に展開します。

1) 交通広告
2) 体験型乳がん検診イベント「マンモグラフィ検診OSAKA’09」
3) 梅田スカイビル ピンクリボン窓文字
4) その他

1)交通広告
昨年、当社が大阪で実施した調査*では、検診を受けた方が良いと思いながらも、受けたことがない30代から50代の女性は45%に上っていました。このことを踏まえ、「受けたいけれど…」から「受けよう!」へ女性のマインドチェンジを図るために、乳がんに関する事実の伝達と身近な人からの受診促進メッセージを広告で表現します。

■ 初の女性車両ジャック 「今こそ検診受診を」
・ 実施期間:10月1日(木)~10月31日(土)
・ 場所:JR環状線 女性専用車両の1車両
JR環状線の女性専用車両1両をジャックして、「自分は大丈夫」から「自分もなるかもしれない」と乳がんを自身の問題として考えていただく空間を創造します。また自分のためだけでなく、大切な人と一緒にいるためにも検診を受けよう、と思っていただくために、自分を気遣う人からのメッセージも併せて伝えていきます。
JR環状線女性専用車両のジャックは初めての試み。

女性車両ジャック広告を見る

■ JR大阪駅御堂筋口  「大切な女性に乳がん検診を」
・ 実施期間:10月5日(月)~11日(日)
・ 場所:JR大阪駅 御堂筋改札前アドスクエア
JR大阪駅御堂筋口で大切な女性を守るために、それぞれが乳がん検診を勧めようとのメッセージを訴求します。これまで女性だけに委ねられていた乳がん検診受診を、家族や身近な人も一緒になって考えることで、「受けてみようか…」と女性に思っていただくことが狙い。

また、一人では検診に行きづらい女性に向けて、友人同士、親子での「ふたり乳がん検診」という新しい提案も本広告を通じて行います。

JR大阪駅御堂筋口広告を見る

2)乳がん検診イベントとしこりタッチなどの啓発活動
・日時: 10月10日(土)、11日(日) 9:30~18:00
・場所: 梅田スカイビル
・共催: 財団法人近畿健康管理センター、東芝メディカルシステムズ株式会社
・協力: ウェスティンホテル大阪、エスティ ローダー株式会社、
積水ハウス梅田オペレーション株式会社、富士フイルムメディカル株式会社
2日間限定でマンモグラフィ検診体験イベント「マンモグラフィ検診OSAKA’09」を3社共催で開催します。このイベントではマンモグラフィ撮影だけではなく、乳がんに関する基礎知識や自己検診の方法についてのレクチャーが乳腺専門医からあり、以降の自己検診の実施や自発的な検診の受診を促します。
また会場1階では、一般の方に向けて啓発小冊子などを配布するほか、しこりが埋め込まれた乳房モデルやパネルを展示、乳がん検診の重要性を訴えます。

3)梅田スカイビル ピンクリボン窓文字
・日時: 10月1日(木)~4日(日) 18:00~24:00
・場所: 梅田スカイビルタワーイースト 24F~31F
東向きの窓
・共催: 積水ハウス梅田オペレーション株式会社
梅田スカイビルの窓を使って、ピンクリボンのシンボルを表現します。大阪周辺を通行される方に「ピンクリボン=乳がん早期発見の重要性」を知るきっかけを提供します。

4)その他
エスティ ローダー株式会社が、東京で実施するピンクリボンキャンペーンイベントに協賛します(http://www.bcap.jp/)。
また、アストラゼネカでは各エリアでも市民公開講座などを開催します。詳細は随時、乳がん啓発サイト「乳がん.jp」(http://www.nyugan.jp/)に掲載します。

ご参考資料

* 乳がん検診に対する意識調査
当社が昨年10月に開催した乳がん啓発イベントブースを訪れた女性のうち、30代から50代748名のアンケート回答結果を集計したもの。
乳がん検診を受けたことがありますか?また、受けたいと思いますか? (n=748)
・ 検診を受けたことがあり、また受けたいと思う 384人 (51.3%)
・ 検診を受けたことはあるが、もう受けたくない 9人 ( 1.2%)
・ 検診を受けたことはないが、受けたい 339人 (45.3%)
・ 検診を受けたことはないが、受けたいと思わない 16人 ( 2.1%)
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2009/09_09_30.html

新規抗血小板剤Ticagrelor、侵襲的治療を予定された急性冠症候群患者の心血管死および心筋梗塞発症リスクを抑制(2009/9/29)
2009年9月24日-米国 本日、サンフランシスコで開催中のトランスカテーテル心血管治療学会(Transcatheter Cardiovascular Therapeutics (TCT) conference)において、急性冠症候群患者を対象とした新規抗血小板剤Ticagrelorとクロピドグレルの比較試験であるPLATO試験のサブグループ解析結果が新たに発表されました。侵襲的治療(PCIまたはCABG)を予定された急性冠症候群患者群を対象としたサブグループ解析において、Ticagrelorはクロピドグレルに比べ心血管イベント発症リスク(心血管死、心筋梗塞、脳卒中)を有意に抑制したことが示されました(9.02% vs. 10.65%, p=0.0025 ,相対リスク減少率16%)。侵襲的治療を受ける患者の出血リスクは高いと考えられますが、クロピドグレルに比べ大出血の増加は認められませんでした(11.5% vs 11.6%, p=0.88)。PLATO試験に組入れられた18,000人を超える患者のうち、70%以上の患者で無作為割付時に侵襲的治療が予定されていました。

侵襲的治療を予定されたサブグループ解析で、Ticagrelorはクロピドグレルと比較し、複数の有効性副次評価項目において一貫して優れた有効性を示しました。クロピドグレルのローディングドーズが300mgまたは600mgに関わらずTicagrelorのクロピドグレルに対する優れた有効性が示されました。
このサブグループ解析によりTicagrelorはクロピドグレルに比べ相対的に
・心血管死発症リスクを18%抑制しました(3.4% vs. 4.3%、p=0.025)
・心筋梗塞発症リスクを20%抑制しました(5.3% vs. 6.6%、p=0.002)
・ステント内血栓症発症リスクを38%抑制しました(1.0% vs. 1.6% 、p=0.003)
・全死亡率を19%抑制しました(3.9% vs. 5.1% 、p=0.01)

PLATO試験エグゼクティブコミッティメンバーでBrigham and Women's Hospitalの循環器専門医であるChristopher Cannon氏は「胸痛や心筋梗塞により病院に搬入される患者のほとんどは侵襲的治療を受けることになります。医師は心臓カテーテル検査に続き、経カテーテル的冠動脈形成術やバイパス手術が必要なのかを判断しなければならず、抗血小板療法に関して即座に判断する必要があります。この試験の対象患者において、Ticagrelorはクロピドグレルと比べ大出血リスクを増大させることなく、心筋梗塞および心血管死の発症リスクを抑えることが示されました」と述べました。

PLATO試験全体で得られた知見同様、サブグループ解析においてTicagrelor群で呼吸困難がより多く報告されましたが、呼吸困難により投与中止に至った症例は1%未満でした。

PLATO試験は、侵襲的治療を受けた患者と薬剤療法を受けた患者の両方を含めることにより、急性冠症候群患者への実地医療の現状を反映する試験デザインになっています。

PLATO試験の主要解析結果は、2009年8月に欧州心臓病学会で発表され、同時にNew England Journal of Medicineに掲載されました。

アストラゼネカは今年の第4四半期に欧州および米国の規制当局に対しTicagrelorの新薬承認申請、医薬品販売承認申請を行なう予定です。なお、日本では第Ⅰ相臨床試験が終了しています。
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2009/09_09_29.html

高齢者サブグループにおいて 心血管イベント発症リスクが39%減少(2009/9/4)
スペイン・バルセロナで開催された欧州心臓病学会(European Society of Cardiology)で8月31日、JUPITER(ジュピター)試験の新たな解析結果が発表されました。昨年11月に発表されたJUPITER試験は、LDL-Cは正常か低値であるものの、炎症マーカーとして知られる高感度CRPが高値である男女を対象にクレストール(ロスバスタチン)の心血管イベント一次予防効果を検討した試験です。その結果、クレストール20mg/日投与群はプラセボ投与群に比べて、心血管イベント発症リスクを44%(p<0.00001)減少させました。今回、新たに70歳以上の高齢者5,695人を対象にした解析では、クレストール20mg/日投与群ではプラセボ投与群に比べて、一次エンドポイントである心血管イベント(心筋梗塞、脳卒中、血行再建術施行、入院を要する不安定狭心症および心血管死)の発症リスクを39%(p<0.001)減少させたことが示されました。

そのほか、高齢者サブグループにおいてクレストール20 mg/日投与群では、
・心筋梗塞、脳卒中、心血管死の複合リスクは約40%(p=0.004)減少しました。
・心筋梗塞の発症リスクは45%(p=0.046)、脳卒中の発症リスクは45%(p=0.023)減少しました。
・血行再建術および不安定狭心症による入院リスクは49%(p=0.003)減少しました。
・各評価項目におけるクレストールの治療効果において、70歳以上の高齢者群と70歳未満の群とではほぼ同様の結果が見られました。

「JUPITER試験では、すでに喫煙者、高血圧、フラミンガム・リスクスコア高値などのハイリスクなサブグループにおいて、クレストールの優れた効果が確認されていますが、今回の解析によって高齢者においても、心血管イベント発症リスクを大きく減少することが確認できました。この結果は、今後の治療への大きな知見となるでしょう」アストラゼネカのクリニカル・リサーチ・ディレクターのマイケル・クレスマンは語っています。

また、クレストール20mg/日は、2,878人の70歳以上の高齢者を含む合計約9,000人の患者において良好な忍容性を示しました。アストラゼネカはすでに2009年上半期にJUPITER試験の結果を受けてFDA(the US Food and Drug Administration)に適応申請を提出しています。
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2009/09_09_04b.html

新規抗血小板剤Ticagrelor、急性冠症候群患者を対象とした クロピドグレルとの比較試験で心血管死と心筋梗塞を抑制(2009/9/3)
本日、アストラゼネカは急性冠症候群患者を対象とした第Ⅲ相並行群間比較試験であるPLATO試験(A Study of Platelet Inhibition and Patient Outcomes)においてTicagrelorがクロピドグレルと比較して大出血リスクを増加させることなく(Ticagrelor 11.6% vs. クロピドグレル11.2%, p=0.43)、主要評価項目である心血管イベント発症リスク(心血管死、心筋梗塞、脳卒中)を有意に抑制したと発表しました(Ticagrelor 9.8% vs. クロピドグレル11.7% (12ヶ月経過時点);相対リスク減少率16%; 95% 信頼区間, 0.77 ~ 0.92; p<0.001)。有効性評価項目においてTicagrelorはクロピドグレルと比較して統計学的有意に心血管死(4.0% vs. 5.1%, p=0.001) と心筋梗塞発症を抑制しました(5.8% vs. 6.9%, p=0.005)。一方、脳卒中発症抑制(1.5% vs. 1.3%, p=0.22)において有意差は認められませんでした。Ticagrelorは急性冠症候群患者を対象としたクロピドグレルとの比較において、心血管死の抑制を示した初めての抗血小板剤です。PLATO試験の結果は本日欧州心臓病学会1で発表され、同時にNew England Journal of Medicine2(www.nejm.com)に掲載されました。

PLATO試験では、クロピドグレル群に比べTicagrelor群では心血管イベント発症抑制は早期から認められ、試験期間を通してこの治療効果の差は増加しました。Ticagrelorは複数の有効性副次評価項目において一貫した有効性を示しました。副次評価項目には、心血管死(全死亡とは区別)、心筋梗塞、そして心筋梗塞・脳卒中・全死亡の複合イベントが含まれています。試験期間中に冠動脈内ステント留置術を受けた患者においてTicagrelor群ではステント内血栓症発症リスクが33%抑制されました。

PLATO試験エグゼクティブコミッティの共同委員長でUppsala Clinical Research Centreの教授であるLars Wallentin氏は「新しい抗血小板治療の目標は出血等のリスクを増加させることなく、有効性を改善することです。急性冠症候群患者においてTicagrelorはクロピドグレルに比較し大出血リスクを増加させることなく、有意に心血管死亡を抑制しました」と述べました。
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2009/09_09_03.html

乳がんホルモン剤治療中の関節痛を解消する ストレッチ運動動画を配信(2009/9/2)
アストラゼネカ(本社:大阪市北区、加藤益弘社長)は、9月1日、乳がんになりホルモン剤で治療中あるいは治療を始める患者さんに向けて、関節痛を改善する関節痛体操の動画配信を開始しました。本動画は乳がん啓発サイト「乳がん.jp」の新コンテンツです。

<動画作成の背景>
乳がんになりホルモン剤で治療を行う患者さんは、副作用として、手の指のこわばりや関節痛などを訴えることが多く、解決策が求められていました。こわばりや関節痛が起きる原因は、依然明らかになっていませんが、ストレッチなどの運動で効果がみられたと、いくつかの論文で報告されています。本動画はこれらの報告を体系化したものです。

<ストレッチの内容>
痛みのある場合とない場合で実施する体操をわけ、毎日の生活に『楽しく』、『無理なく』取り入れてもらえるように作成しています。

内   容:
痛みがある場合 (1)ボールストレッチ
         (2)痛みがある場合のストレッチ
痛みがない場合 (1)ボールストレッチ
          (2)どこでもストレッチ
         (3)じっくりストレッチ

監   修: 宮良クリニック院長 宮良球一郎先生、
浦添総合病院乳腺外科医長 蔵下要先生
浦添総合病院 リハビリテーション科 亀山成子先生
閲 覧 方 法: 啓発サイト「乳がん.jp」(http://www.nyugan.jp)トップページより


アストラゼネカは、がんになってもそれまで営んできた“あたりまえの生活”を患者さんが送れるような、がん治療環境の実現に貢献していきます。そのために新薬の開発はもちろん、新しい治療法の普及、最新の事実に基いたがん治療情報の提供、医療関係者との積極的な協業作業を通じ、がん治療の新たな可能性を追求し、提案し続けます。
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2009/09_09_02.html

アストラゼネカ、帝京大学大田教授と共同で気管支喘息の診断・治療に関する患者・医師意識調査を実施(2009/8/26)
理想と現実のギャップが浮き彫りに ~ 満足度向上の要因は?

アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:加藤益弘)は、帝京大学医学部内科学講座 呼吸器・アレルギー内科 大田 健教授と共同で、気管支喘息のコントロール像(管理のあり方)と喘息治療薬に対する理想と現実のギャップについて検討するため、以下の方々を対象にインターネット調査を2009年3月25日~31日に実施しました。

患者向け調査: 過去一年以内に気管支喘息で医療機関を受診した患者1,200人
医師向け調査: 月15人以上の気管支喘息患者を診察する医師150人

これまでも、日本における吸入ステロイド普及率が低いことや吸入量が重症度に比較して不十分であるなどの問題点が示唆されており、喘息治療や管理の現状、患者のQOLに関する疫学調査は多数実施されています。 しかし、患者の満足度に関する調査研究は報告されていません。今回の調査は喘息管理の理想と現実のギャップや吸入薬に求められる特性について、患者の満足度の観点からも検討した大規模な調査研究です。また、患者と医師の双方に対して同じ質問を用いて実施したものは本邦初です。

本調査の結果から、医師と患者の喘息に対する考え方の違い、及び患者満足度を高めるための要因が明らかにされました。

すなわち、喘息の病態の説明では、80%以上の医師が「気道の炎症」と説明しているとの回答に対して、そのように認識している患者は約半数でした。 95%の医師が治療内容を説明しているとの回答に対して、45%の患者が説明を受けていないと回答。 また、80%以上の医師が患者に治療目標を提示しているにも拘らず、患者のわずか4分の1しか目標を認識していませんでした。

また、本アンケートの結果を多変量解析した結果、次の項目が患者の治療満足度に影響する主な因子として挙げられました。
医師と患者のコミュニケション:「治療内容の説明」、「喘息の病態についての説明」
治療上の課題:「長期にわたって発作のない安定した生活」、「数分で症状が消失し、長時間安定した状態」

このことから、患者は、医師からの喘息の病態や治療内容をきちんと説明してもらったうえで症状が早期に消失し、かつ長期に喘息管理が行われる治療を求めていることが確認されました。このような結果を踏まえ、大田教授は「これは、現状の喘息治療の課題を患者と医師の双方の目から捉えた大変興味深い結果である。今回の調査では、アンケート対象患者と医師との間で直接診療行為が行なわれていないが、今後、診療を受けている患者と医師との間で同様のギャップがあるのか確認してみたい。」と述べています。
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2009/09_08_26.html

アストラゼネカ 社員3000人による社会貢献活動 「高齢化する村を応援するプロジェクト」(2009/8/25)
4年目の本年も、全国55ヵ所の農村などで高齢者と環境に貢献します。


実施日 2009年10月9日(金)
(基本的に11:00~17:00現地で活動)
活動地域 北海道から沖縄県、全国37道府県の農村など55ヶ所
主催 アストラゼネカ株式会社
協力 NPO法人棚田ネットワーク、東京ボランティア・市民活動センター
後援 農林水産省、環境省

アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:加藤益弘)は、10月9日(金)をC-day (Contribution day)として社を休業日にし、高齢化、過疎化が著しい中山間地域を中心に全国各地に社長以下社員約3,000人が赴き、「高齢化する村を応援するプロジェクト」を実施します。

この活動は、近年注目されつつある生物多様性の保全にも寄与する全社員参加型のCSR(企業の社会的責任)活動として2006年11月1日に初めて実施したもので、2007年10月10日、2008年10月7日に続き本年で4回目となります。

本年は、北は北海道富良野市から南は沖縄県国頭村までの37道府県55ヵ所に、社員が10数名から150名程度のグループに分かれて訪問します。各訪問先の地域のニーズに応じて農作業や山仕事、環境整備作業をお手伝いするほか、地域の方々との交流を目的に、当社が本プロジェクトのために独自に開発した体操や懇親会なども実施します。本プロジェクトの詳細は添付参考資料をご参照ください。

つきましては、各活動地域での取材をご検討いただきたく、よろしくお願い申し上げます。
※ 当日取材のお申し込みは、別添のファクス送信用紙にて10月2日(金)までに、ご返信をお願いいたします。
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2009/09_09_25.html

医師と学ぶ体験型乳がん検診イベントを開催 ~ マンモグラフィ検診OSAKA'09 ~(2009/8/21)
財団法人近畿健康管理センター(滋賀県大津市、代表者:木村 隆)、東芝メディカルシステムズ株式会社(栃木県大田原市、社長:小松 研一)、及びアストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、社長:加藤 益弘)は、増加し続ける乳がんの死亡率低下を目指し、体験型の乳がん検診イベント“マンモグラフィ検診OSAKA'09”を昨年に引き続き、梅田スカイビルで10月10日(土)と11日(日)に開催します。

マンモグラフィ検診OSAKA'09は、乳がん早期発見の重要性を少しでも多くの方にお伝えするために、次の5つのステップを受診者に体験いただき、以降の自己検診の実施や自発的な受診を促します。

(1) マンモグラフィ装置を使った撮影方法の説明
(2) マンモグラムを用いた乳がんの実症例の提示と説明
(3) 専門医による乳がんの現状や検診、予防法のレクチャー
(4) 専門医による視触診とその際の自己検診個別指導
(5) 検診バスでのマンモグラフィ撮影

マンモグラフィ検診OSAKA'09では受診者の皆さんに、見る・聞く・自分でやってみるなどの体験を通じて、乳がんから身を守る方法を会得していただきます。これまで乳がん検診を受けたいと思いながら機会がない、マンモグラフィが恐い、週末しか休めない、どこで受診したらよいかわからない、といった女性にご活用いただければと考えています。

検診概要

名  称: マンモグラフィ検診OSAKA'09
日  時: 10月10日(土)、11日(日) 9:30~16:30
会  場: 梅田スカイビル
対  象: 40歳以上の女性120名
費  用: 一人1500円
応募方法: インターネットによる申込
締  切: 9月13日(日)
協  力: ウェスティンホテル大阪
エスティ ローダー グループ オブ カンパニーズ株式会社
富士フイルムメディカル株式会社
積水ハウス梅田オペレーション株式会社
後  援: 大阪府
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2009/09_08_21.html

2009年 第2四半期・上半期業績(全文)(2009/8/10)
第2四半期の売上は恒常為替レート(CER)ベースで9%増の79億5,800万ドル
・クレストールの売上はCERベースで33%増。四半期売上で初めて10億ドルを突破しました。
・Toprol-XLの米国の売上は、後発品の市場撤退がプラスに影響し、CERベースで全世界の売上成長の3%を占めました。
・新興市場の売上はCERベースで8%増加し、通年の二桁成長に向け順調に推移しました。

第2四半期の中核営業利益は、売上増、その他収入の増加、および業務の効率化により、CERベースで37%増の36億600万ドル
第2四半期の中核一株当り利益(EPS)はCERベースで37%増の1.64ドル
第2四半期の報告ベースのEPSはCERベースで10%増の1.18ドル ・第2四半期に4億3,000万ドルの引当金を計上しました。これは医薬品のマーケティングおよび価格設定慣行に関わる様々な連邦政府や州政府による調査および民事訴訟に関連する引当金です。

堅調な現金収支により2008年12月31日以降正味負債が30億ドル減少
取締役会は7%増の第1回中間配当0.59ドルを勧告
第1四半期以降3製品の新薬承認申請を行うなど、パイプラインは引き続き進捗
・米国でCetriad(脂質異常)とVimovo(関節炎の疼痛緩和)の承認申請が行われ、米国と欧州でZactima(肺がん)の承認申請が行われました。
・イレッサは欧州で肺がん治療薬として承認されました。
・医薬品審査庁の医薬品委員会(CHMP)が新規糖尿病治療薬ONGLYZAの承認を勧告しました。

中核EPSの通年目標を5.70~6.00ドルに上方修
http://www.astrazeneca.co.jp/company/world/performance/2009/f2009b.html

吸入喘息治療薬「ブデソニド・ホルモテロール配合剤(一般名)」 日本におけるコ・プロモーションに関する契約締結のお知らせ(2009/8/4)
アストラゼネカ株式会社(本社:大阪府、社長:加藤 益弘)とアステラス製薬株式会社(本社:東京都、社長:野木森 雅郁、以下「アステラス製薬」)は、吸入喘息治療薬「ブデソニド・ホルモテロール配合剤(一般名)」の日本国内におけるコ・プロモーションについて、アストラゼネカ株式会社の関連会社であるアストラゼネカAB(本社:スウェーデン、以下「アストラゼネカ」)とアステラス製薬が契約書を締結しましたのでお知らせします。

本契約にもとづき、ブデソニド・ホルモテロール配合剤の製造・開発はアストラゼネカ株式会社が担当し、流通・販売はアステラス製薬が担当することになりますが、プロモーション活動はアストラゼネカ株式会社とアステラス製薬が共同で行ないます(コ・プロモーション)。

本契約にもとづき、アステラス製薬はアストラゼネカに対し、契約締結一時金として30億円を支払います。また、売上達成および追加適応取得のマイルストンに応じ総額55億円の追加一時金を支払う可能性があります。

ブデソニド・ホルモテロール配合剤は、1日2回投与の吸入喘息治療薬で、ステロイド剤であるブデソニドと即効性・長時間作用性β2刺激剤であるホルモテロールを配合し、ひとつの吸入器具に収めた薬剤です。本剤は2000年にSymbicortの製品名で欧州において承認を取得して以降、100以上の国と地域で承認されています。日本では成人の気管支喘息を目標適応症として現在、承認申請中にあるほか、慢性閉塞肺疾患(COPD)の開発を進めています。

気管支喘息は、気管支が炎症を起こし気道が狭くなり呼吸が苦しくなる疾患です。日本における喘息患者さんは約500万人と推定されています。年間約2,500人が喘息で亡くなっており、先進国の中でも高い数値となっています。

アストラゼネカ株式会社とアステラス製薬は、両社の緊密な協働関係のもと、ブデソニド・ホルモテロール配合剤の製品価値の最大化を図るとともに、気管支喘息の治療に一層の貢献をしていきたいと考えています。
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2009/09_08_04.html

吸入喘息治療薬「ブデソニド・ホルモテロール配合剤(一般名)」日本におけるコ・プロモーションに関する契約締結のお知らせ(2009/8/4)
 アストラゼネカ株式会社(本社:大阪府、社長:加藤 益弘)とアステラス製薬株式会社(本社:東京都、社長:野木森 雅郁、以下「アステラス製薬」)は、吸入喘息治療薬「ブデソニド・ホルモテロール配合剤(一般名)」の日本国内におけるコ・プロモーションについて、アストラゼネカ株式会社の関連会社であるアストラゼネカAB(本社:スウェーデン、以下「アストラゼネカ」)とアステラス製薬が契約書を締結しましたのでお知らせします。

 本契約にもとづき、ブデソニド・ホルモテロール配合剤の製造・開発はアストラゼネカ株式会社が担当し、流通・販売はアステラス製薬が担当することになりますが、プロモーション活動はアストラゼネカ株式会社とアステラス製薬が共同で行ないます(コ・プロモーション)。

 本契約にもとづき、アステラス製薬はアストラゼネカに対し、契約締結一時金として30億円を支払います。また、売上達成および追加適応取得のマイルストンに応じ総額55億円の追加一時金を支払う可能性があります。

詳細は下記
http://www.astellas.com/jp/corporate/news/detail/post-58.html

閉経後乳がん術後療法におけるアリミデックス錠1mg(アナストロゾール) 長期投与による骨折は増加傾向を示さず(2009/7/13)
2009年7月3日、アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、社長:加藤益弘)は東京で開催された第17回日本乳癌学会学術総会で、閉経後乳がん術後療法におけるアリミデックスの骨折に関する国内レトロスペクティブ調査より、アリミデックスの長期投与によって骨折が増加する傾向は見られなかったと報告しました。

<調査の背景>
アリミデックスは、ホルモン感受性閉経後乳がん患者に対する術後療法の標準治療薬と位置付けられている薬剤で、本邦においては使用成績調査結果から安全性・有効性が確立しています。一方、アリミデックスを含むアロマターゼ阻害剤(AI剤)はその薬理作用により投与後、骨粗鬆症や骨折が発現しやすいと考えられており、平成19年3月、AI剤共通の注意喚起として、骨密度など骨状態を定期的に観察することが望ましいと添付文書に追記されました。
今回のアリミデックスの骨折に関する国内レトロスペクティブ調査は、当社がアリミデックスの骨への影響を明らかにすること、また日常診療下における骨密度の定期的な観察の実態を把握し、適正使用に関する情報を得ることを目的に実施しました。

<調査結果>
アリミデックスの使用成績調査に登録された術後療法の患者2416名を対象とし、使用成績調査で収集されたデータ1と本調査で新たに収集されたデータをあわせて解析した結果、以下が明らかとなりました。
・ 全体の骨折率は1.13%/年(95%CI 0.90-1.41%/年)で、投与期間と骨折率に関連は認められなかった
・ 年齢と関節炎、関節痛の既往が骨折の増加に寄与していた
-年齢: 75歳以上 vs 75歳未満 HR2.99 p<0.001
-関節炎・関節痛の既往: 有 vs 無 HR2.75 P=0.029

・ 骨折の多発部位は腰椎、胸椎、大腿骨(頸部を含む)であり、骨折率はそれぞれ0.24%/年、 0.24%/年、0.13%/年であった

当調査の副次評価項目である日常診療下の骨密度測定の有無、再発の状況については次のとおりでした。
・ 骨密度測定は17.2%の症例で実施され、2007年以降、骨密度測定実施率は増加
・ 5年無再発率は86.8%

・ 対象患者の年齢を考慮すると、骨密度測定による骨状態の観察が一層望まれる

今回の調査は、アリミデックスの長期使用で懸念されていた骨への影響を初めて明らかにした点と、日本人における5年無再発率が得られた点で重要な調査と考えます。当社は今回得られた知見を適宜、臨床現場に伝達していきます。

詳細は下記
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2009/09_07_13.html

イレッサ、欧州にて非小細胞肺がんを対象に販売承認取得(2009/7/6)
2009年7月1日-英国  本日アストラゼネカは、欧州委員会(EC)が治療歴を問わず成人のEGFR遺伝子変異陽性の局所進行または転移を有する非小細胞肺がんを対象にイレッサの販売承認を行ったことをお知らせいたします。承認はイレッサと化学療法を比較した2つの主要な第Ⅲ相臨床試験、IPASS1とINTEREST2を含む申請資料に基づくものです。

イレッサはEGFRチロシンキナーゼを阻害し、腫瘍細胞の増殖、浸潤、転移の伝達シグナルを阻害することで抗腫瘍効果を発揮します。EGFR遺伝子変異は非アジア人3においては肺がん患者の10~15%でみられ、そのような患者ではイレッサに対する感受性が高いことが試験で示されています1,4。

アストラゼネカの開発担当エグゼクティブ・バイスプレジデントであるAnders Ekblomは「イレッサは肺がん治療における真に最初の分子標的治療薬であり、本日のEUにおける承認は、この深刻な疾患の治療における重要な前進を意味します。EGFR遺伝子変異陽性の非小細胞肺がん患者にとって初めて、ファーストライン治療で化学療法よりも有効で忍容性の高い治療選択肢を持つことになります」と述べました。

アストラゼネカは適切なEGFR遺伝子変異検査へのアクセス促進のため、国ごとに臨床医および病理医グループと協働していきます。

アストラゼネカは白人非小細胞肺がん患者でのデータ集積のための臨床試験実施について合意しており、試験デザインと主要評価項目について欧州医薬品審査庁(EMEA)と最終協議中です。

Notes to editors
日本におけるイレッサの適応症は「手術不能又は再発非小細胞肺癌」です。現在、添付文書には「本剤の化学療法未治療例における有効性及び安全性は確立していない」と記載されています。
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2009/09_07_06.html

アストラゼネカの新規抗がん剤バンデタニブ 第Ⅲ相臨床試験結果が米国臨床腫瘍学会にて発表される(2009/6/4)
2009年5月30日米国(オーランド)本日、米国オーランドで開催中の米国臨床腫瘍学会において、進行非小細胞肺がん患者を対象とした、バンデタニブの第Ⅲ相臨床試験ZODIAC試験1の結果が発表されました。ZODIAC試験はバンデタニブ100mg/日とドセタキセルの併用療法をドセタキセル単剤療法と比較検討する第Ⅲ相無作為化プラセボ対照二重盲検試験で、1レジメンの抗がん剤治療歴がある進行非小細胞肺がん患者1391例が組入れられました。この試験では、バンデタニブをドセタキセルと併用することで、主要評価項目である無増悪生存期間(PFS)の有意な延長が示されました(ハザード比[HR] 0.79, 97.58% 信頼区間[CI] 0.70-0.90; p<0.001. PFS中央値: 17.3週 vs. 14.0週)。バンデタニブは非小細胞肺がんにおけるセカンドライン治療を検討した第Ⅲ相臨床試験において、化学療法と併用することで臨床ベネフィットが得られることを証明した初の経口分子標的治療薬です。

ZODIAC試験に比べ小規模なZEAL試験2結果もASCOで発表されました。ZEAL試験はバンデタニブ100mg/日とペメトレキセドの併用療法をペメトレキセド単剤療法と比較検討する第Ⅲ相無作為化プラセボ対照二重盲試験で、1レジメンの抗がん剤治療歴がある進行非小細胞肺がん患者534例が組入れられました。ZEAL試験ではPFSの統計学的な有意差はみられず、主要評価項目は達成されなかったものの、バンデタニブとペメトレキセドの併用療法はペメトレキセド単剤療法に比べPFSを延長する傾向を示しました(ハザード比[HR] 0.86, 97.58%信頼区間[CI] 0.69-1.06; p=0.108. PFS中央値: 17.6週 vs. 11.9週)。

両試験の副次的評価項目では、バンデタニブを化学療法と併用することで、腫瘍縮小効果の指標となる奏効率を有意に改善することが示されたほか(ZODIAC試験: 17% vs. 10%, p<0.001; ZEAL試験: 19.1% vs. 7.9%, p<0.001)、肺がん関連症状の悪化を有意に遅らせることが示されました (ZODIAC試験: ハザード比 [HR] 0.78, p=0.002, FACT-LのLCSによる評価; ZEAL試験: ハザード比 [HR] 0.61, p=0.004, 肺がん症状尺度(LCSS)による評価)。 全生存期間(OS)において両試験で統計学的な有意差はありませんでしたが、良好な傾向が見られました(ZODIAC試験: ハザード比[HR] 0.91, 97.52%信頼区間[CI] 0.78-1.07: p=0.196; ZEAL試験: ハザード比[HR] 0.86, 97.54% 信頼区間[CI] 0.65-1.13; p=0.219)。

両試験における安全性プロファイルは、これまで非小細胞肺がん患者を対象に行ったバンデタニブ試験と相違のないものでした。最も多くみられた有害事象はZODIAC試験では皮疹、下痢および好中球減少、ZEAL試験では皮疹、下痢および高血圧でした。プロトコールで定義されたQTc延長の発現頻度は両試験において2.0%未満で、症状を伴わないものでした。
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2009/09_06_04.html

アストラゼネカの新規抗がん剤バンデタニブ 第Ⅲ相臨床試験結果が米国臨床腫瘍学会にて発表される(2009/6/4)
米国オーランドで開催中の米国臨床腫瘍学会において、進行非小細胞肺がん患者を対象とした、バンデタニブの第Ⅲ相臨床試験ZODIAC試験1の結果が発表されました。ZODIAC試験はバンデタニブ100mg/日とドセタキセルの併用療法をドセタキセル単剤療法と比較検討する第Ⅲ相無作為化プラセボ対照二重盲検試験で、1レジメンの抗がん剤治療歴がある進行非小細胞肺がん患者1391例が組入れられました。この試験では、バンデタニブをドセタキセルと併用することで、主要評価項目である無増悪生存期間(PFS)の有意な延長が示されました(ハザード比[HR] 0.79, 97.58% 信頼区間[CI] 0.70-0.90; p<0.001. PFS中央値: 17.3週 vs. 14.0週)。バンデタニブは非小細胞肺がんにおけるセカンドライン治療を検討した第Ⅲ相臨床試験において、化学療法と併用することで臨床ベネフィットが得られることを証明した初の経口分子標的治療薬です。

詳細は下記
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2009/09_06_04.html

イレッサ、欧州にて販売承認勧告取得(2009/5/7)
2009年4月23日-英国  アストラゼネカは、欧州医薬品審査庁(EMEA)で医薬品の科学的評価を担当する医薬品委員会(CHMP)において、抗がん剤「イレッサ」(一般名:ゲフィチニブ)が非小細胞肺がんを対象に販売承認勧告を受けたことを報告いたします。

今回のCHMPの販売承認勧告は、治療歴を問わずEGFR遺伝子変異陽性の局所進行または転移性非小細胞肺がんの成人患者を対象にしたものです。

イレッサはEGFRチロシンキナーゼを阻害し、腫瘍細胞の増殖、浸潤、転移の伝達シグナルを阻害することで抗腫瘍効果を発揮します。EGFR遺伝子変異は欧州においては肺がん患者の10~15%でみられ、そのような患者ではイレッサに対する感受性が高いことが試験で示されています。欧州(上位5カ国)では、毎年新たに進行肺がんと診断される患者は約106,000人にのぼります。

アストラゼネカの開発担当エグゼクティブ・バイスプレジデントであるAnders Ekblomは「本日のCHMPの見解は、欧州における肺がん患者のアンメットニーズ解決に取り組む重要な一歩であり、アストラゼネカが推進する個別化治療の開発方針と一致しています。もしイレッサが承認されることになれば、EGFR遺伝子変異陽性の非小細胞肺がん患者にとって初めて、ファーストライン治療で化学療法以外の治療が選択可能になります」と述べました。

今回のCHMPの販売承認勧告は、2つの第Ⅲ相臨床試験INTERESTとIPASSのデータを含む申請資料に基づいたものです。

IPASSはアジアの臨床背景因子により選択された治療歴のない患者を対象にイレッサとカルボプラチン/パクリタキセルの2剤併用化学療法を比較した試験で、イレッサは優れた奏効率、良好な忍容性およびQOL(生活の質)改善を示しました。無増悪生存期間はEGFR遺伝子変異陽性患者ではイレッサ群が化学療法群に比べ有意に長く、EGFR遺伝子変異陰性患者では化学療法群がイレッサ群に比べ有意に長いことが示されました。

INTERESTは治療歴のある非小細胞肺がんを対象にイレッサとドセタキセルを比較した試験で、イレッサはドセタキセルに対し主要目的である全生存期間の非劣性を示しました。事前に計画されていたサブグループ解析の結果、EGFR遺伝子変異陽性患者においてイレッサはドセキタセルに対し有意な無増悪生存期間と奏効率の改善を示しました。

アストラゼネカは白人非小細胞肺がん患者でのデータ集積を求められており、現在、市販後に実施する臨床試験のデザインと主要評価項目についてCHMPと協議中です。

CHMPの販売承認勧告はEUにおける販売承認を行う欧州委員会で参照されます。
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2009/09_05_07.html

乳がんになっても自分らしく生き生きと 患者さんをサポートするフリースタイルクラブ 会員募集(2009/4/20)
アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、社長:加藤益弘)は、ホルモン剤治療を始める乳がん患者さんを応援する会員制クラブ「Free Style Club(フリースタイルクラブ)」の新規会員を今春より広く募集しています。

<フリースタイルクラブとは>
当クラブは乳がんの手術後にホルモン療法を始める患者さんを対象に、情報誌やイベントを通じて、がんになっても女性らしく、自分らしく「あたりまえの生活」を送れるよう応援する会員制のクラブです。患者さんのお申し込みで入会でき、当社が運営を行っています。昨年4月から活動を開始しており、今年の4月1日現在で会員数は約1400名です。

<ご提供する内容>
・ 刊行物: 年に3回、治療に関する情報、副作用やその受け止め方、主治医とのコミュニケーションの取り方のほか、乳がん患者さんの趣味や日常生活などを紹介します。
・ ハガキ: 年に4回、食生活、リハビリ体操、乳房再建など乳がん患者さんがアンケート等で知りたいと答えた項目について、情報をお届けします。
・ イベント: 本年より、会員同士のコミュニケーションの場として、6月に東京で料理教室を、秋には大阪でもイベントを開催する予定です。

<会員登録方法>
対象 乳がんの手術後、ホルモン剤治療を始める方
方法 医療機関に設置された申込用紙に記入後、事務局へ送付
登録用紙設置場所 本プログラムの趣旨に賛同いただいた医療機関
*施設に用紙がない場合は、事務局にご連絡ください
会費 無料
登録に関するお問合せ フリースタイルクラブ事務局
[フリーダイヤル] 0120-201-620
[受付時間] 毎週月・木曜日 AM9:00~PM6:00
*登録以外に関するお問合せは広報部 浅山(06-6453-8011)まで

アストラゼネカは、今後も新薬、情報の提供を通じ、がん患者さんとそのご家族の‘希望とあたりまえの生活’の実現を目指し、がん医療に貢献していきます。

ご参考資料

【名称について】
がんの告知を受けるまでの「あたりまえの生活」を、がんになっても継続できるようにと願いをこめて「Free Style*Club(フリースタイルクラブ)」と名付けました。
*Free Style - 自由、制限されない生活

【フリースタイルクラブ開始の背景】
当社と一橋大学大学院 国際企業経営戦略研究科 藤川佳則研究室がホルモン剤を服用中の閉経後乳がん患者さんを対象とした共同研究調査を行った結果、「ホルモン剤治療中の副作用として多くみられる更年期障害などに負けず、女性らしく生き生きとした毎日を送りたい」、「薬を飲み続けながらも、自分ががんであることを忘れ生活を充実させたい」など、女性らしさ、自分らしさを大切にしたいといった思いが患者さんの内に秘められていることがわかりました。この思いを実現するため、フリースタイルクラブを2008年4月14日に開始しました。

開始当初は、プログラムの趣旨に賛同いただいた施設で限定的に応募し、対象者は閉経後の乳がん患者さんに絞っていました。しかし昨年の取り組みに対する反応などから閉経前後を問わず、乳がん患者さんの抱える悩みは共通していることが多く、今回より閉経状況に関わらずホルモン剤による治療を初めて開始する患者さんを対象にし、募集します。

【ホルモン剤とは】
乳がんの多くは女性ホルモンであるエストロゲンを餌に増殖するため、エストロゲンの分泌を抑えると、再発を抑制できることが証明されています。乳がんにおけるホルモン剤は、このエストロゲンの分泌生成を抑制する働きがあります。

ホルモン剤治療では、ほてり・関節痛などの副作用はあるものの、手術や化学療法に比べて体への負担が少なく、ほとんどの患者さんは日常生活を営みつつ治療を続けておられます。フリースタイルクラブでは、ホルモン剤特有の副作用との付き合い方、治療を続けながらの暮らしなどといったホルモン剤治療に特化した情報を提供しています。
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2009/09_04_20.html

大阪大学 アストラゼネカ 医療経済・経営学 寄附講座(2008年度)終了について(2009/4/9)
アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:加藤益弘)が、CSR(企業の社会的責任)活動の一環として、大阪大学大学院医学系研究科に寄附した「医療経済・経営学(アストラゼネカ)寄附講座」の2回目のカリキュラムが予定通り2月26日(木)に終了しました。昨年10月9日開講以降5ヶ月間の各講座の内容は下記のとおりです。

本講座は超高齢化社会における持続可能な医療サービスの実現に寄与するため、医療の経済的・経営的研究を発展させていくという大阪大学の方針に当社が賛同し、2007年に開設されました。2年目(10回)の公開講座の受講者はのべ650名を超え、6回以上の受講者66名に「医療経済・経営学」の単位が付与されました。受講者の総数は120名で、うち41名が製薬・医療機器企業関係者、40名が医療従事者・経営者、30名が一般、9名が学生でした。最終日のアンケートには「大変興味深かった。ぜひ来年度も継続してほしい」「受講したことにより、自身の仕事の方向性が定まった」等のコメントがありました。

今後は、本年5月に研究会、8月に第3回シンポジウム、10月より第3回目のカリキュラムに基づく公開講座が開催される予定です。当社は、本講座を通じて、受講者への直接的な貢献のみならず、研究成果の発信により、医療界に貢献できるものと考えています。

NO 日程 テーマ 担当講師(敬称略)
1 10月9日 医療制度改革の実態と問題点/ 高齢者医療制度改革および保険制度 改革が病院経営に与える影響 招聘教授 跡田 直澄
2 10月23日 診療報酬制度の実態と今後の課題 厚生労働省保険局医療課 保険医療企画調査室長 小野 太一
3 11月6日 薬価制度の実態と今後の課題 厚生労働省保険局医療課課長補佐 
紀平 哲也
4 11月20日 IT化の実態と問題点/ カルテ・レセプトの電子化「かがわ遠隔医療ネットワーク」 香川大学医学部付属病院教授(医療情報部長)
原 量宏
5 12月11日 終末期医療の実態と問題点 大阪大学医学部緩和医療学講座教授 恒藤 暁
6 12月18日 医師不足の実態と問題点/ 勤務医の実態 大阪大学医学部付属病院病院長
林 紀夫
7 1月15日 病院経営品質の実態と問題点 多摩大学統合リスクマネジメント研究所教授
(医療リスクマネジメントセンター所長) 真野 俊樹
8 1月29日 株式会社による病院経営の実態と問題点 株式会社セルポートクリニック社長 桑名 隆滋
9 2月12日 医療崩壊の実態と問題点 済生会栗橋病院副院長/NPO法人医療制度研究会
代表理事 本田 宏
10 2月26日 医療改革の今後の展望/ 単位授与式 教授 松浦 成昭

・ 会場:大阪大学中之島センター10Fホール
・ 時間:18:00~20:00
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2009/09_04_09.html

第58回米国心臓病学会(ACC)年次学術集会アップデート LDL-C値、高感度CRP値ともに低下すると心血管イベント発症リスクが65%減少(2009/4/2)
- クレストールJUPITER試験 -

3月29日から31日にかけてフロリダ州オーランドで開催された第58回米国心臓病学会(ACC)年次学術集会でクレストール(ロスバスタチン)の新たな試験結果が発表されました。下記にご紹介させていただきます。

LDL-C値、高感度CRP値ともに低下すると心血管イベント発症リスクが65%減少
-JUPITER試験サブ解析-

【3月30日】JUPITER(ジュピター)試験全患者数の87%にあたる約15,500人のLDL-Cと高感度CRPの到達値に対する心血管イベントの発症抑制効果を解析した結果(サブ解析)、LDL-Cが70mg/dL未満に低下した群はプラセボ投与群に比べて55%(p<0.0001)の心血管イベント発症リスクの減少が示されました。また、LDL-Cが70mg/dL未満で、かつ高感度CRPが2mg/L未満まで低下した群は65%(p<0.0001)と心血管イベントの発症リスクが大きく減少していることがわかりました。さらに、LDL-Cが70mg/dL未満で、高感度CRPが1mg/L未満まで低下した群は79%(p<0.0001)のリスク減少でした。今回の結果から、心血管イベント発症予防において、スタチンによる積極的LDL-C低下の重要性と高感度CRP低下の意義があらためて確認されたことになります。この結果はThe Lancetに掲載されています。

静脈血栓塞栓症リスクを43%減少
-大規模無作為化前向き試験でスタチンとして初めて-

【3月29日】JUPITER試験の新たな解析の結果、クレストール20mg/日投与群はプラセボ投与群に比べて静脈血栓塞栓症リスクを43%(p=0.007)有意に減少させました(二次エンドポイント)。静脈血栓塞栓症は下肢や骨盤など体の深部にある静脈に血栓が形成される深部静脈血栓症と、形成された血栓が肺において塞栓を引き起こす肺血栓塞栓症があり、死に至る危険の高い疾患です。今回の解析の結果、大規模無作為化前向き試験でスタチンとしては初めて静脈血栓塞栓症リスク減少を示したことになります。この結果はThe New England Journal of Medicineに掲載されています。

血液透析を受けている末期腎不全患者におけるスタチンの有用性は示せず
-AURORA試験-

【3月30日】血液透析を受けている末期腎不全の患者さんを対象にクレストール10mg/日投与による心血管イベント発症抑制効果をプラセボ投与群と比較検討したAURORA(オーロラ)試験の結果が発表されました。試験の結果、一次エンドポイントである心血管イベント(心血管死、非致死的心筋梗塞、非致死的脳卒中)の発症においてクレストール10mg/日投与群とプラセボ投与群間に有意な差は認められませんでした(p=0.59)。
「末期の腎不全の患者さんは血管の石灰化が進行し、動脈が硬くなり、血管の機能が低下しています。そのため今回のAURORA試験では、他のスタチンで過去に実施された4D試験と同様に、スタチンの有用性が認められなかったと考えられます」とアストラゼネカのメディカル・サイエンス・ディレクターのマイケル・クレスマンは話しています。
安全性に関しては、2,700例以上の末期腎不全患者さんにおいて、クレストール10mgはプラセボ投与群と同等の安全性プロファイルが認められました。
この結果はThe New England Journal of Medicineに掲載されています。
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2009/09_04_02.html

第58回米国心臓病学会(ACC)年次学術集会アップデート LDL-C値、高感度CRP値ともに低下すると心血管イベント発症リスクが65%減少 - クレストール®JUPITER試験 -(2009/4/2)
3月29日から31日にかけてフロリダ州オーランドで開催された第58回米国心臓病学会(ACC)年次学術集会でクレストール®(ロスバスタチン)の新たな試験結果が発表されました。下記にご紹介させていただきます。

LDL-C値、高感度CRP値ともに低下すると
心血管イベント発症リスクが65%減少
-JUPITER試験サブ解析-

【3月30日】JUPITER(ジュピター)試験全患者数の87%にあたる約15,500人のLDL-Cと高感度CRPの到達値に対する心血管イベントの発症抑制効果を解析した結果(サブ解析)、LDL-Cが70mg/dL未満に低下した群はプラセボ投与群に比べて55%(p<0.0001)の心血管イベント発症リスクの減少が示されました。また、LDL-Cが70mg/dL未満で、かつ高感度CRPが2mg/L未満まで低下した群は65%(p<0.0001)と心血管イベントの発症リスクが大きく減少していることがわかりました。さらに、LDL-Cが70mg/dL未満で、高感度CRPが1mg/L未満まで低下した群は79%(p<0.0001)のリスク減少でした。今回の結果から、心血管イベント発症予防において、スタチンによる積極的LDL-C低下の重要性と高感度CRP低下の意義があらためて確認されたことになります。この結果はThe Lancetに掲載されています。

静脈血栓塞栓症リスクを43%減少
-大規模無作為化前向き試験でスタチンとして初めて-

【3月29日】JUPITER試験の新たな解析の結果、クレストール®20mg/日投与群はプラセボ投与群に比べて静脈血栓塞栓症リスクを43%(p=0.007)有意に減少させました(二次エンドポイント)。静脈血栓塞栓症は下肢や骨盤など体の深部にある静脈に血栓が形成される深部静脈血栓症と、形成された血栓が肺において塞栓を引き起こす肺血栓塞栓症があり、死に至る危険の高い疾患です。今回の解析の結果、大規模無作為化前向き試験でスタチンとしては初めて静脈血栓塞栓症リスク減少を示したことになります。この結果はThe New England Journal of Medicineに掲載されています。

血液透析を受けている末期腎不全患者
におけるスタチンの有用性は示せず
-AURORA試験-

【3月30日】血液透析を受けている末期腎不全の患者さんを対象にクレストール®10mg/日投与による心血管イベント発症抑制効果をプラセボ投与群と比較検討したAURORA(オーロラ)試験の結果が発表されました。試験の結果、一次エンドポイントである心血管イベント(心血管死、非致死的心筋梗塞、非致死的脳卒中)の発症においてクレストール®10mg/日投与群とプラセボ投与群間に有意な差は認められませんでした(p=0.59)。
「末期の腎不全の患者さんは血管の石灰化が進行し、動脈が硬くなり、血管の機能が低下しています。そのため今回のAURORA試験では、他のスタチンで過去に実施された4D試験と同様に、スタチンの有用性が認められなかったと考えられます」とアストラゼネカのメディカル・サイエンス・ディレクターのマイケル・クレスマンは話しています。
安全性に関しては、2,700例以上の末期腎不全患者さんにおいて、クレストール®10mgはプラセボ投与群と同等の安全性プロファイルが認められました。
この結果はThe New England Journal of Medicineに掲載されています。

JUPITER (Justification for the Use of statins in Primary prevention: an Intervention Trial Evaluating Rosuvastatin) 試験
患者数17,802例と大規模な無作為化二重盲検プラセボ対照比較試験。心血管イベントの既往がなく、LDL-Cは正常か低値であるものの、高感度CRP高値および加齢に基づく心血管疾患リスクを有する患者さんを対象に、クレストール®の1次予防効果を検討した試験です。クレストール®20mg/日投与群ではプラセボ投与群に比べて、1.9年(中央値)で、一次エンドポイントの心血管イベント(心筋梗塞、脳卒中、血行再建術施行、入院を要する不安定狭心症および心血管死の複合リスク)の発症が44%(p<0.00001)という大幅な減少を示しました。また、心臓発作、脳卒中、心血管死の複合リスクでは47%(p<0.00001)と約半数まで減少を示しました。また、クレストール®20mg/日投与群において、安全性においても約9,000例の患者さんで良好な忍容性を示しました。

AURORA (A study to evaluate the Use of Rosuvastatin in subjects On Regular haemodialysis: an Assessment of survival and cardiovascular events) 試験
患者数2,776例の大規模な無作為化二重盲検プラセボ対照比較試験。3カ月間以上にわたり血液透析を受けている末期腎疾患患者さんを対象にクレストール®投与による心血管イベント(心血管死、非致死的心筋梗塞、非致死的脳卒中)の初発までの期間をプラセボ投与群と比較検討しました。心血管イベント発症例が620例以上になるまで継続され、フォローアップ期間は3.8年(中央値)でした。

GALAXYプログラム
JUPITER試験、AURORA試験はスタチン研究における未解明の重要な問題に取り組むために計画された世界的な研究であるアストラゼネカのGALAXYプログラムのひとつです。これまでGALAXYプログラムには世界55カ国から69,000例を超える患者さんがエントリーしています。

クレストール®について
クレストール®は世界95カ国以上で承認され、1,500万人以上の患者さんに服用されています。臨床試験及び、市販後のデータからクレストール®の安全性プロファイルは他のスタチンと同様であることが示されています。クレストール®の日本における適応症は、高コレステロール血症、家族性高コレステロール血症です。日本での通常開始用量は2.5mg/日ですが、早期にLDL-コレステロール値を低下させる必要がある場合は5mg/日より投与可能で1日最大用量は20mgです。
これまでの臨床試験でクレストール®はLDL-C低下効果、HDL-C上昇効果に優れ、心血管疾患の根源にある動脈硬化の退縮を実現することができるスタチンであることが示されています。
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2009/09_04_02.html
http://www.shionogi.co.jp/ir/news/detail/090402.pdf

日本人の安定期冠動脈疾患患者において初めて動脈硬化退縮を実現 - クレストール®COSMOS試験 -(2009/3/22)
大阪で開催されている第73回日本循環器学会総会・学術集会で、日本人の安定期の冠動脈疾患を有する高コレステロール血症患者を対象に、クレストール®(ロスバスタチン)による動脈硬化退縮効果を検討したCOSMOS(コスモス)試験が、本日、発表されました。COSMOS試験の結果、一次エンドポイントである冠動脈プラーク体積は5.07%の減少が確認されました(p<0.0001 vs 投与前)。これにより、クレストール®は日本人の安定期冠動脈疾患患者において、初の動脈硬化退縮を実現させたことになります。
COSMOS試験はクレストール®を2.5mg/日から投与を開始し、LDL-Cを80mg/dL未満に低下するまで漸次増量させて(最大20mg/日)、76週間投与後の冠動脈プラーク体積の変化をIVUS(血管内超音波法)を用いて検討した試験です。投与後のLDL-Cは82.9mg/dLまで低下、HDL-Cは55.2mg/dLまで上昇、LDL-C/HDL-C比は1.56まで低下しました。クレストール®によるこれら脂質プロファイルの改善が動脈硬化退縮を実現する大きな要因であると考えられます。また、安全性においてもクレストール®の1日最大用量20mgまでの忍容性は良好でした。
試験を発表した順天堂大学医学部循環器内科学の代田浩之教授は「これまで、日本人の急性期冠動脈疾患患者を対象にスタチンによる冠動脈プラークの体積変化が検討された報告はありましたが、COSMOS試験は、安定期冠動脈疾患患者を対象とした初めての試験です。この結果を受け、これからの脂質異常症治療には、日本人においても動脈硬化の退縮を目指した治療が重要であると考えます。また退縮を実現するためには積極的なLDL-CとHDL-Cの管理を進めていくこと、つまりLDL-C/HDL-C比1.5を目指した治療が重要であると考えます」と語っています。

COSMOS試験からの主な知見
􀂾 クレストール®投与によって冠動脈プラーク体積は5.07%退縮しました(平均値、p<0.0001 vs 投与前)。また、対象患者の73%が退縮の実現が難しいと考えられる脂質低下薬の前投与有りの患者さんでしたが、前投与有りのサブグループで4.04%の退縮が確認され(平均値、p<0.02 vs 投与前)、前投与なしのサブグループでは7.85%の退縮(平均値、p<0.02 vs 投与前)が確認されました。
􀂾 以上の変化をもたらした要因として、LDL-Cが82.9mg/dLまで低下(38.6%低下、p<0.0001 vs 投与前)、HDL-Cが55.2mg/dLまで上昇(19.8%上昇、p<0.0001 vs 投与前)、LDL-C/HDL-C比が1.56まで低下(47.5%低下、p<0.0001 vs 投与前)したことが考えられます。
􀂾 クレストール®2.5mg~20 mg の忍容性は良好でした。
COSMOS (COronary atherosclerosis Study Measuring effects Of Rosuvastatin using intravascular ultrasound in Japanese Subjects) 試験
日本人の冠動脈疾患を有しPCIを必要とする高コレステロール血症患者を対象として、クレストール®の動脈硬化退縮効果をIVUS(血管内超音波法)によって評価した初めての多施設共同オープン試験です。対象は20歳以上75歳以下で待機的CAGまたはPCIを施行した患者126例。クレストール®を2.5mg~20mgまで投与することによって、LDL-Cを80mg/dL未満に低下させ、76週間観察しIVUSによって冠動脈プラーク体積の変化率を評価しました。
GALAXYプログラム
COSMOS試験はスタチン研究における未解明の重要な問題に取り組むために計画された世界的な研究であるアストラゼネカのGALAXYプログラムのひとつです。これまでGALAXYプログラムには世界55カ国から69,000例を超える患者が登録されています。
クレストール®について
クレストール®は世界95カ国以上で承認され、1,600万人以上の患者に服用されています。臨床試験及び、市販後のデータからクレストール®の安全性プロファイルは他のスタチンと同様であることが示されています。クレストール®の日本における適応症は、高コレステロール血症、家族性高コレステロール血症です。日本での通常開始用量は2.5mg/日ですが、早期にLDL-コレステロール値を低下させる必要がある場合は5mg/日より投与可能で1日最大用量は20mgです。
http://www.shionogi.co.jp/ir/news/detail/090322.pdf

アリミデックス(アナストロゾール)、早期ホルモン感受性患者で 最も再発率の高い術後2年間の再発抑制を改善(2009/3/17)
「アリミデックス」(アナストロゾール)は早期ホルモン感受性患者で最も再発率の高いとされる術後2年の早期から治療終了後(5年服用終了後)まで継続した再発抑制効果が示された唯一のアロマターゼ阻害剤(AI剤)です。乳がんはどの患者さんがいつ再発するか全く予見できず、そのため治療終了後もあらゆる再発に対して継続的に効果のある治療が不可欠です。再発を止められれば、乳がんによる死亡を止められるのです」

ProfessorTonyHowell,UK

2009年3月13日、英国、マックルズフィールド:スイスで開催中の第11回国際ザンクトガレン会議で、アリミデックスが閉経後早期ホルモン感受性乳がんの術後2年の早期からタモキシフェンよりも再発抑制を改善したとのATAC(Arimidex, Tamoxifen, Alone or in Combination)試験の新しい解析結果が発表されました(n=5,216)1。アリミデックスはこれまでに5年間の服用期間中及び服用終了後の再発をタモキシフェンよりも有意に抑制することが示されています2。今回の発表では、アリミデックスは最も再発率の高い術後2年の早い時期から再発を抑制できるので、患者さんへの再発という哀しいニュースを減らすことができることが再確認されました。

骨や肝臓、肺など乳房以外に乳がんが転移すると、根治はもはや不能となります。そのため再発の予防は医師にとっての最優先課題であり、生命維持のために不可欠です。再発の危険性は15年に及ぶと言われていますが3、術後2年間が最も高く、ATAC試験でもタモキシフェンを服用し再発した患者さんの半数以上が半年から2年以内に再発しています2。今回の解析結果から、AI剤による治療効果が期待できる患者群(ホルモン感受性例:ATAC試験では全登録患者の84%にあたる)において、以前に報告されているような全症例を対象とした解析結果(術後2.5年時点で17%再発を抑制)1よりも、アリミデックスはあらゆる再発に関して、より早期に高い効果を示すことが確認されました。(術後2年時点で32%再発を抑制)

Howell教授は「現在、乳がんにおけるホルモン受容体の状況を調べ最良の治療方針を決定するのが標準です。ATAC試験は多くの国で閉経後早期ホルモン感受性乳がん患者の治療をタモキシフェンからアリミデックスなどのAI剤に変更させた重要な試験です。今回の発表は、最も再発リスクの高い時期をアリミデックスで抑制し、キャンサーフリーの人生を送る機会をより高い可能性で提供できることを確認するものです」と述べました。

◆ アリミデックスはタモキシフェンに比べ、有意に無病生存期間、再発までの期間、遠隔転移までの期間を改善し、対側乳がんもより抑制するなど再発に対して継続的な効果をもたらす
またこのベネフィットは年を追うごとに増し、治療終了後もその効果は継続した2
◆ ATAC試験では術後2年、5年また9年で、アリミデックスによる治療を受けたホルモン感受性患者(n=2618)はタモキシフェンによる治療を受けたホルモン感受性乳がん患者(n=2598)より再発が少なかった(2年後 133vs91, 5年後 312vs245, 9年後 488vs385)1
◆ 追跡期間中央値2年ではタモキシフェンに比べアリミデックスは1

・ すべての再発リスクが32%減少した(HR0.68[0.52-0.88])
・ 遠隔転移リスクが21%減少した(HR0.79[0.58-1.07])
・ 対側乳がん発症が78%減少した

ATAC試験は世界的にも大規模かつ長期にわたる閉経後早期乳がんに関する臨床試験です。ATAC試験は追跡期間中央値100ヶ月という他のAI剤による術後療法試験よりもはるかに長い追跡結果から、アリミデックスの安全性プロファイルが一貫して予測可能で、長期の服用による懸念がないことを証明しました。確立した安全性及び有効性に関するエビデンスにより、アリミデックスは現在AI剤の中で最も広く処方される薬剤です。その処方数は、アリミデックスに次いで処方される薬剤の約2倍にのぼり、400万患者年を超える使用経験があります4。今回の解析結果は閉経後早期ホルモン感受性乳がん患者の治療にあたる医師に対して、アリミデックスで治療を開始すれば、より高い可能性で早期から再発を抑えることができると一層の信頼を提供できると思われます。

ReferenceList 1 Howell A, Forbes J, Cuzick J et al. Initial adjuvant therapy with anastrozole - early and late event data from the Arimidex, Tamoxifen, Alone or in Combination (ATAC) trial in the hormone-responsive population. St Gallen 2009 Poster

2 Saphner T, Tormey DC, Gray R. Annual hazard rates of recurrence for breast cancer after primary therapy. J Clin Oncol 1996; 14(10): 2738-46
3 ATAC Trialists' Group. Effect of anastrozole and tamoxifen as adjuvant treatment for early-stage breast cancer: 100-month analysis of the ATAC trial. Lancet Oncol 2008; 9: 45-53
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2009/09_03_17.html

カソデックス錠80mg 28錠包装、140錠包装新発売のお知らせ(2009/2/17)
 アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:加藤益弘)は、前立腺がん治療剤カソデックス錠80mgに、従来からの30錠包装、100錠包装に加え、新たに28錠包装と140錠包装を本日発売いたします。

 近年、カソデックスの14錠PTPシートに対する要望が医療現場から多く寄せられ、それに応えるかたちで、新たに28錠包装と140錠包装を発売することになりました。また、この新発売に伴い、患者さんが製品名をより認識しやすいよう製品名を大きくするなどPTPシートのデザインを変更しています。
 
私たちアストラゼネカは医療従事者や患者さんのご協力のもと長年に渡り前立腺がんの研究に取り組んできました。
これからもアストラゼネカは前立腺がんの克服を目指して様々な研究に取り組んでいきます。
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2009/09_02_17.html

AstraZeneca PLC 2008年 第4四半期・通年業績(2009/1/29)
通年売上は恒常為替レート(CER)ベースで3%増;中核営業利益はCERベースで9%増。
・中核営業利益率は業務効率改善により対売上比34.7%に改善されました。

新興市場の売上は通年で42億7,300万ドルに達し、CERベースで16%増。
通年の中核1株当り利益(EPS)は、当社ガイダンスに沿ったCERベースで8%増の5.10ドル。
通年のEPSの成長(CERベースで2%)は、中核EPS成長率を下回る。
・前年比で無形資産の評価減の増加とMedImmuneの償却期間が1年に延長されたことを反映しています。

長期的競争力の持続を目的とした事業再構築プログラムの範囲を拡大する新たな取り組み。
・全面的に実施されれば、年間削減費用は14億ドルから25億ドルに増加することが期待されます。

パイプラインの継続的進捗;2009年は最大4つの新規化合物の承認申請を計画。
通年の配当は10%増の2.05ドル。
堅調な現金収支と厳格に管理された投資により純負債は19億ドル減少。
・ビジネスへの投資の柔軟性を維持するために、2009年は株の買戻しを実施しません。
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2009/09_01_30.html

進行乳がんでフルベストラントが病勢コントロールを改善(2008/12/15)
- FIRST試験の新データより -
フルベストラントの高用量(500mg)レジメンはゴールドスタンダードのアナストロゾールよりも長く病勢をコントロール

「新データは、フルベストラントの用量を500mgに上げることで閉経後ホルモン感受性進行乳がん患者の病勢コントロールを改善できる可能性を示唆しました。承認されているフルベストラント250 mgでは少なくともゴールドスタンダードのアロマターゼ阻害剤と同等の効果が既に示されていますが1,2、今回の探索的データは500mg投与であればその効果をさらに高める手段が見つかるかもしれないことを表しました」

Professor John Robertson, University of Nottingham City Hospital, UK

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2008 年12月14日、英国、マックルズフィールド:本日、第31回米国サンアントニオ乳がんシンポジウムで、高用量のフルベストラント(500mg)がホルモン感受性進行乳がんの一次治療として、アロマターゼ阻害剤よりも良好に病勢をコントロールできたとの新データが発表されました3。このデータは閉経後ホルモン感受性局所進行もしくは転移乳がんを対象とした第II相無作為オープンラベルFIRST試験(FASLODEX fIRst line Study comparing endocrine Treatment)の結果によるものです。

FIRST試験では、フルベストラント500mgを投与された患者のクリニカルベネフィット(奏効に関する指標)は、追跡期間の中央値8カ月時点ではアナストロゾール群67.0%に対し72.5%(p=0.386)で、両方の薬剤で高い臨床的効果が得られたものの、フルベストラント群では30%高いクリニカルベネフィットを享受できる可能性が示されました(オッズ比1.30)。また、フルベストラント群ではアナストロゾール群よりも有意に、TTP(Time to progression 病勢進行までの期間)をおよそ60% 延長しました(HR=0.63、95%CI[0.39-1.00];p<0.05)。奏効期間も数値的にフルベストラント500mg群で長く、今回の新データは、病勢をより長期にコントロールできたという点で進行再発乳がんにおける重要な知見です。

フルベストラント500mgの安全性についてはアナストロゾールと同等で、承認されているフルベストラント250mgとも一致していました。また、忍容性についても明らかな問題は見られませんでした。

Robertson教授はこうも述べました。「FIRST試験で興味深いのは、今回のデータがフルベストラント500mgは病勢進行の早い患者に対して有用な治療薬になりうることを示した点です。我々はこれがフルベストラントの明確な作用機序であるエストロゲン受容体(ER)ダウンレギュレーションに基いているのではないかと考えています」

フルベストラントは他のホルモン剤と異なり、ERと結合してエストロゲンをブロックする以外にERを分解し、腫瘍内でのERシグナルの伝達を阻害したり、ERダウンレギュレーションを起こしたりします。ERの活性化には複数の伝達経路が関わっていることから、フルベストラントのように直接ERを標的にすると、受容体の分解と他の腫瘍増殖経路破壊の双方を促します。これは、初発薬剤耐性だけでなく投与期間中の薬剤耐性を遅らせることもできるという2つの利点がフルベストラントにはあるということです。FIRST試験で見られたフルベストラントの高い有用性は、術前のバイオマーカーを調べたNEWEST試験結果4と同様に、500mgという高用量で見られる"スーパーダウンレギュレーション"によると考えられます。

フルベストラント500mg用量については、閉経後進行再発乳がんの第二次治療において、フルベストラント500mgと250mgを比較する無作為二重盲検第III相試験CONFIRM(COmparisoN of Fulvestrant In Recurrent or Metastatic breast cancer)を現在実施しています。

FIRST試験の主な結果:フルベストラント 500 mg(n=102)VSアナストロゾール(n=103)
主要評価項目:
・ クリニカルベネフィット:フルベストラント72.5% VS アナストロゾール67.0%(オッズ比1.30, 95%CI[0.72-2.38];p=0.386)。フルベストラント500mgはアナストロゾールに比べ30%クリニカルベネフィットのオッズを高め、同様の結果が第三者機関によるレビューでも得られた 。
副次的評価項目:
・ 評価可能患者における奏効:フルベストラント36.0%(n=89) VS 35.5%アナストロゾール(n=93)。
(オッズ比1.02, 95%CI [0.56-1.87];p=0.947)
・ TTP:フルベストラント群がアナストロゾール群より約60%長かった(フルベストラントの中央値は病勢進行した患者が半数を下回ったため該当値なし VS アナストロゾール12.5カ月)。
・ 進行割合:フルベストラント29.4% VS アナストロゾール41.7%(HR=0.63,95%CI[0.39-1.00];p<0.05)
・ 治療効果は第三者によるレビューの方が僅かながらフルベストラントの方が良かった。

※フルベストラント:抗エストロゲン剤。日本未承認。1カ月に1回の筋肉内投与により抗腫瘍効果が期待できます。250 mgは現在、閉経後ホルモン感受性再発もしくは転移乳がんの二次治療を適応として54ヵ国で承認されており、有効性と長期に及ぶ病勢コントロールが可能であることが示されています。

Reference List 1 Robertson JF, Osborne CK, Howell A et al. Fulvestrant versus anastrozole for the treatment of advanced breast cancer in postmenopausal women. Cancer 2003; 98 (2): 229-238.

2 Howell A, Pippen J, Elledge RMM et al. Fulvestrant versus anastrozole for the treatment of advanced breast carcinoma. Cancer 2005; 104 (2): 236-239.
3 Ellis M, Llombart A, Rolski J et al. A comparison of High-Dose (HD, 500mg) fulvestrant vs. anastrozole (1mg) as first-line treatments for advanced breast cancer: results from FIRST. SABCS 2008, Abs 6126.

4 Kuter I, Hegg R, Singer CF et al. Fulvestrant 500mg vs. 250mg: first results from NEWEST, a randomized, phase II neoadjuvant trial in postmenopausal women with locally advanced, estrogen receptor-positive breast cancer. Breast Cancer Research and Treatment 2008; 109: 589 Abstract 23.

5 Robertson JFR, Williams MR, Todd J et al. Factors predicting the response of patients with advanced breast cancer to endocrine (Megace) therapy. European Journal of Cancer and Clinical Oncology 1989; 25 (1): 469 475.

6 Robertson JFR, Howell A, Buzdar A et al. Static disease on anastrozole provides similar benefit as objective response in patients with advanced breast cancer. Breast Cancer Research and Treatment 1999; 58 (2): 157-162.

7 Howell A, Mackintosh J, Jones M et al. The definition of the ‘no change’ category in patients treated with endocrine therapy and chemotherapy for advanced carcinoma of the breast. European Journal Cancer and Clinical Oncology 1988; 24 (10): 1567 1572.

8 Chen S, Masri S, Wan X et al. What do we know about the mechanisms of air resistance? Journal of Steroidal Biochemistry and Molecular Biology 2006; 102: 232-240.
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2008/08_12_15a.html

ブリストル・マイヤーズ スクイブ社とアストラゼネカ社 グローバル提携を拡大し、2型糖尿病治療薬dapagliflozinの日本での共同開発および販売契約を締結(2008/12/15)
ブリストル・マイヤーズ スクイブ社(本社:アメリカ・ニューヨーク/CEO:ジェームズ・M・コーネリアス)、ならびにアストラゼネカ社(本社:イギリス・ロンドン/CEO:デビッド・ブレナン)は12月8日、グローバル提携を拡大し、両社が日本における2型糖尿病治療薬dapagliflozinの開発および販売を共同で進めることを発表しました。両社は現在、海外では2種類の糖尿病治療薬を共同開発しており、dapagliflozinはそのうちの1つです。

2007年1月にブリストル・マイヤーズ スクイブ社とアストラゼネカ社は、dapagliflozinを日本以外の各国において共同で研究、開発、そして販売するグローバルの提携契約を締結しました。現在米国などでは、2型糖尿病患者に対する1日1回投与の治療薬として有効性と安全性を評価する第III相臨床試験段階を行っています。

このたび両社は、日本においてdapagliflozinの共同開発を進めることを合意しました。本提携に伴うすべての開発、薬事関連業務の実施の責任と費用はアストラゼネカ社が負うことになります。また、販売においても共同で行い、すべての販売費用と活動を分担し、損益を均等に分配する予定です。製造についてはブリストル・マイヤーズ スクイブ社が担当し、売上も同社に計上されます。

ブリストル・マイヤーズ スクイブ社のエグゼクティブ ヴァイス プレジデント アンド チーフ オペレイティング オフィサー(COO)を務めるランベルト・アンドレオッティは、次のように述べています。「両社は、2年近くにわたり、2型糖尿病治療薬のdapagliflozinの開発に共同で取り組んできました。今回、日本を提携に含めることになったのは、2社の提携において、自然な流れであり、両社の協力関係における重要な戦略的ステップです。両社はこれらの糖尿病治療について同じ展望を共有しており、今回の合意によって、dapagliflozinの可能性を最大限に引き出し、600万人を超える日本の2型糖尿病患者さんの治療に貢献できると考えています」。

アストラゼネカ社の欧州、日本、アジア太平洋、その他の地域担当エグゼクティブ・バイスプレジデントのブルーノ・アンジェリシは、次のように述べています。「昨年、日本で2型糖尿病とその合併症の治療、予防にかかった費用は184億ドルを超え、社会にとって大きな負担となっています。当社は長年にわたって日本で事業を展開していますが、今回の合意によって重要な2型糖尿病の治療薬を日本市場に提供することで、費用負担が軽減されるだけでなく、日本人の健康に大きく寄与できることを期待しています」。

Dapagliflozinについて
dapagliflozinは、腎臓でのグルコース再吸収を制御するナトリウム・グルコース共輸送体2(SGLT2)に対する新しい選択的阻害剤として開発されました。DapagliflozinはC-グルコシド化学構造を有するため、薬物動態学的半減期と作用持続時間の延長が認められます。肝臓で代謝され、尿中に排泄されます。Dapagliflozinの第II相試験データは、2008年米国糖尿病学会(ADA:American Diabetes Association)および2008年欧州糖尿病学会議(EASD:European Association for the Study of Diabetes)の年次会議で発表されました。

Saxagliptinについて
ブリストル・マイヤーズ スクイブ社とアストラゼネカ社は別の2型糖尿病治療薬候補saxagliptinについても、日本を除くグローバルでの共同開発を進めています。
Saxagliptinは開発中のDPP-4阻害剤で、現在1日1回投与した場合の有効性と安全性に関する臨床試験を行っています。Saxagliptinは、2つのクリアランス経路を持ち、DPP-4酵素に長時間結合する選択的阻害剤として開発されました。両社は、6月30日に米国食品医薬品局(FDA)に、また7月1日には欧州医薬品審査庁(EMEA)に販売承認申請を提出し、受理されました。承認が得られ次第、ONGLYZAをsaxagliptinの製品名として使用します。
Saxagliptinの第III相データは、単剤療法およびメトホルミン・スルホニル尿素・チアゾリジンジオンとの併用療法(いずれも経口抗糖尿病薬として処方)として、すでに発表されています。臨床開発プログラム全体では5,000人以上が参加し、そのうち4,000人以上がsaxagliptinの投与を受けました。
両社によるsaxagliptinのグローバル共同開発および販売提携は、引き続き日本を除いて行なわれます。2006年12月27日に、ブリストル・マイヤーズスクイブ社と大塚製薬株式会社は、日本でのsaxagliptinに関して独占的ライセンス契約を締結したことを発表しました。
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2008/08_12_15b.html

グローバル提携を拡大し、2型糖尿病治療薬dapagliflozinの日本での共同開発および販売契約を締結(2008/12/15)
ブリストル・マイヤーズ スクイブ社(本社:アメリカ・ニューヨーク/CEO:ジェームズ・M・コーネリアス)、ならびにアストラゼネカ社(本社:イギリス・ロンドン/CEO:デビッド・ブレナン)は12月8日、グローバル提携を拡大し、両社が日本における2型糖尿病治療薬dapagliflozinの開発および販売を共同で進めることを発表しました。両社は現在、海外では2種類の糖尿病治療薬を共同開発しており、dapagliflozinはそのうちの1つです。

2007年1月にブリストル・マイヤーズ スクイブ社とアストラゼネカ社は、dapagliflozinを日本以外の各国において共同で研究、開発、そして販売するグローバルの提携契約を締結しました。現在米国などでは、2型糖尿病患者に対する1日1回投与の治療薬として有効性と安全性を評価する第III相臨床試験段階を行っています。

このたび両社は、日本においてdapagliflozinの共同開発を進めることを合意しました。本提携に伴うすべての開発、薬事関連業務の実施の責任と費用はアストラゼネカ社が負うことになります。また、販売においても共同で行い、すべての販売費用と活動を分担し、損益を均等に分配する予定です。製造についてはブリストル・マイヤーズ スクイブ社が担当し、売上も同社に計上されます。

ブリストル・マイヤーズ スクイブ社のエグゼクティブ ヴァイス プレジデント アンド チーフ オペレイティング オフィサー(COO)を務めるランベルト・アンドレオッティは、次のように述べています。「両社は、2年近くにわたり、2型糖尿病治療薬のdapagliflozinの開発に共同で取り組んできました。今回、日本を提携に含めることになったのは、2社の提携において、自然な流れであり、両社の協力関係における重要な戦略的ステップです。両社はこれらの糖尿病治療について同じ展望を共有しており、今回の合意によって、dapagliflozinの可能性を最大限に引き出し、600万人を超える日本の2型糖尿病患者さんの治療に貢献できると考えています」。

アストラゼネカ社の欧州、日本、アジア太平洋、その他の地域担当エグゼクティブ・バイスプレジデントのブルーノ・アンジェリシは、次のように述べています。「昨年、日本で2型糖尿病とその合併症の治療、予防にかかった費用は184億ドルを超え、社会にとって大きな負担となっています。当社は長年にわたって日本で事業を展開していますが、今回の合意によって重要な2型糖尿病の治療薬を日本市場に提供することで、費用負担が軽減されるだけでなく、日本人の健康に大きく寄与できることを期待しています」。

dapagliflozinについて

dapagliflozinは、腎臓でのグルコース再吸収を制御するナトリウム・グルコース共輸送体2(SGLT2)に対する新しい選択的阻害剤として開発されました。dapagliflozinはC-グルコシド化学構造を有するため、薬物動態学的半減期と作用持続時間の延長が認められます。肝臓で代謝され、尿中に排泄されます。dapagliflozinの第II相試験データは、2008年米国糖尿病学会(ADA:American Diabetes Association)および2008年欧州糖尿病学会議(EASD:European Association for the Study of Diabetes)の年次会議で発表されました。

saxagliptinについて

ブリストル・マイヤーズ スクイブ社とアストラゼネカ社は別の2型糖尿病治療薬候補saxagliptinについても、日本を除くグローバルでの共同開発を進めています。 saxagliptin は開発中のDPP-4阻害剤で、現在1日1回投与した場合の有効性と安全性に関する臨床試験を行っています。saxagliptinは、2つのクリアランス経路を持ち、DPP-4酵素に長時間結合する選択的阻害剤として開発されました。両社は、6月30日に米国食品医薬品局(FDA)に、また7月1日には欧州医薬品審査庁(EMEA)に販売承認申請を提出し、受理されました。承認が得られ次第、ONGLYZA™をsaxagliptinの製品名として使用します。 saxagliptinの第III相データは、単剤療法およびメトホルミン・スルホニル尿素・チアゾリジンジオンとの併用療法(いずれも経口抗糖尿病薬として処方)として、すでに発表されています。臨床開発プログラム全体では5,000人以上が参加し、そのうち4,000人以上がsaxagliptinの投与を受けました。両社によるsaxagliptinのグローバル共同開発および販売提携は、引き続き日本を除いて行なわれます。2006年12月27日に、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社と大塚製薬株式会社は、日本でのsaxagliptinに関して独占的ライセンス契約を締結したことを発表しました。
http://www.bms.co.jp/news/2008/1215.html

新規抗がん剤ZD4054の第Ⅱ相臨床試験結果 European Urologyに掲載される - 骨転移を有する内分泌療法抵抗性前立腺がん患者の生存期間を改善することを示した試験結果 -(2008/12/4)
2008年12月3日-英国(マックルズフィールド) アストラゼネカが内分泌療法抵抗性前立腺がん(HRPC)治療薬として開発中の新規化合物ZD4054が、転移を有するHRPC患者の全生存期間を改善することを示した第Ⅱ相臨床試験の結果が11月29日、European Urology(オンライン)1に掲載されました。

通常、進行前立腺がん患者は内分泌療法による治療を受けます2。内分泌療法は非常に有用ではありますが、いずれ多くの患者が内分泌療法に対して抵抗性を示すようになります2。このような状態は、内分泌療法抵抗性、男性ホルモン抵抗性、去勢(内科的または外科的)抵抗性前立腺がんとして知られています。European Urologyに掲載された、無症候性または軽度症候性のHRPC患者を対象としたEPOC(Endothelin A Proof Of Concept)試験では、ZD4054 10mg1日1回投与群の死亡リスクはプラセボ投与群に比べ45%減少しました(HR 0.55; 80% CI 0.41, 0.73)1。

EPOC試験では、主要評価項目である無増悪生存期間ではZD4054投与群とプラセボ投与群の間に有意差はみられませんでしたが、副次的評価項目である全生存期間の延長が示されました1。

英国バーミンガム Institute for Cancer Studies の臨床腫瘍学教授で、EPOC試験の治験調整医師のNick James氏は「現在、転移を有するHRPC患者に対して使用が認められており、生存期間を改善することが示されている治療選択肢は化学療法であるドセタキセルのみです。これらZD4054のデータは、内分泌療法に反応しなくなった深刻な前立腺がん患者にとって有望なものです」と述べました。

前立腺がんは男性のがんの中で最も多く、世界中で毎年67万人以上が前立腺がんの診断を受けています。また肺がん、大腸がんに次いで3番目に死亡者数の多いがんでもあります3,4。

現在、HRPC患者におけるZD4054のさらなる可能性を評価するための第Ⅲ相臨床試験プログラムENTHUSE(ENDOTHELIN A USE)が進行中です。ENTHUSEプログラムは以下の3つの試験から構成されています。 ・ 転移を有するHRPC患者を対象にZD4054の有効性を検討する試験
・ 転移のないHRPC患者を対象にZD4054の有効性を検討する試験
・ 転移を有するHRPC患者を対象にZD4054とドセタキセルの併用療法を評価する試験

第Ⅱ相臨床試験 EPOC試験の結果:
2007年9月23~27日、バルセロナにて開催された第14回欧州臨床腫瘍学会で発表されたEPOC試験(患者にはZD4054またプラセボの投与に加え、緩和療法が実施された)の結果ではプラセボ投与群に比べZD4054 10mg1日1回投与群では死亡リスクが45%減少(HR 0.55; 80%CI 0.41, 0.73)することが示されました。ZD4054 15mg1日1回投与群では死亡リスクが35%減少(HR 0.65; 80%CI 0.49, 0.86)し、全生存期間中央値はプラセボ投与群の17.3ヶ月に比べ23.5ヶ月でした1。

主要評価項目である無増悪生存期間においてZD4054投与群とプラセボ投与群の間に有意差はみられませんでした。この試験において無増悪生存期間は病勢進行を示す臨床上または画像上の徴候、もしくはがん性疼痛の悪化に基づいて評価されました。転移を有するHRPC患者では、複数の骨転移病巣を有する場合が多く、その後の骨転移に関する変化についての評価が困難となります。

Nick James教授は「HRPCにおいては病勢進行の定義が確立されていないため、病勢進行を正確に評価することは困難ですが、全生存期間については明確な評価が可能です」と述べました。

ZD4054は利便性がよく概して忍容性も良好で、頭痛、浮腫、鼻閉を含む副作用プロファイルは過去のZD4054試験と相違ないものでした1。ZD4054のさらなる安全性評価はENTHUSEプログラムを通して引き続き行われます。

ZD4054のENTHUSEプログラムの情報はwww.clinicaltrials.govで閲覧可能です。

作用機序―特異的ETA受容体拮抗作用
ZD4054はETA受容体を特異的に阻害することにより抗腫瘍効果を発揮します。これにより、腫瘍細胞の増殖や生存、血管新生、ならびに骨転移形成に関わる複数のプロセスを阻害すると考えられます5。一方ETB受容体を阻害しないため、異常細胞のアポトーシスを促進するという有益な作用が期待できます5。

Notes to editors

EPOC試験について
・ EPOC試験は無作為化プラセボ対照二重盲検の第Ⅱ相臨床試験です。
・ 無症候性または軽度症候性の転移を有する内分泌療法抵抗性前立腺がん(HRPC)患者312例が組入れられました。
・ 試験はオーストラリア、ベルギー、カナダ、デンマーク、フィンランド、フランス、インドネシア、オランダ、ノルウェー、ポーランド、スウェーデン、スイス、英国、米国にて実施されました。
・ 全生存期間を評価項目とした副次的評価項目は達成されたものの、主要評価項目である無増悪生存期では有意差は示されませんでした。
・ 全生存期間の結果は以下の通りです(解析対象:ITT) intent-to-treat集団 ZD4054 15mg ZD4054 10mg Placebo
患者数 98 107 107
死亡数 34 33 51
全生存期間の中央値(月) 23.5 24.5 17.3
プラセボに対するハザード比 0.65 0.55 -
80% CI 0.49, 0.86 0.41, 0.73 -

前立腺がんについて
前立腺がんは主に50歳以上の男性にみられる疾患です6。多くの西洋諸国で男性がんの中で診断率の高い疾患であり、罹患率も増加傾向にあります。世界中で毎年67万人以上が前立腺がんの診断を受けています3。前立腺がんは、肺がん、大腸がんに次いで死亡者数の多いがんです4。米国だけでもHRPCの新規患者は毎年約6万人にのぼります7。

Reference List 1 James ND, Caty A, Borre M, et al. Safety and efficacy of the specific endothelin-A receptor antagonist ZD4054 in patients with hormone-resistant prostate cancer and bone metastases who were pain free or mildly symptomatic: a double-blind, placebo-controlled, randomized, phase II trial. Eur Urol 2008. In press. doi:10.1016/j.eururo.2008.11.002

2 Taplin, M.E. et al. Androgen receptor: A key molecule in the progression of prostate cancer to hormone independence. Journal of Cellular Biochemistry 91(3), 483-490 (2004)
3 Cancer Research UK, Prostate Cancer Incidence Statistics http://info.cancerresearchuk.org/cancerstats/types/prostate/ (last accessed 13 November 2008)

4 MEPS Against Cancer. Cancer Facts and Figures http://www.mepsagainstcancer.org/index.php?option=com_content&task=view&id=17&Itemid=31 (last accessed 13 November 2008)

5 Morris, C.D. et al. Specific inhibition of the endothelin A receptor with ZD4054: clinical and pre-clinical evidence. British Journal of Cancer. 2005: 92

6 Kirby RS et al. Prostate cancer and sexual function. Prostate Cancer and Prostatic Diseases. 1998:1:179-184

7 DaVinci Cancer!MPact 2006

どうして乳がん検診を受けないのか?(748名の女性の声) ~「診療時間中に行けない」、「マンモグラフィは痛そう」~(2008/12/2)
アストラゼネカ(本社:大阪市北区、加藤益弘社長)が乳がん検診に対する意識を聞き取りしたところ、30代から50代の女性では乳がん検診を「受けた」もしくは「受けたい」と全体の約9割が検診に肯定的な考えを持っていることがわかりました。また「診療時間中に行くことが困難だから」や「マンモグラフィは痛そうだから」が受けたいと思いながらも受診のハードルになっているという回答を得ました。

意識調査結果
本調査は当社が本年10月に開催した乳がん啓発イベントブースを訪れた女性のうち、30代から50代748名の回答結果を集計したもの。乳がん検診に対する考えを聞いたところ、次の結果となりました。

Q.乳がん検診を受けたことがありますか?また、受けたいと思いますか?(n=748)
・ 検診を受けたことがあり、また受けたいと思う 384人(51.3%)
・ 検診を受けたことはあるが、もう受けたくない 9人(1.2%)
・ 検診を受けたことはないが、受けたい 339人(45.3%)
・ 検診を受けたことはないが、受けたいと思わない 16人(2.1%)

Q検診を「受けたことはないが、受けたい」方が今まで受診せずにきた理由は?複数回答(n=339)
・ 診療時間中に行くことが困難だから 58人(17.1%)
・ マンモグラフィは痛そうだから 57人(16.8%)
・ 自分が乳がんになると考えたことがなかったから 56人(16.5%)
・ どこで受診すればよいかわからないから 40人(11.7%)
・ 男性医師に診られるのが嫌だから 36人(10.6%)

本調査結果より一度検診を受けた女性では、受診に対する抵抗はあまり見られませんでした。しかし、受診経験のない女性は体に異変を感じない限り受診の必要性を感じにくく、医療機関を訪れる「きっかけ」が必要のようでした。
受診しない理由の第一位は「診療時間中に行くことが困難だから」があげられ、30代から50代の女性は仕事や家事、育児などに追われ自身の健康に割く時間をとりにくい現状が反映されました。また第二位には「マンモグラフィは痛そうだから」、第三位には「自分が乳がんになると考えたことがなかったから」があげられており、罹患のリスクと受診によるベネフィットなど、乳がんについてさらなる情報伝達が必要であることもわかりました。

アストラゼネカは、乳がん啓発イベントやWEBサイト『乳がん.jp(http://www.nyugan.jp)』、市民公開講座などで乳がんの現状や、検診、治療などについて広く情報発信し、また検診などによる早期発見を訴えることで死亡率低下に貢献していきます。

調査実施の背景
乳がんは日本人女性の20人に1人がかかるといわれており、罹患率、死亡率共に将来増加すると予測されています。一方、乳がんは早期に発見できれば完治の可能性が高くなるため、検診による早期発見が死亡率低下の鍵となります。しかし、検診受診率は欧米に比べ13%程度と依然低く対策が求められています。当社は10月に乳がん啓発のため大阪市内で乳がん啓発イベントを展開し、同会場で今後の検診率向上に役立てる目的で意識調査を行いました。

調査の詳細
年齢 (n=748) 30代:412人 40代:217人  50代:119人
属性 (n=748)
乳がんや乳腺疾患の経験者 23人
乳がんや乳腺疾患の家族・友人 85人
医療従事者 57人
乳がんや乳腺疾患の経験者かつ医療従事者 4人
乳がんや乳腺疾患の経験者かつ経験者の家族・友人 1人
乳がんや乳腺疾患の経験者の家族・友人かつ医療従事者 6人
いずれにも該当しない 469人
無回答 103人

検診を受けたことがない理由は?複数回答(n=339)
上記設問で「受けたことはないが、受けたい」方のみ

第1位 診療時間中に行くことが困難だから 58人(17.1%)
第2位 マンモグラフィは痛いと聞いたから 57人(16.8%)
第3位 自分が乳がんになると考えたことがないから 56人(16.5%)
第4位 どこで受診できるかわからないから 40人(11.7%)
第5位 男性医師に診られるのが嫌だから 36人(10.6%)
第6位 乳がんと診断されるのが恐いから 29人( 8.6%)
第7位 家族に乳がんになった人がいないので自分は大丈夫と思うから 27人( 8.0%)
第8位 胸を見られたり触られたりするのが嫌だから 25人( 7.4%)
第9位 一人で行くのは恐いから 24人( 7.0%)
第10位 わざわざ検診にお金を払うことに抵抗があるから 18人( 5.3%)
第11位 その他 12人( 3.5%)
第12位 本当に早期発見できるのか疑問だから 9人( 2.7%)
第13位 胸が小さく大丈夫と思うから 6人( 1.8%)
第14位 生理が終わって大丈夫と思うから 2人( 0.6%)

アストラゼネカ 2008年の主な乳がん啓発活動
・ 年間を通じて市民公開講座を全国で30回程度開催
・ 10月1日:エスティローダー開催 東京タワーライトアップイベント協力
・ 10月1日~5日:梅田スカイビルタワーイースト24階から31階を使った窓文字
・ 10月4日、5日:阪急梅田ビッグマン前広場 乳がん啓発イベント
・ 10月4日、5日:梅田スカイビルタワーイースト 事前予約制マンモグラフィ検診+セルフチェック講習

イレッサ(ゲフィチニブ)第Ⅲ相臨床試験INTERESTの結果 LANCETに掲載される - 化学療法剤に対する全生存期間の非劣性を証明した試験結果 -(2008/11/25)
2008年11月21日-英国(オールダリーパーク) 治療歴のある進行非小細胞肺がん患者を対象とし、イレッサ(ゲフィチニブ)が全生存期間においてドセタキセルとの非劣性を証明した第Ⅲ相臨床試験INTERESTの結果が、本日LANCETに掲載されました1。この試験でイレッサはドセタキセルに比べ良好な忍容性を示したほか、イレッサ投与群では有意に多くの患者でQOL(生活の質)が改善されました。

イレッサは治療歴のある進行非小細胞肺がん患者を対象とした試験において、化学療法剤に対する全生存期間の非劣性を証明した唯一のEGFRチロシンキナーゼ阻害剤です。アストラゼネカはINTERESTの結果に基づき、今年、欧州医薬品審査庁にイレッサの販売承認申請を行いました。現在、イレッサは日本と中国を含む36の国と地域で承認されています。

INTEREST(IRESSA Non-small-cell lung cancer Trial Evaluating REsponse and Survival against Taxotere)はプラチナ製剤を含む化学療法治療歴のある局所進行、転移性または再発非小細胞肺がん患者1466例を対象にイレッサとドセタキセルの全生存期間を比較検討した非盲検無作為化並行群間比較第Ⅲ相臨床試験です。

テキサス州ヒューストンのMD Anderson Cancer Center准教授であり、INTERESTの共同治験調整医師でもあるEdward Kim氏は「この大規模試験は、治療歴のある進行非小細胞肺がん患者において、化学療法と比較した際の標的治療の役割を確証しました。この試験でイレッサはドセタキセルと同程度の有効性と、より良好な忍容性を示した結果、ドセタキセル投与患者に比べてイレッサ投与患者では有意に多くの患者で、臨床的に意義のあるQOL(生活の質)改善が示されました」と述べました。

同じくINTERESTの共同治験調整医師であり、フランスのCentre Rene Gauducheau教授のJean-Yves Douillard氏は「化学療法剤と同程度の有効性があり、化学療法剤よりも良好な忍容性を有する経口剤は患者にとって重要な選択肢です」と述べました。

Notes to editors

肺がんについて
・ 毎年新たに肺がんと診断される患者は世界で135万人以上にのぼり、この深刻な疾患による死亡者は120万人近くに達します。これは乳がん、大腸がん、前立腺がんを合わせた死亡者数を上回っています2。
・ 肺がんは、他の臓器やリンパ節に転移する前の早期に発見されれば、約半数の患者は5年以上生存できます。しかし、このような早期に発見される肺がんはわずかしかなく、通常は診断された時は進行がんで、その場合の5年生存率は約15%に低下します3。

アストラゼネカについて
・ アストラゼネカは、医療用医薬品の研究、開発、製造及び販売、並びにヘルスケアサービスの提供などのヘルスケア事業を世界的に展開している医薬品メーカーです。年間295億5,500万ドルのヘルスケア事業の売上高を有し、消化器、循環器、ニューロサイエンス、呼吸器、オンコロジー及び感染症製品の販売でリーディングポジションを確立しています。アストラゼネカは、Dow Jones Sustainability Index(Global)及びFTSE4 Good Indexに選定されています。
・ 詳細は、弊社のウェブサイトwww.astrazeneca.co.jpをご覧ください。

Reference List 1 Kim ES et al. Gefitinib versus docetaxel in previously treated non-small-cell lung cancer(INTEREST): a randomised phase III trial . Lancet 2008.

2 Ferlay, J. et al. GLOBOCAN 2002: Cancer Incidence, Mortality and Prevalence Worldwide. IARC CancerBase No. 5. version 2.0. Lyon: IARC Press, 2004.
3 Bepler G. Lung cancer epidemiology and genetics. J Thorac Imaging 1999; 14(4):228-234.

アストラゼネカの新規抗がん剤バンデタニブ(ZD6474)、 肺がん患者への有用性が示される - 3つの第Ⅲ相臨床試験結果より -(2008/11/21)
本日、アストラゼネカは非小細胞肺がん患者を対象とした3つの第Ⅲ相臨床試験である、バンデタニブとドセタキセルの併用療法を検討したZODIAC試験、バンデタニブとペメトレキセドの併用療法を検討したZEAL試験、そしてバンデタニブ単剤療法を検討したZEST試験の結果を発表しました。

バンデタニブと化学療法を併用したZODIAC試験とZEAL試験では、化学療法の単剤療法に比べ良好な結果を示しました。バンデタニブを化学療法と併用することで、主要評価項目である無増悪生存期間(PFS)の延長が示されました。小規模のZEAL試験では統計学的な有意差は認められなかったものの、より大規模なZODIAC試験では統計学的に有意な無増悪生存期間(PFS)の延長が認められました。

臨床上の有用性は副次的評価項目でも確認されました。両試験において、化学療法にバンデタニブを併用することで、腫瘍縮小効果の指標となる奏効率(ORR)で統計学的に有意な改善が認められました。また、統計学的な有意差はなかったものの、全生存期間(OS)においても延長傾向がみられました。

また重要な点として、化学療法にバンデタニブを併用することで化学療法の単剤療法に比べ、疾患随伴症状を良好にコントロールすることができ、良好なQOL(生活の質)を統計学的有意に、より長期間持続させることが示されました。

ZODIAC試験はバンデタニブ100mg/日とドセタキセルの併用療法をドセタキセル単剤療法と比較検討する第Ⅲ相無作為化プラセボ対照二重盲検試験です。1レジメンの抗がん剤治療歴がある進行非小細胞肺がん患者1391例が組入れられました。

ZEAL試験はバンデタニブ100mg/日とペメトレキセドの併用療法をペメトレキセド単剤療法と比較検討する第Ⅲ相無作為化プラセボ対照二重盲検試験です。1レジメンの抗がん剤治療歴がある進行非小細胞肺がん患者534例が組入れられました。

ZEST試験はバンデタニブ300mg/日とエルロチニブ150mg/日の有効性を比較検討する第Ⅲ相無作為化二重盲検試験で、無増悪生存期間(PFS)を統計学的に有意に延長することを示すという主要評価項目は達成できませんでした。しかし、バンデタニブとエルロチニブは事前に計画されていた非劣性解析により同等の無増悪生存期間(PFS)と全生存期間(OS)を示しました。試験では、治療歴のある局所進行または転移性の非小細胞肺がん患者1240例が組入れられました。

これら3つの第Ⅲ相臨床試験におけるバンデタニブの安全性プロファイルは、これまで非小細胞肺がん患者を対象に行ったバンデタニブ試験と相違のない結果でした。最も多くみられた有害事象は皮疹、下痢、高血圧でした。

アストラゼネカの開発担当エグゼクティブ・ディレクターであるJohn Pattersonは「非小細胞肺がんは真に深刻な疾患です。これらの試験から、バンデタニブが化学療法単剤よりも肺がん患者のQOLを良好に維持し、症状を管理する中で、がんがコントロールされた状態で生活できる期間を延長するといった臨床上の有用性をもたらすことが示されました」と述べました。

アストラゼネカは規制当局と協議の上、2009年上半期に承認申請を行う予定です。ZODIAC、ZEAL、ZEST試験の詳細結果は今後の国際学会にて発表される予定です。

なお現在、バンデタニブでは別の非小細胞肺がん患者に対する単剤療法での第Ⅲ相臨床試験(ZEPHYR)そして甲状腺がんを含むいくつかの別のがん種を対象とした試験が進行中です。

バンデタニブについて

バンデタニブは臨床的に証明されている以下の2つの作用により抗腫瘍効果を発揮します。
・ 「血管内皮増殖因子(VEGF)」を阻害し、腫瘍への新しい血管形成を阻害することによって、腫瘍増殖を阻止する。
・ 「上皮増殖因子受容体(EGFR)」を介して起こる腫瘍増殖を直接阻害する。
またバンデタニブは特定の甲状腺がんの成長に関わるRETチロシンキナーゼも阻害します。

バンデタニブの第Ⅲ相臨床試験について

ZODIAC試験
ZODIAC (ZACTIMA in cOmbination with Docetaxel In non-smAll cell lung Cancer)試験は、1レジメンの抗がん剤治療歴がある局所進行または転移性の非小細胞肺がん患者を対象に、バンデタニブ100mg1日1回とドセタキセルの併用療法とドセタキセル単剤療法を比較する無作為化プラセボ対照二重盲検試験です。欧州、北米、南米、アジア太平洋、日本の250施設から1391例が組入れられました。

ZEAL試験
ZEAL (ZACTIMA Efficacy with Alimta in Lung cancer)試験は、1レジメンの抗がん剤治療歴を有する局所進行または転移性の非小細胞肺がん患者を対象に、セカンドライン治療としてバンデタニブ100mgとペメトレキセドの併用療法とペメトレキセド単剤療法を比較検討する無作為化プラセボ対照二重盲検並行群間比較試験です。世界23カ国、約160施設から534例が組入れられました。

ZEST試験
ZEST (ZACTIMA Efficacy Study versus Tarceva)試験は治療歴のある局所進行または転移性の非小細胞肺がん患者を対象にバンデタニブ300mgとエルロチニブ150mgの有効性を比較検討する無作為化二重盲検試験です。世界22カ国、約171施設から1240例が組入れられました。

ZEPHYR試験
ZEPHYR (ZACTIMA Efficacy trial for NSCLC Patients with HistorY of EGFR-TKI and chemo-Resistance)試験はEGFRチロシンキナーゼ阻害剤による治療後の局所進行または転移性の非小細胞肺がん患者を対象にバンデタニブ300mgに緩和療法(BSC)を加えた治療とBSCのみの治療の有効性を比較検討した無作為化並行群間二重盲検試験です。世界23カ国、約170施設で進行中です。

肺がんについて

毎年新たに肺がんと診断される患者は世界で135万人以上にのぼり、この深刻な疾患による死亡者は120万人近くに達します。これは乳がん、大腸がん、前立腺がんを合わせた死亡者数を上回っています。非小細胞肺がんは肺がんの約85%を占めます。肺がんは、他の臓器やリンパ節に転移する前の早期に発見されれば、約半数の患者は5年以上生存できます。しかし、このような早期に発見される肺がんはわずかしかなく、通常は診断された時は進行がんで、その場合の5年生存率は約15%に低下します。

心血管イベント発症リスクを44%減少 スタチンの大規模アウトカム試験としては過去最大の減少効果 - クレストールJUPITER試験 -(2008/11/10)
アメリカ・ニューオーリンズで開催されている2008年米国心臓協会(American Heart Association)学術集会でJUPITER(ジュピター)試験が9日、Late Breaking Clinical Trials Sessionにて発表されました。

LDL-Cは正常か低値であるものの炎症マーカーとして知られている高感度CRPが高値の、心血管疾患リスクを有する男女を対象にクレストール(ロスバスタチン)の1次予防効果を検討したJUPITER試験において、クレストール20mg/日投与群ではプラセボ投与群に比べて、わずか1.9年(中央値)という短い試験期間で、一次エンドポイントの心血管イベント(心筋梗塞、脳卒中、血行再建術施行、入院を要する不安定狭心症および心血管死の複合リスク)の発症が44%(p<0.001)という大幅な減少を示しました。

そのほかクレストール20mg/日投与群では、 ・ 心筋梗塞、脳卒中、心血管死の複合リスクは47%(p<0.001)減少しました。
・ 心筋梗塞の発症リスクは54%(p<0.001)減少しました。
・ 脳卒中の発症リスクは48%(p=0.002)減少しました。
・ 総死亡率は20%(p=0.02)減少しました。

これらの結果はクレストール投与によってLDL-Cが55mg/dL(中央値)まで50%(p<0.001)も低下したことが大きく寄与しているものと考えられます。また、JUPITER試験の結果はThe New England Journal of Medicineにも掲載されています。
また、クレストール20mg/日投与は、約9,000例の患者において良好な忍容性を示し、がんやミオパシーを含む主要な有害事象においてもプラセボと同様の安全性プロファイルが認められました。

「今回の試験で心血管イベントに対するクレストールのエビデンスが新たに蓄積されました。JUPITER試験の結果、LDL-Cは正常か低値であるものの、高感度CRPが高値である人々において、クレストールはLDL-Cを劇的に低下させ、心筋梗塞や脳卒中のリスクを約半分まで減少することが確認できました。今後の治療への大きな知見となるでしょう」-アストラゼネカのチーフ・メディカル・オフィサー、ハワード・ハッチンソンは語っています。

JUPITER試験
JUPITER (Justification for the Use of statins in Primary prevention: an Intervention Trial Evaluating Rosuvastatin) 試験は患者数17,802例と大規模な無作為化二重盲検プラセボ対照比較試験です。心血管イベント発症のおよそ半数がLDL-C値が正常か低値の患者さんであることから、JUPITER試験は、心血管イベントの既往がなく、LDL-Cは正常か低値であるものの、高感度CRP高値および加齢より心血管疾患リスクを有する患者を対象に、心筋梗塞、脳卒中、また他の主要な心血管イベントの発症に対するクレストールの抑制効果を検討しました。半数以上の対象患者が高血圧、低HDL-C、冠動脈疾患の家族歴、喫煙などのリスクファクターを一つ以上有していました。炎症マーカーである高感度CRPは動脈硬化性の心血管イベントリスクと相関することが知られています。
JUPITER試験は今年3月に独立データ管理委員会から「すでに明確なベネフィットが確認できた」として、早期に終了するよう勧告を受け、予定よりも早期に終了しました。

GALAXYプログラム
JUPITER試験はスタチン研究における未解明の重要な問題に取り組むために計画された世界的な研究であるアストラゼネカのGALAXYプログラムのひとつです。これまでGALAXYプログラムには世界55カ国から69,000例を超える患者がエントリーしています。

クレストールについて
クレストールは世界97カ国以上で承認され、1,500万人以上の患者に服用されています。臨床試験及び、市販後のデータからクレストールの安全性プロファイルは他のスタチンと同様であることが示されています。クレストールの日本における適応症は、高コレステロール血症、家族性高コレステロール血症です。日本での通常開始用量は2.5mg/日ですが、早期にLDL-コレステロール値を低下させる必要がある場合は5mg/日より投与可能で1日最大用量は20mgです。
これまでの臨床試験でクレストールはLDL-C低下効果、HDL-C上昇効果に優れ、心血管疾患の根源にある動脈硬化の退縮を実現することができるスタチンであることを示しています。

アストラゼネカ、新しいディテーリングシステムを導入 ~日本初の画期的なシステムで活動の効率と質の向上を目指す~(2008/9/29)
 アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:加藤 益弘)は、タッチパネル式のパソコンを活用したインタラクティブなディテーリングシステムを開発し、2008年9月中旬より、地域や製品を限定して、パイロット的に導入しました。 これは日本初の試みで、本格的な導入は2009年の年央を予定しています。 アストラゼネカにおいて、本システムは既に米国とフランスで実施されており、期待された成果が出つつあります。日本以外にも、数カ国において今年から来年にかけて導入が予定されています。

 通常MR(医薬情報担当者)は、個々のドクターのニーズに合わせ、様々な資料を準備し、ディテーリングを行います。 各製品につき、文献、種々のパンフレットなどがありますが、持参できる資料には限界があります。 また、これらの資料は基本的にすべて紙ベースであるため、例えば、疾患のメカニズムや薬剤の作用機序などをイメージしにくいなどの指摘もありました。 

 本システムは、従来のディテーリング資料に加えてCG動画やVTRなどを搭載したタッチパネル式のパソコンを駆使することにより、その場でドクターのニーズにスピーディーかつ的確に対応できるディテーリングを可能とし、MRの活動効率と質を大きく向上させる画期的なシステムです。

 また、本システムでは、すべてのディテーリングの履歴を残す機能があり、ディテーリングの質や成果をモニターすることができ、最適な活動計画を立案することが可能です。更に、これらのデータから全社的なマーケティング戦略の策定・修正などに役立てることもできます。

 当社は、医療や製品に関する質の高い情報を医師に対して効率的に提供することが、医薬品の適正使用を進め、患者さんに貢献していく上で非常に重要であると考えています。 コンテンツの充実はもとより、情報提供やコミュニケーションの方法についても更なる改善を常に目指しており、今回の新システムの導入は、非常に有益であると確信しています。

イレッサ (ゲフィチニブ)アジアにおける進行非小細胞肺がん患者を対象とした大規模臨床試験結果(IPASS) -欧州臨床腫瘍学会にて発表-(2008/9/15)

2008年9月15日-英国(オールダリーパーク) 本日、ストックホルムで開催されている欧州臨床腫瘍学会(ESMO)で、臨床背景因子により選択されたアジアの進行非小細胞肺がん患者を対象とした臨床試験IPASS(IRESSA Pan-ASia Study)において、イレッサがカルボプラチン/パクリタキセル併用化学療法に対して無増悪生存期間の非劣性を証明するという主要目的を上回り、優越性を証明したことが報告されました。(ハザード比 [HR] 0.74, 95% 信頼区間 [CI] 0.65~0.85, p<0.0001)1

事前に計画されていたバイオマーカーに基づくサブグループ解析では、無増悪生存期間はEGFR遺伝子変異陽性患者ではイレッサ群が化学療法群に比べ有意に長く (HR 0.48, 95% CI 0.36~0.64, p<0.0001)、EGFR遺伝子変異陰性患者では化学療法群がイレッサ群に比べ有意に長い(HR 2.85, 95% CI 2.05~3.98, p<0.0001)ことが示されました。EGFR遺伝子変異の状況が不明な患者群においては、全試験患者の結果と同様の結果でした。

またイレッサは併用化学療法に比べ、良好な忍容性、有意に優れたQOL(生活の質)改善率を示しました。

IPASSは非盲検無作為化並行群間比較試験で、臨床背景因子により選択されたアジアの進行非小細胞肺がん患者を対象にファーストライン治療としてのイレッサの有効性、安全性及び忍容性をカルボプラチン/パクリタキセル併用化学療法と比較した試験です。主要評価項目は無増悪生存期間で、主要目的は無増悪生存期間におけるイレッサのカルボプラチン/パクリタキセル併用化学療法に対する非劣性を証明することでした。

この試験にはアジアにおいて化学療法治療歴のない進行非小細胞肺がん患者で、組織型が腺がん、かつ喫煙歴のない、または軽度の喫煙歴(10 Pack-Year以下で少なくとも15年以上禁煙している)を有する患者1,217例が組入れられました。

副次的評価項目である客観的奏効率は、イレッサはカルボプラチン/パクリタキセル併用化学療法に対し優越性を示しました(43% vs. 32%; p=0.0001)。また、有意に多くの患者で臨床的に重要なQOL(生活の質)改善が認められました。(FACT-Lによる評価:48% vs. 41%; p=0.0148, TOIによる評価:46% vs. 33%; p<0.0001)。全生存期間については、現時点で得られているデータでは十分なイベント数が得られていませんが、両群で同様の傾向にあります (HR 0.91, 95% CI 0.76~ 1.10; 37%の患者が死亡)。なお、生存期間に関しては引き続き追跡調査を行っていきます。
イレッサの安全性プロファイルは、製品添付文書の記載、これまでのイレッサの既治療例を対象とした試験で報告されたものと概ね一致していました。
治験調整医師を務めるTony Mok教授(Hong Kong Cancer Institute, Chinese University of Hong Kong)は「イレッサは、既にアジア人において化学療法治療歴を有する非小細胞肺がん患者に対して有用な化学療法の代替治療のひとつとして使用されています。IPASSの結果はイレッサが選択されたアジア人進行非小細胞肺がん患者のファーストライン治療になり得る新たな可能性を示すものです」と述べました。
現在、イレッサは36の国と地域(日本を含むアジア地域では11)で化学療法治療歴のある局所進行または転移性非小細胞肺がんを対象に承認されていますが、進行非小細胞肺がんに対するファーストライン治療としては未承認、或いは使用が制限されています。アストラゼネカはIPASSのデータについて関連当局と協議中です。
2008年5月には、海外第Ⅲ相臨床試験INTEREST(IRESSA Non-small-cell lung cancer Trial Evaluating REsponse and Survival against Taxotere)に基づき欧州医薬品審査庁(EMEA)に販売承認申請を実施しました。INTERESTは患者背景因子で選択されていない治療歴のある進行非小細胞肺がん患者を対象に行ったもので、イレッサはドセタキセルに対し全生存期間で非劣性を示したほか、良好な忍容性とQOL(生活の質)を示しました。
イレッサの使用に際しては、製品添付文書を遵守してください。現在、日本の添付文書には効能・効果に関連する使用上の注意として「本剤の化学療法未治療例における有効性及び安全性は確立していない」と記載されています。

Notes to editors
日本におけるイレッサの適応症は「手術不能又は再発非小細胞肺癌」です。現在、添付文書には「本剤の化学療法未治療例における有効性及び安全性は確立していない」と記載されています。イレッサの使用に際しては、製品添付文書をご参照ください。

肺がんについて
毎年新たに肺がんと診断される患者は世界で135万人以上にのぼり、この深刻な疾患による死亡者は120万人近くに達します。これは乳がん、大腸がん、前立腺がんを合わせた死亡者数を上回っています。2

肺がんは、他の臓器やリンパ節に転移する前の早期に発見されれば、約半数の患者は5年以上生存できます。しかし、このような早期に発見される肺がんはわずかしかなく、通常は診断された時は進行がんで、その場合の5年生存率は約15%に低下します。

1 Mok T. Phase III, Randomised, Open-Label, First-Line Study Of Gefitinib Vs Carboplatin/Paclitaxel (C/P) In Clinically Selected Patients With Advanced Non-Small-Cell Lung Cancer (NSCLC), Presented at the European Society of Medical Oncology meeting, Stockholm. Abs LBA2. 2008.

2 Ferlay, J. et al. GLOBOCAN 2002: Cancer Incidence, Mortality and Prevalence Worldwide. IARC CancerBase No. 5. version 2.0. Lyon: IARC Press, 2004

3 Bepler,G. (1999) Lung cancer epidemiology and genetics. J. Thorac. Imaging 14, 228-234
http://www.astrazeneca.co.jp/activity/press/2008/08_09_16.html

アストラゼネカ社と共同研究契約を締結(2008/6/16)
 株式会社ファルマデザイン(本社:東京都中央区、代表取締役社長:古谷 利夫)とアストラゼネカ・アクチエボラーグ社(スウェーデン、セーデルテリエ))とは、循環器病分野の創薬研究について共同研究契約を締結いたしました。

 この共同研究は、(株)ファルマデザインが自社のin silico創薬技術を用いて探索をした「毒素」由来の生理活性ペプチドおよび低分子化合物に関して、循環器病分野の標的タンパク質に対する阻害活性を調べること、およびその標的タンパク質に対する新たな低分子化合物を見出すことを目的としています。

 本共同研究契約に基づき、アストラゼネカ・アクチエボラーグ社は、ファルマデザインの有する生理活性ペプチドおよび低分子化合物に対する交渉権を得ることができます。

■株式会社ファルマデザインについて: http://www.pharmadesign.co.jp/
 バイオインフォマティクスとドラッグデザインを事業の中核としたゲノム創薬ベンチャー。
 ゲノム創薬に関する受託研究と、独自にタンパク質の立体構造からその機能をコンピュータで推定することにより創薬標的分子を探索し、医薬品のリード化合物を見出す研究を行なっています。
 In silico創薬研究および創薬支援事業に特化したビジネス展開をしています。
 最近では、創薬標的としてのタンパク質間相互作用(Protein-Protein Interaction)の探索研究や分子量の小さな化合物(フラグメント)を基にした医薬品候補化合物の探索研究にも積極的に取り組んでいます。

■アストラゼネカPLCについて:
 アストラゼネカPLCは、医療用医薬品の研究、開発、製造、販売およびヘルスケアサービスの提供などのヘルスケア事業を世界的に展開している企業です。アストラゼネカPLCは年間295億5千万米ドルの売り上げを持つ世界トップクラスの製薬企業として、消化器、循環器、ニューロサイエンス、呼吸器、がん及び感染症領域の売り上げでリーディングポジションを確立しています。アストラゼネカPLCは社会的責任投資指標であるDow Jones Sustainability Index(Global)及びFTSE4 Good Indexに選定されています。

アストラゼネカ社との共同研究から創製された新規アレルギー性疾患治療剤が臨床開発段階に移行(2008/5/8)
 大日本住友製薬株式会社(本社:大阪市、社長:宮武健次郎)は、アストラゼネカ社(本社:英国、最高経営責任者:DavidBrennan)と共同して、新規アレルギー性疾患治療剤の臨床開発を開始することにいたしましたのでお知らせします。

 当社は、炎症・アレルギー領域を研究指向領域の一つと位置づけ、新しい作用メカニズムを持つアレルギー性疾患治療剤の探索研究を進めてきました。この探索研究の中から有望な化合物群を見出し、そのことを契機として2004年よりアストラゼネカ社と新規アレルギー性疾患治療剤に関する共同研究を実施することとなり、今般その成果として両社で開発化合物を見出すことに成功しました。

 この開発化合物はToll-likereceptor7(TLR7)に対するアゴニスト作用を有する免疫調節剤であり、気管支喘息、アレルギー性鼻炎などのアレルギー性疾患において長期寛解をもたらす治療薬になることが期待されます。

 両社の開発販売契約に基づき、当社は日本、中国、韓国、台湾をテリトリーとして、アストラゼネカ社はこれら4カ国を除く全世界をテリトリーとして開発、販売を行います。さらに、当社は米国および欧州主要国での共同販売促進(コ・プロモーション)のオプション権を有しています。アストラゼネカ社の販売後は、同社より、製品販売に伴うロイヤルティーの支払いを受けることとなります。

 本剤は、今般、アストラゼネカ社が欧州で第I相臨床試験を開始し、本邦でも当社が第I相臨床試験を準備中です。両社で引き続き開発を共同で迅速に進めることにより、本剤が気管支喘息やアレルギー性鼻炎に悩む患者様を長期的な薬物療法から解き放ち、通常の生活を送っていただくことに貢献する画期的な治療薬になるものと期待しています。


以上


(ご参考)
 TLR(Toll-LikeReceptor:Toll様受容体):病原体由来の種々の成分の認識に関与する膜タンパク群の総称。ヒトではTLR1~TLR10の10種類が報告されており、TLR7は1本鎖RNAの認識に関与する。近年の先進国を中心としたアレルギー疾患の急増は、衛生環境の改善や抗生物質の多用により乳幼児期に微生物に感染する機会が減少したことが一因と考えられている(衛生仮説)。TLR7アゴニストは微生物感染を化学的に模倣することによりTh1型免疫応答を強く誘導し、アレルギー患者においてTh2側に偏った免疫系のTh1/Th2バランスをTh1側へ是正することから、新規なアレルギー性疾患治療薬としての有用性が期待される。

 長期寛解:病気そのものは完全に治癒していないが、薬物療法を行わなくても、病気の症状が長期間にわたり軽減または消失すること。

パルミコート(R)吸入液、長期投与の安全性データが公表される ~乳幼児喘息治療に適応を持つ国内唯一の吸入ステロイド薬~ ※ニュースリリースを原文のまま紹介しています。(2008/4/21)
 アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:加藤 益弘)は、2008年4月発行の日本小児アレルギー学会誌に掲載された乳幼児気管支喘息に対するパルミコート(R)吸入液の長期投与試験の結果を発表しました。
 本試験は、パルミコート(R)吸入液の有効性と安全性を検討する国内第III相試験(24週間のオープン無作為化並行群間試験:以下、24週投与試験)に引き続き、最長168週までパルミコート(R)吸入液を投与した際の安全性評価を目的として実施されました。パルミコート(R)吸入液は2006年9月に発売が開始された、乳幼児に適応を持つ国内唯一の吸入ステロイド薬で、これまでに喘息発作頻度、咳の頻度、日常生活および夜間睡眠障害の改善に有効であることが確認されています。乳幼児気管支喘息患者では成長・発育の懸念もあることから、パルミコート(R)吸入液を長期継続使用した場合の安全性を検討しました。

◆投与期間延長に伴う新たな副作用の発現および発現頻度の増加は認められず、長期投与時における新たな安全性の懸念は示唆されませんでした。
◆投与開始から最長168週まで(24週投与試験含む)、成長抑制を示唆する臨床所見は認められませんでした。

 以上より、乳幼児喘息患者に対するパルミコート.吸入液の長期投与は安全かつ有効な喘息治療であることが示唆されました。

【試験概要】
対 象:
 24週投与試験を完了した気管支喘息患者で、治験責任医師等によりパルミコート(R)吸入液を継続投与することで臨床上の利益があると判断された患児 54例。

投与方法:
 朝または夕方の1日1回あるいは朝および夕方の1日2回、決まった時刻にネブライザーを用い吸入した。期間中の用法・用量は、1日量0.25~1.0mgの範囲内で、喘息コントロールに応じて、治験責任医師等の判断により適宜および随時増減した。

併用禁止薬:
 本剤以外の吸入ステロイド薬、経口ステロイド薬の連用、ステロイド筋注・坐薬、他の治験薬

結 果:
 最終評価(168週;24週投与試験含む)まで投与した症例は25症例。中止に至った29例中は、年齢が5歳に達した症例(対象の選択基準が5歳未満であるため)や症状が改善もしくは喘息症状のコントロールが良好となり本剤の投与が必要なくなった症例がほとんどで、副作用の発現のために脱落した症例はいなかった。

◇安全性
副作用:
 口腔内カンジダ症2例、皮膚炎、接触性皮膚炎および口内炎各1例であったが、いずれも本剤投与中に消失した。
 成長への影響:本剤投与開始から最長168週まで(24週投与試験含む)の被験者の身長の伸びを、厚生労働省平成12年調査の乳幼児身長発育パーセンタイル曲線へのプロットでみると、男女ともにほとんどの被験者は3~97パーセンタイル内で増加し、身長発育が遅延する傾向は見られなかった。
 副腎系機能に対する影響:本剤投与後最長144週までの間(24週投与試験期間を含む)に長期投与による副腎皮質機能の連続的な低下や抑制を疑う臨床所見や徴候は見られなかった。

◇有効性
 本試験期間中を通じて、「非常に有効」または「有効」と評価された症例の割合は、すべての評価時点で80%以上で、最終観察時の評価(LOCF)は92.6%であった。(投与期間:34週~144週)

治験に関する包括契約締結(2007/9/18)
 慶應義塾大学医学部とアストラゼネカは、治験に関する包括契約を締結した。この契約は、アストラゼネカ社が慶應義塾大学に対して将来実施を依頼する全治験に関する全般的事項について包括的に合意するもの。治験ごとの個別契約は本包括契約の下に別個に締結される。
 慶應義塾大学医学部では,治験・臨床研究の活性化への取組みを始めたところであり、その一環として、本契約に基づきアストラゼネカ社と協議のうえ、同社の開発候補薬剤の早期治験実施を支援する。また、併せて治験の契約締結や遂行に要していた期間の短縮を図り、日本における臨床開発の早期開始と効率化に寄与したい考え。

プロトンポンプ阻害薬 ヘリコバクター・ピロリの二次除菌療法に関し用法・用量の追加承認を取得(2007/8/24)
武田薬品工業、アストラゼネカ、三菱ウェルファーマ、エーザイは、各社が製造・販売するプロトンポンプ阻害薬(3成分・4ブランド)について、アモキシシリン(一般名)およびメトロニダゾール(一般名)との併用による胃・十二指腸潰瘍におけるヘリコバクター・ピロリの二次除菌療法に係る用法・用量の追加承認を取得した。
承認を取得したプロトンポンプ阻害薬は、「タケプロン®」(一般名:ランソプラゾール/武田薬品工業)、「オメプラール®」(一般名:オメプラゾール/アストラゼネカ)、「オメプラゾン®」(一般名:オメプラゾール/三菱ウェルファーマ)、「パリエット®」(一般名:ラベプラゾールナトリウム/エーザイ)。

2007年末までに内分泌療法抵抗性前立腺癌患者を対象に、新規経口治療薬ZD4054の第III相試験を開始すると発表(2007/7/26)
特異的エンドセリンA(ETA)受容体拮抗薬であるZD4054は、第III相試験への移行が決定した。なお第II相試験の結果に関しては第14回欧州臨床腫瘍学会(European Congress of Clinical Oncology:第14回ECCO、9月23~27日にバルセロナで開催)で発表する予定。
第III相試験では、「骨転移を有する」あるいは「有さない内分泌療法抵抗性前立腺癌患者」を対象に単剤療法としてのZD4054の効果に加え、ZD4054とドセタキセル(Taxotere)との併用療法についても評価の予定。
ZD4054はETA受容体の特異的遮断によって、腫瘍細胞の増殖、腫瘍細胞の生存、血管新生及び骨転移の病態生理など、癌の多段階のプロセスを阻害する。その一方でETB受容体を遮断しないため、異常細胞のアポトーシス(死滅)を促進することによって生物学的に有益に作用すると考えられる。

「医師とのコミュニケーション」調査(2007/4/25)
 アストラゼネカは、『医療従事者とのコミュニケーション』のサポートを目的に、乳がん患者さんを対象としたインターネットによる調査を行った。調査結果は、下記URLウェブサイト『がんになっても』からご覧いただける。
http://www.az-oncology.jp/ 

乳がん患者対象の「医師とのコミュニケーション」に関する調査結果を発表(2007/4/25)
 アストラゼネカは、『医療従事者とのコミュニケーション』のサポートを目的に、乳がん患者さんを対象としたインターネットによる調査を行った。 乳がんは癌の中でも治療期間が長く、「主治医とどのように付き合っていくか」は治療を行うにあたって大切な要素である。今回の調査結果から、患者さんの治療や主治医への満足度は、医師の治療実績だけではなく、「医師の対応」が患者さんとの良い関係を築くために重要であることがわかった。 また医師との良い関係下では、患者さん一人ひとりが納得し、安心して治療を受けられることがうかがえた。
 調査結果詳細は、ウェブサイト『がんになっても』ページ中、下記URLからご覧いただける。
http://www.az-oncology.jp/preport/p02_3.html

「約1万人の日本人を対象としたクレストール・錠の使用成績調査」結果発表(2007/4/20)
 アストラゼネカおよび塩野義製薬では、クレストール・錠(以下本剤)の日本人における安全性プロファイルを明確化するために、国内第1号のICH-E2Eガイドラインに準拠した医薬品安全性監視の計画に基づく使用成績調査を実施し、安全性情報の収集と評価をおこなってきた。この度最終解析を終了し、本剤の日本人における安全性を確認することができた。
 詳細は下記のいURLからご覧いただける。
http://www.shionogi.co.jp/ir/news/detail/070420.pdf

METEOR試験により、冠動脈疾患発症リスクが低い人において、クレストール (CRESTOR)のアテローム性動脈硬化進展抑制効果が示される(2007/3/27)
 英国・ロンドン(2007年3月25日):METEORは、頸動脈疾患の早期徴候である頸動脈肥厚があり、冠動脈疾患(CHD)発症リスクが低い人においてアテローム性動脈硬化に対する効果を示した最初の試験。METEOR試験では、クレストール (一般名:ロスバスタチン)40 mgが2年間投与された群は、プラセボ投与群と比較してアテローム性動脈硬化の進展が有意に抑制された。また、投与前値との比較では、プラセボ投与群ではアテローム性動脈硬化の有意な進展が認められたが、クレストール 投与群では有意な進展は認められなかった。
 今回、動脈硬化の初期で、CHD発症リスクが低い患者を対象としたMETEOR試験が終了したことにより、冠動脈疾患を有しCHD発症リスクが高い患者を対象としたASTEROID試験と合わせて、アテローム性動脈硬化の初期病変から高度病変までクレストールの効果が認められたことになる。

ゲフィチニブに係る安全対策調査会における検討(2007/2/1)
 本日、開催された標記会議における検討の結果について、別紙のとおりお知らせする。

ゲフィチニブに係る第III相試験の結果及び
ゲフィチニブ使用に関する当面の対応に関する意見
本調査会において、企業から提出された「1又は2レジメンの化学療法治療歴を有する、進行/転移性(IIIB期/IV期)又は術後再発の非小細胞肺癌患者を対象にゲフィチニブとドセタキセルの生存期間を比較する多施設共同非盲検無作為化並行群間比較第III相市販後臨床試験」(以下「第III相試験」という。)の結果について検討を行った。
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2007/02/h0201-4.html

アリミデックス、早期乳がん治療の新たなスタンダードに(2006/12/11)
 2006年12月7日木曜日、英国マックルズフィールド:アメリカ・ヨーロッパの数ヵ国および日本で‘アリミデックス’(一般名:アナストロゾール)がこれまで標準治療であったタモキシフェンの処方数を超え、20年ぶりに最も閉経後早期乳がん新規患者に処方された内分泌療法薬となった。
 過去10~20年にわたってタモキシフェンは早期乳がんの生存率を改善すること、または内分泌療法を受けなかった場合と比較して、再発のリスクを50%減少させる5ことで幅広く信頼を得てきた。しかし昨今では、‘アリミデックス’のもたらすベネフィットによってさらなる予後の改善が見込めるようになると専門医は期待している。
www.astrazenecapressoffice.com

アリミデックスに切り替えて乳がん再発リスク低減(2006/11/17)
2006年11月17日(金)、英国マックルズフィールド:本日、早期乳がんでタモキシフェンによる治療2~3年後にアリミデックス(R)(アナストロゾール)に切り替えた患者では、タモキシフェン投与を続けた患者に比べがん再発リスクを抑えるとのデータがLancet Oncologyに掲載された。このデータは、3つの国際的試験2,3,4のメタアナリシスによるもので、閉経後ホルモン感受性乳がん患者ではタモキシフェンからアナストロゾールへの切り替えで再発をほぼ半数に抑えることが報告された。また、治療においては延命が最終目的であることは明白だが、その点においても切り替え治療によって死亡リスクをおよそ2/3に減少させることが示唆された。
http://www.astrazeneca.co.jp/

イレッサに係る薬剤疫学的試験であるコホート内「CCS」の結果を発表(2006/9/27)
 アストラゼネカは、本日イレッサに係る薬剤疫学的試験であるコホート内ケース・コントロール・スタディ(Case Control Study、以下CCS)の結果を発表した。本試験は、進行非小細胞肺がん(non-small cell lung cancer、以下NSCLC)患者の治療12週間の急性肺障害・間質性肺炎(Interstitial lung disease、以下ILD)の累積発症率および化学療法剤と比較した場合のイレッサの相対的なリスク、さらにILD発症危険因子を検討する日本初の試験。イレッサ治療又は化学療法を受けた3000人以上の進行NSCLC患者を12週間にわたって追跡したところ、化学療法に比べイレッサ治療はILD発症リスクが高いことが示されたが、イレッサ治療患者におけるILD発症率は、市販後調査「イレッサ錠250 プロスペクティブ調査(特別調査)」の結果よりも低いものだった。また、治療の別にかかわらず、全身状態不良などのいくつかの因子がILD発症に関与しており、これらのILD発症危険因子は、いずれも化学療法剤においても同様に危険因子であることがわかった。
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高コレステロール血症治療薬「クレストール錠」 - 使用成績調査の中間解析結果を当局に提出 -(2006/8/7)
 アストラゼネカおよび塩野義製薬は、共同販売中の高コレステロール血症治療薬「クレストール錠」について、2005年4月の発売以降実施してきた使用成績調査の中間解析を行った。日本人での安全性が海外での本剤の安全性データと同程度との結果が確認され、医薬品医療機器総合機構に報告した。
 クレストールは、承認時に日本人を含む1万例以上の海外臨床試験データを基に安全性が評価されており、さらに海外での市販後の安全性データも含めて、本剤の安全性が現在発売されている他のスタチン剤と同様であることが確認されている。
 しかし、日本人での症例数が限られたものだったため、両社は日本人での安全性の確認を考え、日本で初めてのICH E2Eガイドラインに基づく予測予防型の安全性監視計画を策定し、実施した。
 今回、3,500例を越える中間解析から、日本人での安全性プロファイルが確認され、また、前治療薬の有無にかかわらず優れたLDL-コレステロール低下作用が確認された。
 両社は引き続き安全性に配慮していくため、本剤の安全性監視計画を改訂し、継続して安全性をフォローする。
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変遷期‐アリミデックスなどアロマターゼ阻害剤、タモキシフェンに対する優位性を確認(2006/8/1)
国際乳がん専門家委員会が承認:「奏効的術後補助療法で早期乳がんは治療可能に」
 乳がんホルモン療法の標準治療とされてきたタモキシフェン5年投与が、ホルモン感受性のある閉経後早期乳がん患者にとって最良の治療法ではなくなったと主要な乳がん専門医らが発表した。この見解は、同日発行のCurrent Medical Research and Opinionに掲載されており、医師に対し再発の防止や最終的には死亡率低下実現のため、アリミデックス(TM)(アナストロゾール)などのアロマターゼ阻害剤(AI)の処方を勧めている。欧州、米国、オーストラリア、中国、ブラジルからの主要な乳がん臨床医24名をメンバーに含むInternational Aromatase Inhibitor Expert Panel(国際アロマターゼ阻害剤専門家委員会)は、奏効的術後療法により、早期乳がんは治癒する可能性があること、また、アナストロゾールなどAIを第一選択の治療法として処方すべきことを合意した。
ATAC 試験
‘Arimidex’,Tamoxifen,Alone or in Combination
この数年間、ホルモン受容体陽性の閉経後早期乳がん患者に対する術後補助療法としての、タモキシフェンとAIを比較する有効性および安全性プロファイルに関する多くの試験が公表されてきた。最近では、術後早期からの補助療法、Switch(スイッチ)・Sequential(逐次投与法)、およびExtended Adjuvan 療法としてのタモキシフェンとAIを比較検討した試験に議論が集中している。
 2005年12月、米国、英国、フランス、ドイツ、スペイン、イタリア、オーストラリア、ベルギー、スウェーデン、中国、ブラジルの乳がん専門医24名が会合し、最適な補助内分泌療法としてタモキシフェンを試してきた閉経後女性を対象に、タモキシフェンと第3世代AIについて検討した最近の主要な試験の有効性と安全性データを評価した。ATAC2、BIG 1-983、MA.174、IES5、ITA6、ABCSG Trial 87 およびARNO 957試験から得たデータは、これらのデータが現行の診療に与える影響についての合理的な解釈を与え、さらなる検討を要する領域を浮き彫りにするものと思われた。
http://www.cmrojournal.com/
http://oncology.thelancet.com