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極東製薬工業(株)

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世界に先駆けた極限微生物探索ツール製品化と環境にやさしい新コンセプトの微生物検出システムの開発に着手しました(2009/4/1)
臨床検査試薬の製造販売を行う極東製薬工業株式会社(東京都中央区・代表取締役 菊地博)は独立行政法人海洋研究開発機構(神奈川県横須賀市、以下、海洋機構)と共同で、世界に先駆けた極限微生物探索ツールの製品化とセルロースマテリアルを用いた新コンセプトの微生物培養システムの開発に着手しました。
海洋機構極限環境生物圏研究センター出口茂グループリーダーらのチームは、「ナノテク
ノロジーを用いた有用生物資源探索」のコンセプトのもと、ナノファイバー化したセルロースを用い、これを培地として仕立てることで、未開の極限環境に生息する有用微生物の生態調査を行っています。これまでの調査で、世界に先駆けて深海からセルロース分解を促進する未知の微生物を多数分離することに成功しております。
セルロース分解能を有する極限環境微生物を利用し、この微生物が有する分解酵素を特定
し量産化できれば、新たなバイオ燃料の増産手法確立やバイオプラスチック生産の技術開発が加速される可能性があります。
従来、バイオ燃料生産はデンプンや糖を多く含み分解しやすいトウモロコシ、サトウキビ
を利用するケースが一般的です。しかし、燃料生産は食料との競合を避ける必要があり、非食用原料の開発が求められております。その解決策の一つとして、自然界から新しい有用微生物を取得し、それらの力を利用して非食用原料からバイオ燃料を生産する技術開発が、近年、各国の研究機関や企業において活発に行われております。
今回、海洋機構で開発された極限微生物探索ツールを用いることにより、微生物応用によ
る非食用原料からのバイオ燃料開発を加速することが可能となります。極東製薬工業では、
このツールの産業レベルでの量産化、製品化を行い、また、両者における共同研究体制の下、より有用な極限微生物探索ツール開発を推進してまいります。
他方、極東製薬工業では微生物の臨床検査向け生培地の開発、製造、販売を手がけており
ます。現在、弊社の高萩工場における生培地の年間生産能力は2200 万枚と国内第二位、世界的にも有数の能力を有しております。また、微生物検査で培ったノウハウを駆使し、従来の感染症関連を中心とした臨床検査をはじめ、今後はゲノム解析周辺技術を含む新規技術による臨床検査、食品や環境の検査、並びに再生医療など細胞工学分野の応用技術を駆使した検査技術の開発強化を図る方針です。既に、極東製薬では昨年度より先端医療技術開発チームの設置をはじめ、革新的な製品開発や応用研究に対応する新体制を構築しております。
従来、弊社は微生物分野において、「微生物を検出する」ことを目的として、この分野向
けの臨床検査用製品の開発と販売を手がけてまいりましたが、今後は微生物の産業利用支援を目的とした、微生物産業応用支援のためのツール開発に着手いたします。
加えて、今回のナノファイバー化セルロースのような新しい素材を用いた臨床検査ツール
の開発にも取り組んでまいります。特に、世界的な環境保護が機運となっている状況を勘案し、材料科学分野の強化による環境適応型の新しいコンセプトの微生物培養システムの開発など、革新的な技術開発と製品販売に取り組み、国内外における様々な研究機関や企業とのアライアンス等を構築しながら、事業分野の拡大を図ってまいります。
http://www.kyokutoseiyaku.co.jp/products/news/pdf/press_release.pdf