行政や会社のニュース

全業種
行政機関・関連団体
安全情報
医療人・資格など
医療情報・業界団体
大学病院・国立病院
病院・医療法人
保険薬局・DgS
大学・教育機関
研究所・研究機関
創薬・開発ベンチャー
外資系製薬企業など
製薬業界・製薬専業
兼業・中堅・一般薬
バイオ・試薬・機器
CRO、支援、分析
医薬卸・流通・商社
その他
企業・病院の取材記事
国家試験合格実績
各薬学部の就職実績

シスメックス(株)

シスメックス(株)のホームページへ
片倉工業株式会社の生物科学研究所の譲受について(2011/2/24)
~カイコで生産するタンパク質を用いた診断薬製品の開発・生産技術力の強化~

 シスメックス株式会社(本社:神戸市、代表取締役社長:家次 恒 以下「シスメックス」)は、片倉工業株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:竹内 彰雄、以下「片倉工業」)の生物科学研究所(松本分室を除く)を譲受することに合意いたしました。片倉工業の生物科学研究所では、診断薬の原料となるタンパク質を、カイコを用いた遺伝子組換え技術により生産しており、当社でも2009年3月より活用を図ってきました。
  今回の譲受により、シスメックスでは、2011年4月1日から遺伝子組換えタンパク質を用いた免疫、生化学、血液凝固検査をはじめとするノンヘマトロジー分野およびライフサイエンス領域での診断薬製品の開発・生産技術力をさらに強化していきます。

  臨床検査は、病気の診断や治療方針の決定、病気の経過観察などにおいて重要な役割を果たしてきました。近年では、従来の検査方法に加え、遺伝子診断など新しい検査技術が生み出され、病気の予防や早期発見、早期治療に向けて、検査機器・診断薬の開発が進められています。
  一方で、動物(哺乳類)由来の原料を使用する一部の診断薬製品は、新興国の台頭にともない使用量増加や動物での感染症の流行で原料調達に影響を受けるなど、製品のさらなる安定供給が求められています。

  シスメックスは、製品のさらなる安定供給および品質安定のため、動物由来の原料に依存しない診断薬の開発とともに医療的価値の向上を目指してタンパク質を設計・量産する技術の強化を進めてきました。
2000年から原料開発にも注力し、開発体制を整備し、遺伝子組換え技術やモノクローナル抗体生産技術を強化し、診断薬製品への活用を図ってきました。

  一方、片倉工業の生物科学研究所では、同社が長年培ってきたカイコの飼育技術をバイオ事業に応用し、短期間で高効率にタンパク質を産み出すカイコ発現系に着目し、タンパク質受託生産サービスの展開を進め、技術力の強化を図ってきました。

  このたび両社は、シスメックスが培ってきた診断薬製品の開発・生産技術と、片倉工業のカイコを用いたタンパク質の生産技術を組み合わせることで、相互技術のシナジー効果により、さらに医療に貢献できるものと考え、今回の合意に到りました。また、これまでに片倉工業が受託してきたタンパク質生産サービスも同様に継続します。

  今後シスメックスは、免疫、生化学、血液凝固検査をはじめとするノンヘマトロジー分野およびライフサイエンス領域での診断薬製品の開発・生産技術力をさらに強化し、医療へのさらなる貢献を目指していきます。
http://www.sysmex.co.jp/news/press/2011/110224b.html

大腸がんリンパ節転移検査を世界で初めて自動化 ~OSNA法を乳がんに加えて大腸がんへ適用拡大~(2010/12/27)
 シスメックス株式会社(本社:神戸市、代表取締役社長:家次 恒)はこのたび、当社が開発したOSNA法※1 検査試薬「リノアンプBC」において、乳がんに加えて大腸がんへ適用拡大することに成功し、厚生労働省より12月17日付けで製造販売承認を取得しました。本検査試薬と専用の自動分析装置により行える大腸がんリンパ節転移検査は、2008年に承認を得た乳がんリンパ節転移検査に続き、国内初のリンパ節転移検査の自動化となります。

がんの罹患率は年々上昇しており、現在ではがんによる死亡が国内総死亡数の30%以上を占めています。その中でも大腸がんは、肺がん・胃がんと並んで罹患率が高いがんです。

 現在、大腸がんリンパ節転移診断は、術後に病理医が、手術で摘出された12個以上のリンパ節の切片を用いて病理標本を作製し、顕微鏡によりがん細胞の有無を確認し、転移の判定を行っています。判定結果により、術後の治療法が決定されますが、多くのリンパ節を詳細に検査することは、病理医の負担となっています。

 当社が開発したOSNA法によるリンパ節転移迅速検査システム※2 を用いることで、大腸癌規約(大腸癌研究会)が推奨している方法※3 と同等の精度の検査を簡便に行うことが可能になります。また、検査を自動化することにより、従来よりも短時間で精度の高い検査結果を得ることができ、客観的かつ適切な術後の治療方針の決定に貢献し、病理医の負担軽減と大腸がんの術後治療の均てん化※4 に寄与することが期待されます。
 この大腸がんリンパ節転移検査は、2008年より販売している乳がんリンパ節転移検査システムと同じ装置と試薬を用いて実施することが可能です。

 当社は今後も、リンパ節転移迅速検査システムの市場拡大を図り、リンパ節転移診断の均てん化を推進していくとともに、OSNA法を胃がんなどの他がん種のリンパ節転移検査にも活用できるよう研究開発に取り組んでいきます。

※1 当社が開発した直接遺伝子増幅法(One-Step Nucleic Acid Amplification)。1個のリンパ節へのがん転移の有無を約30分で判定できる
※2 このたび製造販売承認を受けた「遺伝子増幅検出試薬 リノアンプBC」と専用自動分析装置「遺伝子増幅検出装置 RD-100i」とで構成される検査システム
※3 取り出したリンパ節を2mm間隔で分割し、転移の判定を行う方法
※4 全国どこでもがんの標準的な専門医療が受けられるように医療技術などの格差の是正を図ること
http://www.sysmex.co.jp/news/press/2010/101227.html

セガミメディクス株式会社とシスメックス株式会社が、 ドラッグストア店舗での健康支援サービスを開始(2009/10/27)
シスメックス株式会社(本社:神戸市、代表取締役社長:家次 恒、以下「シスメックス」)は、株式会社ココカラファインホールディングスの子会社であるセガミメディクス株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:瀬上 修、以下「セガミ」)のドラッグストア店舗へセガミ向けに改良した健康管理支援サービス「タッチで続ける健康日誌」を設置し、健康支援サービスを開始いたします。
まずはセガミ3 店舗でサービスを開始し、年度内に関東から九州へ全国展開を図ります。将来的にはセガミだけでなく、ココカラファイングループを含めた店舗への拡大を視野に入れて検討してまいります。

シスメックスの「タッチで続ける健康日誌」は、個人でできる健康チェックのためのサービスです。
セガミでは、今回サービスを開始する3 店舗で、システムの店舗設置だけでなく、定期的に健康相談会を行い、実際にシステムをお客様にご利用いただき、お客様のコメント収集や検査結果を使用したカウンセリングの応対方法などの検討を行ってきました。検証期間中にお客様から多数の感謝の言葉をいただくなど、評価を得ることができ、このたび本格導入を行い、サービスを開始することになりました。
セガミは、健康支援サービスの開始にともない、健康指導ができる人材育成を強化しお客様へのカウンセリングをより一層充実させ、「人々のココロとカラダの健康を追求し地域社会に貢献する企業」を目指します。地域のお客様は、「タッチで続ける健康日誌」により、ドラッグストア店舗で気軽に健康チェックを行っていただくことができ、結果で気になることがあれば、店舗にいる薬剤師など専門販売員により専門的なアドバイスを受けていただくことが可能となります。
今年度中には関東から九州へのエリア拡大を図り、また今後は、ココカラファイングループ店舗への拡大も視野にいれ、順次導入店舗の拡大を検討し、より広い地域の人々の健康促進に繋げていきたいと考えております。
http://www.segami.co.jp/corporate/ir/pdf/20091027.pdf

セガミメディクス株式会社とシスメックス株式会社による 新たな健康支援サービスの協働に関するお知らせ(2009/8/10)
株式会社ココカラファイン ホールディングス(以下「ココカラファイン」という。)の子会社であるセガミメディクス株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:瀬上修、以下「セガミ」という。)とシスメックス株式会社(以下「シスメックス」という。)は、セガミが行う新たな健康支援サービスにおいて、協働を開始することになりましたのでお知らせいたします。

1. 協働の理由
ココカラファインは、関東・甲信越、東海、関西、中四国、九州・沖縄において652店舗(7月末時点)のドラッグストア及び調剤薬局を展開しております。「人々のココロとカラダの健康を追求し、地域社会に貢献する」ことを企業理念に掲げ、専門性重視の姿勢でサービスの「質」を高め、他社との差異化を図っております。健康診断・検診等に関する事業に関しましては、セガミが平成19 年10 月よりPET/CT検査の紹介業務を、自店の一般顧客に対して開始したのを皮切りに、現在ココカラファイングループ(セガミ・株式会社セイジョー)及び提携先ドラッグストアチェーンも含め、約800 拠点に拡大しております。
シスメックスは、世界150 カ国以上の病院や検査センターに、健康診断や病院で行われる血液や尿などの検査に必要な機器・試薬・検査情報システムおよびサービス&サポートをお届けしています。また主力の検体検査分野で培ってきた技術を応用し、病気の予防やがんの早期発見などライフサイエンス分野やヘルスケア分野へも注力しています。国内では、このノウハウを活かした健康支援サービスを推進しております。
セガミとシスメックスは、セガミの専門性の高いカウンセリング能力や広い店舗網、シスメックスの検査技術や運用ノウハウを活用し、ドラッグストア店舗を利用した新たな健康ビジネスの創造を目指してまいります。またココカラファイングループ店舗への拡大も視野に入れ、より広い地域の人々の健康促進に繋げていきたいと考えております。

2. 協働の内容
シスメックスは、生活習慣や栄養バランスなどの設問への回答と、血圧・脈波・体脂肪やヘモグロビン推定値などの測定結果から、お客様の健康状態を分析し、健康情報を提供するサービスを構築しております。セガミ向けに改良した当健康支援システムをドラッグストア店舗に導入し、店舗でのカウンセリングを活かして、お客様に新たな健康サービスを提供してまいります。
http://www.cocokarafine.co.jp/ir/press/images/pdf/20090810.pdf

血液中に遊離した生きたがん細胞を高感度に検出する技術を確立 ~がんの治療法の選択につながる診断技術として実用化を目指す~(2009/1/21)
 シスメックス株式会社(本社:神戸市、代表取締役社長:家次 恒)は、オンコリスバイオファーマ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:浦田泰生、以下オンコリス社)と共同で、がん細胞内で増殖するウイルス(テロメスキャン®)を用い、血液中に遊離したごくわずかな生きたがん細胞(血中循環がん細胞)を発光させ高感度に検出する技術を開発しました。
  血中循環がん細胞は転移に関係すると言われており、これを高感度に検出する本技術は、治療の選択や治療効果のモニタリングにつながる新しい診断技術となることが期待されます。
 今後は、乳がんを対象に本技術の事業化へ向けてオンコリス社とともに研究開発を進めます。




 がんが転移すると患者さんの予後が非常に悪くなることから、適切な治療法を選択するためには転移の可能性を早期に判断することが大切です。
 既存の転移検査として、血清腫瘍マーカー検査やCTスキャンなどの画像診断が行われます。これらの手法は、がん細胞由来のタンパク質量によってがんの有無を判断したり、転移巣の大きさを調べる手法であるため、転移巣が一定のサイズ以上でないと検出できず、転移の可能性を早期に判断するのは困難です。

 現在、がんの転移には原発巣のがん組織から血液中に遊離したがん細胞が大きく関与していると言われています。そこで当社はオンコリス社と共同で研究開発を進め、生きたがん細胞内で増殖するウィルス(テロメスキャン®)を使用して、血中に存在するがん細胞を発光させて高感度に検出する技術を確立いたしました。本技術を用いて、乳がん患者さんより採取した(末梢)血液中の生きたがん細胞を検出できることを確認しています。

 当社が開発した技術は、血液中に遊離してきた生きたがん細胞自体を高感度に検出できることから、がん転移の可能性を今まで以上に早期に正確に予測できる診断法につながるものと考えられます。本技術は、早期がん患者さんや進行がん患者さんへの適切な治療法の選択に役立つとともに、治療後の定期的モニタリングに使用することにより治療効果の判断にも役立つことが期待されます。
http://www.sysmex.co.jp/news/press/2009/090121.html

カンタクローム社製粉体計測装置の販売・サービスを開始 ~粉体の基本物性評価の全測定項目についてソリューション提案が可能に~(2009/1/15)
 シスメックス株式会社(本社:神戸市、代表取締役社長:家次 恒)は、粉体計測分野のパイオニアであるカンタクローム社(Quantachrome Instruments、本社:米国)と日本国内での総代理店契約を締結し、1月16日より国内で同社の比表面積・細孔分析計測用製品の販売・サービスを開始します。
 これにより粉体計測分野で求められる基本物性評価※に関する全ての測定項目について、当社の既存技術と品揃えで対応することができ、お客様の多様な課題に対しこれまで以上に充実したソリューションの提供が可能となります。

 粉体計測とは、粉体の個々の粒子の形・大きさ・表面積や、集合体としての粒度分布・流動性・密度を測定することです。メーカーや大学など研究機関が医薬品の混ざりやすさや溶けやすさ、化粧品のファンデーションや口紅の広がりやすさ・光沢、トナーの付着性や発色など、粉体を使った製品の評価等を目的に実施しています。

 当社は検体検査領域で培った計測・分析技術を工業分野に応用し、粉体計測用製品の開発・製造・販売・サービスおよび受託測定を行ってきました。また1998年より粒子物性評価装置でグローバルトップ企業である英国マルバーン社とアライアンス契約を締結し、国内で独占販売を行っています。
 このたびの契約により、当社はカンタクローム社製品を扱う国内総代理店として、販売・サービスを開始します。当社の品揃えにカンタクローム社の比表面積・細孔分布測定用製品を追加することで、粉体計測の基礎となる基本物性評価の全項目の測定が可能となり、お客様へ幅広いソリューションと分析データのご提供が可能となります。
 今後は、販売・サービス活動体制の強化を図るとともに、当社コア技術の工業分野への応用を進め、自社製品を中心とした粉体計測ニーズに対するポートフォリオの拡充を行い、事業の拡大を行ってまいります。

※粉体の基本物性評価:形状、粒子径、付着性・凝集性、充填性・流動性、比表面積・細孔分布、密度などを指標に用いた粉体の機能性評価。

【カンタクローム社について】
米国フロリダ州に本社をおくカンタクローム社は、多孔質材料や粉体の基本物性評価のための計測装置のトップメーカーで、比表面積・細孔分布計測では世界のパイオニアです。詳しくはカンタクローム社ホームページ(http://www.quantachrome.com/)をご覧ください。
http://www.sysmex.co.jp/news/press/2009/090115.html