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  薬系トピックス
 

2015の採用(内定)状況は? (14/10/21)

2015採用を製薬企業の人事担当者の皆さんに伺うと、順調ではなかったようです。採用規模が大きかった会社は採用基準を下げたのではないかとささやかれるほどでした。
その原因は、阿部首相が経済界に働きかけた「採用増」。
日銀が行った「2%の物価安定の目標」と「量的・質的金融緩和」、円安誘導などにより一定のアベノミクス効果がありました。そこで産業界も採用増に踏み切ったのです。

2014年10月20日の日本経済新聞朝刊に「2015年度採用状況調査」が掲載されました。
主要企業の内定状況を示すものです。代表的な業種は以下のとおり。
製造業
化 学 前年比2.8%増の2,788名(41社)
医薬品 前年比1.1%減の1,613名(22社)
電 機 前年比8.4%増の9,237名(100社)
非製造業
商 社 前年比1.5%増の3,666名(41社)
銀 行 前年比14.1%増の15,160名(95行)
証 券 前年比6.1%増の2,932名(13社)
保 険 前年比17.5%増の5,563名(15社)

これは何を意味するでしょう。
製薬会社のMR採用は、文系出身者を中心に進められてきました。
文系学生は、総合商社や金融などの企業から内定を受ければ、喜んで就職していきます。文系学部学生が希望する業界の採用枠が拡大して、製薬企業をめざす学生が減少したのです。それでは薬学部学生を採用しようと製薬会社は動いたものの、頼みの薬学部生のエントリーは思いのほか伸びなかったのです。

薬学部生からMRの仕事をみると、高収入や将来性、やり甲斐などよりも「MRは営業職」「営業職は自分に向いていない」「MRは文系でもなれる」「仕事がきつい」「業界全体が新薬不足」「勤務地(全国勤務)」などのイメージが先行するようです。実務実習で医療関係者の立場からMRの活動をみたイメージもあるのでしょう。
製薬各社が信頼性、安全性保証などを重視しており、MRという仕事もこれから大きく変貌していきます。MRは様々な経験ができる仕事でもあります。薬学出身者が重視される仕事になるかもしれません。
病院関係者の話では、MRから病院の薬剤部長になった人がいるといいますから、MRで豊富な経験を積んだうえで薬剤師職に転職してもいいかもしれませんね。

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