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  薬系トピックス
 

薬剤師飽和に関するその後のデータ (11/2/7)

 薬剤師飽和について説明されるとき、厚生労働省が作成した「薬剤師受給の将来に関する検討委員会」の資料が用いられます。
 ここで使用されている総薬剤師数は、平成17年(2005年)「313530」と表記されています。平成17年の段階で31万人以上の薬剤師がいることになっているのです。
 厚生労働省が2年に1回調査する「医師・歯科医師・薬剤師調査」の、平成18年データでは薬剤師の総数を「25万2533人」、また平成16年データでは「24万1369人」としています。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/ishi/06/kekka3-1.html
 薬局と病院、大学の各従事者の数字は近いデータになっています。しかし31万3530人とした根拠がわかりません。
 上のデータは、医師・歯科医師・薬剤師調査から薬剤師総数を出し、薬剤師国家試験の合格者との誤差から、亡くなるなどして薬剤師資格を失った方の数字を出したものです。1年間で2200人から3400人の薬剤師さんがリタイヤしているようです。
 平成22年に5年次に進級(共用試験合格者)したのは9338名。国試の合格率を85%とすると7900名の合格者がでます。団塊世代の減少を計算に入れず、単純に毎年3000人の薬剤師さんがリタイするとしたら約5000人づつ毎年薬剤師が増えていきます。
 それでも「薬剤師受給の将来に関する検討委員会」の資料に見られるような数字にはなりません。50歳代、60歳代、70歳以上の各世代は急速に薬剤師数が減少しますので、団塊世代がリタイヤし始めると余剰感はなくなっていくと考えられます。

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