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  薬系トピックス
 

調剤薬局とドラッグストアの薬剤師。どっちが得だろう (11/1/4)

 実務実習は、病院・薬局とも概ね好評といいます。
 多くの人が薬剤師の職場を体験して、薬剤師職に興味をもったのではないでしょうか。薬局業務に力を入れているドラッグストアも実習生を受け入れており、そのような会社への理解も深まっているようです。
 一方、物販を主力とするドラッグストアは採用活動で苦戦しているといいます。
 しかし、それは新卒採用に限られるかも知れません。
 薬剤師飽和の可能性は低くなりましたが、都心部の薬剤師の需給状況となると少しニュアンスが違っています。
 たとえば出産後の職場復帰を考える薬剤師さんがいるとします。自分の都合に合わせて働きたいという薬剤師さんは多く、午後2時、3時までのパートをしたいという薬剤師さんが多いようです。希望者が多いということは供給過剰の状態になり、調剤薬局やドラッグストアのパートに対する採用意欲は高くありません。
 調剤薬局やドラッグストア上位企業は、「平日のパートはいらない。土曜・日曜・休日に働いてくれる新卒の正社員が欲しい」というのが本音ではないでしょうか。資格さえあればいつでも仕事ができるという状況ではなくなってきました。
 「調剤薬局」と「調剤に力を入れるドラッグストア」を比較すると、会社によってはドラッグストアの調剤店の方が処方せん枚数が多い場合があります。資本力はドラッグストアの方があるようで、「駅近」「街中」「家近」など立地に恵まれた店舗展開を実現していることも影響しているでしょう。
 調剤業務に力を入れているドラッグストアでも、ドラッグストアで販売スタッフとして働く可能性があります。「販売スタッフはどうも苦手」という人もいるでしょう。中には「人と接するのが大好き」という人もいます。
 ただし病院であれ、薬局であれ、患者さんとのコミュニケーションが重視されるようになっています。調剤だけしていればいい仕事ではなくなっていることは実習で実感されたと思います。
 さらに収入についても考えてみたいですね。調剤部門とドラッグストア部門が同一給与であれば、将来にわたって昇給が期待できるのはドラッグストアの魅力です。その待遇を物販部門が支えているのでしょう。
 キャリアデザインを描くうえで、どちらが得か駅近」「家近」など立地に恵まれていたり、どちらが将来性があるかを考えても良さそうです。
 これから長く働いていくのに、「どんな職場だったら楽しい毎日を送ることができるか」「やりがいが感じられるか」なども重要な選択のポイントでしょう。

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