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2007年10月
株式会社ダイチク勤務(にいがた調剤薬局 薬局長)   渡部陽子  さん

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渡部 陽子さん
株式会社ダイチク 勤務(にいがた調剤薬局 薬局長)
新潟薬科大学卒業


本当のかかりつけ薬局を目指す

一歩一歩、患者様の信頼を勝ち取り、信頼を維持し続けるための努力

新潟市民病院の移転とあわせにいがた調剤薬局も移転

  11月1日に新潟市民病院とにいがた調剤薬局は、日本海東北自動車道の新潟中央インターに程近い地に移転した。JR新潟駅から車で15分程度のところだ。渡部薬局長に移転について聞いた。
  「新潟市民病院は、新潟大学病院とともに広域から患者様がこられる新潟でも中心的な病院です。病院のシステムが変わり、私たちも対応に勤めています。といっても移転することで患者様が以前と同じように利用していただけるか心配でした。初日は、顔なじみの患者様に多数来ていただき感激しました。患者様との人間的な結びつきはもちろん、ここならちゃんとやってくれるよと紹介された患者様などです。仕事の質は、常に向上させるために努力しなければなりません。信頼を勝ち取るには時間や努力が必要です。目標を達成したと思っても、完成形を保つのは難しいですね。ちょっとでもサインが見えたら対処するのが薬局長の役目です。私たちの会社の薬剤師は優秀ですから、私の求めに的確に応えてくれます。移転して、再スタートとなりましたが、さらに多くの患者様の役に立っていきます」という。

「何かあれば薬局に」といわれる存在になる

  薬局長が目指す調剤薬局を教えてもらおう。
  「処方せんをお持ちになる患者様に、さらに信頼される薬局になりたいと思います。患者様は処方せんと併せてお薬手帳を持ってこられます。しかしお薬手帳だけでは、正確な指導が難しいですね。お薬手帳の場合、記入漏れの心配もあります。たとえば、新潟市民病院の処方せんだけでなく、他の病医院で受けている処方せんも併せて持ってきていただけば、トータルな服薬指導ができます。結果的に患者様のメリットとなるのですから、処方せんを持ってきていただけるような信頼関係を築いていきたいと考えます。患者様は、受診のとき以外は直接先生に質問することが難しいですね。長期投与の患者様が体調を崩したときなど、あの薬局に相談しようと思ってもらえる薬局を目指しています。そのためには、知識を身につける必要があります。先生に相談してくださいでは、患者様の信頼を勝ち取るのは難しいでしょう。さらに勉強が必要ですね」と渡部薬局長はいう。

OTC薬も合わせて指導できる「かかりつけ薬局」

  具体的には、どんな店舗展開を考えているのだろう。
  「まだ私の個人的な考えですがOTC薬に関する知識を身につけることから始めたいと思います。ある患者様が、咳が出たときOTC薬を購入しようと薬店にいかれたそうです。そのとき、甲状腺のお薬を使っているのに、別の薬を使って大丈夫なのかとお考えになったそうです。患者さんにとって判断ができない大切なことですから、お薬の不安にお応えし、アドバイスできるのは薬剤師です。本当のかかりつけ薬局になるには、そのような取り組みが必要と考えます。薬剤師一人ひとりが力をつけて、患者様のためにというモチベーションを持ち続けることが大切です」という。
  本当のかかりつけ薬局の実現しようとする人のなかには、思いを同じくする人が多いのではないだろうか。

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