2018/04/27
言葉にはできるのに文章にできない 就活のための文章作成講座
あなたは、文章作成に自信がありますか。わかりやすく、相手に理解してもらう文章が作成できますか。就活にはエントリーシートの作成や研究概要などの文章作成があり、小論文や作文を課す会社や医療機関もあります。文章作成という課題は避けられません。
数回に分けて、文章作成についてまとめます。
自分が考えていることを頭の中でまとめて言葉にすることは難しいことです。
そして言葉にできても 文章にするのが苦手という人は案外多いのです。
メールやラインで済ましてしまう習慣があり、手紙を書いた経験がない人は文章力が低いのは当然かもしれません。
それは人事の採用担当者も同様で、マネージャークラスでさえ文章力に自信がない人が多いといわれます。
本を読むことが好きな人は語彙力もあり、文章作成能力がある人が多いようです。読書はオススメです。
基本的な文章作成法
文章を書くためのノウハウがあります。文章作成の基本を理解すれば一定レベルの文章を書くことができます。
基本的な文章を書くことができれば、相手の興味を引く、または読んでみたいと思わせる文章になるように工夫すればいいのです。
今回は、文章の構成、作り方を紹介します。
提案型の文書
文章には、いくつかの形があります。就活で提出する文章は、「あなた」について表現するものです。そのため企画書などの提案型文章と共通点があります。ここでは、提案型の文章作成を考えます。
文章の構造を考える
一般的な文章作成は「起承転結」が基本ですが、就活では「結論」を最初に書く方がいいとされます。
起承転結では、長々と読んで最後に結論がくる構成になります。起承転結の文章は、評価に時間がかかるなど評価者のストレスが高くなるからでしょう。
就活ならではの文書構成がわかったところで全体を構成するツリーを作ってみます。
ツリーを作る前に、求められているのは何かを明確にします。テーマが決められていればそのテーマが求めるものは何か、結論は何かを考えるのです。
文書構成の一つである結論が明確になれば、文書の流れを考えることができます。
続きは第二回をご覧ください。